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カンちゃんの仁義なき戦いの感想

こんにちは!神田です。



まだ2020年4日目!!!

去年もそうだったけど、元旦からお店やってると、お正月感なさすぎてすごい不思議な感覚です。

ありがたいことに美々津の三が日はお店がかなり忙しい!!!
12月があれ?てくらい不発だったので稼げる時に稼がないと生きていけないいいいいいい
支払いに追われてるううううううううううううう

でも、年末年始が忙しい美々津でお店をやってるからこそ、お正月に大阪の実家に帰って
家族で久しぶりに集まって一家団欒。なんてことは夢のまた夢です。

神田家は自営業一家なので、お父さんも元旦からお店開けるし、お姉ちゃんは大晦日まで
店やってるし、みんな頑張ってます。
私たちも頑張らないとーーーー!!!!!!!

今年はまたばたばたの1年になりそうですが、踏ん張りどきの大切な年になると思っています。
でも、大切なみんなにもっともっと会える1年にしたいです!

2020年もよろしくお願いします!!!



おわり



 



カマスって美味しいんですね。





今美々津はカマス釣りのシーズンです。



毎年この季節になると美々津の岩壁は釣り客でごった返して、場所取りも困難なほど賑わいます。


あまりにも人が多くて釣り客同士で揉めて喧嘩になることもしばしば。



もー、とにかく釣れるんです。

糸を入れてクイッ、クイッとやってあたりがあったらシャクって引っ掛ける。


口にかけるのではなく、体に引っ掛けて吊り上げるんです。


それくらい川の中にカマスの大群が来るんですね。


入れ食いも入れ食いで、みんなクーラーボックス満タンにして帰ってます。


なのでこの時期は色んなかたからたくさんカマスの差し入れをいただきます。




地元の漁師さんいわく、カマスは開いて干したら格段に美味しいとのことですが、そのまんまウロコも内臓も取らずに塩焼きでもとても美味しいです。




淡白な白身だけどふっくらしてて、これにへべすを絞って甘い南九州の醤油を垂らしたら最高です。

こんな美味しいものがすぐ目と鼻の先でいくらでも撮り放題なんだから田舎バンザイだよなぁ。





日向灘と九州山脈が育んだ美々津の地形。


自然の恵み、命の恵みを感じながら、新鮮なお魚をいただいてます。





カンちゃんもだいぶお魚の食べかたが上手になりました。




猫とどっちが上手かな?













さてさて、今日も元気にガラ詰め作業。












この前木材は全部搬出したので、残りのセメントガラとボードクズを土嚢袋に詰め込んでいきます。


これが時間かかる!!!



ひたすら仕分けしながら詰め込んで詰め込んで、











詰め込んで詰め込んで…………









土嚢袋40!!!






そして今度はこいつらを1階の厨房へ運ぶ!!!



「フミ君セメントのほう運ぶの?じゃあ私はボードクズのほう運ぶね。いやー、さすが男は強い!!フミ君はセメント持てるの?」



「オラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!このタヌキの生まれ変わりなんてこと言いやがるんだ!!お尻ペンペンするぞ!!!かつて現場で肩が岩兵衛になるまで鉄を運んでたこの元鳶の俺にセメントガラを持てるか?って?運んで運んで真夏に暑すぎてそれでも何時間も運び続けて熱中症で鳥肌たってきてそれでも運んで、どんだけ運べるかで男が決まるみたいなところあるから暴走族あがりのやつらと競い合って運んで、仕事が終わったらみんなで飲みに行って暴れて警察沙汰みたいな男の世界的なアレのアレで警察沙汰はダメ絶対。」



グオオオリャアアアア!!!!


セメントガラ、2袋同時持ち!!!




