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オンザロードアゲイン 6章









ヒッチハイクはその後も順調にいき、各地の路上で稼ぎながらドイツ南部からスイスを抜け、フランスへと進んでいった。


凍える夜、国境での別室送り、寝てるところに現地の悪ガキに石を投げられたり、酔っ払いにテントを倒されたり、目が覚めたら雪が降り積もっていたり、色々あるけどもなんとか前に進めていた。



そうしてフランスの大都市であるリヨンに到着した。


久しぶりの大都会。

大きな建物がひしめき、道路が入り組み、たくさんの人が縦横に横断歩道を渡っている。


いつも身なりには気をつけていたいけど、さすがに服も汚くなってきた。

もう随分洗濯もできていない。

こんな格好でこんな洗練された都会の中にいると、少しばかり恥ずかしくなる。


まぁ似たような連中もそこら辺にたくさんいるし、ヨーロッパではそこまで白い目で見られることもないんだけども。






マクドナルドでサッと晩ご飯を済ませ、楽しそうな現地の若者たちに混じってワイファイを繋いでメールチェックをする。


昔だったら日本の人と連絡を取ろうと思ったら各国にある日本大使館を通して手紙を送って、その返事待ちで何日も時間を潰さないといけなかった。

それが今じゃ一瞬でメールのやり取りができる。


あの頃に比べて旅も楽になったもんだ。


このお店の中には世界中と繋がるインターネットの電波が縦横に飛び交っている。




そんなメールの中に、あのカッピーからのものがあった。

出国前に東京で会ってからそれきりだったので何だろうと思って開いてみると、今どの辺りだ?もう歳なんだからあの頃みたいな無茶はするなよと書いてあった。


今リヨンだよ。体はしんどいけど、久しぶりの旅で体はアドレナリンと垢にまみれてるよ、と返事を書いてマクドナルドを出た。











「ヘイヘイ、そこのあんた、どこから来たんだい?」



クリスマスマーケットで賑わう夜の街を歩いていると、1人の兄ちゃんが声をかけてきた。


ボロい服、ボサボサの頭、いかにもホーボーといった雰囲気で、変わりもんって感じだ。

しかも靴も履いておらず、裸足で歩いている。


どっからどう見ても関わらないほうが無難だけど、まぁ俺も似たようなもんか。



「あんた、どこから来てるんだい?」



「日本からだよ。」



「はっ!!君はどう思う?ヒロヒトはいつまでアメリカのいいなりになってるつもりなんだ?」



「んんん…………さぁね。」



「まぁいい。ところで今日はどこで寝るんだい?もし良かったらいい寝場所があるんだが案内しようか?」



変わり者だけど悪いやつでもなさそうだったので着いて行ってみると、裸足の彼は銀行のATMコーナーに入って行った。

何するんだ?お金でも下ろすのか?


