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アライ君の営業電話

こんにちは、神田です。



腱鞘炎がいよいよひどくて、病院で痛み止めをもらいながら、レーザー治療を受けてます。
効くといいなぁ。

糸ちゃんと依ちゃんは二人とも寝返りができるようになって、朝から晩までコロコロコロコロ。

二人で重なり合ったり、相手の顔を踏み台にしてよっこいせって寝返りしたりしながら
泣いたり笑ったり、ますます賑やかな金丸家です。

そろそろ離乳食も1日2回にしなくてはーーーー!!!!!!
大変ですね・・・離乳食って・・・・・・。



おわり。





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営業電話ってめっちゃかかってきます。


めっちゃ。




新電力のご案内ですー

d払いを導入しませんかー?

固定電話が今なら無料キャンペーン中ですー








めっちゃかかってきます。


めっちゃ。





しかもだいたい16時~18時の忙しい時間帯にかけてくるんですよ。


お店の仕込み準備中にかかってきて、予約の電話だ!!やった!と思って急いで出てみたら、ドコモd払いが今なら新規で無料となりますが責任者様はいらっしゃいますか?って言われるんですよ。







おい?

今掃除機かけがノッてきたところなのにどうしてくれるんだ?おお?







そんでこの前つい、今責任者はいませんって言ったんですよ。


あまりにもウザすぎて早く諦めさせたくて。


そしたらいつ戻られますか?って食い下がってきたんですよ。


どうしようと思って、1時間後くらいかなって言ったら、ではそのくらいにかけ直しますって言ってきました。


あ、でもその時間はもうお店の営業始まってるので電話対応できないと思いますって言ったら、でしたらまた明日改めてお電話させてもらいます、責任者様のお名前をお伺いしてもよろしいですか?ってくるわけですよ。




責任者俺です。


どんどん追い込まれていくんです。




ていうかこいつ絶対俺が責任者で嘘ついてるの分かってて意地悪で追い込んでるってのが声の感じでわかるんですよ。

向こうも死ぬほど毎日営業電話かけて冷たい対応とかされまくってきてるはずだから百戦錬磨ですよ。



ていうか追い込まれた気持ちにされてる時点で契約するわけないんですよ。


お互いになんか腹を読み合って険悪でバチバチになってストレス溜めてるだけのめっちゃ不毛な意味のない電話が営業時間前の忙しいところに予約の電話と見せかけてかかってくるんです。





毎日のように。





マジでイライラしてきます。






カンちゃんは優しいから結構話聞いてあげるんです。


ああ、そうですかぁ、そうなんですねぇ、って結構長いこと話すんですよ。


だってそんなにすぐいりませんって言ったら可哀想じゃんーって。


向こうだって仕事でやってるんだからさー、って。






僕めっちゃバッサリ断るんですよ。



すみません、いりません、って。


でもこっちがそういう強気でいくと向こうもイラッとして強めで引き下がってくるんですよね。


え?なんで?なんで契約しないの?すごくいい話なのに契約しないとかこの猿マジ頭悪いの?時代乗り遅れてるよ?ハゲなの?ホーケーなの?


ってなってお互いイライラして終わりです。







ていうかあの営業電話って、



「お忙しいところ失礼いたします、私株式会社◯◯の◯◯と申します、この度はドコモd払いの新規契約無料キャンペーンのご案内なのですが、今現在PayPayはお使いですか?」




って質問カマしてくるんですよ。


あぁ、使ってます、ってなるじゃないですか。

質問されてんだから。




いや、その前に僕はその会話をしたくないわけですよ。



したくないのに会話に引きずり込まれるあのやり取りがめっちゃ嫌いなんですよ。



まず、お時間よろしいですか?とか、d払いについてご案内してもよろしいですか?とか入り口の部分で許可取るべきじゃないですか?


なのにいきなり本題とまではいかないけど、本題に足を引っかけさせるような質問で会話スタートさせようとしてくるんですよ。




クソ!!!

