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2つ前の記事について

2016年8月17日(水曜日)
【デンマーク】 オーデンセ ~ ボーゲンセ





朝イチ、オーデンセを出て北に向かった。



田舎の一本道がのんびりと続いており、ところどころにスピードバンプや道路を狭めるコンクリートブロックが置いてあって、スピードが出過ぎないようにしてある。


対向車もほとんどなく、民家もまばらだ。


のどかな風景。

窓を開けると風が髪を巻き上げて、心が解き放たれるようだった。
















ボーゲンセという小さな港町に着いた。

海沿いにポツリと取り残されているこの町。





車を止めて歩いてみると、メインストリートはポツポツとお店が並んではいるんだけど、人がほとんどおらず、とても静かだった。





アンティーク屋さんのショーウィンドウには誰かの使っていた食器や人形が置いてある。

建物も全てがアンティークのように古めかしく、まるで時が止まっているみたいだ。


優しい潮風が石畳の上を吹き抜けていく。







お腹が空いたのでケバブでも食べようかとファストフード屋さんを覗いてみるが、どのレストランもまだ閉まったままだった。

こんなお昼どきにどうしたんだ?とお店のドアを見てみると、営業時間は15時から、と書いてある。


あんまり遅すぎじゃないか?と不思議に思ってよく見たら、夏季は12時からのようだった。





そうか、もうサマーバケーションのシーズンも終わってしまったんだな。

短い北欧の夏も過ぎてしまったのか。


いつもはうるさいウミネコの声も、夏の賑わいの名残を惜しんでいるようだった。
















このボーゲンセで今夜、人と会う予定なので、このまま歌おうと思っていたんだけど、さすがにこれでは人がいなさすぎる。

仕方なくオーデンセに戻って歌うことにした。



また30分かけて戻ってくると、オーデンセにはたくさんの人で溢れていた。

うーん、こんなに雰囲気のいい町なのに他のパフォーマーがまったくいないってのは、やっぱり稼げないのが分かってるからなのかなあ。


とにかく、今日こそはいい反応をもらってやるぞと、深呼吸して路上開始。













もう笑えてくるくらい俺街路樹。

無反応もいいとこ。


たまに立ち止まってくれる人もいる。


1曲聞いてくれて、次の曲も終わって、そこでプイッと去っていく。



ええぇー……………なんもなしですか…………




中国人観光客がパシャパシャ写真を撮ってくるのはまぁいつものことなんだけど、なんなら中国人観光客のほうがチップを入れてくれる確率が高いんじゃないかと思えるレベル。




これって後からドイツ人の友達に聞いた話なんだけど、デンマークってチップ文化がないらしい。

なのでデンマーク人観光客がドイツに遊びに来ても、レストランとかカフェの人は全然チップがもらえないので困るんだそう。







チワワくらいやわ、止まってくれるの。









心折れそうになりながら歌っていると、今度は優しそうなおばさんが目の前に立ち止まり、足でリズムを取りながら曲を聴いてくれている。


おお、これはなかなかいい反応だぞ、と思いながらいい感じでサビもキマッた。


さぁ、いかがですか!!おばさん!!と顔を上げると、無表情でプイッと去っていった。



鬼の勢いでギターを下ろした。




「うがああああ!!!もうデンマークで路上しない!!!」



「なんでだろうねー、北欧の中でもデンマークだけすごい分かりやすいね。」




カンちゃんと一緒に荷物をまとめたら、ちょっと早めにボーゲンセに戻ることにした。


今日のあがりは1時間半で232クローナ、3500円。

デンマーク、パフォーマー殺し!!






















また30分かけてボーゲンセにやってきて、スーパーでビールだけたくさん買って、約束していたかたの家に向かった。


住宅地の中にある一軒家に到着し、どこが入り口かなーとキョロキョロしていると、ヒゲモジャのサンタクロースが出てきた。




「うわー!ベンツさんー!!」



「フォッフォッフォー、フミ、元気でしたかー?」



「あー!きたねー!なんかもうおかえりって感じだね!!」




お会いする約束をしていたのはいつみさんとベンツさん夫妻。





ずっと俺の旅のことを応援してくださっており、この前もオーデンセのアジアンフェスティバルのときに少しお会いしている。



さらに一度宮崎でもお会いしたことがある。



いつみさんのご出身は宮崎なんだけど、そのときちょうど一時帰国中だったため、デンマーク在住のかたと逆輸入で宮崎で会うっていう不思議な状況だった。


宮崎の居酒屋で一緒にご飯を食べたお2人とまたこうしてデンマークの田舎町でお会いできるなんて!!




「ささ、ここに2人で泊まってね。今からバーベキューするからゆっくり飲みましょう!!」





案内していただいたのは庭にある離れの建物で、そこには広々とした寝室があった。

シャワーもトイレもこの離れの建物にあり、完全なるプライベート空間。



ぐおおおおおおおおお!!!!すげすぎるうううううううう!!!!!



人の家にお泊まりさせてもらうのってかなり気を使うもの。下手したら余計疲れるときもある。


でもこんなに完璧な離れだったら思いっきりくつろぐことができる。



ゲストルームがあるから、とは聞いていたけど、こんなに立派なものだったなんて!!!










いつみさんはこちらで介護のお仕事をしており、ベンツさんも教育施設で理事長をしていた人。

スペシャリストである2人のもとには日本からたくさんの研修生がやってくる。



さらにオーデンセやこの辺りで撮影取材をしにやってくる日本のテレビクルーもいるので、この離れはそういう人たちのための宿泊施設としても使っているんだそうだ。




ていうかいつみさんとベンツさん自身、世界のこんなところに日本人、っていう番組に出たことあるみたいだ。


確かにデンマークの小さな田舎町での暮らしは珍しいものだよなぁ。




「この建物はベンツさんが全部作ったの。こういうの得意だからね。」



「フォッフォッフォー、業者にやってもらったら倍の値段するからね。」




これ作ったて!得意とかそういうレベル超えてるやろ!!




