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ライブやります

こんにちは!神田です。



最近改めて思うんです。

フミくんてやっぱりすごいんですよね。

フミくんがすごいから、例えば読者さんがお店に遊びに来てくれた時に、
フミくんと一緒にいる私までなんだかすごいみたいに言ってくれる人がいたりして、
けど、それは全然違うくて、自分まですごいって錯覚に陥ってるんじゃないか自分!!て。
それってすごいダメでしょって最近改めて感じたわけなんです。

いろんな人から、「金丸さんのブログが生きがいでした!」とか、「自分では行けないけど、
まるで旅をしたような気持ちになれました!!」とか、
「ブログみて、旅に出る決意しました!!!」とか、すごい言われるのを隣で見て来ました。

いろんな人から、愛されてるんです。人を惹きつける魅力があるんです。
すごいんですよフミくんて。

こんなすごいフミくん、もう少しいろんなことを大目にみていくべきなのかなって。
て思いながらもすぐ怒っちゃうんですけど。

でも、そう思えるように最近なれたことは少しの進歩かなって自分の中では思ってます。




おわり





近所にできた評判のうどん屋さんに行きました。





僕らなるべく外食するようにしてます。


他のお店の味、インテリア、メニュー、値段設定や接客サービスなどなど、色んなところを参考にします。

常に刺激を受けて自分のお店に活かすことはとても大事だと思ってます。



家で食べるときはだいたい新しいメニューの試作だし、新しい食材見たらこんなのどうかな?ってイメージ膨らませたり、あれ?なんか料理する人みたい。


ちょっと前までマジただのホームレスだったのに。


ポテチとパンだけで3日しのいだりしてたあの頃が懐かしい…………




生活が仕事になるのって僕は好きです。

生活と仕事の境界線があやふやな感じ。



カンちゃんは嫌みたいだけど。







うっま!!!




このうどんマジでうっま!!!!!



