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秋保温泉と松島







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2004年 6月27日



バイト代が入ったので一番町のタワレコでプリンスの『パープルレイン』を買った。


やばすぎる。

このアルバムまじで名作だな。


最後の曲のギターソロにほんと泣きそうになりながら仙台の街を抜け出した。











開湯1300年の古湯、秋保温泉は東北3大温泉郷のひとつ。


旅館ではなく巨大ホテルが立ち並ぶ町並みはあまり風情がない。













川水の侵食でできた奇岩・奇石の渓谷、磊々峡はなかなかの迫力だったが、遊歩道に毛虫が多すぎて景色見る余裕なし。





それにしても今日は暑い。


汗だくになりながら次の「工芸の里」ってとこにやってきた。







ここは9人の伝統工芸作家たちが実演制作販売をしているお店が軒を連ねる場所。


宮城名物のコケシの工房、彫刻、染め物、箪笥屋など、中堅に位置する職人さんたちの作業を目の前で見ることができた。









コケシとは、子供ができた時に厄を負ってくれる身代わりとして与えられてきたものなんだそうだ。


子消しっていう、口べらしの水子供養のものっていう説もあるらしいけど、そっちは信憑性ないんだって。









6号線を山形方面に走り、まずは秋保大滝。





高さ55メートル、幅6メートルのなかなかの迫力。


でも日本3名瀑っていう看板はどういうことなんだろうな。

3名瀑は那智と華厳と袋田だよな。


でも確かに立派な滝だった。








さらに県境に向かい、神室岳、大東岳の間に突っ込んでいく。


二口温泉を過ぎると、二口渓谷。


名取川の源流にあたるこのあたりは、ふと横を見るだけでどこもかしこも渓谷祭りだ。




あまりにも暑いので、車を止め、澄み切った流れの河原でパンツ1枚になった。


人の形跡なんて1ミリもなく、ただ自然物の中、せせらぎと鳥の鳴き声だけが充満している。




水に足をつけてみると、足の周りにオタマジャクシが群がってきた。


小さい頃、田植え期の田んぼでオタマジャクシを捕まえては、握りつぶして糸くずみたいな内蔵を見て遊んでいたのを思い出す。


川の香りに幼かった日々が蘇る。






そろそろ行こうかと服を着ていると、いきなり土砂降り雨が降り出した。


なんつー天気だよ。




急いでファントムに乗り込み、「これより先、土砂崩れにより通行止め」の看板を無視して山に入る。


すぐにアスファルトから石ボコボコの林道に変わり、慎重にハンドルを切っていく。


バケツをひっくり返したような雨で、一瞬で道の凹みが水溜まりになり、その上を通ると予想以上に深くて車がひっくり返りそうになる。









どれくらい走っただろう。




とてつもない光景が目に飛び込んできた。


上り坂道の途中、ふと山を見てみると原生林の山の上部が柱状節理の断崖になっていた。





とてつもないスケール。


雨と霧に煙るその絶壁は、連なる山の先の先まで続いている。


まるで白亜紀とかそんな時代をイメージさせる大迫力。





資料によると、それは磐司岩といわれる国指定の名勝のようだった。

高さ600メートルで、長さは3キロという凄まじさ。



ここはクマソの始祖が生まれた地といわれていて、今でも何百人もの笑い声が聞こえてきたり、原人みたいなヤツを見かけるなんていう話があるようだ。


雄大な滝を神として崇めた古の人々からしたら、この磐司岩はまさに神の住む場所だったんだろうな。














作並温泉はとばして、定義っていう村にやってきた。


まったくなんでこんな人里離れた深い山奥に村があるんたよ!!って思うようなところはだいたい平家落人の村だ。


追っ手から逃れるために山に入ったそうだが、こんな山だらけの国、とてもじゃないけど探すほうも一苦労だよ。


でもそれでも見つけてたんだから源氏の追っ手優秀。







なんかインチキ臭い西方寺って、まだ新しい如来堂が一応名所になってるけど、それよりも参道にある豆腐屋目当てでここまで来る人がほとんどだと思う。


ここの油揚げが本当の名物。





110円。

めちゃくちゃ美味かった。



カラクリミュージアムのマスコットキャラクターの浄土君が死ぬほど胡散臭くて定義はすぐにオサラバしたんだけど、森の中から頭を出している五重塔の姿は、はるか昔の景色のようでちょっと感動した。







仙台に戻って大もり食堂のいつものメンバーと最後のご飯。




みんな元気でいてください!!










次の日。


ちょっとだけ仙台に戻り、仲の良かった人たちやお世話になった人たちに挨拶して、ようやく北上を開始した。





大和町の七つ森を巡りながら車を走らせ、まずは日本三景の松島にやってきた。


奥の細道でここを訪れた松尾芭蕉が、そのあまりの美しさに、


『松島や ああ松島や 松島や』


としかいえなかった場所。

言葉を失うほどの美しさらしい。




それにしてもクソ熱くてしょうがない。

やたらと太陽が近い。


そんな中、少し離れたところにあるガストの駐車場に車を止め散策開始。






松島とは両岸から伸びる半島によってアルファベットのCの形になった湾で、そのおかげで波が少なく、ゆっくりと浸食された260以上もの岩の小島が湾の中にポツポツと浮かんでいる。


岩の上に生えている松の林。


遊覧船で湾の中を周遊できるのだが、そんな金はないので歩いていける範囲を回るとしよう。








まずは雄島へ。


松島にはいたるところに岩窟があり、その中には仏像や石碑が安置されている。





この歩いて5分くらいで1周出来る島にも、苔や雑草に埋もれた108もの岩窟があり、まるではるか昔の文明の遺跡のようだ。





島の端っこに行き、海を眺めた。


真っ青な空に真っ青な海。

その中に浮かぶ緑の小島群。


んー、きれいだ。















伊達政宗の家臣、支倉常長がイタリアに渡って持ち帰ったバラが咲き誇る円通院。

828年慈覚大師創建の国宝、瑞巌寺。

朱塗の橋の先にある五大堂。

それに福浦島。



穏やかな風に吹かれながら松島の名所を見て回った。









最後に、日の沈みかけのころを狙って西行戻しの松公園の展望台へ。


名の由来は、旅の歌人、西行が松島に入ろうとした時、出会ったガキに洒落た歌を詠まれ、その意味がわからず、恥ずかしくて引き返したというエピソードから。






夕焼けの雲と青白い月が松島の空に浮かんでいた。


風流だなぁ。


さすがは日本3景。


こんなに美しい日本でトップ3っていうくらいだからそりゃ綺麗だよ。





天橋立は京都で見たから、残すは宮島か。


広島まだまだ遠いなぁ。






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