と思ったらここが俺の家さ、と得意げに言う兄ちゃん。


な、なるほど…………

なかなかハードなとこにお住まいで…………



どうやら都会のATMコーナーは24時間空いているみたいで、確かに中は暖房がきいていて暖かい。

雨も風も防げるし、悪くないかもしれない。


ものすごく人来るけど。


お金を下ろしに来た人たちが俺たちのことをものすごくいぶかしげな目で見ていく。


そりゃそうだ、お金を下ろすような狭い場所に小汚いホーボーが2人も座り込んでいるんだもんな。

警戒されて当然だ。


しかしそれでも追い出されないんだからさすがヨーロッパは寛容だ。







スロバキアから来て、ノルウェー、イタリア、スペイン、と各国を放浪して歩いているホーボーの兄ちゃん。


ポケットには小さな詩を書きなぐったメモ帳が入っている。

彼の持ち物はこれだけだった。



「トイレはそこの外ですればいい。No.1はそこでいいけど、No.2はちょっと遠くに行かなきゃいけないんだ。」



ニヤリと笑う兄ちゃん。

彼のベッドは入り口に置いてある足拭きマット。

それの上に横になって寝ているようだ。


英語が堪能で、世界各国の歴史や情勢を饒舌に語っている。

頭のいい、裸足の詩人。



「今の世の中のやつらはなんの誇りも持ってないね。誰も彼も、金のためにあくせく走り回ってやがるのさ。」


「ふーん、じゃあ君はスロバキア人としての誇りを持ってるのかい?」


「俺はスラブ人としての誇りを持っているのさ。ヘイヘイ!!あんた!!ちょっと小銭を恵んでくれないかい!?」


「ファックユー。」


「カモンベイビー!!ヒャッホウ!!」



なぜか大喜びしている兄ちゃん。

ほ、誇りね…………



「ホラ、簡単なもんさ。人生はゲームさ。ハハハハハ!!」



手のひらのコインを俺に見せ、それをポケットに突っ込むと兄ちゃんはボロいタオルケットを体にかけて足拭きマットの上で丸まった。


彼の頭の上をまたいでATMからお金を下ろしている人々。


そんな異様な光景を眺めながら俺も寝袋に包まった。















あくる日、目を覚ますと裸足の詩人はいなくなっていた。


寝ぼけた頭で荷物を確認してみるが、別に無くなっているものもない。

兄ちゃんはまた詩のカケラを探してどこかの国に流れていったのかな。




すると、俺の枕元にコーヒーのカップが置いてあることに気がついた。


え?なんだこれ?と思って周りを見渡してみると、ATMコーナーの外を掃除していた清掃員のおじさんが俺のほうをチラリと見てウィンクした。


いい朝だ。


おじさんに礼を言ってベンチに腰掛けて暖かいカプチーノを飲む。


さぁ今日も歌うか。













リヨンの賑やかなショッピングストリートを歩き、適当な場所でギターを広げた。

いつものように太ももをパンッと叩いて音の反響具合を確認し、弦をなでると、寒い、乾いた空気に音が清冽に染み渡る。

石畳の上をきらめきながら流れ、そこに静かに声を乗せる。


インドとかアジアとか中東とか南米ではこうしたホコ天のショッピングストリートがほとんどないし、騒々しくて生音では演奏がかき消されてほとんど通行人に音が届かないんだけど、ヨーロッパのショッピングストリートは本当に静かで石造りの建物に音が響いてやりやすい。


通りの辻々に弾き語りの人やクラシックのカルテット、銅像パフォーマーが陣取っていて、路上にたくさんのアートが散らばっている。

人々は買い物の途中にそうしたパフォーマンスを楽しみ、気に入ったら1ユーロや2ユーロコインを入れ、上品に去っていく。


目が合えば誰もがニコリと微笑み、ステキな演奏ねと声をかけてくれ、心が穏やかになっていく。


侵略を乗り越え、移民と交じり合いながら受け継いで来た文化レベルの高いこのヨーロッパの町の一員になれたような気がして、まるで映画の中にいる気分になる。



でもヨーロッパの魅力はその上部のところではなく、そうした麗しい町の中に、世界中の人々となんら変わらない人間くさい生活が営まれているという事実だ。

誰もが値段を気にしながらパンを買い、給料を気にしながら酒を買い、人間に疲れ、愛想笑いをし、仕事に絶望し、恋にやぶれ、政治に腹を立て、ささやかな幸せを噛み締めながら生きている。