「カンちゃん!!!これヤバいです!!久しぶりの特大ホームランです!!!」



「うまーーい!!宮崎来てトップ3に入るくらい美味しい!!!野菜天がめっちゃ美味しい!!!」










宮崎のうどんって基本やわいんですよ。

下手したら箸で持ち上げるとぶちぶち切れるくらいやわいです。


県外の人が食べたら、これ完全に茹ですぎてる!!モチャモチャ!!!って驚くほどです。


でもそれが宮崎人の口には合うんですよね。


讃岐みたいな固いやつはあまり受け入れられない土地柄です。





先日も日向市内にあった丸亀製麺が撤退しました。


マジビビりますよ。


あの全国展開してる超人気店の丸亀製麺がオープン数年で閉めるとかマジあり得ない。


日向人はみんな、天領うどんが丸亀に勝ったぞー!!天領すげー!!って誇らしげです。



そんくらい、意外と宮崎はうどん激戦区だったりします。






その中で今回のお店、1位に躍り出ました。


まぁみんな好みありますけどね。



「フミ君、もしかして天領超えた?」



「神田さん、天領を味だけで考えてはいけないのです。味+ソウル。天領は日向人の心の支えなのです。」




あー、美味しかった。

マジビビったー。


11時半くらいの時点で満席で外に待ちできてたもんなぁ。

ウチも待ちがでるくらいの人気店になりたいもんです。
















「あ、そういえばこの道の先に日本の滝百選の矢研ぎの滝があるけど行ってみる?今日休みだし。」



「あー、そういうの嬉しいー!!ずっと仕事ばっかりだからたまにはそういうハイキングとかしたいって思ってたしー!!イェーイ。フミ君は行ったことあるの?」



「うーん、子供のころ行ったことあるかなー。神武天皇が日本をおさめるぞーって宮崎市内を出発して、道中にこの滝で矢を研いだというのが名前の由来になります。」



「へー、フミ君ガイドやねー。」






というわけで隣町にある滝を見に行きました。










「うわー、なんかこういうの久しぶりだねー。山の中だー。」



「ねー、旅中は色々自然の中に行ってたよねー。」



「最近は国道を走ってスーパーとか酒屋さんとか回って、同じルートばっかりになってるもんなー。なんかすごい新鮮。」



「ちょっと脇道入って山に行くだけなのにこんなに新鮮ってすごいよね。生活がルーティーン化していくとちょっとのイレギュラーがめちゃくちゃ新鮮になるんだなぁ。」




車を止め、ハイキングコースを歩いて行きます。

久しぶりの山道。

渓流の水の音が心地よくて、目も洗われます。


あー、こんな河原とかでテント張ってキャンプとかめっちゃ気持ちいいだろうな。

魚捕まえて焼いて食べて。


車で一瞬でそんな大自然の中に行ける田舎生活、マジ万歳。



ていうかこの老夫婦ステキすぎ。




川の中に椅子置いて犬と一緒に読書て!!!

ヨーロピアンか!!!







































「気持ちいいなぁー。あー、田舎暮らし最高だなー。」



「ねー、うどんも美味しかったし、いい休日だね。」



「ねー。…………あれ?えーっと、フミ君、ちょっとここなんかついてない?なんか冷たいんだけど。」



「え?何が?どこ?」



「ここの、カカトのところ。」



「え?どれ?」











神田さんのカカトを見る。













そこには何やら茶色いナメクジのような物体が…………






「うわあああああ!!!!か、カンちゃん!!!!ヒルだ!!!ヤマビル!!!」



「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」





パニックです。


マジパニック。




「キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!とって!!!フミ君早くとってえええええええええええ!!!!」



「気持ち悪い!!!うわぁ!!!とれん!!はたいてもとれん!!!めっちゃくっついてる!!!キモすぎる!!!」



「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」




なんとか手でヒルをとったものの、カンちゃん半分泣いてる。



「も、もういやあああ!!帰りたいいいいい!!!」



「カンちゃん大丈夫だよ。滝まであと半分くらいのところまできてるんだから。最後もう少し頑張って滝まで見よう。」



「嫌だああああ!!気持ち悪い!!!じんましん出る!!!」



「ホラ、行くよ。」







そしてしばらく歩いていると、またカンちゃんの足に茶色いヤマビルが……………




「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!もう嫌もう嫌もう嫌もう嫌ああああ!!!!!」



「あー、はいはい、もうー、女の子はこれくらいで大騒ぎしちゃって、大丈夫大丈夫。はい、とったよ。」



「嫌だあああああああああ!!!!頭おかしくなりそう!!!!」



「大丈夫だってー。もう滝はすぐそこだから、気をつけてれば大丈夫だから。ホントにもう、これくらいなんてことないやん。僕なんかナメクジ食ったことあるんですよ?アレに比べたらこんなのなんてことないから大丈夫だってー。」



「はあああああああ!!!いやあぉああああああ!!!!」



「もうー、せっかく滝百選が目の前なんだよ?これまで百選の滝を50個くらい見てきた僕としてはやっぱり百選の滝は間違いないっていうかー、滝には神が宿るもんだからそんな簡単には拝めないっていうか、あれ?なんか首が痒いな。カキカキ。」










何気なく首をかいたら首にヒルが吸いついてました。








「ぎえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」




絶叫が尾鈴山にこだましました。



「ぎゃあああああ!!!き、キモい!!!く、首に!!!首に首!!!!クビにクビにヒルがああいあああああああいいいいいやあああああ!!!!」



「タッタッタッタッタッタ。」




何も言わずにすごいスピードで走って山を降りて行くカンちゃん。



「ちょっ!!!か、カンちゃん待ってええええええ!!!置いていかないでええええええ!!!!」



「タッタッタッタッタッタ。」




すぐ見えなくなりました。







マジで精神が崩壊するかと思いました。


滝見てない。


もう山怖い。



















さて、先日はトモコさんがお友達と遊びに来てくれました。





旅中にシンガポールで久しぶりに会って以来だったから、もう2年近くぶりなのかー。



元はと言えばトモコさんもまたブログからのお友達。

世界1周目を終えて日本に帰ってきてから初めてお会いして、そこからたびたびこうして遊んでもらってます。


凄腕のマッサージ師さんで、今回は僕とカンちゃん、2人とも30分コースやってもらいました。


マジでめっちゃ気持ちよかった…………







旅をしていて良かったことは色々あります。


トモコさんみたいなお友達や、尊敬できる先輩とたくさん出会って、人生を学び、応援していただいて、1人では出来なかったことを叶えるための可能性を伸ばしてもらってます。


