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家あげるって言われてモメた話。前編

こんにちは、神田です。



私の中で、宮崎って晴れのイメージなんですけど、誰かが宮崎は雨が多いのよーって
言ってました。


今の時期はもちろん雨が多くて、むしむしします。

私、家事の中でも洗濯って好きなんです。干す行為。
キレイ晴れた日に、洗い立てのいい匂いの洗濯干すって相当気持ちいい!!!

でも最近はほんとに雨続きなので、室内干しをするしかない・・・。

ただでさえムワッとしてる室内。
洗濯物を干して、扇風機をかけっぱなしにしても、乾くまでには相当時間かかります。
で、やっと乾いたと思ったのにあの生臭いにおい・・・。
ショックです。

室内干し用の洗剤使っても我が家では効果を発揮してくれないんですけど、なんで。

誰か教えてーーーーーーー。



おわり。





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いやぁ…………














やっちまいましたよ皆さん…………













まだやるか?ってなりますよ。


こんなに色々やってんのに。





いやでもね、やっぱり難しいです。


結局は人と人とのやり取り。


機械とやってるわけじゃないし、ビジネスでやってるわけでもない。



そうなると人間関係ってのは難しいもんです。


















ここ最近また物件を片付けてる写真をアップしてたじゃないですか。


こういうの。





ことの発端は町のおじさんが家いらんか?って声をかけてくれたことでした。


おお、そりゃあ欲しいですよと見に行ってみると、美々津らしい古民家の家ではないんだけど、昭和の感じの古い一軒家。




うん、これをタダでくれるの?


マジで?



そんな感じで家ってあげたりするもんなの!?って田舎すげぇなってなるわけじゃないですか。


確かに田舎ってそんなとこですよ、キチンとご近所と良い関係を作っていたらそんな話ももらえます。













しかしひとつ条件があるとのこと。



家の裏手に回ってみると、そこには大きな土蔵が建っていました。


もうボロボロで、だいぶ傾いて、土壁も崩れ落ちてる。



こいつを解体するのが家を譲る条件ってことでした。





どうやらこの蔵がボロすぎて隣の家に倒れかかってしまっていて、いつ崩れるかわからない。


次の台風で倒れてしまうんじゃないか。


そういう心配があるので解体業者さんに解体の見積もりをしてもらったところ、250万もかかると言われ、どうせもう長いこと空き家になってて今後住む予定もない家にそんな大金をかけたくないので、それなら誰か引き受けてくれる人はいないか、ということで僕に白羽の矢が立ったわけですね。



