シェアハウスに怖い問い合わせ

こんにちは、神田です。



パクチーが大好きなんですけど、私。

なんならパクチーラーメンなら、麺よりもたくさんパクチーいれたいくらい。

でも、パクチーってスーパーとかで買うとちょこーーっとなのに高いんですよ。
全然１食にもならないくらいの量なのに。

そして、植物を枯らすことがすごく得意な私たち夫婦。
育てられないんですよね・・・。

そこで救世主のふみくん母！！！
なんとお店でトムヤムクンを出すようになってから、実家の庭でお母さんが育ててくれる
ことに！！！
そんなお母さんはパクチーが嫌いで、庭がカメムシの臭いになったわぁ。とか言いながらも
たくさん植えてくれています。

それ以来、我が家には常に大量のパクチーが！！！
使いきれないくらいです。
幸せな悩みです。



おわり。

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この前、ウチに変な電話がかかってきました。




「シェアハウスに今日から住みたいんですが。」




シェアハウスのkokageに対してのお問い合わせみたい。


すごくありがたいことです。


しかしなんかちょっと引っかかる。





かかってきた番号は謎の番号。


どうやら公衆電話からかけてきてる。


携帯電話を持っていないとのこと。



さらに今日から住みたい、ってのもおかしい。

いきなりすぎる。








kokageはシェアハウスです。

ゲストハウスではありません。


なのでだいたいの人はある程度、中長期を住む計画で連絡してきます。





来月に部屋を引き払ってからそちらに行きたいんですが。

寝具はどうなってますか？

駐車場はありますか？

荷物を先に郵送してもいいですか？





色々と連絡を取り合い、お互いに日程を調整し合って入居を検討していきます。


ゲストハウスならそんなやり取りもなく飛び込みもあるだろうけど、シェアハウスって賃貸だからそんなもんです。







それにシェアハウスは共同生活の場なので、入居希望者がどんな人なのかをある程度知る必要があります。


面談をしたり、その人のSNSとかを見させてもらったりして、この人は大丈夫そうだなって勝手ながら僕らが判断してから入居って流れになるんですよね。


もちろんそれだけで人柄なんて全て分かるわけはないんだけど、見た瞬間モメそうなオラオラ系の人とか、いきなりタメ口とか、キチンと挨拶を返してくれないマイペースな人とかはシェアハウスには向きません。


入居者さんたちみんなが心地よく過ごせるように僕らがそれなりのハードルを設けないとシェアハウスは成り立ちません。


なのでまったく人となりを知らないのにいきなり今日からってのはリスキーすぎる。










おかしいなぁと思っていると、さらにヤバい言葉が飛び出しました。






「今お金がなくて2週間後にまとまったお金が入るんで、2週間泊まらせてもらってその後に払いたいんですが。」








これはヤバい。


絶対ヤバい。



kokageは完全先払い制です。


後払いなんて許したらルールがグズグズになってしまうし、他の入居者さんにも示しがつきません。



ていうかそもそも、もうこの時点でお金とかの問題ではなく無理ですよ。



ケータイを持ってないから連絡が取れない。

今日から泊まりたいなんて行き当たりばったりな感じ。

しかも車も持ってないみたい。



これは必ず問題が起きる。





しかし男性は悲しそうに言う。




「今夜の宿もないんです。所持金も200円くらいしかなくて…………」









ぐぬぅぅ…………










いや、アレですよ、













とりあえず俺のブログを読めと。



何甘えたこと言ってんだと。





信じられないくらい橋の下とか墓場とかでイモムシみたいに寝てましたから。


マイナス15℃の極寒の中とか、野犬に囲まれたりとか、雨が顔に降ってきても小雨くらいなら心頭滅却して寝続けたり、食いもんなくてカピカピのパンで何日も食い繋いだり、このブログの読者さんなら知ってるはず。


暴風雨でテントが潰れて一晩中びしょ濡れになりながら内側からテントをおさえてた夜とか。



中世の見張り塔の中で寝てたら雨が降ってきてブロックの上に縮こまって一晩中びしょ濡れになって白んでいく草原を眺めたり。




おい！！！てめーコノヤロウ！！！


何を同情を誘うようなこと言ってやがんだ！！！！


金がないならベンチで寝ろ！！！！


そしてゲイに襲われていきり立ったものを顔面の前に突き出されろ！！！！


話はそれからだ！！！！














とは言いませんよ…………


そんな旅をしてきた僕を今までどれだけの人たちが助けて来てくれたことか。


どろどろの汚い俺を家にあげてくれたり、泊めてくれたり、ご飯食べさせてくれたり、そんな無償の愛を普通の人の人生3回分くらい受けてきました。



目の前の困ってる人が他人事には思えません。









でも…………







やっぱりkokageに入れるわけにはいかないんだよなぁ…………


それは経営者として…………









ちょっとグラっときましたけどね…………さすがに…………


これまで俺を助けてくれた人たちのことを思うと、今こそ俺がユイマールを回す機会なんじゃないかって思えてくる。




ウチに泊めてあげるか？


でも今ウチには赤ちゃんたちがいる。

カンちゃんがいる。


見知らぬ人を泊まらせるのはやっぱり怖い。



それに変にお金を渡したりしたら後々何回も来るようになるかもしれない。







うーん…………















辛かった、本当に辛かった夜。





あてもなく歩き続けて、バッグパックが肩に食い込んで腕の感覚がなくなり、足が棒になり、警備員に追い払われて、白い息が外灯に照らされて、頭の中が空っぽになっても歩き続けて、




そこに現れたあの人。


優しかったなぁ。













ごめん、マナおじさん、俺まだそこまでは優しくなれないよ。


先方には申し訳ないですがお力になれませんと伝えて諦めてもらいました。




これはビジネスなんだからそこまで考える必要なんてないんだろうけど、でもこういう葛藤する気持ちを失ったら男として終わりだなとも思ったそんな出来事でした。



ビジネスライクと人情をキチンとバランスよく持ち合わせること。




シェアハウス、しっかり守って、育てて、宮崎だけじゃなく南九州を代表する面白いスポットになっていくといいな。

















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