この何百年と変わらない町並みの中で、人間だけが生死のサイクルを繰り返して入れ替わっている。

時代の流れに戸惑い、受け入れながら。


ふとした時に見せる人々の寂しげな表情が、いつも胸に迫る。

少しでも、その生活にポジティブな感情を与えられることができたならば、それが路上ミュージシャンにとっての最大の使命だ。



今日も4時間。

最後にジョンレノンのハッピークリスマスを歌い、拍手をもらってギターをおろした。














いつものように野宿場所を探すために街を抜けようと歩いていると、広場にこうこうと明かりが灯っているのを見つけた。

人がたくさん集まって、屋台が出ている。


ヨーロッパの風物詩、クリスマスマーケットだ。


ヨーロッパでは11月になるとこうしたクリスマスマーケットが町ごとに行われ、様々なクリスマスグッズが屋台で売られる。

人々はそれらを家に飾りつけ、クリスマスまでの日数をカレンダーのチョコレートを食べながら過ごす。


楽しそうな人たちに混じって俺も屋台を見て回った。

色とりどりのオーナメント、可愛らしい手作りのサンタクロース、色んなものが売られている。





賑やかな雰囲気にほだされ、屋台でホットワインを買った。

ワイン樽のテーブルでその熱いホットワインをすする。

シナモンの香りが立ち上がり、甘さと苦味が口に広がる。


熱いカップに左手の指先をつける。

連日ギターを弾き続けて指先がジンジンと痛んでいる。

だいぶ皮も厚くなってきたが、まだ昔のようにカチカチにはなっていない。


白い息を吐き、夜空を見上げると1人が心地よかった。




「アラ、あなた今日路上で歌っていたわね。」



するとそこに1人の女の人が声をかけてきた。

見た目は50歳くらい、俺と同年代くらいの上品な人だ。

ブロンドのウェーブした髪の毛、青い瞳、大きめのダウンを着て、小脇にクリスマスの大きなロウソクを抱えていた。



「あなたすごくいい声をしているわ。心に響いたわ。どこから来てるの?」



「日本だよ。あなたはこの町に住んでるの?」



「そうよ。ずーっとここ。鳥かごの鳥みたいに。私も1杯一緒に飲んでいいかしら?」



女の人はホットワインを買いに行き、同じワイン樽について乾杯した。



「日本から1人で旅してるの?目的地はどこなの?」



「ああ、1人だよ。これからモロッコのほうまで行って、あのー、サハラマラソンに、参加しようかなぁって…………」



「えええ!?本当に!!あなた大丈夫なの!?もうそんなに若くもないのに!!」



「うん、そうだよな。でもチャレンジすることが大事だと思うからね。」



「まぁ私も同じような年代だものね。何にもチャレンジしないでこんな年になっちゃったから、あなたのこと素敵だと思うわ。ここまではどうやって進んできたの?」



「えーっと、ドイツのハンブルクから南に下って、スイスを抜けて…」



「よし!長い話になりそうよね。どう?今から私の家で一緒に晩ご飯食べない?ホテルはどこ?」



「うーん、ATMかな。」



「ATM?」



「ベッドは足拭きマット。モーニングコーヒー付きだよ。」



「…………ハハハハハ!!あなた面白いわね!!さ、今日はウチに泊まればいいから。洗濯物も全部やってあげるわ。」



品のある立ち居振る舞い、でも気取らない空気があって、その中にどことなく疲れた様子が見て取れる彼女の笑顔に少し胸が締めつけられる。

昔からの友達だったかのような、そんな親しみやすさに安心感を覚えていた。















彼女の家は街の中心部から少し離れた住宅地にあった。

