スポンサーリンク





美々津の凧揚げ大会

こんにちは!神田です。



来たる2/14、バレンタインデー!!!

ひなた屋でまた新たなイベントを企画しました!!!!!

お船出ジャーニー第4回目くらいになるのかな?
「古民家で縁結び」イベントです!

真剣にパートナーを探している30〜40代の男女各15名を募集。
みんなでわいわい食事やお酒を楽しみながら素敵な出会いがあれば。というイベントに
なります。

参加費は、ビュッフェ込で男性3000円、女性2000円。

日向市を中心に、県外の方も少しずつ集まりつつあります!!!

素敵なご縁を求めてるみなさま、まだ定員に達していないのでぜひぜひご参加くださいませ。

ご予約はひなた屋0982-58-0233もしくはひなた屋のインスタグラム@hinataya.mimitsuに
DMくださーーーーい♩



おわり






「床材ってどこに行けば買えるんだろ?」



「ねー、どこだろ。ホームセンター?」



「うんホームセンターにはあるだろうけど、きっと高いからもっとホームセンターに卸してるような木材屋さんがいいはずだよなぁ。よし、あそこ行ってみようか。」




というわけでやってきたのは日向市にある岸本木材さん。





そう、覚えてる人は覚えてると思います。


1年半前にひなた屋を改修してる際に飛び込みで、いらない木材の端材くださいーって突撃かましてみたら、快くめっちゃたくさんの木材を譲ってくださった日向男前オブザイヤーの社長さんがいるあの製材所です。


岸本社長!!!

あの時は本当にお世話になりました!!!


社長にいただいた木材で作ったカウンターや棚、それにエアコンの室外機カバー、大活躍してくれています!!!




「う、うーん、でも慎重にしないとね…………こいつら前のことで味しめてまたタダで木材もらいに来やがったウンコどもめ!!って思われないようにしないと…………」



「大丈夫だよー、だって今回はちゃんと買うんだから。お礼も兼ねて岸本さんのところで買わせてもらえたらそれが1番だよね。」



「う、うん、でも、あわよくばまたもらえませんか?タダで?ウヘヘ、って思ってやがるこのゾウリムシども!!みたいに誤解されないようにちゃんと誠意と感謝を持って挨拶しなければいけないよな…………よ、よし事務所に着いたよ、カンちゃん行くよ!!!こんにちはー!!お久しぶりですーー!!またタダで端材もらいに来ちゃったりしちゃったりしてマジウケるー!!!嘘おおおおおおおお!!!!めっちゃ買いますううううううう!!!!」



「あ、あー!あの時のー!!どうもお久しぶりですー。すみません、社長今ちょっと出てるんですよね。」



「あ、そ、そうなんですね、いやぁ、実はビビるくらい普通に床用の木材を購入したいんですよね。決して!!!!決してまたタカろうなんてつもりでは1ミリもございません!!!!社長優しいからまた割引きとかしてくれるんじゃないか?ダメよ~ダメダメ!!!あれほどのことをしていただいたのにまたそんなことほざきやがったら粉砕機にブチ込んで人間ウッドチップ文武ミックス作っちゃってください!!正規で!!!どうぞ正規の値段で売ってやってください!!!もおおお~なんならボッてください!!!インド並みに!!!」



「あー、床材ですねー。」



「どうぞ!!ボリ倒してください!!」



「ウチはそういう床材は扱ってないんですよねぇ。あそこの〇〇木材さんならやってるんじゃないかしら?」



「ウッヒョオオウウウ!!!マジですか!!!すみません!!!舐めたこと言ってすみませんでした!!!本当に本当にありがとうございます。岸本木材さんのおかげでなんとかお店やれています。本当にありがとうございます。」



岸本さん、あのご恩は絶対に忘れません。

心から感謝いたします。











てなわけで教えていただいた木材屋さんへ!!


