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町並みの勉強旅行

こんにちは!神田です。


二人揃って体重増えすぎなのでジョギング始めました。

走るのが基本あんまり好きじゃない私。
だって走るって楽しくなくないですか?
どっちかって言ったら踊るとかの方が好き。

でも、美々津でのジョギングってすごい気持ちよくて、意外にもはまりそうです。
しかもやっぱり宮崎だからかそんなに寒くなくて、毎日晴れてて気持ちいい!
走るのは海沿いの道とか、入ったことない小道とか、途中でフミくんの筋トレのために
おんぶしてもらって走ったり、ツーステップして走ったり、
楽しいーーーーーーーーーー。

これで痩せられたら一石二鳥ですねー。



おわり






新しい生ハムが入りました。





存在感パネェ…………





ウチはスペイン産のハモンセラーノを使っているんですが、塩味もコクもすごくバランスが良くてかなり気に入っています。

めっちゃ美味いです。


たまに、イベリコ豚じゃないんかい!!ハムはイベリコじゃろが~!!って言うお客さんがいますが、イベリコ豚の生ハム、半端なく高いので無理です。


今ウチのハモンセラーノの生ハムプレートが550円ですが、イベリコだったら1500円以上に設定しないと割に合わないです。


セラーノが大衆的でバッチリです。





1本目はまだ切り方も保存も下手だったので、無駄にしてしまった部分や乾燥させてしまったところがありました。


生ハムは乾燥との戦いですね。

やはりしばらく経ってくると乾燥してお肉がカピカピになってきます。


乾燥を防ぐために、断面にカットした捨てる脂を貼りつけ、オリーブオイルで拭いて膜をはり、ラップをしてカバーをかける。


かなり気をつけてます。


でもやっぱり日数が経つと乾いてしまいます。


味自体は落ちないんですけど、歯ざわりが固くなってしまうんですよね。


乾燥をできるだけ防ぎ、無駄なく切り落とし、最後まで美味しく使い切ってやるぞ!!

生ハムめっちゃ美味しい!!





ちなみに使い切った生ハムの骨は捨てるのではなくシチューの出汁を取るのに使うそうなので、今度やってみたいと思います。


トンコツ的なあれですか?


だったらチャンポンにしようかな。

チャンポン美味しいですよね。







ていうか最近カンちゃんに言われたんですよ。

フミ君最近、ブログで俺の◯◯を女の子の◯◯に◯◯してやる、っていうアレ書かないよねって。


そうです、僕のブログのど定番だったあのクソしょうもないお約束のフレーズですね。



確か1番最初に書いたのが、


俺のカッパドキアを女子大生の地下都市にインディージョーンズさせてやる、


です。


これを書いた瞬間ブログのクリック数が飛躍的に上がった気がします。


さらに安宿で日本人の女性旅人さんに、金丸さんのブログのあのカッパドキアのくだり最高です!!キャハッ!!って言われて、この人確実にエッチに持ち込める、って思った記憶があります。

何もできませんでしたが。

切ないほどに。


そんなことばっかり書いてた僕が生ハムですから、昔を知ってる読者さんからしたらもうここしかないって感じですよね。


すでに下ネタみたいな名前ですもん。







でももう僕もいい大人です。

しかも世帯主で妻帯者で飲食店オーナーです。


もう昔みたいに無茶はできません。失うものが多すぎますからね。


人はこうして大人になり、丸くなり、良識ある落ち着いた人間になっていくんでしょう。


守るものを全力で守る。

牙が取れた、なんてことも言われるけど、いつまでも子供のままじゃいられない。


しっかりした大人にならないと。


次の世代を担う子供たちの見本となるためにも…………










さて、40代の可愛い系お姉さんに俺のセラーノを生でハムハムしてもらって、お姉さんのマサを後ろからプンタプンタして、すごく固くなったコディージョをお姉さんが優しい手つきでカーニャしてくれて、そこで僕はもうプンティージャをゆっくり動かして時に激しく正常位でアレして、あああああ!!!!お姉さああああああああああああああああああああんんん!!!




小さなお子さんがいる読者さんに、子供が幼稚園で変なこと言うからブログに変な言葉書かないでくださいってメールで言われたことがあります。




申し訳ありません。









無理です。





オナハマ!!!

(注)福島県の地名
















さて、温泉行ってきました。





正月、1日も休まないでぶっ通しで仕事していたので落ち着いたところで2連休を取らせていただきました。


じ、自営業すげぇ!!

勝手に休み取れる!!!





