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日本女性が白人男性になんて言われているか

6月14日 金曜日
【カナダ】 トロント








朝起きて、ベッドの上で日記を書いていたらバタバタと物音がする。




リックが何か工具をもって家の中をウロウロしていた。


「あ、金丸さん、手伝ってもらっていいですか?」




物置きみたいになっている一室の片付けをしており、家具を3階に運びたいみたいだ。


ナオトさんと2人で重いテーブルやベッドのパーツを階段で運び上げる。





うーん、日本一周中に引越し屋さんのバイトをしていたのを思い出す。


死ぬほどキツかったよなぁ………



人生で1番過酷な仕事だったな。


働いてる人も、邪魔するんやったら帰れやああああ!!とか普通に言うキチガイみたいに厳しい人たちばかりだったし。


引っ越しのバイトだけはしたらダメ!!







でもナオトさんはこのトロントで日本人向けの日系の運送会社で働いていた人だけどね。


やはり運び方がうまい。


そしてこの外国で、お客さんがほとんど日本人で引越し屋さんが成り立つという需要の多さにもまた驚く。






photo:01




さぁ、今日も休まず路上へ。


あああ、休みてぇ。

1日なんにもしないでグータラできる日が欲しい。

でもそんなこと今の状況では言えない。

歌え歌え。
休まず稼げ!!










ナオトさん情報で、トロントの人通りが多い場所をいくつか聞いたんだけど、ヤング・ブロアーがまぁまぁ栄えているとのこと。


こちらの住所は分かりやすいもので、ほぼすべての道が水平・直角に碁盤状になっているので、通りの交差する名前で説明することができる。



縦の道ではヤングストリート・ベイストリート、スパダイナストリート、

横の通りではダンダスストリート、クイーンストリート、キングストリートがダウンタウン地域になる。



ここから少し北にあるブロアーストリートも活気があるらしいので、ボチボチ歩いて向かってみた。







うん、こりゃなかなか栄えてる。

H&Mなんかもあって、人通りも多い。

トロントは本当に都会だなぁ。
通りによって色んな顔がある。




さぁ、ここで路上やるかー!!


と言いたい、のだが………



やっぱり車がバンバン通る車道に面しており、うるさくてやってられない。

地下鉄の駅にも行ってみたが、演奏できるようなスペースがなくて、すごすごとブロアーを後にする。










そこからひたすらどこまでも歩きながら、路上出来そうな場所を探して回る。




地下鉄の駅も、やっていい場所とそうでない場所がある。


ヤング・ダンダス、
ヤング・クイーン、
ヤング・キング、
ユニバーシティ・クイーン


の地下鉄にはキチンと路上演奏スペースが設けられていて、黄色い点線で囲ってある。


そして地上でも、みんなスピーカーを使っての楽器演奏、ドラムドカドカ、二胡やらバイオリンやらサックスやら、



もうとにかくパフォーマーだらけ。


さらには物乞いの数も半端じゃないので、良いスペースを確保するだけでも一苦労。





そろそろゲイパレードが近づいてきたせいか、街中で見かけるゲイの数が増えてきたね。

photo:03





この人、思いっきり男です。
前から撮る勇気なかった(´Д` )















暑い日差しに汗をかきながら歩き続け、中華街のあるスパダイナにやってきた。


同じアジア人同志、日本語の歌に足を止めてくれる人がいるかもしれないと願いをかけて、車が走りまくる道路沿いでギターを鳴らす。

photo:02















もう見事に、見事にお金置いてくれるの白人だけ。


中国人の人、ものすごくたまに入れてくれるんだけど、ほぼみんな蔑むような目でつま先から頭まで睨みつけて通り過ぎていく。



うごー、きつい…………




直射日光の中、汗ボタボタ流しながら1時間頑張って、あがりは8カナダドル。









やっべぇ!!!

もうこんなんじゃお金貯まるどころか減ってしまう!!







焦りながら荷物をまとめて、また場所探し。



どうするどうする!!?

どっかいい場所ないか!?


