スポンサーリンク





宮崎県のヤバい廃墟見つけた

こんにちは、神田です。



最近、医療従事者の友達が、コロナのワクチンの2回目を受けてから1週間経ったからって
ことで久しぶりにひなた屋に飲みに来てくれました。


1年以上ぶりかも。

真面目な彼はちゃんと自粛をしていました。
ほんとにどんな誘いも断っていました。

そして、そんなことを言いそうにない彼が、今回のことでいかに人と話せるってことが
大事で幸せなことなのかっていうのを実感したって言っていました。
本当に辛かった、寂しかったって。

ほんとにそうだなぁって。

会いたい人に会える、話せる、集まれる、一緒に食事ができる、て今まで当たり前すぎて
しっかりと幸せを感じられていなかったのかもしれないなぁ。

コロナが終息しても、そのことはしっかりと覚えていたいな。



おわり。





↓↓↓田舎暮らし&古民家改修&双子子育てyoutube始めました。





宮崎の緊急事態宣言が終わりました。



いやぁ、キツかった…………


キツすぎたわ…………この5月…………




宮崎市と都城市と三股町以外の夜の飲食店が壊滅的ダメージを負った今回の緊急事態宣言。



お客さんゼロ出しまくり。

でも協力金はナシ。


どんだけのお店が潰れたんだろ。







とにかくこの悪夢の5月が終わり、6月になって少しずつ予約の電話が入るようになってきました。


ワクチンもどんどん出回ってきてるし、これからある程度みんな外出するようになってくるんじゃないかな。



まぁ美々津の8月の花火は今年も早々に中止が決まりましたけどね。





去年も中止だったのに…………


残念すぎるわ…………






でもオリンピックは開催する方向。



オリンピック、ワクチン、第四波。


今が正念場なんだろうけど、今年でこのコロナ騒動もどうにかある程度落ち着いて欲しいなぁ。



ああ、花火残念…………

















そんな中で迎えた今年の記念日ウィーク。


そうです、僕とカンちゃんの記念日ウィークです。



2014年の6月1日が出会った記念日。

2015年の6月2日が付き合った記念日。

2016年の6月3日がプロポーズした記念日。

2017年の6月4日が入籍記念日。

2018年の6月5日が大阪で披露宴した記念日。



記念日が1年の中に散らばってると覚えるのが大変ってことで、1年ずらしで記念日をまとめたこの5日間。







早いなぁ。


あの日、夕立の後のむせるような熱気のチャイナタウン。


人いきれが立ち込める雑踏の中でカンちゃんに声をかけられたのがもう7年も前のこと。







よく前に話してました。


これまで付き合ってきた異性の中で一番期間が長かったのはだれ?とかって話。


あの人が◯年だからカンちゃんとはまだ半分かー、とかそんなことをたまに喋ったりしてました。





これでもうカンちゃんが人生で付き合った女性で1番長い人になったなぁ。


まぁ今まではずっと遠距離で付き合ってたから、過ごした時間の濃密さでいったらヨユーでカンちゃんが1番なんだけど。









というわけで記念日ウィークってことでちょこっと遠出してきました。





ホントはどっかトルコあたりに行きたいんだけど、今は時間もお金も全然ないから宮崎県内で我慢。






やってきたのは日向から北に走って延岡をこえて大分との県境にある小さな港町、北浦。


向かう途中にも寂れた砂浜や小さな入江の漁村がポツポツと散らばっていて、この取り残された風情がたまらん感じです。









黒ずんだコンクリートの古い建物を見てると、タイとかカンボジアとかの東南アジアがふっと思い出される。


ああ、こんな風景をボロいバスの窓からいくつも眺めてたなぁ。



暑い風、ベトついた体、読めない文字、汚れたバッグパック。


行くあてのない心細さはそのまま旅の興奮に直結してたなぁ。










野宿場所探しててこれ見つけたらマジスイートルーム。





















昼ごはん美味しすぎた。





これでカンちゃんのが880円。

俺のが1500円。





刺身いっぱい、カサゴの唐揚げ、ハモ鍋、他にも色々。


コスパヤバすぎ。全部めちゃくちゃ美味しい。






北浦すげーー。

港町の実力やべーー。







こういう地元の人が集まる店にフラッと飛び込んで、地元の人と仲良くなって一緒に飲んで、ギター弾いて歌って。


本当、出会いが無数にあったなぁ。

出会いに億劫にならずにガンガン飛び込んでた。









もう若くないからあんな旅はできない。


体力的な問題ではなく、感性的に、世間体的に、周りからの大目に見られる評価的に。


おじさんになってあんな旅してたら浮浪者に見られるけど、若けりゃたいていは許される。



若いうちにやっててよかった。


そんなん旅なんて歳とってからゆっくりやればいい、若いウチは汗水垂らして働くもんや、っていうオッさんたちの言葉をオール無視して我が道信じたあの頃の自分にグッジョブの言葉を贈りたいです。







