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日向市でクラスター、コロナはギフト

こんにちは、神田です。



日向でコロナ感染者がたくさん出たことで、急に閉めることになったひなた屋。

仕込んでいる色々を日々食べていかないといけないわけです。


ということで、夕飯トムヤムクン!!!ケバブ!!!インドカレー!!!!!
家の食卓でトムヤムクン出てくるとか幸せーーーーー♪




おわり。





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2万円です。








日向の飲食店時短要請の協力金。




半分かぁ……

この前の時短要請の時の協力金の。







いやもちろんめちゃくちゃありがたいです。


ていうか申し訳なくなりますよ。

他の業種の人もみんな苦しんでる中で飲食店だけ毎回毎回協力金が出るのはズルいと思う人もいるかもしれません。


中には、大阪かどっかでウチみたいな小規模なお店に協力金6万円は多すぎだから1日15000円だけでいいよ、と減額申請してるような正直な人もいるそうです。


めちゃくちゃ誠実な人だなぁって思います。


この不正受給が横行する世の中で。









確かにひなた屋にとっても6万円は多すぎます。



あ、宮崎は4万円でしたよ。

例えば6万円だと、ということで。



6万円純利だそうと思ったら仕入れが25000万、光熱費や諸々の経費が5000円くらいかかるのでそれらをプラスすると9万円の売り上げの日と同等なんですよね。


9万円売り上げるのってウチみたいな家族経営の小規模なお店からしたら相当な数字です。


そんな売る日なんて月に何回もありません。


でも時短すれば毎日一律6万円。


ど平日の協力金も6万円。





今はコロナ禍。

お客さんも減ってるので、小さな居酒屋の売り上げなんてせいぜい1日2~3万円くらいのもんでしょう。


ここから仕入れなんかの経費を引いたら純利は1万円とかそんなもん。



それが6万円もらえるんだから飲食店バブルもいいところです。

しかも働かずに。


ヘトヘトに疲れるまで働いてやっと手にするお金をなんもせんでもらえるなんて、週末しか開けてなかった自宅の一角を改装したカフェバーなんかからしたらもう宝くじ当たった状況ですよ。


まぁもちろん1日50万くらい売り上げるお店からしたら話にならん金額でしょうけど。


でもだからといって協力金いらんからお店開けて営業します、っていうことにはならないんですよ。


それやるお店あるじゃないですか、都会には。

協力金いらんから通常営業しますって。



あれ田舎でやったら2秒で村八分です。


協力金がいくら足りなくても、コロナなんかただの風邪だ、と思ってても右にならうしかない。









で、今回の協力金は2万円。


正直ギリギリです。

ギリギリ足りないですね。


いくら宮崎が固定費が低くても2万円だと厳しいです。


でもどうせ開けてたって、こんな地元でクラスター出てる状況でお客さんなんて来ないだろうし、強引に開けようもんならめちゃくちゃひんしゅくを買います。


あそこはこんなクラスターの中でお店開けてるぞ!って集中砲火です。


時短営業すらはばかられる。












お店は開けられない、収入はゼロになる、こうなった時って普通どうするのか。


貯金切り崩したり他のアルバイトしたりとかしてなんとか生き延びるのが普通なのかもしれません。


でも僕らはありがたいことに協力金というものが出て今までの生活を維持させてもらえて、楽させてもらえてる。


バイトに行かなくて済んでる。



普段は感じることのない、国に守ってもらえてる、という実感を得る毎日ですね。






ホント、生活保護にしても自己破産にしても、子供手当にしても年金にしても、


実は結構社会福祉とか救済措置って意外と手厚いんですよね。


世界にはそういうのほぼ皆無みたいな国もいっぱいあるでしょう。


こんだけしかねぇのかよ!?って今の制度に文句言うのってそこそこ欲張りだなと思ってしまいます。


まぁ政治家が不祥事しまくって私腹こやしてるのはムカつきますけど。







もちろん税金は高いです。

なんだそれ!?って言いたくなる謎の税金とかいっぱい払ってます。


でもこうした有事の時に国が国民を守ろうとしてるのを見ると、俺たち庶民1人1人が常日頃国家を支えてる事実を垣間見ることができますね。


まぁ陰謀論好きな人からしたらそれも全部コロナ物語というシナリオ通りでエサ与えられて飼い慣らされた豚的な考え方なのかもしれませんが。



どうせ僕らはもともと鳥かごの中で生まれ育ってるんだから、その鳥かごを作ってる外の人たちのことを、俺実は知ってるんだぜ、世の中こうなんだぜ、って想像したって何も変わりません。



この人生の中で与えられたいくつかの幸せの選択肢。


その中からどれかを選んでつつがなく生きていくんでしょう。






とりあえず結婚、子供っていう幸せの選択肢の中でもかなりデカめのふたつはゲットしました。



鳥かごの外のことなんかどうでもいいくらい子供は可愛いですね。
















というわけで4月いっぱいは時短要請なのでお店はきっぱり閉めて他のやるべきことをやりましょう。



とりあえずコカゲの漆喰塗りオリャアアアア!!!






これだったのが、










これ!!!













よし!!綺麗になった!!!





他にも家の細々したお手入れやら改造やらをやっていきます。


やりたくてもなかなか時間が取れなくて後回しにしていたことをこの期間に一気に終わらせなきゃな。




カンちゃんは確定申告も終わり、ひたすら育児を頑張ってくれてます。


考えればこうやってコロナで時間が空くのは俺たちにとってはギフトみたいなところもあります。



いや、不謹慎ではありますけどね。

コロナで大変な中なので緊急事態宣言を喜ぶなんてことはしてはいけないと思います。


でもおかげで赤ちゃんとたくさん一緒にいられてる。


コロナの中でこの糸ちゃん依ちゃんは産まれたけど、だからこそ家族4人で濃密に過ごせてる。



歯も生えてきたし、表情も豊かになってきた。


日々成長していく赤ちゃんの変化をひとつも見逃さずにいられてるのは、きっとコロナのおかげでもあるんだろうなぁ。







コロナもきっと今年でだいぶ収まるはず。


その後にどんな世界がやってくるのかわかんないけど、家族4人でたくさん時間を共有できる毎日だけは失いたくないな。











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