「フミ君すごーい!!2つ同時とかすごいー!!」



「す、すごいだろおおお!!ふ、ふひ、こ、こんなのお茶の、お茶、お茶のこ、さ、さ、サイ、さ、お、お茶の、お茶のおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」




お茶の子からの下ネタが言いたくて仕方ないですが断腸の思いで我慢。




この年でも2つ持ちで2往復はできました。


階段上り下りきちいいいい…………


うー、若い頃の筋肉質だった体はどこに…………




「全然すごいよー、フミ君やっぱり男なんだよねー。」



「フオオオオオオ!!!!そんなこと言われたらもう1回いいいいいいい!!!ふんぬっ!!!どりゃあああ!!ほ、ほおおおおおらね、カンちゃん!!こ、こんなの、お茶の子、お茶、お、おお、お茶のこ、さ、サイ、さ、サイサ、さ、さ、お、お、お茶のこ、さ、さ、先っぽだけお願いしますううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!先っぽだけでいいからあああああああああああああああ!!!!!」







先っぽだけ、って本当にこんなこと言ったことある人います?


























クタクタになってお店に戻って営業。


昔ヤンチャしてた近所のお爺ちゃんの話を聞きながらご馳走してくれたビールを飲む。


ワシは中卒で中央に出て、右も左もわからん中で食うためになんでもやったもんよー。

上野の駅で上京してくる若者を捕まえたりなぁ、とか。


今の時代でも色んな裏バイトってあるけど、当時のベトナム戦争時代は岩国基地で戦死したアメリカ人の内臓を出すのがいい金になった、とかいう闇バイトがあったそう。


規制の厳しくなかった時代。

北海道で悪いことしても、九州に行けば記録はないからまた悪いことできていた、とか。


今はヨボヨボのお爺ちゃん。

でも昔は血気盛んな若者だった。


俺もすぐにヨボヨボのお爺ちゃんになって、旅していた事なんて遠い過去のことになる。


そんな俺の昔話を、酒を飲みながら聞いてくれる若いやつがその時にいるかな。


それに対して、あぁいい時代だったんだろうな、って在りし日に憧れを抱いたりするんだろうか。







みんないつか死ぬ。


親との別れはなんとなく想像つく。


悲しくて悲しくて仕方ないけど、いつかお父さんともお母さんとも別れる日が来る。


動かなくなって冷たくなった2人を見送る日がくる。


想像するだけで怖くなる。俺耐えられるかな。

でもきっと耐えられる。

きっと大丈夫。




でも、よくよく考えてみると、俺とカンちゃんも例外じゃない。


なんか死の別れなんて他人事のように思えてるけど、俺とカンちゃんにもその別れがやってくる。


カンちゃんが死ぬなんて考えられない。

怖すぎる。


こんな可愛くて元気で、俺のこと全部わかってくれてる人生で地球でこの人しかいないっていうかけがえのない存在が、死んで動かなくなって冷くなってしまう。


避けられないんだよなぁ…………


避けられてよ…………


このまま、この楽しい時間が永遠に続いてくれたらなぁ…………



でもそれは無理な話だから、できれば、2人ともヨボヨボになって、もう死ぬってところで、どっちかが死にそうになったら、一緒に死にたい。


カンちゃんの欠けた世界なんて意味ないだろうな。


きっと、50年くらい一緒にいたら。








というわけで誕生日。




いえーい38歳。
















からの仁義なき戦い。













「いやああああ!!!最高!!!最高だね!!!……後がないんじゃあああ…………文太さん最高!!!ゲキ渋!!!まさに男の中の男!!!ね!!カンちゃん!!!か、カンちゃん?」









「声が低すぎて何言ってるか聞きとれやん。」



「ぶふぉ!!ウケる!!そ、そりゃあもう男の中の男たちですから!!低ければ低いほど偉いみたいなところありますわな!!」



「ていうかこれ何の話だったの?え?なにの話?」




女の子には仁義なき戦いは理解不可能みたいですね。




「カンちゃん、心配しなくても仁義なきシリーズはまだまだございますので。」



「えー!!もう角刈りの人の話いやー!!あ、でも極道の妻たちはちょっと見たいかも。」




というわけで次は極妻見ます。



またカマスもらった。