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足場板いっぱいもらいました。死ぬほど疲れた

こんにちは!神田です。



最近お腹の出がなかなかなもので、いろんな業者さんとかからもあれ?もしかして?
て声をかけられるようになりました。
来週から6ヶ月なので、ほんとならまだまだばれない時期らしいんですが、
双子だと普通の妊婦さんの2ヶ月先くらいのお腹の状態になるらしいです。

今でこんなに出てて、妊娠後期がおそろしいです。

フミ君に靴下を履かせてもらう日も遠くなさそうです。



おわり






↓↓↓田舎暮らし&古民家改修youtube始めました。




「金丸さん、いらない道板があるんですけど、要りますか?」



そんな電話をくれたのは日向市にある工務店、優工務店の代表、桂木さん。


ひなた屋に来てくれたのをキッカケに仲良くさせてもらってて、今やってるkokageの工事も気にかけてくださってる腕のいい大工さんです。





話の発端は美々津の茶屋、たまの屋の本村さんから、お店の裏手にウッドデッキを作りたいんですけど金丸さんなんかいい廃材手に入るルート知りませんか?って相談を受けたのが始まり。


桂木さんに聞いてみたところ、すぐに色んなところを当たってくれ、今回こんな情報をくださいました。



桂木さん仕事が早い!!!!



やっぱ思い立ったらすぐに行動に移せるフットワークの軽い人ってのは信頼も厚くなるよなぁ。

スピード感ってすごく大事です。













というわけで道板をもらえるということで見に行ってみたんですが、そこはなんと足場材リース屋さんの土場。



「あー、どうもー、ここにあるの好きなだけ持ってってもらっていいですよ。」



目の前に山のように積まれた何百枚もの足場板!!!!


ぬおおおおおお!!!!すげぇえええええ!!!!









「マジですか!?!これまだめっちゃいいじゃないですか!!」



「そうですね、まだ全然使えると思いますよ。」



昔鳶をやっていたからわかるんですが、道板ってのは法律で定められた使用年数があります。


工事現場の足場にも細かい基準や決まり事があって、その材料もキチンと検査が行われているんですよね。


ころばしは1.8メートル以下で入れるとか、道板の端は20センチ以上かける、とか。


安全第一!




そんな道板はある程度使い込まれ、割れたりすると足場として使ったらダメになります。

規定の年数を超えても使用禁止になります。



ではその使用できなくなった道板はどうなるのかというと、



処分しなきゃいけないんですよね。

有料で。



もったいない!!!!!

だってまだ全然使えるのに!!!!!





いや、もちろん足場板としてはもう使ってはいけません。

事故が起きたら大変なことになります。


でもリフォーム材としてはめっちゃ魅力的なものです。



最近は足場板で作られた家具なんか結構人気だし、ネットでもリフォーム材として販売されたりしているくらいです。

なんならこの足場板だけで小屋とか作っちゃう人もいるそう。



それをこんな山ほど好きなだけ持ってっていいって!!!!!!!


ただの宝の山!!!!!


神!!!!!!!




俺たちも嬉しいし、リース屋さんとして有料で処分しなきゃいけなかったものを持ってってもらえるので助かる。

いやー、こんなありがたい話を持ってきてくださった桂木さんに心から感謝。












というわけで後日、マコトから2トンダンプ借りてきてたまの屋の本村さんと道板をもらいにいきました。



「フミ君大丈夫?重いから気をつけてね。」



「オラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!テメーこのドンガバチョ!!!!俺が元鳶と知ってて言ってんのかこの妊婦め!!!!!なんだその腹は!!!!可愛いじゃねぇか!!!!鳶にとって道板運びは呼吸するのと同じレベルの行為だぞコノヤロウ!!!!!ディオ!!貴様今まで何枚の道板を運んだ!!お前は今までに食べたパンの数を覚えているのか?」



「えー、でもこんな重いの無理しちゃダメだよ。」



「ヘソでえええええええ!!!!茶があああああああ!!!!沸くぜええええええええええ!!!!!!道板っつーのはな基本3枚!!!!2枚ずつ運んでるやつはウンコ!!!!俺はいつも4枚ずつ運んでた!!!!忙しい現場では8枚とか運んでおりました!!!!おかげで腰が信じられないくらい崩壊してました!!!いかにたくさん持つかが男の見せ所的な根性重視の鳶の世界で育ってきた僕にとって餓狼伝の堤城平はただの神。」



「もう若くないんだから無理はダメよー。」



「へっちゃらだぜええええええええええええ!!!!うおらああああああああああああ!!!!!男見せるぜええええええええええ!!!!グキッ、あへえええ!!!痛い!!!腰痛い!!!腕痛い!!!首痛い!!!ヒイイイイイイイイイ!!!!」












1枚ずつ運びました。


マジしんどい。






















フォークリフトもユニックもないので本村さんと気合いで100枚積んで美々津に走り、また100枚を下ろす。


本村さんが50枚。

僕がkokageのリフォーム用に50枚。




そこにゆうき登場。


道板の話をしたら俺も欲しい!って言い出して、ゆうきも100枚もらうことに。



というわけでまた土場に戻って100枚積んで美々津に戻って100枚下ろす。





















絶望的に疲れました…………


し、死ぬかと思った…………



昔は200枚なんて余裕で1人で運んでそこからさらに足場に手上げして組み立ててステージ作ったりしてたのになぁ…………

ホント、今こうしてみて思うけど、現場で働いてる人の体力って常人とは比べものにならんほど鍛えられるんだなぁ。


賃金安いけど…………



今日の仕事は辛かった…………


あとは焼酎を…………あおるだけ…………






とにかく、紹介していただいた桂木さん、道板をわけてくださった稲生リースさん、本当に本当にありがとうございました。


稲尾リースさんには後日お菓子を持ってお礼に行きました。


いただいた道板でカッコいいテーブル作るぞー!!!