「これもベンツさんが作ったの。すごいでしょー。」






この鉄板も作ったんですか?

サンタさん溶接工!!







その鉄板に油を敷き、バンバンお肉を乗せて焼いていくいつみさん。















夏の間はグリルバーベキューは毎日のようにするのよーと話しながら手際がすごくいい。

短い夏の間にみんなめいっぱいアウトドアを楽しむんだろうなぁ。


















ていうかなんですかこの王の食卓は。


なんて神々しいお肉様たちなんだ!!!

眩しい!!眩しくてテーブルが見えない!!!




「さ、たくさん食べてね!!はい!おにぎりもあるからねー!このズッキーニ美味しいから!!」



「きゃああああ!!!おにぎりいいいいいいい!!!!いただきまーす!!!」



「うまあああああ!!!美味すぎて俺のズッキーニがニョッキーニで加護亜依再婚!!」
























美味しすぎるお肉様のグリルをたらふくいただき、テラスのテーブルでみんなでワインを飲みながら色んな話をした。



デンマークの王様は日本とは違ってすごく国民と近い位置にいて、そこら辺でキャンプしたり、バーに行って普通の人たちに混じって酒を飲んだりしているらしい。

そりゃすごいな。







あと面白かったのが電気代。

デンマークの家の電気メーターは2色になっており、普通に使っててノーマルカラーの部分に針が来てる分には問題なし。


でもドライヤーとかテレビとか電気とか、いっぺんに大量に電気を使うとレッドカラーになり、そうなると電気代が1.5倍の値段になるんだそうだ。


だから人々は電気を同時に大量に使わないように気をつける。そうすることで国内の電力の偏りをなくしているんだそうだ。

うーん、よく考えられてるよなぁ。


原発止めてもいいけどそしたら電気代上がるからね、それでもいいの?ねぇいいの?っていう日本の脅しとは大違いだ。


















やがて日が完全に沈み、夜らしい夜がやってきた。もう白夜の季節も終わり、もうすぐ長い冬がやってくる。


外のテラスにいるとまぁまぁ寒いんだけど、そこはさすがに北欧。

人々は毛布を体にかけてでも外で過ごしたがる。

ストーブに焚べられた薪が燃え、火がメラメラとテーブルを照らしている。





懐かしい木の燃える匂い。

影が揺れ、芝生の上にのびている。









デンマークでは、何か悪いことが起きたらニッセがやった、と言われるらしい。


ニッセというやつは小さな妖精で、トロールみたいな北欧の小人。




デンマークの風習で、クリスマスになると窓辺にお米と牛乳を炊いたやつを置いておくというものがあるらしい。

それはニッセのため。

デンマーク人はそうやっていたずら者のニッセと仲良くすごしているんだろうな。



座敷童子みたいなもんなのかな。
ニッセのいる家は安泰、みたいな。






こうやって夜に、火の灯りに照らされながらテラスにいると、そこら辺の影をニッセが走っていそうだ。

ベンツさんのヒゲがとても愛らしい。




デンマーク、素敵なところだなぁ。






路上は稼げないけど。












路上は稼げないけど。






加護亜依再婚したけど。







あああああ!!チクショー悔しいいいいいい!!!!

加護亜依は全然悔しくない!!!!



日本のニュース全然わからない。




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こんにちは、金丸文武です。

二つ前の記事に関して、読者さんから何件かのご意見メールをいただいたのですが、気分を害されてしまったことを深くお詫びいたします。

自由に生きている人たちが社会不適合者と見下されることに対して、それを言う人がどれほど社会に適合しているのか?ということを書いたのですが、文中に、


会社に勤めろ、税金おさめろ、家庭を作れ、それができなければつまはじきで笑い者


という文章の後に、


それを言う人がどれほど社会に適合しているのか?それが人を見下せる自慢できるようなことなのかとも書きました。

これを見ると確かに、一生懸命働いて税金おさめている人たちに対して失礼な書き方だったと思います。



一生懸命働いて税金おさめている人たちを否定するつもりなんて毛頭ありません。その人たちが日本を支えていることは疑う余地もありません。

そういった人たちから見たら、税金を払わないで社会の恩恵を利用している人たちは批判される対象になります。僕も年金なんかのお金を日本の口座から引き落とされるようにしているので、生活保護にあぐらをかいている人たちに腹がたったりします。

でも中には、税金なんかの義務を果たしつつも人と違った生き方をしているだけで社会不適合者と笑われる人たちもいます。僕の周りには立派な会社の経営者のかたから変わった人まで色んな人がいますので、そういった場面をたまに見てきました。


納税のことについてはもう本当間違いないです。僕の書き方がただただ悪かったです。申し訳ありません。

いまさらですが僕はもっと人格的な面のことを言いたかったです。周りと違う生き方をしている人が社会不適合者と笑われて、ではいわゆる普通と言われる人たちは一体どんだけ偉いのか?と。
言葉足らずすぎますね。これでは、そこまで思ってないのに・・・っていうようなことを言われても完全に僕が悪かったです。


毎回ブログの書き方で謝っています。本当至らない人間ですみません。
ご意見メールで指摘されたよう、もっとキチンと考えを武装して書いていきたいと思います!!難しいんだよなあ・・・

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