文武君ならなんでもできるから上手いことやるやろー、って笑う近所のおじちゃん。





なるほどー…………


この蔵を崩さなきゃいけないわけね…………








もちろん250万なんて大金、コロナで瀕死の状態になってる今の僕らにはありません。


だったら根性で自力で壊すしかない。


瓦を落とし、屋根板を外し、土壁をぶっ壊し、梁を一本ずつ取り、柱を少しずつ切り下げていく。


家の解体なんてやったことないけど、多分、多分やれるはず。



そのためにはまず蔵の中に眠っている大量の古いものを引っ張り出さないといけない。


ジャングルと化した庭の木々を伐採しないといけない。


長年に渡って放置して恐ろしいことになってる庭の片付けをしないといけない。






見た感じ、相当白アリも入ってる。


物が多すぎるのでゴミ捨ても何回走らないといけないだろ。





でも、家の中はまぁまぁ綺麗。


住もうと思えばほんの少しの手入れでなんとかなるレベル。こだわらなければ。


庭も全部片付ければ相当広くなる。





そしてなにより、美々津の古民家を再生するチャンスを向こうから持ってきてくれたことがデカい。


空き家のことだったら彼に言えばいい、金丸君なら上手いことやってくれるはず、というイメージが多少なり町の人たちに浸透してきてるということ。


もしこれでしっかりこの空き家をリフォームし、賃貸なりお店なりに活用して美々津の人口を増やすことができたら、それは実績となって次の「金丸君家いらない?」に繋がる。








空き家ってのはほとんどの場合、


「もう住まない家に毎年固定資産税を払ってるのがバカらしい、ボロくなって瓦が落ちて台風で物が飛んで近所に迷惑をかけるかもしれない。早くどうにかしたいけど面倒。」


という重荷の状態です。




それを引き受けて、地域のために活用できたら、家主さんもハッピー、こっちもビジネスになってハッピー、自治体も人口増えてハッピー、



空き家の活用って良いことしかないわけですよ。




じゃあさっさと次の世代に譲っていけばいいじゃん?って話なんですよね。




そう、簡単なことなんです。


でもこれが実は簡単じゃない。













空き家ってのは多くの場合が、相続をしないまま放置された状態になってるんですよね。


つまり今の家主さんたちの亡くなったお父さんとかの名義のままだったりするんです。


これだと厄介。



すでにこの世にいない、亡くなってる人から相続しようと思ったら、自分の従兄弟たちみんなから承諾、ハンコをもらわないといけないそうなんです。


60歳を過ぎたような年代の人たちが従兄弟みんなから承諾なんてとてつもなく大変な作業ですよ。


あの頃って子沢山の時代じゃないですか。


めっちゃいっぱい従兄弟いるわけですよ。



しかもみんな東京とか大阪とか、全国あちこちに散らばってて、何十年も連絡なんて取ってないような人だっているわけです。


それを全部探し出してハンコもらうなんてマジで気が遠くなる。




あー!もうめんどくさいー!もういいやー!!




ってなって放置。


朽ちる。


解体。


更地。


町終わる。






というのが現状なんですね。

美々津にもそんな手のつけられない空き家がたくさんあります。

日本中に、そんな理由で朽ちていってるのを指くわえて見てるだけの古民家がたくさんあります。


貴重な文化財なのに。







じゃあなんか法改正しろったってもうここに関してはどうもなりませんよね。


確かに親族みんなに許可取らないと、オマエ何勝手に相続してんだよってことになりますし。

複雑すぎる。



空き家バンクとか色々国も政策頑張ってるけど、もうちょっとなんかしてくれるといいなって思います。


空き家10年超えた不動産は相続税ナシにするとか、リフォーム2割補助とか、従兄弟探しを役所が手伝ってくれるとか。










そんで今回の僕のケースなんだけど、



家主さんが全国に散らばった従兄弟さんたちに許可を取ってキチンと相続してから僕に譲ってくれるということだそう。


うん、ちゃんとしてる。

それなら問題ない。






さぁ、覚悟決めるか?



やるか?





まぁまぁボロい、古民家でもない家を気合いでリフォームするか?




蔵を自力で壊して庭を整地しないといけないぞ?




ひなた屋があって、kokageがあって、双子の赤ちゃんがいるのにそんな時間があるか?



どう考えても無理じゃない?



そんな時間ないだろ?




















でもやるんだよなぁ。



やるんですよ。


誰かが根性でやらなきゃ町おこしにはならない。


まぁ僕も楽しんでやってるんですけどね。


自己犠牲の感覚なんてもちろんありません。





そしてひなた屋やkokageと違うのは借金をしないでいいところ。


タイムリミットがないので、時間をかけてのんびりリフォームすればいい。




ここをキチンと綺麗にリフォームして賃貸物件にすれば、kokageから本格移住したい人たちの受け皿になる。


完璧な流れ。


もしこれで実績を作って町の人たちが信用してくれて空き家を譲ってもらえたら、バンバンリフォームしてバンバン移住者を受け入れられる。


人口を増やすことが自治体が生き残るための1番大事なポイントです。





よおおおおおおおし!!!!


やるか!!!!













と、熱くなって突っ走ってたのが今までの僕。



いやいや、もう僕はあの頃のバカな僕じゃないですよ。




すでに2件も古民家の売買とリフォームを手がけてるんです。


はっきり言ってこの手に関してはまぁまぁ詳しいです。





建物を譲ってもらう上で大事なことをしっかり確認しておかないといけません。


そう、これ次第で話は大きく変わります。


それは、






すみません!!!!


赤ちゃん泣き出した!!!!


話長くなってきたら続きは次の更新で書きますー!!


ごめんなさい!!









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