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色々興奮しすぎてマウント斗羽になりかけた話

こんにちは!神田です。


リアルタイムは人生最重の体を抱えています。


いやーーダイエットしましょう、そろそろほんとに。

このまま老いていくなんで本気でいや。



体にもいいということでここ数年何回かプチ断食をしてます。

軽めに48時間とか食事をしないっていうやつです。

水分は取ってました。もちろん水とか。


で、食事を再開する時は胃に優しいスープとか、おかゆとかからゆっくりと。


そしたらやっぱり体重減るんですよねーーしかもなぜか元に戻らなかった!!!


久しぶりにしよかなーとか考えてます。



おわり






風邪引き in 材木岩。





体調ボロボロで観光地行ってるとイギリス思い出しますね。


ミックの家の前で記念写真撮った時も終わった顔してたなぁ…………



ズタボロの体調で行ったホワイトクリフの光景は今も目に焼き付いてます。


あのホワイトクリフは今回の世界旅で出会った絶景トップ10に入る景色だったなぁ。



ちなみに今パッと思いつく絶景は、



1、オーストリア バッハウ
2、オーストリア チロル
3、ノルウェー パレイケストーレン
4、ノルウェー スバールバル島
5、フランス モンサンミッシェル
6、スイス メグリスアルプ
7、イギリス ホワイトクリフ
8、マラウィ ンガラの朝日
9、ナミビア デューン7
10、中国 加榜棚田




こんな感じかな。

どメジャーなところもそうでないところも、見る人によって感動はそれぞれ。



モンサンミッシェルとか綺麗だったなぁ。

あの羊の放牧場の向こうに見える修道院のシルエットは本当に夢の中の景色みたいだった。


やっぱヨーロッパのレンタカー旅はマジで最高でした。









さてさて、日本の観光地も負けてない。


この宮城県小原の材木岩もとても立派です。





柱状節理の絶壁がそそりたち、その形が材木を立てかけているかのようにみえることからこう呼ばれています。

僕の地元の日向にも、馬ヶ背というそれはそれは立派な柱状節理の断崖が日向灘にそそり立っているので、この地形はある程度見慣れたものです。


兵庫の玄武洞も有名です。


でもやはり日本の旅の魅力はこうした地質的なものや自然の絶景といったものよりか、各地各地に伝わる伝統文化にこそあると思います。










伊達氏、上杉氏の威光が残る由緒ある城下町、米沢。





















米沢の味のあるネオン街。








昔ここで歌ったなぁ。23歳の時かー。懐かしすぎるっていうかもうあんまり覚えてない。







遠刈田のコケシ館も前に来たことあるけど、久しぶりに来るとまぁ楽しい。












コケシっていうものがどう生まれ、どう世に広まり、どう定着し、どう変遷していったのか、


伝統工芸品というものは本当に興味深い。





最初に日本一周をした時、なんでこんな小さな島国を回るのに4年4ヶ月もかかったの?ってよく聞かれたけど、正直こんな面白い国を旅しようと思ったら10年あっても足りない。


ただずーっと歩くだけとか、自転車で海沿いを一周するとか、それだけではもったいないと思い、僕は日本の全てを見てやる!!という思いで一周に出発しました。


有名観光地はもちろん全て、無名観光地も手当たり次第しらみつぶしに、秘湯や寺社仏閣を訪れ、さらに日本中の地酒を求めて酒蔵巡りをし、それに合う酒器を求めて窯元巡りをし、その土地その土地の古くからの産業に魅力を感じて伝統工芸の素晴らしさと奥深さを目の当たりにすべく様々な工房にお邪魔させてもらいまくってきました。


各地のお祭りや行事の情報も集めてタイミングを合わせて遊びに行き、夜はネオン街に路上に行き地元の人たちと酒を飲む。



毎日毎日4~5ヶ所は名所に行く日々。

もう車を止めたら歩くのがもったいなくて3歩以上は走ってました。


そんくらいギッチギチに詰め込んで、それで4年4ヶ月かかりました。


日本はめっちゃ奥深くて面白い国です。


その後も合わせて通算10年旅したけど、まだまだ行ってないところや知らないことだらけだもんなぁ。




だってもう改めてコケシの歴史を調べていたら、それだけでたまらなくなってきますもん。





かつて山にこもってお椀や神器なんかを彫っていた木地師。

その木地師たちが子供のオモチャとして遊びで作っていたのがコケシ。


かつて木地師はどこの山も自由に行き来していい、山の8合目以上の木は自由に切っていいという特権があったんだけど、これが江戸末期になって撤廃されてしまった。


それにより木地師たちは山を降り、湯治客たちのいる温泉地でお土産品としてコケシを売り始める。


そこで湯治客たちの趣味趣向というものを面と向かって知った木地師たちは白木の彫り物に色をつけることを始めたんだそう。









まぁ読んでみればなんてことない変化。


しかし史実にはこの出来事がまるでとんでもない変革みたいな感じで書いてある。


歴史が動いた瞬間!!くらいな感じで。




いやー、もうたまんないですよね。

木地師が白木に色を塗り始めたってのが、かつて大事件扱いされていたんですよ。

たまらん!!興奮する!!




え?わからん?

なにが?って?




ふふふ…………もちろんこれだけじゃ終わりませんよ…………

まだ面白いお話がありますから。


この欲しがりさんめ!!!