巨大な貨物船とかが入る細島の港の方へ走っていく。


普段行くことのない港湾の奥の奥のほうに車を走らせていくと、木材が大量に積んである敷地が出てきた。



こ、ここか…………


めちゃくちゃ巨大な敷地なんですけど…………


どう考えても個人がリフォームのための木材買いに行くようなところじゃない…………






ていうかこういう港湾とか工場地帯とかっていいですよね。

限られた人間しか近づくことのできない禁止エリアみたいな秘められた感じが冒険心をかき立てます。


ここに毎日毎日通って仕事する人生を送ってる人がものすごくたくさんいるんだよなぁ。







「んちゃー。床材くださいー。」



「は、はい?」




広大な敷地の中にある立派な事務所にアホヅラ下げて入っていくと、なんかイカれたやつらが入ってきたぞ?みたいな困惑した空気が流れる。




「実は家のリフォームしてましてー、杉の無垢材が欲しくてー、40坪分くらい。」



「は、はぁ、リフォーム?ですか?」



どう考えても膨大な量を扱う系の業者としか取り引きしてなさそうな会社。


うん、僕もハートが強くなったもんです。




「あー、でしたら大忠さんがいいと思いますよ。あそこでしたらあると思いますので。えーっと、まずここを戻っていただいて、それから大きい道路を右に曲がって最初の信号を…………」



イカれたチンパンにとても丁寧に大忠さんとやらの地図を書いて教えてくださったおじさん。


おじさん、ありがとうございました!!!









そしてまた車を走らせて教えてもらった大忠さんとやらの前に到着。


ここかー。またここにもなくてたらい回しにされるんじゃないだろうなぁ。


やっぱ業者じゃないと相手にしてもらえないのかなぁ。






ん?

















ウケる!!!モロ!!!



「あー、床材ですねー、でしたらこちらがサンプルでして、厚みが色々ありましてー、」



めちゃくちゃ種類ある。

この世の床材すべて揃えてる会社ですか?ってくらい種類ある。


よっしゃ!!!!



「今度の土曜日に展示会があるんですよ。ウチの。もしよかったらそっちに来ていただけたら色々現物見てもらえますよ。」



おお!!

なにその業者しか集まらなさそうなエキシビジョン的なやつ!!!

行く!!行きます!!!!






というわけで今度の土曜日、木材屋さんの展示会というこの人生で絶対縁がなかったであろうイベントに行ってきます。



ていうかなんでこんなにも床材を探し回ってるのかってとこなんですが、



大工さんに床の張り替えしてもらうとめっちゃ高いんですよ…………


マジビビりました。


約120万です。



た、確かに面積は広いですよ?

部屋数で言ったら8部屋分くらいです。



いや、8部屋なら普通やん、って思った人もいるかと思います。


ただ大工さんの見積もり書を見たら床材自体がめっちゃ高いんですよ。


坪16000円です。


杉の無垢材です。


そ、そんなに!!!???ってマジビビりました。


そこにさらに人工賃が加わるので相当な金額になるわけです。







多分普通なんです。

大工さんにやってもらったほうが確実に綺麗に仕上がるのは分かってます。


でも…………



やるしかないです。

床板張りくらいでなにをそんな一大決心みたいな言い方してって思うかたもいるかもしれませんが、素人からしたらまぁまぁ気合いが必要なわけですよ。


上手く張れるかなぁ。

ベコベコでガタガタで音がギーギー鳴るようなことになったら元も子もないです。



でもやってやるぞー。

ここクリアーしたら金丸工務店の職種にフロアーの張り替えってのが加わりますよ。


美々津に帰ってきてから色んな技能を所得してるなぁ。


都会は都会のスキルアップ、田舎は田舎はスキルアップがありますね。


なんでもできる田舎のオッちゃんになるぞ。










気合いも入ったことだしご飯行きました。





細島の港、漁協のすぐ近くにあるめっちゃ分かりにくい食堂。


今まで意識したことまったくなかった場所なんだけど、グーグマップでなんか知らないとこないかなーって探してたらノーマークのところにポツンと食堂があったのでフロンティアスピリットで来てみました。