もちろん見聞も広まったし、すごく人生が豊かになりました。

大きな目標を達成したことで自信にも繋がりました。



さらには周りからの評価ももらえました。


最初のころは旅なんていう人生においてなんの役にも立たないようなことをやっていると、親戚のおじちゃんや周りの大人たちに散々けちょんけちょん言われたもんです。


定職について結婚して安定した人生を送って親を安心させなさい、そんなことやっちょって何になるとか?


会うたびそれ。

飲み屋街での路上の時もいつも。






それでもずっと旅と音楽に打ち込んできました。



で、世界一周。

ブログが注目されて、雑誌とかに取り上げられて、帰国してから本の出版。


もうこの辺から評価180°。


なんの役にも立たない、から、大したもんや、に変わりました。






それは親戚のおじちゃんたちだけではありません。


ここ最近、新しいプロジェクトを始めるために融金融機関に融資をお願いしています。

担当のかたと事業計画の内容を詰めているんですが、まだひなた屋を開業して10ヶ月くらいしか経っていない僕らに対して、担当さんはとても前向きに検討してくださっています。


コッキンの時もそうだったけど、僕みたいなナメクジ食ったような経歴の人間に対してどうしてこうも金融機関の人たちは前向きなのか。


もっとこう、公務員とか普通の会社勤めの人のほうが評価されやすいんじゃないのか。




「金丸さん、サラリーマンと金丸さんみたいな生き方をしてきた人とでは言葉の響きが違うんです。」



「サラリーマンさんが融資を申し込んできたとして、僕らは数字でしかその人のことを見られないんです。税金をどれくらい払ってるとか、収入がどれくらいあるかとか、勤続年数とか。勤務態度とかではその人は評価できません。でも金丸さんはこうしてやってきたことを確実に形にしてきてる。色んな目標に向かって達成して次に向かっていくというところが信用できるんです。」





なんだろう。


やっぱり僕のイメージでは金融機関は数字でしか融資を決めないってもんだと思ってました。

安定してて、資金力があって、世間一般でいう信用があって。


根性とかやる気があるってだけじゃ貸せませんよ?そんな世の中甘くないですよ?


っていうイメージ。


それがこんなにも浪花節というか、経歴とか関係なく、一部分の評価で話を進めてくれるもんだとはホント思ってませんでした。







マジで旅しててよかった。


人生においてなんの役にも立たんからやめろ、って言ってた親戚のおっちゃんたち。


今胸を張って言いますよ。


めっちゃ役に立ってますよ。


信じることを貫き続けたら、それを評価してくれる人は必ず現れるんだって、人生通して学びました。




もう少し、もう少しで新プロジェクト、発表できます。

もう少しだけお待ちを。



それにしても最近の商品開発はパッケージ命だよなぁ。
















パッケージさえよければ倍の値段つけられるんだもん。

それにアイデア加わったら3倍です。










群雄割拠の地方創生。

地場産品を活かした猛アピール。


みんな気合い入ってます。


って、あれ?カンちゃん?











あ、間違った、カンちゃんはこっちか。





カモノハシの赤ちゃんがカンちゃんにしか見えない。






あ、そうそう、新プロジェクトの前にひとつ別の発表があります。


キッカケができたらまたやろうと思って、ずっと自分の中から遠ざけていたもの。






ライブ。






ついにひなた屋でライブやります。




詳細はまた次のブログに書きます。

まだいい歌うたえるかな。









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