こんにちは、神田です。
ここ最近、フミくんがkokageでの作業に没頭してます。
子供たちと家にいる私は、2人のお散歩の時にあったかい飲み物とお菓子を持ってkokageに
寄って、フミくんの休憩時間に家族団欒するわけです。
家からkokageまでの距離は徒歩３分。
でも、ここ最近は30分とかかかります。
なぜかと言うと、いろんな人が声かけてくれてくれるからーーー！！！！！
ありがたい限りです。
美々津では糸ちゃん依ちゃん人気者でしかありません。
なんなら私たちが知らない人も、糸ちゃん依ちゃんの名前知ってるくらいです。
町の中を歩けば会う人ほぼ知り合い。田舎すごい。
おわり。
はいどうも、これもんです。
コロナが大爆発ですね。
もうウンザリですよ。何回目？いつまで続くの？
宮崎でもものすごい勢いで感染者が増えてます。
この前県内の1日の感染者100人超えました。
ていうか人口に対する感染者数、全国でワースト3らしいです。
ウケるー、宮崎ウケるー。
というわけで宮崎県も、県独自の緊急事態宣言が発令されました。
それと同時に夜のお店の時短営業要請も出ました。
お酒の提供は19時まで。
営業は20時まで。
東京とか都会の居酒屋なんかは、いやいや、いくら協力金が出るとはいっても20時に店閉めてたらやってけないよ、潰れちまうよ！！って感じで、時短に応じないところもあるそうです。
で、ウチですけど、
正直、
ヨッシャアアアアアアアアアア！！！！！
ですよ。
宮崎県は1月9日から1月22日までの2週間、時短要請に応じると56万円の協力金がでます。
これまでは5万円とか15万円とかだったんですよ。
だから時短なんか応じてられっか！！って感じだったんですが、今回はかなりしっかりお金が出るので、それならもういっそ休んだほうがマシってわけです。
どうせこんだけ県内でコロナ爆発してたら誰もお客さん来ません。
来ないお客さん待って暖房つけて色々あっためてお店開けて結局今日もお客さん1組……という毎日に疲弊しまくってたので、こんだけもらえるならもう休むぞ！！ってなったわけです。
正直、この金額めちゃくちゃありがたい。
まさかこんなに出してくれるとは。
もうほぼ1年ですよ。
ほぼ1年、夜のお店にはなるべく行かないようにしましょう、またクラスターが出ました、会食は避けましょう、忘年会新年会は自粛しましょう、またクラスターが出ました、あのスナックから出ました、あのクラブから出ました、
そんな感じでどんだけ夜の店がいじめられてきたことか。
俺たちも開けるのは忍びない、
世間の目も気になる、
でも営業しないと生きていけない、
開けたところであんまりお客さん来ない、
テレビでは夜の店行くなってまた言われてる、
確かにランチのお店よりは感染者出してるけども…………
そんな中で踏ん張って踏ん張ってやってきました。
そして今回の時短要請と56万円の協力金。
マジでありがたい…………
みんなヒーヒーです。
いつもなら座れんくらい大人気の居酒屋とか焼き鳥屋さんとかも、今はガランガランです。
日向の夜のお店、壊滅です。
そんな状態が、波があるとはいえ1年近く続いてるんです。
収入が半分くらいになった状態で1年です。
もちろん赤字です。
赤字が1年続いてるわけです。
これまでの貯蓄や給付金を切り崩しながらやってるわけです。
もうあと2、3ヶ月しかもたん、ってみんな不安に押し潰されそうになりながら生きてます。
いつになったらこのコロナ時代が終わるかなぁ。
それとももう終わることはないから、この新時代に適応して業態を変化させていくしかないのかなぁ。
所詮、末端の人間は籠の鳥。
与えられた額縁の中で、用意された幸せをどれにするか選んで年老いていく。
僕はこの人生が大好きだし、満足してます。
今回のコロナ騒動も、いつかどうにかなって、笑える日が来るんだろうな。
というわけでお店を2週間も休むわけですが、その間にやるべきことは唸るほどあります。
マジ唸るほど。
とりあえず僕がずっとやりたかったけど時間がなくて出来てなかったのが、kokageの館内の壁塗りです。
これです。
茶色の砂壁。
ダサい。
これが漆喰壁だったら木部とのモノトーンになって古民家感がグッと増します。
でも漆喰って結構大変なんですよね……
手も疲れるし準備も面倒だし、なにより塗る部分が膨大すぎて、これ全部塗ろうと思ったら何ヶ月もかかる。
というところでの2週間の休み！！！！
ここしかねぇ！！！！
てなわけでこのところは毎日毎日kokageに行ってひたすら漆喰を塗り続ける日々を送っております。
うん、やっぱ全然違う。
気持ちいい！！
その間カンちゃんは家で赤ちゃんの面倒を見てくれつつ、手が空いたら確定申告の打ち込みとかホームページの整備とか、出産祝いのお返しを送ったりとか、そういった事務作業。
あとひなた屋のホームページのメニュー欄がだいぶ前のものだし、写真もあんまり掲載してないからその撮影とか。
2人ともやることいっぱい溜まってたから、この2週間で思いっきりそこに没頭できる。
漆喰を塗りまくって、疲れて家に帰ると、キッチンからいい匂いがする。
キッチンに行くとカンちゃんが抱っこ紐しながら晩ご飯の支度をしてくれてる。
おかえりーって笑ってくれるカンちゃん。
俺のこと見てぷにぷにのほっぺたで笑う赤ちゃん。
ただの幸せ家族。
勤めに出てる人ってこんな感じなのかーっていうのを毎日噛みしめてます。
いいなぁ、嬉しいなぁ。
幸せだわ。
与えられた、エサのように用意された幸せでも、こんなに人間は満足できるよ。
小さな額縁に囚われないよう。
大きな世界を見ること。
でも自分のいる世界の額縁のサイズを認識してその中で生きていくことも、命を大事にすることにつながるよな。
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