玄関開けるとテーブル2つ。


なかなかのレベルの狭さ。


家のちょっと広い玄関ホールくらいのスペース。


おおお…………

こりゃレベル高いな…………





壁に貼られたメニューを見て、定食、とだけ書かれたやつを注文。

優しい田舎のおばちゃんって感じの女将さんが作ってくれます。

めっちゃ実家感。

お母さんご飯ー、って感じ。





そして出てきたのこれ。





めちゃくちゃ、めちゃくちゃ美味しい魚のフライ。

ご飯も味噌汁もパーフェクト。



「めっちゃ美味しいです!!!」



「まだあるからねー。」





ドン





ヅケの白あえ、チキン南蛮、ポテトサラダ。


これが定食。



これで値段いくらだと思います?



まぁ普通なら1000円くらいですよね。

安いとこでも850円はします。

これで850円なら大満足です。











600円です。




驚愕の値段です。


ご飯大盛り無料です。


全部ハイパー美味しいです。


おばちゃんのアットホームな感じめっちゃ良いです。


穴場的ローカル感も完璧。


同じ飲食業の人間として土下座して敬意を払いたいです。



ここ最近でウルトラヒットのお店見つけたわー。

マジで美味しかった。


あー、日向にこんなお店があって嬉しいなぁ。













そんなこんなの毎日。


日々業者さんとの打ち合わせ、明日は何と何と何、明日はアレとアレとアレ、


kokageの工事とひなた屋の営業。


毎日が飛ぶように過ぎ去っていく。



朝、目を覚ましと外からガヤガヤという声。


人がたくさん歩いている。




買い出しに行こうと玄関を開けて外に出ると、港に人が集まってる。


今日は凧揚げ大会の日だ。






美々津は神武天皇が御東遷したお船出伝説の港。


その時、神武天皇が風向きを読むために凧をあげたのが凧揚げの発祥って言われてる。


その故事に由来して、美々津では毎年子供たちによる凧揚げ大会が開催されている。


















港の公園で開会式をし、それから浜に移動。


今日はいい風が吹いていて凧揚げにうってつけだ。


凧はすぐに風を浴びて空に舞い上がり、糸が遠く遠くのびていく。





昔ブログに書いたなぁ。


俺はずっと旅に憧れて、どこまでも遠く遠くに行きたいって渇望して、見果てぬ場所を目指した。


でもそんな孤高の旅をしてるつもりでも、いつも俺はどこかに帰る場所を確保していて、それが俺にとっての糸だった。


社会から飛び出して、ヒッピーになって、現代人が知らず知らずに依存している鎖を取っ払って、何にも縛られないとてつもない自由に身を任せて生きている人たちに会うたび、俺はいつもそうならないよう距離を置いていた。


戻れなくなりそうで怖くて。

タガが全部外れてる人は、普通の人から見たら異様にうつる。



糸が切れた凧はどこまでも飛んでいく。

そのうちどっかで落っこちてボロボロになって終わりだ。



俺は、この世の果てまで行こうとしながらいつも糸を繋いでいたな。







子供たちが楽しそうに凧を揚げている。

俺も子供の頃作った。


凧が上手く風をとらえると面白いように空高く上がった。


意外なほど力がかかるので、こんな細い糸じゃ千切れるんじゃないのか?ってすごく心配になったのを覚えてる。



でも大丈夫。

あんなに遠く離れててもスルスルと巻いていけば、凧はまた手元に戻ってくる。





どんなに遠くに行っても、故郷はある。

どんなに遠くなっても、繋がってる人がいる。

か細い糸で。



これまで出会ってきた町や人、みんなとの糸が千切れず、またこの人生の中で巡り合えることを祈ってます。











スポンサーリンク



ブログのランキングというやつをやっています。
よかったらクリックして下さい。
クリックが投票の代わりになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村



世界中のホテルが予約できるサイトです。
家族旅行もバッグパッカーも、ここから予約してくれたら僕にアレがアレなのでよろしくお願いします! ↓↓