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ついに僕らの町にもコロナがやってきました

 こんにちは!神田です。


無事に同室の双子ちゃんも生まれたようです!おめでたい!!!!

帝王切開ってすごい。さあ行きましょうから生まれるまで一瞬。

経膣分娩が初産で平均15時間出産までにかかるそうなので、それ考えたら
ほんとに一瞬。

さっきまでお腹の中にいたのに、もうこの世界にいるなんて不思議で仕方ないなぁ。

ほんと、生命の神秘。




おわり




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なんとかかんとか、お母さんと2人体制になってから頑張ってきた7月。




焦ってイライラしてしまう僕。


我慢して頑張ってくれるお母さん。


本当なら怒って来なくなってもおかしくないくらいなのに、必死に食らいついてくれる。





そうして少しずつ少しずつ上達していき、最近ではかなりスムーズにキッチンを回せるようになってきました。


無駄な時間が出ないよう、先の先を読んで段取りを組み立てられるようになってきたお母さん。


今まではフライヤーの前でチキン南蛮が揚がるのをじーーっと待っていたけど、最近では揚げてる間に3品くらいを同時進行したりしてます。



こうなると僕が自由に店を動き回ることができる。



あそこの席はアレが足りない、

あそこの席が少し何か言いたげ、

あそこの席にそろそろアレが欲しい、



咄嗟の対応とか、話がしたくて来てる常連のおじさんとか、僕が自由に店の中を動き回れるようになるとサービスの幅をグンと上げることができる。


痒いところに手が届くサービス、ウザくならない距離感、それはお客さんの雰囲気によって変わってくる。


この人ならこのくらいがいい、この人だとこれくらいしなければいけない、


お客さんによってそういった力加減は変えないといけません。


ここまでやったほうがいい人と、そこまで踏み込んだらいけない人、見極めるのはとても大事なこと。


そういった感覚を僕は僕なりに路上や流しやヒッチハイクとかで数えきれない人たちと触れ合って勉強してきました。


あそこは伝票分けたほうがよさそうだなとか、そろそろ水が欲しそうだなとか、こういったところはまだまだお母さんには分かりません。




カンちゃんとやってる時は僕はこのホール業務に専念できていたけど、やっと今、お母さんとの2人体制でも少しずつホールを動けるようになってきました。


なんかテニスのダブルスで後ろを見ないでも信頼して任せられる感じ。


もちろんまだ完璧ではないけど、これがちょっとずつできるようになってきました。





スムーズに回せた日はお母さんも満足げ。


僕もノーストレスで、閉店後に一緒にご飯を食べる。





ちょっと余裕が出てきたのでカッちゃん呼んで少人数で飲み会もしたり。




カッちゃん、相変わらず面白いこと考えててワクワクさせてくれます。


ていうか髪型が東南アジアすぎん?ってカンちゃんが病院から言ってたけど、実際会ったら普通に男前。東南アジアの。


カッちゃんが苔くれた。


ありがとう!!オシャレ!!






この日はお好み焼きパーティーでした。









作ってくれたのはアユムさん。

1人で作業してることが多いので自分のご飯用にいつもお好み焼き作ってたら上達しすぎてヤバい域に突入してますってことで作ってもらったんですが、マジで突入してました。


うまっ!!!!



ソースいらん。

塩で充分。


見た目も色々突入してます。





いやー、色々喋って楽しくて、やっぱたまには仲間とお酒も大事ですね。


たのしかったー。


忙しすぎる毎日のとても良い息抜きになりました。


















そんな余裕が出てきたこの頃。


お母さんとの2人体制で、初の試練がやってきました。


そう、連休です。


4連休。




連休となると毎日が土曜日。

カンちゃんと2人でもヘトヘトに疲れ果てる連休をお母さんと乗り越えないといけない。









怖いけど、日はどんどん迫っていく。



もうなんかイカダに乗って川を流れて向こうのほうに巨大な滝があって、いやああああ!!!!落ちるううううう!!!!でもイカダ止まらないいいいいいい!!!!っていうアレです。


もうシノゴノ言ってる場合じゃない。



これまでの成果をフル活用して連休を乗り切らないといけない。


これから先、お盆という1年の中でも最大級の滝が待ち構えてるわけです。


4連休なんて、これしきの滝で転覆してたらあのお盆という瀑布は乗り切れません。






よっしゃあああああああ、お母さんやってやろう!!


俺死ぬほど頑張るから。

お母さんに任せられる料理もかなり増えてきたから、後は俺が猛ダッシュで動きまくって他のことやるから。





すでに連休は予約でいっぱい。



頑張るぞ!!!!!!!!!