いや、本当はクラウドファンディングの写真集をやらないといけないんです。

温泉なんか行く暇があったら早く編集しなければいけないんです。


すみません、ちょっとだけリフレッシュさせてください!!

ここからまた頑張って作業を進めていきます!!


今いい感じに進んできているので、ここからは早く編集できていくと思います!!







そんなわけで1泊2日で行ってきたのは大分県です。

日本一の温泉県が真横ですから、日向市はいいポジションです。



まずやってきたのは原尻の滝。









「どうですか神田さん。これはもうナイアガラの滝に行ったも同然です。」



「ナイアガラやー。もうカナダ行かんでよくなってもうた。」











そして次にやってきたのが岡城址。
















滝廉太郎の荒城の月のモデルとなった有名な城跡です。



「どうですか神田さん。これはもうマチュピチュに行ったも同然です。」



「マチュピチュってこんななんやー。もうペルー行かやん。」













「ホラ、見てください。これがインカ帝国初代皇帝のマンコ・カパックさんですよ。本当度胸のある名前ですよね。40代の色っぽい女性に言ってもらいたいもんです。」



「へー、この人がそうなんやー。」










ただの滝廉太郎。














それから竹田市の町並みを見て回りました。

















一部、城下町の雰囲気を残しており、古民家や武家屋敷通りなんかもあってとても趣きがあるんですが、それよりもこの町の寂れ具合がたまらなくグッドですね。


町のメインストリートのお店、半分潰れてます。

























昭和に潰れて時が止まったままみたいな、ちょっとした廃墟の町みたいな、このひなびた空気。

これだけの廃墟があるってことは、昭和のころにはいったいどれほど活気に溢れた町だったことか想像がつく。


潰れたお店のひとつひとつに誰かのドラマがあって、それらが積み重なって町を作り上げている。


久しぶりにこれほどクオリティーの高い地方の昭和の町を見ました。





















「神田さん、これはすごいですなぁ。久しぶりにここが故郷の人が羨ましいと思える町です。竹田に友達が欲しいです。」



「古い店舗を使ったオシャレな可愛いお店もポツポツあるね。」



「いいなぁ、ああ、いいなぁ。町って色々だなぁ。いいなぁ。ここでも色んな人が暮らしてて地区の区長さんとか観月会とかあったりするんだよなぁ。町は生き物だなぁ。新しい町、ボロボロの町、品のある町、スラムの町、歴史ある町、開拓の町、どれもいいなぁ。」




