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赤ちゃんがベビーカーから落ちた

こんにちは、神田です。




最近は子供たちが眠くなると目をこするようになりました。


手が上手に動かせるようになってきたのかなー。

もうすぐ離乳食も始まるし、ほんとあっという間に大きくなっていきます。

今は仕事も休業中で子供たちと24時間過ごせるし、いろんな成長を見逃さないように
大切に過ごしたいな。



おわり。





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kokageでの作業を終えて家に帰ると、何やら小包が届いてる。



送り主は富良野の鈴木親方。



僕が20代前半に日本一周をした時、富良野でとてもお世話になった大工の棟梁。



箱を開けてみると出てきたのは、












うわあああああああああ………………







もうなんか、なんかもう、一瞬であの頃がフラッシュバックした。




22歳。

たどり着いた北海道。


宮崎から乗ってきた車が富良野で壊れ、新しい車を買うためにバイトして金を貯めることになり、最初に働かせてもらったのが鈴木親方のところだった。



富良野、中富良野、上富良野、美瑛、



色んなところに行って、木屑にまみれて仕事した。






広大な田園風景、十勝の山々、素朴な人々、



鈴木親方には本当に色んなことを教えてもらった。


大工の技や歴史、職人の心意気。














あれから18年。


鈴木親方のおかげで俺は今も丸ノコを使って木を切ってる。


そんな鈴木親方から届いたこの独尊のカレー。



富良野ではものすごく有名なお店で、お店のマスターは富良野が今日の文化的な町になる立役者になった人。



懐かしいなぁ。



あの町を歩いていた時、俺はまだ22~23歳だったんだよなぁ。


金髪で、痩せてて、ギター持って、







あ、この写真はホテルでバイトしてた時だから黒髪だ。

















日本一周をしたのはすごく昔のこと。


もう遠い遠い昔のことで、その細部まではもう思い出せない。


出会った無数の人たちのことも、どんどん薄れていく。



家に泊めてくれた人、ご飯を食べさせてくれた人、ある程度印象的な出来事があった人のこともどんどん忘れていく。


津々浦々の、小さな町の路地裏で、すれ違った人たち。



でも中には、鈴木親方みたいに今でも繋がっていられてる人もいる。












どこの馬の骨とも知れない若造。

もしかしたら犯罪を犯して逃げてるようなやつかもしれない。

ウサンくらいペテン師かもしれない。



そんなやつが、見知らぬ土地で人と仲良くなり、信頼してもらえ、今もこうやって心のこもった物を送ってくれてる。




そんな自分が正直誇らしい。


嘘ついてテキトーなことやってたらきっと周りには誰もいなくなる。




出会いは扉。

新しい世界への扉。

その扉をたくさん見つけてきたから今の俺がある。




そして出会いはまた報酬でもある。


気合い入れて頑張ってたら、それに見合ったデカい出会いがやってくる。


ちんたらやってたらそれなりの出会いしかない。






今、僕は自分の友達同士を紹介しまくるのが好き。


色んな展開がきっとそこで生まれるから、繋げまくる。


出会いは人生を豊かにする。




人と人を繋ぐ糸になりたい。



人の衣になる人でありたい。




出会いを大切にする人生をこれからも送っていきたいな。


というわけでカレーうっま!!!!!!!!





なにこの独特なスパイス感ヤッバ!!!!!


めっちゃ久しぶりに独尊食べたけど自分でスパイスカレー作るようになってから食べるとこの複雑で気骨のある味わいヤッバ!!!!



鈴木親方!!!

最高の贈り物ありがとうございました!!!!


気合い入れ直します!!!!












「よっしゃオラァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!神田テメーこの野郎!!!!!富良野の山部のセブンイレブンの夜の店員さんのおっぱいマジで大っきくてビビりながら弁当買ってた俺が今から漆喰塗りに行ってきます!!!!ありがとうございます!!!」



「へー、そんなおっきいかったんやー。」



「えぇ、そりゃもう弁当温めますか?って言われてよろしくお願いします!!ついでに僕のベビーコーンも温めていただけますか?って言っていたら今頃富良野で鈴木親方のところでそこそこの職人になっていたはずです!!巨乳の奥さんをもらって!!!!嘘!!そんなこと言ってたら職人じゃなくて罪人!!」




というわけで独尊のカレーを食べて、美瑛で農作物の貯蔵庫を作っていたあの頃を思い出して、ついでに新プリンスホテルのプールの監視員やってる時に子供水泳教室の先生やってた普段めっちゃクールで厳しい花さんっていう美人の上司の水着姿も思い出して色々気合い入ったところでkokageにゴー!!!!



うおらあああああああああああああああ!!!!!!


白いドロドロした液体をおおおおおおおお!!!!!


白いドロドロした液体を塗りつけてえええええええええええええ!!!!!


白いドロドロした液体をおおおおおお!!!!!




というところにカンちゃんから電話。



「フミ君!!!!あああ!!どうしよう!!!ああああ!!!」




え?な、なんだ?


結構パニックになってるカンちゃん。


え?なんか泥棒?それとも変質者?


今のところこんなブログ書いてる俺が一番変質者!!!!



「糸ちゃんがベビーカーから落ちた!!!後ろ向いてる時にゴン!!って音がして、振り返ったら糸ちゃんが地面にうつ伏せになってて!!!!ああああ!!!どうしよう!!!」




いやー、今めっちゃ気合い入って仕事頑張ろうって瞬間にこの電話。


これが噂のアレか。


赤ちゃん病院に連れていかんといかんやつか!!!




急いで家に戻るとカンちゃんが糸ちゃんを抱っこしてる。


電話の時はギャン泣きしてたけど、もう泣き止んでた。


泣き止むってことはおそらく大丈夫。

こんなこと子育てしてたらよくあることなはず。


でも万が一があるし、カンちゃんの不安も取り除かないといけない。



ぬうう……今日こんだけやろうって思ってた仕事のノルマが全然できなくなる……ってそんなこと思ってる場合か。



すぐに車に乗って病院に行きました。



状況からすると、ベビーカーに乗っていた糸ちゃんが暴れて下にずり下がり、足がブラーンとなり、腰が落ち、そのまま落下して前にべちゃっと倒れた感じか。



オデコを打って、鼻血もうっすらとだけ出てた。



自分の不注意で赤ちゃんをこんな目に遭わせてしまったという自責で泣いてるカンちゃん。


可愛い可愛い、弱い赤ちゃんがコンクリートの土間に顔から落ちたら相当痛いし、骨もなんかなってるかもしれない。


泣いてるカンちゃん。













まぁ結果はなんともなかったです。


カンちゃんのお姉さんにこのことを話したら、そんなこともあるよねー、くらいの感じだったそうです。


さすが育児経験者は強い。

こんな怖いことこれからいっぱいあるんだろうなぁ。


俺たちもどんどん慣れていくんだろうな。






まぁでも結構焦るってのが今回よくわかりました。


いやぁ、ホント目離せない。


ベビーカーに乗せるときはどんなに短い時間でもキチンとベルトしないと。






この日は夜19時くらいまでkokageで漆喰塗ってました。


子育ても仕事も全部頑張るぞ!!









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