これから双子が生まれるんだから必死で稼がんと家族を養えない。


カンちゃんがいないからって売り上げを下げまくるわけにはいかない。


なんとかお母さんと2人で頑張らないと。











そんな感じで連休突入。


もーーーーーーーーーすごい。



金ヶ浜のサーフスポット、こんな感じです。







あ、間違えた、これはナミビアのケープクロスだ。オットセイのコロニーの。


く、臭かったよなぁ…………





いや、でもマジでこんなレベルでサーファーが海にひしめいてる。


そりゃあもう緊急事態宣言と自粛要請で、ゴールデンウィークもみんなどこにも行けませんでしたからね。


たまりまくった鬱憤を晴らすがごとく、日向のサーフスポットはここぞとばかりに県外ナンバーの車の洪水ですよ。



マジ洪水。


いやー、本当誇らしくなりますよ。こんだけ人が全国から来てくれるなんて。

そんくらい日向には魅力的な地域資源があるってことです。







ということは…………うん、みんなわかってました。


こんだけ人が動きまくったらどうなるか。



連休前からすでに東京はコロナ感染者が爆発的に増え、他の都市でもどんどん過去最高の感染者数を記録していました。


ゴールデンウィークの時なんて比じゃないくらいの数。


こんな状況で、誰も歯止めをかけず、むしろgo toっていう旅行を推進する政策まで発表されてたわけだから、もうとんでもなく人が動きました。






普通に考えたら、連休での移動は自粛してくださいってのが今までの流れです。


でももうみんな疲弊しすぎてて、そしてコロナに慣れすぎてて、もういいんじゃないの?っていうムードになっているように感じます。


かかる時はかかるでしょ、みたいな。


国がこんなgo toをやるってこと自体、そういうことですよ。


経済もこれ以上悪化させることはできない。

給付金や補償金払えないから自粛要請もできない。


もう自己責任でやっちゃってくださいっていう。




正直、ウチもゴールデンウィークの時みたいにお店休むわけにはいきません。

マジでこれ以上収入が減ったら本当に生活していけなくなる。


やるしかない。


こんだけサーファーさんが来県してたら確実にウチの店にも来る。







でももう断らずにやろう。


んー、本当は閉めるべきやし、県外者お断りの張り紙をするのがコロナ対策になると思う。


でももうこれ以上言いたくないんだよな、せっかく日向に来てくれた人たちをバイ菌扱いすること。


じゃあ感染してもいいの?ってことだけど、それはもちろんダメです。


しかし現在の感染者は重症になる人がほとんどいません。

風邪のほうが危険なんじゃないかってくらい、みんな軽めの症状だと思います。


だからこそ、みんな心の中ではかかったらそん時はしょうがない、ってかすかに思ってるのが正直なところなんじゃないでしょうか。



絶対に感染したくなかったら、もう今の世の中どこに行くこともできませんもん。


感染したら目と耳と鼻から血を吹き出して24時間以内に確実に絶命する、っていう病気だったら誰も外を出歩いたりしませんよ。


ほとんどの場合が治る病気だから、みんないざという時でも大丈夫だって思って外に出てるんだと思います。











そして予想通りに宮崎でもコロナの爆発が始まりました。



発端は高鍋町のリトルというスナック。



ここでクラスターが発生し、県内各地からリトルに遊びに来ていた人たちが各市町村に持ち帰り、そこでさらに拡大。


これまで20人しかいなかったんですよ。宮崎。


それがとんでもない勢いで増加し、1週間くらいで100人を超えました。



もうなんか連日感染者の情報が出るたびに、リトル、またリトル、ってあまりにも報じられるから、リトル憎い!!っての通り越して、これほど人が集まってたってことは一体そのリトルはどれほど楽しいお店なんだろう?っていう興味のほうにみんな変わってきてます。


コロナ落ち着いたら是非行ってみたい、ってちょっとした観光地みたいになりそうなレベルです。










そうしてついに、ついに日向でもコロナが出てしまいました。



これまでなんとか食い止めていたんですけどね、そりゃこんだけ県外ナンバーが来てたら感染者出ますよ。


って思ったらその感染者、リトルでもらってきたみたい。



またリトル!!!!!

もうどんだけお客さん多いの!?

すっごいエロいサービスでもあるの!?!?




まぁ最初の最初にリトルにコロナを持ち込んだ人は宮崎の外から持ってきたんだろうけど、ことここに至ってはもはやコロナは県外者からうつるものではなくなりました。


同じ宮崎県民同士で感染拡大しています。


もう止められません。





宮崎だけじゃないです。


全国各地の県で、連日過去最高の感染者数を記録しています。


それなのに、あの頃みたいな緊迫感が感じられないのは僕だけでしょうか?


みんなコロナに慣れてます。








ひなた屋も連日ものすごい忙しさでした。


アユムさんに手伝ってもらいながら死にものぐるいで走りまくってなんとかさばいていく。


あまりの忙しさにピリピリしてしまって、お母さんにも厳しく当たってしまう。


最初の3時間くらいはいい動きしてるんだけど、そこからガクッと手際が悪くなるお母さん。


疲れると集中力が切れてしまうみたい。



ああああ、またお客さん来た、また予約の電話、ああああもう忙しいの嫌だ、忙しいの嫌だって、ずっと嘆いてるお母さん。



なるべくお母さんの負担を減らしたい。


そのためにはとにかく俺が動くしかない。








もうこの連休中は毎日嵐でした。


普段は土曜日1日だけでもヘトヘトになるのに、それが4日間連続で続くんです。


カンちゃんとでもキツイのに、それを67歳のお母さんがやるんだからそりゃ重労働。




でもおかげで売り上げも上がりました。


コロナの県内感染者も毎日記録更新してたけど、売り上げも連日記録更新してました。


疲れ果ててるお母さんだけど、閉店して売り上げチェックすると報われて満足げ。



お母さん、いつもありがとう。

この連休乗り切ったらもう俺たち大丈夫だよ。




閉店後のお母さんとのご飯。







これは自分で作った朝ごはん。













正直、もうコロナに振り回されすぎてうんざりです。


もちろん感染防止のための消毒や客席を広くとるなどの最低限の対策は怠りません。


その上で営業し、また宮崎県の方針に従いながら今後を考えていきたいと思ってます。





生まれてくる子供たちのために何が最善なのか。


あらゆる状況を加味して判断していかないとな。













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