1月20日 日曜日
【トルコ】 ニコシア
パンツ洗ったしいいいいいいいいいいいいーーーーーーー!!!!!
服も全部洗ってもらったしーーー!!!!
もう臭いなんて言わせないからあああああああ!!!!
同じパンツを2ヶ月半はきつづけると魔法が使えるようになるって都市伝説知ってますか?
僕は知りません。
魔法は使えるようになりません。
実証済み。
これだけ履き続けると、パンツというものの存在意義がわからなくなります。
あれ?パンツってなんのためにあるんだっけ?
ズボンを清潔に保って、人間としての自尊心を清潔に保って……………!!!
最初はパンツが汚れていくにつれ、自尊心も汚れていくような気持ちになっていましたが、別にそうでもないですね。
むしろ自尊心をしっかり持っていればどんなボロを着ていようが心は常にまっすぐでいられるということです。
自己暗示?
もちろん人生最長記録です。
これでパンツは毎日かえなくても問題ないものだとわかりました。
嘘です、日本に帰ったら毎日替えます。
お風呂も毎日入ります。
でも旅中は風呂なんて毎日入らなくても問題なんかないってことです。
さてゲスな話はここまでにして、雲ひとつない快晴の今日はドキュメンタリーフィルムの撮影ですよ。
昨日出会ったジョンとオヌルは映像の学校に通っており、今ドキュメンタリーフィルムの制作というプロジェクトに取り組んでいる。
彼らの題材はソーシャルプロブレム。
政治とか、まぁいろいろだよね。
もちろんキプロスなので国境問題も大事な題材。
何か面白い対象を探して街を歩いているところに、このキプロスでイマジンを歌うアジア人放浪者を発見。
彼らからしたら格好のモデルだよな。
というわけで今日は彼らと一緒に路上へ。
カメラやマイクを持って歩く俺たちを好奇心旺盛なトルコ人たちがジロッジロ見て来ますよね。
汚い街角でギターを鳴らす。
通り過ぎる人々、
お金を置いてくれる人、
写真を一緒に撮ろうと言う人、
話しかけてくれる人、
立ち止まって人だかりができては、
拍手が鳴り響き、
また閑散となる、
後に残るのは山のようなゴミだけ。
そんないつもの路上を必死に撮影しているジョンとオヌル。
固定カメラとハンディで様々な角度から俺にレンズを向けている。
演奏の合間にインタビューも。
なぜ旅をするのか、
どこに行ったのか、
辛い経験や良い経験、
1番感情を揺さぶられる瞬間、
そんな話をした。
めちゃくちゃな英語だけどね(^-^)/
今日のあがりは、
14ユーロ
37トルコリラ
オヌルの家に戻り、撮った映像の確認をした。
すげえ!!
めちゃカッコ良い!!!
マジでちゃんとしたドキュメンタリーフィルムじゃんか!!?
歌もちゃんと録れてるし。
完成したらFacebookでシェアするからというオヌル。
というわけで皆さんお楽しみに(^-^)/
さて、話は変わって今日結構ヤバい話を聞きました。
国境問題に関して。
俺は今から南キプロスへと行き、南部の港、レメソルから船に乗りイスラエルへ向かう。
シェンゲンではないとわかった以上、ここまでは問題ナシ。
なのだが、ここから。
前述したように南キプロスは北キプロスを国として認めていないので、北から南に入る際、パスポートにスタンプがもらえない。
この入国は黙認されてはいるものの、れっきとした違法行為なんだそうだ。
そしてそしてのイスラエル入国。
パスポートにはギリシャのスタンプがない。
じゃあ、お前一体どこから来たんだ?ということになるらしい。
うげー!!!めんどくせえ!!!
みんな知ってる?
イスラエルって隣国と敵対関係にあるから渡航者に対して入国審査がものすごく厳しいらしいんだよ。
ただでさえ厳しいイスラエルなのに、シェンゲンはオーバーステイやらかしてるは、違法行為で入国してくるはで、ただで済まないのが確実(´Д` )
風の強い日に立ちションをしたら小便がズボンにかかってしまうくらい確実ウウウウウウウリリリリリリリイイイイイイイ!!
(ジョセフジョースター風)
と、と、トライですよね(´Д` )
何事もチャレンジ!!
諦めた時が負けなんだよ!!
心が折れる音を聞かない限りお前が負けることはない!!
(ユリーの祖父風。漫画読みすぎ)
つーわけで明日からドキドキのギリシャサイド入りです。
どうにもなんねー気がする(´Д` )