あまりのノスタルジーな町並みに震えながら歩きました。

竹田市マジで素晴らしいです。










































その夜は湯布院の近くの湯平温泉というひなびた温泉町の宿に泊まりました。


細い坂道に赤い提灯が無数に吊り下げられた様子はとても風情があって、やはり大きな温泉街よりも、僕はこうしたひなびた温泉町のほうが性に合ってます。

























外湯巡りを楽しみにしてたのに、源泉工事で5軒のうち1軒しか開いてなかったけど…………

先言ってよ…………


















でも泊まった宿の部屋に素晴らしい内湯がついていて、これが下手な家族風呂より全然良かったです。








部屋にこれはすごい。






ご飯も部屋食にしてもらって、めっちゃくつろげたなぁ。


最近は豪華絢爛なバイキング形式の宿が多いですが、2人だけだったら部屋食がやっぱり贅沢だなぁって思います。


友達とみんなでワイワイとかだったらバイキングのほうが楽しいですけどね。



「いやぁ、神田さん、浴衣の君はススキのかんざしじゃないですか。熱燗徳利の首をつまんでくださいよ。」



「あ、その歌知ってるー。」



「僕はすっかり酔っちまって、君の頬と耳は真っ赤っかですよ。とりあえずもう1回内湯入りましょうか。」



「風呂上がりの髪ー、いい匂いー。」



「いい香りー、だよ。」


























夜が明けて次の日。





朝ごはんを食べてからまずやってきたのは杵築です。













大分の歴史的町並みと言えば日田が有名ですが、この杵築も国東半島の入り口に位置した城下町として観光客が集まるところです。



「ホラ、神田さん。これが有名な酢屋の坂です。これはもう大分のクスコですよ。もうペルーに行かなくてもいいですね。」



「大分のクスコやー。綺麗やねぇ。」













お城から伸びる道の先にふたつの丘があり、その間に低い通りが走っている面白い地形の杵築。


その高低差がそのまま身分に直結しており、丘の高い部分には武家屋敷が整然と並び、丘の低いところには下級武士、さらに1番低い通りには商家が並んでいる。









当時の区画がそのままに残された町割りはとても貴重で、つい2~3年前に美々津と同じ伝統的建造物保存地区に指定されたんだそう。


杵築の資料館に行ったらそう説明されたので、心の中で僕めっちゃ伝建地区の古民家に住んでますって言いたかったです。

































ちなみに資料館の裏手にある古い武家屋敷の空き家が2000万円で売りに出されているそうなのでもし興味のある方は調べてみてくださいね。


多分改修でプラス1000万くらいかかると思いますが…………








それにしてもさすが有名観光地、杵築。












町並み保存の高い意識が随所に見られてすごく勉強になる。













カーブミラーひとつ、配管の目隠しひとつ、看板のデザインひとつとってもすごく考えられていてセンスがある。


美々津もこうした部分を参考にして町並みのクオリティを上げていけるはずなんだよなぁ。


40年前に美々津を伝統的建造物保存地区に指定するために全国の保存地区に出向いていた僕の爺ちゃんも、こうして各地で勉強して回ってたんだろうな。













でも大事なのは歴史に付け足しをすると偽物の町になってしまうというところ。


伝統的建造物保存地区というのは、文献に則った修景しか許されていないので、わざと古めかしい作りに町並みをいじることは禁止されています。


時の流れの中で至ったありのままの姿でなければいけません。


そしてだからこそ人は心を動かされるわけです。













美々津は現代化の流れの中で古民家が崩されたりサッシの家になったりして、よその伝建地区に比べると派手さはないです。


交易で栄えた港町なので豪壮な武家屋敷もありません。


しかし、田舎の海辺にポンと現れる商家が密集するこの町の風情はなかなか他にはないものだし、過剰に保護されてこなかったことでありのままの人間の営みが感じられて、心休まる親近感があります。


僕はこれからなんとか美々津を活性化したいとは思っているけど、もしかしたらあまり手を加えすぎることは町にとって良くないことなのかなぁとも思います。



電線を地中に埋めたら景観は良くなる。

でも電線が軒先に乱雑に通ってる様子もまた味。



地面を石畳にしたら風情が出る。

割れたアスファルトもまた味。



不親切な道案内看板を、もっとインスタ映えするデザインにしたらどうか。

不親切くらいが観光ズレしてなくていい。




そんなもんなのかもしれません。





軒下が波になっているのは水を表しているそう。

当時は火事が多かったのでこうしたゲン担ぎのデザインを作っていたんだそう。







当時は武芸を磨くことがサムライの本分だったので、雨の日でもこうして弓矢の稽古を怠らないことを、ご先祖様に見てもらうために仏壇の前で稽古していたそう。




なので弓を持つ位置だけ天井が高くなってる。



やべー…………















蘇鉄の幹に五寸釘打ち込んでて、マジひどいことする人がいるなぁって思ったら、蘇鉄は名前の通り鉄分が多い植物なので、あえて釘を打ち込むことで元気になるんだそう。やべー。








茅葺き屋根は燻していないと悪くなるので、毎日こうして煙を焚くんだそう。



ちなみにこの屋敷の茅葺き屋根の葺き替え工事費用はなんと4300万円だそうです。


維持費かかりすぎ…………

観光名所も大変だわ…………













杵築を出たら別府のニトリでお店の備品の買い出しをして、明日の仕込みの買い出しをして美々津に帰ってきました。



「あー、楽しい旅行だったねぇ。やっぱり温泉はいいなぁ。」



「楽しかったー!!リフレッシュしたー!!明日からまた怒涛の宴会ラッシュだー!!」



「こうしてひとつの場所に住んでいると、ちょっとした遠出がめちゃくちゃ楽しくなるね。ほんの隣の県に行っただけなのに方言も変わるし食も変わるし。」





旅って面白いです。

遠い遠い場所を巡るのはとてもエキサイティングなこと。


でもこうしてひとところでじっくり暮らしながら小旅行をすると、慌ただしい旅では見えてなかった土地柄とか人間性とかもっともっと深いところが目に入ってくる。


めっちゃ濃密。


旅行って楽しいなぁ。



「あー、竹田も杵築もよかったけどウチの古民家もなかなかのもんだなぁ。これはもう宮崎の小京都ですよ。もう京都行かなくていいね。」



「京都はいいですよー。」



「うん、京都はいいよね。」






よっしゃ!!!!正月休みで思いっきりリフレッシュ!!!!

明日からまた頑張るぞ!!!!


写真集作るぞおおおおおおお!!!!





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