北浦の町散策。





















レトロでめっちゃいい感じ。

































写真多いなぁ。


でもまぁちょっと懐かしいですけどね。


旅中は100枚くらい貼るような日もあったもんなぁ。




たまにはこんな旅してた頃っぽいブログもいいよね。






























あじ屋っていう水産加工品のオシャレなお店あった。





サバメンチっての食べた。おいしかった。
























「わー、景色綺麗だねー。」



「もうただのマチュピチュやんこれ。」



北浦の町を充分散策したら今度は山の中に入っていく。



細い細い林道みたいなクネクネ道でどんどん標高を上げていく。


昔はこんな道よく走ってたけど、今みたいに国道と県道ばっかり走るような生活してたらまぁまぁ刺激的な道だな。









ガードレールのない斜面。


木の伐採をしてるハゲ山なので遮るものがなにもなくて断崖絶壁、真下まで何百メートル。

結構目が眩む。




マチュピチュに向かう道もこんなのだったなぁ。

もっともっとさらに細くて、タイヤが崖のギリギリのとこ走ってて、それなのに60キロくらいスピード出しやがるからオシッコ漏らすくらい怖いドライブだった。



町にない光景。非現実感。

でもそれが日常であったりもする。















道の先には鏡山展望所ってのがあって、北浦近郊の海岸線を一望できてめちゃくちゃ綺麗だった。



多分俺ここ初めてだと思う。

子供の頃に親に連れてきてもらったことがあるかもだけど、記憶にはない。



最近友達がここに来てるのをSNSで投稿してたから気になって来てみたんだけど、確かに宮崎県北に住んでてここを知らないのはもったいない。



でも本当はこんな展望所の景色よりも別のものが目当てでここまで来たんだけど。















人のこない寂れた展望所。


草に埋もれた遊歩道の階段。


折れた手すり。


風と原っぱ。


お地蔵さん。




旅の最初のころ、ノルウェーでこんな山登ったなってフッと思い出す。


寂しかったな。

ひとりぼっちで。



今は3人もそばにいる。










そして突然目の前に現れるのがこれ。





「すげー!!」



「えー!!これすごいよね!!」







かなり大きな風車の廃墟。


なんでこんなものが突然こんな場所にポツリと放置されてるのか。


ボロボロに錆びついて、崩れて、もうずっと羽も回っていないはず。









見た感じ、多分昔は展望台として使われてたんじゃないかな。


内部に螺旋階段があって、上のフロアーから景色を見るみたいな。






一体いつ作られて、いつ人が来なくなって、いつ閉鎖されたのか。



何にもない山々の草原の中にポツリと立ち尽くす風車の廃墟。


あまりにもノスタルジックでファンタジック。


俺廃墟フェチだけど、これって全国レベルで見てもかなりクオリティの高い廃墟だと思う。




めちゃくちゃ良かったー。


目の前に広がる草原、その向こうの海、ささやかな町並み、そして風車。


宮崎に友達来たら連れ行きたい場所がまた増えました。



ていうかここでキャンプしたいわ。

テント張って。



















「いやー、楽しかったねぇ。カンちゃん。」



「うんー。すごいよかったー。海外行けないけどこんな近場でも旅を感じられたなぁ。」



「トルコの地中海沿いの小さな田舎町でのんびりするってのもいいけど、こういう近場のドライブも結構良かったね。」



「うん、すごい楽しかったー。」



「まぁでもトルコは行きたいけどね。」



「うん、トルコ行きたい。ていうかどっか外国行きたい。」



「きゃあああああああ!!!!!トルコのオカズ選ぶあの食堂で食べ放題のパンむしりながらアイラン飲みてえてええええええええええ!!!!寂れた田舎町でローマ遺跡見て浸りたいいいいいいいいい!!!!イスタンブール行ってガラタ橋の上で夜風浴びながら夜景見てたら歩いてる兄さんがなんか物落として落としましたよって拾ってあげたら、うわぁ!ありがとう!お礼に靴磨くよ!!ありがとう!!ってなって靴磨いてもらったらハイお金ちょうだいって言われてオイ舐めんなよ?ってなるアレやりてえええええてえええええええ!!!!!」



「マルタ行きたいいいいいい!!!グリーンランド行きたいいいいいい!!!!シチリア行きたいいいいいい!!!!あ!!フミ君!!シチリアで100円で別荘売ってるよ!!人口が減ったから格安で廃墟売って人口増やそうっていう政策みたい!!!」



「なにいいいいいいい!!!!廃墟をリフォームするなら安く売る!?!?なんだとおおおおおおおお!!!!どうも!!リフォーム金丸です!!!それもう俺の世界やん!!!!廃墟リフォームさせたら俺たちの右に出るものはいないと見せかけて死ぬほどいますごめんなさい!!!オーストリアの池田さんとレイモンドパパ呼んで工事手伝ってもらおう!!オーストリアの人みんな自分で家作るから!!!」



「シチリアで自分たちで家改造して住むとか憧れるよおおおおおお!!!!」



「ていうかさっきの風車をリフォームしてあそこに住みたいわ。」




そんな話をしながら家に帰ってイトヨリにご飯あげてお風呂入れて寝かしつけて、それから2人で晩ご飯。



子供はできたけど、カンちゃんとはいつまでもお父さんお母さんではなく恋人同士でいたいです。



いつ海外行けるかなぁ。


やることいっぱいだな。








スポンサーリンク



ブログのランキングというやつをやっています。
よかったらクリックして下さい。
クリックが投票の代わりになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村



世界中のホテルが予約できるサイトです。
家族旅行もバッグパッカーも、ここから予約してくれたら僕にアレがアレなのでよろしくお願いします! ↓↓