路線バスでそこに向かい、枯れた街路樹が並ぶ歩道を歩き、小さなスーパーで野菜を買ってから家に向かう。


いつもの彼女の帰り道。

日本から遠く離れた彼女の通い慣れた道。





家は立派な一軒家で、中に入るととても静かだった。

電気をつけると小ざっぱりした室内で、誰もいないようだった。

彼女1人で暮らしているのか。



「さ、それじゃあシャワーを浴びてきて!!その間に洗濯して、何かご飯を作るわね!!自分の家のようにくつろいでくれていいから!!」



久しぶりのシャワーは気絶するほど気持ちよかった。

ヨーロッパはとても乾燥した地域なので、日本のように1日シャワーを浴びないだけで髪の毛がべとつくなんてこともなく、肌もサラサラのままでいられる。

なので何日もシャワーを浴びてなくても見た目ではそんなに薄汚くはならない。


でもこうしてたまに暖かいシャワーを頭からかぶると、体の垢とともに魂まで洗い流れていきそうなほど気持ちがいい。


シャンプーをして、全身をくまなく洗い、ヒゲを剃り、今の自分にできるマックスの清潔さを身にまとう。


シャワーを終えて脱衣所で鏡を見ると、久しぶりにヒゲのない自分にまぁまぁ自信が湧いてくる。

うん、俺もまだまだ捨てたもんじゃない。

ずいぶん年はとったけど、これはこれでダンディーと言えなくもない。




それにしてもこの脱衣所からどうやって彼女のいるリビングに戻ろう。


女の人の家に誘われるなんて、こんなこと久しぶりすぎて胸がドキドキしてたまらない。


こんな時はどうやったらいいんだっけ?どんな会話で相手を楽しませればいいんだっけ?

鏡の前で髪の毛をセットして、表情を確認し、鼻毛もちょっと抜いて、爪も切って、


あ、忘れたらいけない、乳首のムダ毛をキチンと処理しておか……




いや、何やってんだ俺。

カンちゃんって人がありながら。


髪の毛をぐしゃぐしゃと乱して、いつものようにしてリビングに戻った。



「あら、さっきまでと別人じゃない!!あなたはハンサムね。さ、座って。ワインでいい?」



キッチンで料理をしてる彼女のジーパンのお尻がとてもピッタリしててセクシーで…………


い、いかんぞ俺。

カンちゃんがブチ切れてしまうぞ。












「ハハハハハ!!!!それでどうなったの!?」



「頼む!!頼むから向こうでやってくれ!!俺はゲイじゃないんだ!!って必死になだめたよ。危うく顔にかけられてしまうところだった。」



「ハハハハハ!!!あー、ハァハァ…………面白いわぁ…………ドイツ人のアレは大きかった?」



「んー、カリーワーストくらいかな。」



「アッハハハハハー!!!ハァハァ…………あー、もうカリーワースト食べられないじゃない。」



「はははは!!」



彼女、メリアンは本当によく笑う人で、2人で赤ワインを何本も開けた。


テーブルにはサラダ、ナスとソーセージの炒め物、ジャガイモとチーズのオーブン焼きというご飯。


それに可愛らしいカゴにバケットが入れてある。

さすがフランスの食卓はそれだけでオシャレだ。



「こんなに笑ったの久しぶりだわ。ウチに来てくれてありがとうね。」



「こちらこそ、招いてくれて本当にありがとう。それにしても、僕のこと危ないとか思わなかった?君1人なのに、家に男を招待したりして。」



「そうね、普通はこんなことしないわよね。でもフランスの田舎ではね、私が育った田舎では食事の時に必ず空いたお皿をテーブルに置いておくの。1人分の席を作っておくのよ。誰かがいつでも来ていいように。それくらいフランス人はお客さんと食事をすることを楽しむの。まぁ今ではほとんどなくなった習慣だけどね。」