クソ!!!やめろその質問!!!!!


普通人に電話かけたら、今大丈夫ですか?って聞くやろが!!!!!


なんでいきなり本題か!!!



エッチできるかできないかわからない微妙なラインの相手を誘う時ってそれとなく聞くやろが!!!相手に!!!!



ホテル……行く?みたいな。



それをいきなり、僕立ちバック好きなんですがあなた立ちバックオーケー?みたいな変態的なこと言うのと同じですよ。







いや、それはそれでアリだな……


いや、やっぱダメだよ……









何も言わずにいきなりガチャンって電話切ってもいいんですけど、さすがにそこまでは僕もできない。



使ってますけど他のものを導入するつもりはありませんのでーって、一応口頭で断ります。


そしたら、あ、お店のほうでPayPayを使われるかたは結構いらっしゃいますか?d払いにしましたらPayPayも含まれていますので今となんら変わらずにサービスをお使いいただけます、そして契約に関しても現在キャンペーン中なので無料となっておりましてお店の負担は増えることはありません、一切の負担なくサービスが拡大いたします、ところでホーケーですか?


みたいな感じで畳みかけてくるんですよ。


あくまで、僕たちにとって有益なことです、私はいいことをお勧めしてるんですよ?それを断ろうとするなんてマジハゲなんですか?っていうこっちに軽く罪悪感を抱かせようとしてくるんですよ。





いらねええええええええええええええええええええ!!!!!


美々津ウルトラ田舎なのでd払いとかやる人皆無なんです!!!

なんなら近所の人でスマホ持ってる人ほとんどいません!!!


ていうか向かいのおじちゃん未だにブラウン管でテレビ見てます!!


だからいりません!!すみません!!





って感じのことを冷静に説明してお断りするようにしてます。



ていうか向こうってこっちがどんな立地のお店なのかとか全然調べずに電話してきてるんですよね。


なんならウチが居酒屋なのかとか業態すら把握せずにかけてきてる。



営業電話かけるんだったらそんくらい調べてからかけたほうがもっとマシなこと言えるんじゃない?って思うんだけどなぁ。




はぁ……営業電話のたびに体力削られるわぁ……






のんびりいこー。

















そんな営業電話との格闘の日々が続く中、先日もいつもの営業電話がかかってきました。



ポスレジにしませんか?ってやつ。


電話の声は男性。

20代半ばから後半くらいの若い兄さん。



はぁ、ポスレジ、いりません、別にやる必要もないし、



と思ったんだけど、なんとなく、この日はなんとなく話を聞いてみようと思ったんです。


別にこの兄さんの声が良かったからとかではないし、16時前後なのでもちろん忙しい。

でもなんとなく聞いてみようかなって。



いつも冷たく断ってしまってるから、たまには聞いてあげようって感覚だったのかな。




「オーナー様はいらっしゃいますか?」



「あ、僕です。」



「現在ポスレジにしていただけたら新規契約で本体代が無料となってまして、ご注文もミスとかが減るしウンタラカンタラ…………」




まぁ一生懸命説明している。


でも別にポスレジにするつもりはない。


なので丁寧に断ります。




「すみません、ウチ古民家でやってるので、なるべくレトロな感じでやりたいんですよね。そこでポスレジってなるとイメージと合わないってのがあるんです。」



「あああ、そうなんですね、でもオーナー様!!うちのポスレジの本体ってレトロな雰囲気のものも取り揃えてあるんです。だから一度でいいので本体を見ていただきたいんです!!」



「うーーん、いや、でも見たところで導入することはありませんので……」



「そこを!!そこをなんとかお願いします!!あ!!今お店のほうの写真見させていただいてるんですが、すごい古民家の感じなんですね!!こだわりが詰まってる感じですね!!」



