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キプロスの北とか南とか気になりますか?

1月21日 月曜日
【キプロス】 ニコシア ~ パフォス








オヌルの部屋で目を覚ました。

今日から出発だ。



オヌルの彼女は歯科医の学校に通っているんだけど、日本では前歯は保険効かないんだよと教えてあげたら、ぶー!!マジウケる!!と大笑いしてました。

そ、そんなにおかしい?!





そんな彼女を大学に送っていき、ジョンと合流し、3人で朝ごはんを食べに行った。



photo:01



やってきたのはオシャレなカフェ。
古い石の建物をカフェに改装している。

これは古いギリシャの建物なんだよと教えてくれるジョン。

photo:02




目の前の通りの奥に国境のカスタムが見える。

photo:03





もともとはギリシャ人とトルコ人が一緒に暮らしていたんだよな。

暑いほどの日差しが照りつける中、フォークとナイフを動かした。

photo:04









それからオールドシティーに行き、メインカスタムの前にあるカフェで最後の紅茶を飲んだ。

photo:05







目の前にある国境。

本当はとてもデリケートで根深い問題なのに、たくさんの観光客たちが買い物袋を手に嬉しそうに行き来している。


ほんの少し前までは北から南には誰1人行くことが出来なかったそう。
ギリシャからしたら侵略された土地だからね。

もちろん今でもトルコ人は絶対に入ることは出来ないのだが、それでも少しずつ穏やかになってきているのかな。






これで本当に本当にトルコの紅茶も飲みおさめ。
これからヨーロッパに入り、イスラエルに渡る。


最後の最後までお泊まりさせてもらうことになるとは、やっぱりトルコ人はどこまでいってもトルコ人。

ジョン、オヌル!!
君たちはトルコ人だ。

フィルムの完成、心待ちにしてるから!!!



国境で彼らとハグし、パスポートに5回目のスタンプを捺してもらいギリシャサイドに入国した。

















相変わらず綺麗すぎる街並み。
トルコサイドのスラムっぷりから、一気に活気に溢れたヨーロッパに様変わり。


そんなショッピングストリートを抜け、オールドシティーの入り口にあるバス停からバスに乗り、目指すは南部の西側にある町、パフォス。

世界遺産の遺跡がある町だ。




ニコシアを出発したバスはレメソル経由でパフォスに向かう。

photo:06




ニコシアからレメソルまではが4ユーロ。
レメソルからパフォスが3ユーロ。


キプロスは小さな島。
あっという間にパフォスに到着した。




photo:07



海沿いの小さな町。
予想以上に小さくて町の中心部がわからなくて2時間くらい歩き回った。

photo:08




ようやくケバブ屋さんを見つけたので、そこで晩ご飯。



た、た、た、高え!!!!!



ケバブが4.5ユーロだと!!??

あのドイツでも4ユーロってのが最高値だったのに!!

こりゃ、明日から節約生活だな…………





Wi-Fiをゲットするために、オシャレなバーへ。
カールスバーグが330mlで2ユーロ。
まぁまぁかな。



あー、ちゃんとイスラエルに入れるかなー。
ギリシャの入国スタンプがないことを突っ込まれた時、なんて言おうかなぁ。

日本人です!!僕誰からも好かれてる日本人なんです!!

って日本人アピールしまくるしかないなぁ。













………ん?








ていうか……。









そもそも入国スタンプがないのに出国できるのか………?




あ、問題そこだ。


まずイスラエルに行けない。






あ、なんかダメっぽい(´Д` )
ていうか絶対無理っぽい(´Д` )


すぐにインターネットで調べてみた。

なになに?







「無理です、入国スタンプがないのに出国ができるはずありません。下手したら不法入国を咎められ拘束される恐れがあります。」







は、吐きそう(´Д` )
マジ吐きそう(´Д` )



「おとなしくトルコに戻り、イスタンブールから飛行機に乗りましょう。」

「北キプロスの出国スタンプがあると本土ギリシャに入る際に入国拒否をされます。」





くっ!!

じゃ、じゃあトルコからシリアを抜けるルートは………



「12月、トルコからシリアに200人の武装したアルカイダが不法入国した模様。」

「シリアからの砲撃がトルコ国境の町に対して行われ、トルコもこれに対し報復を………」










ケータイを閉じる。

もうこれ以上見ない。

見ないもん!!
これ以上見たら吐く!!







マジ八方ふさがり。

どうしよう。

でも北から入って南から抜けた、っていう話も聞いたことは聞いたんだよな。

南から入って北に抜けてトルコに渡るってのは可能らしい。



もうやめてくれよー、頼むから行かせてくれ(´Д` )






と、とにかくさ!!チャレンジしてみなければわからないよね!!
わかってると思う(´Д` )


お金が貯まり次第、イスラエルに渡るフェリー乗り場に行き、交渉するぞ。



さて!!モメ事を期待しているコアな読者のみなさん。
お待ちかね!!

拘束までのカウントダウン、みんなよろしく!!!
されたくねぇ(´Д` )ハァハァ







なんて笑えない冗談を、朧月を見上げながら書いています。

1人でニヤニヤしながら。


アスファルトに敷いたマットの上で寝袋にくるまっています。



暖かい夜風が、さわさわと草を撫でています。
僕の髪の毛も。


遠くに見える町の明かり。

photo:09






夜空に薄布をかければ
星屑がかすむ

月光と雑草がいがみあい
そのしじまに虫が動いた

雲が流れているのか
それとも俺が流れているのか

島ごと空を飛んでいるような
そんな夜空の薄布




おやすみなさい。


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