ああああああ!!!!
1日も無駄にできないのに!!!






photo:04





ミュージックフェスティバルをやっている大騒ぎの街中を早足で抜け、地下道を探し回る。


迷路のように巨大な地下街をさまよっていると、











photo:05




お、いい感じの連絡通路を発見。



周りにお店もないし、静かで殺風景。

こりゃ目立つし、混雑する場所でもないから迷惑にもならないはず。










響きのいい通路の壁にもたれて、静かに歌った。







よし!!ガンガン入る!!


しかも警備員さんも来ない!!


遠くの方にあるお店の人がやってきて、いい歌ねとお金を入れてくれた。


よっしゃあ!!!










歩き回りすぎて時間が遅かったのもあり、ビジネス街であるこの地下は18時をすぎると人通りがグンと減る。



残業帰りのビジネスマンも今夜は金曜日。

そそくさと帰って行き、19時前にはガランガランになった。



誰もいない通路に最後にイマジンを響かせてギターをしまった。






あがりはお昼と合わせて40カナダドル。


いい場所を見つけたぞ。
















photo:06




photo:07




地上に出ると、ダンダススクエアで野外ライブ真っ最中。

有名なバンドみたいで、交差点の向こうまでものすごい人であたりが埋め尽くされていた。


そして、爆音でライブやってるにも関わらず、すぐ周りで路上パフォーマンスやってる人たち。

なにやってるか聞こえねぇよ。

photo:08






















家に帰ると、リックしかいなかった。

ナオトさんは今夜は友達との飲み会で帰って来ないと言っていた。

1人でゆうべのカレーを温めて食べる。

photo:09












仕事を終えたてぃちゃんが帰ってきた。


「私も一緒に飲んでいいがぁ?」



可愛いてぃちゃん。




2人でワインを飲みながら色んな話をした。

photo:10














話題は、日本人は外国人にモテるかどうか?というとこへ。







日本でもそうだけど、外国でも日本人の女の子と白人男性のカップルをよく見かける。


でも逆に日本人の男とブロンドの女の子のカップルはまず見かけない。





ルックスの問題ももちろんあると思うけど、大きいのはテンションの高さだと思う。




ウヒャッッッフォォォー!!!

人生楽しもうぜええええ!!!!イエエエエエエエエ!!!




っていつもテンションの高い白人ギャルについていける日本人男性はなかなかいないよね。


みんな口下手で不器用で恥ずかしがり屋だから。


ブロンドの髪をなでながらイカした口説き文句を流暢にささやく、なんて到底無理な芸当です。



海外にいる男子は、大抵女の子をモノにしようと飲み会にチャレンジはしてはみるものの、テンションについていけず笑顔担当みたいな感じになってしまうという惨劇を経験してるはず。




まぁもちろん中には話し上手の男前で、ブロンドとバンバンヤリまくってる人もいますけどね。








それに比べて女の子は英語もほとんど喋れなくても、日本人の女の子ってだけでチヤホヤされますよね。

ニコニコしてオーバーリアクションしてれば白人の男前が全部エスコートしてくれます。






さて、そんな海外での実情と、さらに男子のヒガミも踏まえた上で、日本人女性が世界の男たちになんて言われてるか。





日本人の女の子はイエローキャブと言われています。

タクシーです。


誰でも乗せるって意味です。


日本人女性は世界でも屈指のビッチとも思われています。



白人の前で、えー無理ー、恥ずかしい、キャピ!とか言いながらヤリまくって、みんなに白人と何人ヤったか自慢してるみたいですね。



トロントみたいに日本人がワーホリとかでたくさん住んでいる場所では特にそういう話をよく聞くきます。








腹立ちますね。


イエローキャブとか言う外国人にも、外国人とやるのをステイタスと思ってる日本女性にも。





まぁ男の不甲斐なさにも腹立ちますけど。




男もチヤホヤしてえええええええええ!!!!!!!(´Д` )(´Д` )




い、いいもんね!!

俺彼女いるし!!

洋モノとか見たことないし!!






まぁ別にいいんです。

誰がどこで誰と寝ようが知ったこっちゃないですけど、日本人の女の子がそんな目で見られて、海外で痴漢をされたりゲスなことを言われて傷つくのは嫌ですよね。


あと単純に、俺たち日本人男性の宝物を奪わないでえええ(´Д` )ってのもありますよね。










とまぁ、そんな話で盛り上がった夜でした。



要するに恋っていいよね!!ってことです。

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