「そうなんです、全てのインテリアにこだわってるので、そこに現代的なものが入り込むのがよくないんですよね。」



「あああ……そうなんですかぁ……いやぁ、でもめっちゃ素敵なお店ですね。」



「お兄さんも大変ですね。営業電話って冷たくされることが多いですよね。」



「まぁ、そうですね…………」





この兄さん、なんていうか、なんか話が続いたんですよね。

別にめっちゃ話が上手いわけでもないし、簡単には引き下がらずに懲りずに何度もお勧めしてくるし、すごい優秀な営業マンではないと思うんだけど、なんか話してしまったんですよね。




「そこをなんとか本体だけでも見ていただけないでしょうか……?」



「諦めませんねぇ……」



って僕もつい笑ってしまって、兄さんも笑って、早くお店開けないといけないのにいつのまにか長電話してしまいました。



「今度はじゃあ妻のほうに営業かけてください。」



「あ、そうなんですね!奥様が主導権を握られてる感じなんですか?」



「いや、そういうわけじゃないんですけど、2人で決めることなので。でも妻にも言ってみて下さい。多分断られると思いますけど。僕よりも。」



「ええええ!ほんとですか…………わかりました!!また後日改めてご連絡させていただきますー!!」



「楽しい時間でした。ありがとうございます。」



「あ!私こそ楽しい時間でしたー!!わたくし、◯◯会社のアライと申します。よろしくお願いします!」





って感じで電話を終わりました。


何話してたのー!早くトイレ掃除やってー!ってカンちゃんから言われました。



いやー、アライ君と話しててさー、楽しかったよ、


誰アライ君ってー!!




そんな感じの電話でした。


営業電話も邪険に扱いすぎるとダメですね。

やっぱ楽しくいけば向こうも楽しく仕事できるんだろうから、お互いが気分悪くならないように、心に余裕を持って毎日過ごしたいもんです。









ってここで終わりかと思ったら、まだこの続きがありました。















その数日後。


またアライ君から電話がかかってきました。



実はあれから営業電話がかかってくるたびに、アライ君じゃない!?アライだアライだ!ってカンちゃんと一緒にアライ君をネタみたいにしてたんですよね。


そこでホントにまたアライ君からかかってきたので、ちょっとワクワクですよ。



「あ、金丸さん、お久しぶりです!!◯◯会社のアライです!!先日はありがとうございました!!」



「あー、アライさんどうもー。」



「あの、金丸さん先日双子の赤ちゃんがお産まれになったみたいですね……」



「ああ、そうなんですよー。」



「そんなお忙しい状況とは知らずに長々と電話してしまってすみませんでした!!!」



「ああ、いえいえ大丈夫ですよ。」



「僕あれからお店のこと調べさせてもらったんですけど、金丸さんって、世界2周してるって出てきて、本も出してるとか、こんなすごいかただったんだってめちゃくちゃ驚きました!!」



「あ、まぁ旅してました。」



「ギター1本で世界回ったんですよね!!すごい!!僕も実は音楽やってて、もうなんか、とりあえずアレです。今度お店行きます!!!」



「え?ええ?」



「僕この電話博多からかけてるんですけど、彼女が宮崎に住んでるんです。だから今度金丸さんのお店行きます!!めっちゃお話聞きたいです!!」



「あ、ありがとうございます。実は僕もアライさんと一緒に飲みたいなって思ってたんですよ。」



「えええ!!嬉しいです!!マジ絶対お店行きます!!そしてお店に行って一回ポスレジの本体も見ていただいて……」



「やっぱそれはまだ諦めてないんですね。」



「アッハッハー!!ホントすみません、一回本体見ていただいて、それで雰囲気が合わないなって金丸さんが思ったらそこでもうキッパリ諦めます!!」









面白いなぁって思いました。


たかが営業電話。


それがもしかしたらいい友達になれるかもしれない。


今もどこかにいる未来の友達と繋がる瞬間って、なんかワクワクする。


出会いってどこに転がってるかわからんなぁ。








でもアライ君。






ポスレジにはしないと思うからね。









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