スポンサーリンク 自分で花火大会やろう 2021/8/9 ■帰国後■, 双子子育て, 店オープンからの道 こんにちは、神田です。店で出してるトムヤムクンがひなた屋人気メニュートップ3に入る!?くらいな勢いで人気上昇中。正直美味しいのです。そして何よりも私たちが夕飯でトムヤムクンを食べれるようになったことが幸せ。おわり。 ↓↓↓田舎暮らし&古民家改修&双子子育てyoutube始めました。また美々津の花火大会が中止になりました。去年に続いて2回目です。はぁ…………またかよ…………お店のレジ横に置いてる花火募金も、もう2年分貯まってます。 美々津の花火ってそんな大規模なものじゃないんですよ。港の岸壁から見るんですけど、人の数はまばら。どこからでも自由に見られます。ホントに小さな小さな、密とは無縁のもの。大混雑で身動きとれないみたいな都会の花火とはワケが違います。でも中止。もしこれでコロナが出たら責任とれないから。日向や近隣の花火大会も軒並み中止です。その中でウチだけがやることはできないっていう右にならえのやつですよ。そんな密なる?あんなガラガラの花火大会で?ていうか同じ時期に日向市のイベントホールでコンサートやりますよね?そんな屋内にたくさん人集めるイベントはやるのに野外の花火を中止する意味わからんやん。結局は今やって万が一コロナが出たら誰が責任とるんだってことですよ。そんなん言ってたらずっとなんもできませんよ。はぁ…………責任とってーというわけで自分で花火あげてやろうかなって考えました。僕の仲間たちでお金集めて、小規模でいいから花火を打ち上げる。調べてみたら15万円くらいで素人でもあげられる花火があるみたい。花火師さんもいらず、消防とかにも許可申請しなくていいやつ。おお、それでいいじゃん。それでいこうそれでいこう。値段交渉とか色々なことを教えてもらいに日向の銃砲店に行ったり町の先輩たちに相談したりして、着々と構想を膨らませる。うんうん、2分くらいでいいんだよ。2分くらいの規模で。とにかく町の子供たちに花火を見せてあげたい。先祖の供養の意味も含めて、町への感謝も込めて。そしてkokageの入居者さんや、こっちに遊びにきている移住希望者たちに、美々津って楽しい町なんですよっていう印象を持ってもらいたい。そのためにも花火をあげたい。本来の花火は中止になった。そこで俺が花火をあげたら町の役員さんたちにムカつかれるんじゃないか。せっかくコロナの蔓延を避けるために中止にしたのに何してくれてんだこの若造!ってことにならないか。おうおう、俺たちが中止したのに不満だから代わりにやったってわけかい、嫌味か?みたいに。ではどうすれば角がたたないか。いつもの花火大会ではないということを強調するために、打ち上げ場所と日時をズラせばいいんじゃないか。いつもはお盆に行われるけど、それを小学校の夏休みの最終日あたりにもっていく。打ち上げ場所も港から離れたところにズラせば、まったく別物ですっていうことで、中止を決定した町の役員さんたちにケンカを売る形にはならないはず。あくまで自分たちで、仲間内で、個人的に、ちょっと大きめの花火を楽しむだけっていうスタンス。それで子供たちに見せてあげたい。よおおおおおおおおおおし!!!!!楽しくなってきたぜえええええええええ!!!!!コロナ!?うるせえコロナのバカ!!!夏の夜空にゲリラ花火ぶち上げてやる!!!!!うきいいいいいいいいいいいい!!!!花火ウヒョオオオオオオオオオオ!!!!!あぱああああああああああああああああ!!!!!そんな思いで町の信頼できる先輩たちに相談したんですよ。そしたら、いつもは勢いでヤレヤレー!!やってしまえー!!っていう豪快な先輩たちの口が重い。花火は音がするからなぁ。騒音問題になる。爆発音かと思って消防に通報する人がいるかもしれん。煙もある。洗濯物に臭いがついた。消防には出てもらわにゃいかんし謝礼も払わにゃいかん。港湾に許可を取らんといかん。町の花火反対派に根回しせんといかん。どんなに日時や場所をズラしても役員への嫌味には必ずなる。でも文武君がやるなら協力するから。もう出るわ出るわ。いつもは焼酎飲んでウッヒョーイ!って陽気に冗談ばっかり言ってるおじさんたちなのに、めっちゃ冷静。町のことに関してはめっちゃ慎重。そう、彼らは知ってるんだよなぁ。コミュニティの中で何かしようとしたら必ず反対派が出て阻止されること。後々モメて遺恨が残ったりすること。人の中で人が暮らすには、ものすごく慎重に空気を読んで、配慮して、あらゆる可能性を考えないといけない。自分たちや自分に近い人だけじゃなく、色んなタイプの人間たちみんなの立場に立って物事を考えないといけないのがコミュニティで生きるということ。お店をやってる俺らならなおさら考えないとダメ。だからって、町が一丸にならなければ物事を進められないのかって言ったら、そんなのは不可能なこと。絶対嫌がる人いるもん。根性で説得して、取り込んで、仲間にするのが手っ取り早い。でもそんなのめっちゃ時間かかる。さぁ花火どうしよう。コロナだから人は集めたらいけない。だから日時の告知はしてはいけない。でも音や煙が出ますっていう通知はしといたほうがいいから、日時をボカして回覧板まわしたほうがいい。役員への挨拶はどうするか。筋通すためにどこまですればいいか。えーっと…………キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!はい、断念しました。想像以上に困難すぎるしリスク高すぎる。8割が喜んでくれても2割が敵になるかもしれないことをリスクおかして金使って無理してやるべきなのか?いや、今じゃないよなぁ…………きっと…………こんな感じで色んなイベントを諦めた若いやつってのが日本中の自治体にいっぱいいるんだろうな…………みんなもやもやしてるわ…………俺はまだまだ若造、まだまだ新参。町のためにできることをやりたい。でも町の迷惑になるかもしれないってとこを常にちゃんと考えないといけない。コミュニティの中で生きるには人間力が試されるわ。でも、なにもしないで波風たてずにっていう、ことなかれの人間には絶対ならんようにしなきゃ。素敵な出会いは行動の先にしかない。今回は諦めたけどまた必ずポジティブな行動を起こしていこう。↓↓↓田舎暮らし&古民家改修&双子子育てyoutube始めました。