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暖かい人間になれたらいいなぁ

2016年8月16日(火曜日)
【デンマーク】 スラーエルセ ~ オーデンセ






このオランダのお菓子めっちゃ美味しい。





でしょー!!って言いながら運転している俺の口にお菓子を入れてくるカンちゃんの顔は自慢げだ。

バタークッキーの甘みと塩味、そこにキャラメルの絶妙な組み合わせ。


ヨーロッパでは普通の庶民的なお菓子なんだろうな。














さて、コペンハーゲンのあるシェラン島から出るためにはまた橋を渡らないといけない。

デンマークは半端ない数の島で構成されている半島国。


次のフュン島に渡るためには有料の高速道路しかない。




そうしてやってきた橋のゲート。







値段はいくらだ………………








240クローナ。3660円。


ぬぅ…………なかなか高い…………




ていうか四国に渡る橋も全部高いですよね。

うどん食べたいです。


























途中、海の中に整然と立つ風力発電の風車があって、北欧は自然エネルギーが大半なんだろうなぁと思いながらフュン島に上陸。


もうお昼くらいなのでとりあえずどこかで歌おうと思って、フュン島最初の町であるニュボーにやってきた。

















なかなか綺麗な町で、天気もいいおかげですごく気持ちいい。

デンマークの旗が青空にはためき、木々の緑も鮮やかだ。




が、人が全然いない。






あれ?北欧はだいたいどこの地方都市にも人がいるはずなんだけどな…………


まったくもって人の気配が感じられなくて、とりあえずケバブ食べてもう1回通りを歩いてみたけど、やっぱりゴーストタウンみたいなのでここでは歌えないと車に戻った。


























そしてそこから1時間ほど車を走らせて到着したのはオーデンセ。また戻ってきたぞ。


もう1ヶ月半かぁ………

この前このオーデンセに来た時にアジアンフェスティバルで歌わせてもらったり、たくさんの人と出会ったりしてすごく楽しい時間を過ごすことができた。


早いもんだなぁ。
北欧のスタート地点に戻ってきたんだな。





走り慣れた町中をひゅんひゅんハンドルを切り、いつものパーキング場所に車を止めたら、すぐにショッピングストリートにやってきた。


さっきのニュボーがなんだったんだ?ってくらいたくさんの人が歩いており、賑わっていた。












が、しかしここはデンマーク。

前回もだったけど、なぜかこのデンマークは全然稼げない。



人々の反応は悪くない。みんな足を止めてくれたり拍手してくれたりする。

でもそこから財布に手が伸びない。それだけで去っていく。



北欧もぐるりと回ってきたことだし、なんとか前回よりは稼いでデンマークリベンジしてやるぞ!!!




気合いを入れてギターを鳴らした。








心霊写真みたい。















はい、2時間やって473デンマーククローナと1ユーロ、7300円。


微妙…………微妙すぎる…………




いや、悪くはない。悪くはないんだけど…………


なんだか手ごたえが薄いんだよなぁ。




フィンランドとかスウェーデンで感じたようなウェルカム感があんまりない。


うーん、デンマークいい国だからあんまり悪い印象持ちたくないんだけど、路上には向かない国なのかなぁ。

俺の実力不足ももちろんだけど。



うーん、微妙!!
















さて、路上を終えたら気を取り直してメグミ姉さんのところに向かった。

郊外の住宅街にあるメグミ姉さんの家にやってくると、いつもの元気いっぱいな姉さんが出てきた。



「おーう、帰ってきたねー!元気にしてたかい?ところでご飯は食べたのかい?ポテトくらいなら揚げられるよ。」



ムーミンのお土産をお渡しし、お言葉に甘えてフライドポテトとコーヒーをいただきながらこの1ヶ月半のお互いの旅の話で盛り上がった。


メグミ姉さんもこの1ヶ月半の間にギリシャのロードス島にバケーションに行ってたみたいで、たくさん写真を見せてもらった。

北欧にはないローマ帝国の遺跡が青空の下に取り残されている様子があのアドリア海の乾いた空気を思い出させる。


モザイクの床絵や神殿の廃墟、キプロス島はひなびた静寂の中だった。



あぁ、そういえばまだイタリアとギリシャに行ってないんだよなぁ。

またヨーロッパに戻って来ようかな。









置かせてもらっていた車のシートを受け取り、さらにタイミングが合わずに会うことができなかった恭子さんが、俺たちのためにメグミ姉さんに袋を預けてくれていた。


その袋の中にはおしるこの元、クリームシチューの元、そして折り紙が入っていた。


ありがたい、これでまた路上で子供たちにお返しをすることができる。

フィンランドではまったくできてなかったもんな。



メグミ姉さん、恭子さん、本当にいつもお世話になります!!!



















それから車を走らせ、今度はまた違うお家にやってきた。

ピンポンを押すと、中から出てきたおじさんがニコニコしながら驚いた。




「フミ、ナオ!帰ってきたんだね!!」




ジョンさんとコニーさん。

オーデンセで出会った大好きな大好きなこの2人にも、無事帰ってきた挨拶をしておきたかった。




「スバールバルはどうだった?」



「知らないで種子貯蔵庫の前で寝てたら、地元の人にライフルないとシロクマに食べられるぞって言われてしまいました。」



「ハッハッハー!!そうだね!あそこは北極みたいなもんだからね!いやー、それにしても羨ましいよ。」




相変わらず紳士淑女を絵に描いたような2人。

コーヒーを出そうとしてくれたけど、突然押しかけたし、お土産だけ渡せればよかったので、すぐに帰ることにした。


笑顔でハグすると2人の体がとても暖かかった。



ジョンさん、コニーさん、また必ず会いに来ます!!どうかお元気で!!














「あー、胸があったかいねー。」



「ねー、嬉しくなるねー。」



メグミ姉さんも恭子さんも、ジョンさんコニーさんも、みんな本当に素敵だ。

俺たちも、出会う人たちにこんな暖かい気持ちを感じてもらえるような人間になれたらいいなぁ。



ああ、今夜はぐっすり眠れそうだ。








~~~~~~~~~~~~~~~~~~


インドのホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


今頃インド暑いんだろうなぁ…………

こっちは20℃で快適にもほとがあります!


どうもありがとうございます!!




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