コケシには赤い塗料が塗られてるじゃないですか。

ああいう赤い塗料が施されたお土産品や伝統的なオモチャのことを赤物といいます。


ダルマとか張り子のトラとか獅子頭とかですね。


この赤い色は天然痘から守ってくれるという迷信があったようで、人々は当時からこぞってこの赤物をありがたがって買っていたそうです。

そしてこの赤物を売り歩く商人のことを赤物師と呼んでいたそうです。

コケシもやはり赤物のひとつとなり、湯治客たちから人気を集めていたそうです。



うふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!

興奮するうううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!

赤物が天然痘から守ってくれるとかいうなんの根拠もないことに拠り所を見つける人間の心理がやべええええええええええええええええええ!!!!!!


日本面白ええええええええええええええええええええええええ!!!!!








え?2ミリも興奮しない?


いやー、そうですか。


ところでコケシじゃないのどれでしょう?







現代では機械製品に押され、伝統工芸は滅びの一途です。

伝統工芸品を作るための職人もいないし、その工芸品を作るための道具を作ってる職人もいなくなっている状況。


ひとりの職人がいなくなれば、それに関わる多くの職人さんが仕事ができなくなる。


時代が変わってるんだからといえばそれまでだけど、できるならば昔からの技術を伝える魅力ある伝統工芸品が、この国の民衆のそばにあり続けてもらいたいものです。














さてさて、物件探し奮闘記の続きです。



物件が決まらないまま、浮かない気持ちで宮崎県を出発した僕ら。


このままいい感じの古民家が見つからなかったら美々津でお店をやるという夢すら危うくなる。


しかしないもんはない。

今は祈ることしかできない状況。


なんとか宮崎を離れている2ヶ月半の間に何らかの動きがあることを天に祈るのみ。






が、そこにかかってきた不動産屋さんからの1本の電話。


もうドリフトで路肩に車を寄せましたよ。




「も、もしかして…………何か動きがあったということでしょうか…………?」



「はい、ありました。また詳細は追ってご報告させていただきますね。」







電話を切る。





……………………………………








ふう…………落ち着こう…………


そう、ただ動きがあった、というだけのことじゃないか。

別に何か確証のある話でもないし、どの古民家かもわからないし、もしかしたら全然町の中心部から離れたボロボロのところかもしれないよね。

そうそう、まだこんな確実性の薄い情報に喜んだりしてたらいけないよね。ぬか喜びして落とされた時のガッカリ感なんてやってられないもんね!!

期待なんかしないで、気長に次のご報告を待っておくしかないか!!

よし!!とりあえず不動産屋さんの個人番号をiPhoneの電話帳に登録、っと!!あ、あれ?どうしたんだろう?指が尋常じゃないくらい震えて文字が打ち込めないや。てへへ。






キエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!

車のドアを蹴り破って全裸で道路に飛び出してトラックの前で髪の毛かきあげて僕は死にませんの、ま、のあたりでトラックに跳ね飛ばされて即死と見せかけてマウント斗羽並みに車を木っ端微塵に破壊して無傷で立ち上がってそこら辺の可愛い女の子をナンパしてホテルに連れ込んでドヤ顔で3分で終わらせるって言って1分で終わってキエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!





「ふ、フミ君!!!なんて!!なんて言ってたの!?!?!??」



「かぺっ!!!ケペペッ!!!マウント斗羽!!!パンプアップ!!!甘いもの好き!!!!画伯!!!」




もうパニックですよね。

これまでなんの糸口もなくて、凹みまくって、軽く絶望しかけていたところで、ようやく、ようやく見えた光。



もうこの時に頭の中に浮かんだ漢字2文字ってこれしかないですよ。


僥倖ですよ。圧倒的僥倖です。


もしくは天啓。


ザワザワどころじゃないですよ。





あ、カイジとうとう終わったみたいですね。






カイジは置いといて車の中でガッツポーズ連射です。

カンちゃんも、にへええええ!!!って小躍り。



ダメ!!!まだぬか喜びダメ!!!

どんな物件かもなにもわからないのにこんなに期待を膨らませてたらダメ!!!

ダメよ~ダメダメ、つって!!!!古っ!!!キモっ!!!!







もうそっからの運転のすごさったらないですよ。

あまりにも興奮しすぎてラルクアンシェル並みに生まれつきのスピード狂レベルで死ぬほどアクセルぶち踏んでシートベルト超しめて制限速度守りまくりですよね。


そりゃあもうビビるほど煽られまくりですよ。


知るかボケ!!!煽りたきゃ煽れやああああああああああああ!!!!

こちとら僥倖真っ最中なんだよコンチクショウ!!!!


もう信号のない横断歩道に人がいたら即座に止まりますよ!!!

道も譲りまくり!!!!




よっしゃあああああああああ…………


ついに動きがあったぞおおおおおおお…………



でもこっから…………

話はこっからだ…………


これから不動産屋さんが家主さんと交渉してくれるだろうし、値段の話もきっとここからだ。

物件が俺たちの理想に近いかどうかもこれからわかること。




とにかく嬉しかった。


不動産屋さんにとったらビジネスをやってるだけのことなんだろうけど、気持ち的にはもう神です。

もうすでに僕の中では一緒に夢を叶えようとしてくれてるパートナーです。





そしてこのパートナーさんが本当に頼りになるかただということを今後知っていくことになります。


ぬああああああああああ!!!!!


こんな感じで書いてるけど、まだ現在も物件確定はしてないんだよなあああああああああ!!!!

怖ええええええええええええええ!!!!!



続きはまた次回!!!!!





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