「そうなんだね。」



「それに、あなたの歌はとても優しかったわ。危険なことをする人じゃないって、歌でわかるわ。」



彼女が視線を落とす。その先には俺の左手がある。



「奥さんもいるんでしょ?1人で旅してるなんて、奥さん悲しがってない?」



ニコニコしながらそう言うメリアン。

カンちゃんとの結婚指輪は、外さないまま今も薬指にある。



「………………悲しがってるだろうね。」



「一緒に旅すれば良かったじゃない。まぁ女性と一緒だったら野宿なんてできないでしょうけど。」



「………………いや、彼女はとても旅が好きで、昔は一緒に寝袋でキャンプとかしたものだったよ。」



「じゃあ、何か他の理由で一緒に来なかったの?」



「先に行ってしまったんだ。すごく遠い場所にね。ずるいよなぁ。1人であんな遠くに行ってしまうなんて。」



メリアンが驚いた顔をした。



「ごめんなさい、無神経な質問たくさんして。」



「いや、俺も今でもあまり実感がないよ。もう何ヶ月も経ったのに、まだ彼女が側にいないことが不自然に感じる。1人だと気づくことがとても残酷で怖くなる。」



「………………」



「でも知らない場所で野宿をしてるとね、これ以上ないほど孤独になれるから、逆に1人であることの虚しさが薄れるんだ。ものすごいひとりぼっちなら、もうそれ以上のひとりぼっちは感じないんだ。」



「そうね…………」



ガランとした広い部屋の中に、静寂が漂っている。



「ねぇ、良かったらハッピークリスマスを歌ってくれない?あれ、路上で聴いててすごく良かったわ。」



「ああ、もちろんいいよ。」



ギターを取り出して、ポロポロと歌った。

部屋の中に静かにギターが響く。












演奏を終えるとメリアンが震えていた。


声がつまり、嗚咽になり、口を押さえる。

涙が流れ、肩を震わせて、良かったわ……と言った。



「うう、ごめんなさい……私の愛する人も……ここでギターを弾いていたわ……本当にこの前、死んでしまったわ………ううう……」



メリアンが奥の部屋から写真立てを持ってきて見せてくれた。

頭にバンダナを巻き、長髪にヒゲをはやし、太陽のように暖かい笑顔をしたおじさんがギターを抱えてそこに写っていた。



「彼はとても歌が好きで………そのギターに巻いてるようなバンダナを………いつもしていたわ………ありがとう………ここで歌ってくれて……ありがとう………本当にありがとう……」



メリアンが泣きじゃくりながら俺を抱きしめてくれた。

なぜ死んでしまったのかなんて聞けなかった。

ただ彼女の悲しみが胸を締めつけて、抱きしめてあげることしかできなかった。

細い肩が、愛おしく思えて仕方なかった。



「あー……ふう……この人がいたらきっとあなたと良い友達になれてたわね…………」



「…………飲もうか。」



赤ワインのボトルを傾けてグラスに注ぐ。


人生は一度きり。


この悲しみは、カンちゃんという幸せを手に入れたからこその付属品だ。

今は、残りの人生を楽しもう。



「それで、旦那さんの得意な曲はなんだった?」



「フミの奥さんの大好物はなんだった?」



「俺の奥さんはいつも寝言がひどくてねぇ。夜中にいきなり喋り出すんだよ。」



「アハハハハ!!」



笑いながら夜が更けた。

窓の外、チラチラと小雪が舞っていた。














翌朝、洗濯してもらった綺麗な服をバッグに詰め込み、荷物をまとめた。


メリアンが作ってくれたバゲットの朝ごはんを食べ、美味しいブラックコーヒーを飲んだら体の中から全ての影が消えてしまったみたいにスッキリしている。



「気をつけてね。サハラマラソン、無理したらダメだからね。無理だと思ったらすぐに棄権するのよ。」



玄関で靴を履く。

優しくそう言ってくれるメリアンが、まるで昨日会ったばかりの女性とは思えないほど馴染んでいた。



「ああ、でもやりきってみせるよ。メリアンも何かに挑戦したらいい。やり残したこととか。人生は一度きりだからね。」



何気なくそう言った。

するとメリアンの瞳が少し冷たくなった。



「フミ、違うわ。世の中の人がみんなあなたみたいに強くはないのよ。新しいことにチャレンジしたら、古いものが薄れてしまうの。人々はみんな、それを恐れるの。」



「…………そうかもね。」



歩き出したけど、振り返って戻ってメリアンを抱きしめた。

自分の持てる優しさを全部表現してメリアンの体に伝えたいと思った。



「じゃあ、ありがとう。また。」



「元気でね。」



白い息を吐きながら歩いた。




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