焼酎あおって二日酔いになりつつも作業はどんどん進めています。


クッションフロアーと壁紙を終えたら今度は全ての部屋の鍵の取り付けです。



かつて旅館だったとはいえ、めっちゃ古い田舎の旅館だったので各部屋の鍵がウルトラショボイんですよね。

パタパタの金具に南京錠かかるだけみたいな。



シェアハウスにするならばそれぞれの部屋のセキュリティはそれなりにちゃんとしないといけない。


当たり前に、中からも外からも鍵が閉められる状態にしなきゃいけません。


というわけで鍵の取り付けなんだけど、




まぁ鍵付けなんか今までの人生でやったことないから手探りすぎ。


この戸にはどんな鍵がつくのか?

どんな形状の鍵が便利なのか?



色々頭をひねってホームセンターを回って買っていきます。


もちろん、古民家の雰囲気を損なわないように、レトロでアンティーク調の金具を選ばないといけないし、だからといってセキュリティの質が落ちるのは本末転倒なので、そこのバランスを考えながらチョイスしていきます。



これがなかなか難しい。



ていうか鍵って意外と高い。

余裕で2000~3000円とかするんですね。



10ヶ所以上に取り付けるし、4枚引き戸とかだと1部屋に3個つけないといけなかったりするのでめっちゃお金かかります。


穴あけのキリも必要だし。




あと古民家あるあるで建物が傾いてるのでウケるくらい戸に隙間ができてる。


下はこれだけど、




上にいくとこんなにあいてます。





なので隙間シールを貼っていきます。












そして戸の滑りがめっちゃ悪いので、鍵をつける前に戸車もつけました。


戸車なんかつけたことないけど、まぁやってみれば簡単なもん!!

























つけた瞬間めっちゃ滑る!!!!!


戸車考えた人天才!!!!



戸車は滑りがよくなるだけではありません。


木のまんまで開け閉めしていたら鴨居のレールが擦れてどんどん減っていってしまうので、その保護にもなると思います。









こうして色々調整して戸のポジションが決まったらようやく鍵を取り付けていきます。




いい感じいい感じ。


ちゃんと戸のすれ違いができるように座彫りして金具を埋め込むのも忘れずに。



最初はちょっと難しかったけど、コツをつかんだらチョチョイのちょいですね。


ソッコーで全部の鍵、取り付け完了!!!!



いやー、部屋らしくなってきたぞー。


鍵の取り付けとか工事の様子はどんどんYouTubeであげていきますから、良かったら見てくださいね!









あとまた助っ人が来てくれました!!


めっちゃ隣町に住むやえちゃん。




美々津から車で5分くらいのめっちゃご近所さん。


最近仲良くなった世界一周仲間のかっちゃんが紹介してくれた女の子なんだけど、シェアハウスに興味があるって言ってくれて、このところ仲良くさせてもらってます。


フィリピンにボランティアとか行ってる、子供への愛に溢れた笑顔の可愛い素敵な子です。




「金丸さん!何かkokageのお手伝いさせてください!」



「そ、そんな!!うら若い年頃の女の子に作業なんてさせられないよ!!ホラ女の子の綺麗な手が汚れちゃうから!!こんな大変な工事の手伝いなんかさせてもしお嫁に行けない体にでもなったら俺もご先祖様に顔向けできないっていうかステンレス台のアルミ剥がしお願いします。」



かっちゃんと同じ作業お願いしました…………










俺たちは離れた部屋で鍵付けの作業をしていたので1人孤独な作業になってしまってやえちゃんに申し訳ないなぁと思いつつ、少しして様子を見にいってみました。






「やえちゃんどうー?大変な作業だから無理しないでいいからねー。かっちゃんとか30秒おきにタバコ休憩してたから休みながらやっていいか、ぬおおうううう!!!!な、なんだこれは!!!!!」






やえちゃんがやってくれてたところを見ると、なんとめっちゃくちゃ綺麗!!!!!!

もともと何か貼ってました?ってくらい完璧に綺麗に剥がれてる!!!!



「え!?ちょ、なに!?ウケる!!アルミ剥がしの専門学校でも行ってました!?!?」



「いやー、私こういうのハマるタイプなんですよー。黙々とやっちゃうんですよねー。」



「え、なんなの!?アルミ剥がしをするためにこの世に生まれてきた人なの!?怖い!!その完璧主義さが怖い!!!」



かっちゃん情報だけど、やえちゃんって部屋とかめっちゃ完璧に綺麗に整理整頓する子なんだそうです。


イヤアアアアアアアアアア!!!!!


可愛いし鬼愛想いいし綺麗好きだしお酒飲めるしグルメだしオシャレに敏感だし一緒に仕事してえええええええええええええええええええええええ!!!!!!




いやぁ、かっちゃんもめっちゃ良いやつだし、最近いい出会いに恵まれて本当嬉しいです。




ちなみにかっちゃんはタバコ吸いません。

アルミ剥がしも休憩一切なしでやってくれました。


かっちゃん、やえちゃんマジでありがとう!!!


絶対いいシェアハウス作るから!!!!




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