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諦める?本当に美々津でやれるのか?


こんにちは!神田です。



北に上ると、スギ花粉てまだいらっしゃるんですね・・・・・・・。

埼玉を出発して北上した日から、絶賛花粉症再発中で苦しんでいます、神田です。



聞いた話によると、今年の花粉症は咳が出ることが多いそうで。


まさにその通りで、今咳が止まりません。

昨日の夜は咳き込みすぎて外が明るくなってくるまで眠りにつくこともできませんでした。
咳が落ち着いた明け方から眠りについて、目覚めたら10時。

そっと眠らせておいてくれてありがとう、フミくん。


咳が出ると、咳き込むことで体が熱くなって熱っぽくもなるし、ほんとにこれ花粉症ですかね?普通に風邪ですかね?


どっちにしても早く治ってーーーー!!!

咳のおかげでお腹はひどい筋肉痛。これでお腹が割れないかな〜とか甘いこと考えてます。




おわり










懐かし………………





20歳から25歳までの最初の日本一周を終えてから、僕は音楽の、ライブの面白さにどっぷりハマってしまい、旅をしながら日本中のライブハウスを回る生活を始めました。



そんな中、1人でパフォーマンスする、というソロのステージを突きつめたくて、同じような1人で活動しているアーティストを集めたライブイベントを主催しました。


それが、一匹狼の遠吠え。



日本一周を終えた25歳から毎年1回、宮崎で開催し、第6回までやりました。


今じゃめっちゃ有名になった竹原ピストルさんにも出てもらったなぁ。






そんな一匹狼の遠吠えの第2回に出演してくれたのが、川田陽介。



そう、僕のブログをずっと読んでてくださったかたならご存知の、エッフェル塔でサプライズの川田くんです。


緻密な曲作り、ポップなメロディーライン、素朴で素直な歌詞、そして確かな演奏力。


その才能に結構嫉妬したのを覚えています。


歳も僕のひとつ上とそんなに変わらず、すぐに意気投合して仲良くなりました。









ライブが終わってからしばらくして川田君は癌になり、抗ガン剤の副作用で髪の毛が抜け落ちた写真を見てとてもショックを受けました。


当時まだ20代の半ばを過ぎたばかり。

若年性の癌は進行が早い。


もうダメかもしれない、いやいや、友達の俺がそんなこと考えてどうする、でもやっぱり…………






結果、川田君は、癌に勝った。




家族と、恋人と、共に病気と闘い、死の淵から帰ってきた。



そして川田君は高校生の時からの恋人である朝ちゃんと結婚。


俺なんかの想像もつかないような苦難を乗り越え、波乱万丈な人生を送ってきた親友である川田君。







東京でのライブを終えてから、その川田君の家に遊びにいった。



部屋のドアを開けると、廊下に小さな男の子がいた。

川田君に似たタレ目の可愛い男の子。




20代の頃に保存しておいた精子を使い、長い年月を超えて朝ちゃんは妊娠することに成功。



今やあの川田君が2歳の男の子のお父さんだなんて、あの頃のことを考えると涙が出そうになるよ。


川田君、よかったなぁ。本当によかった。


今じゃ仕事して大きな家に住んで、そしてリハビリして手も動くようになって精力的にライブ活動も行なっている。


パリの時はまだ抗ガン剤の副作用で手が痺れて全然弾けてなかったのに、もうすっかり20代の頃の華麗な技術を取り戻している。







みんなでスキヤキを食べて、ワインを飲んで、息子ちゃんと遊んで、いっぱいお話しして、ギターを弾いて、新曲を披露して、


楽しい楽しい夜でした。

やっぱり川田君は大好きな音楽仲間であり、尊敬できるライバル。


いつもありがとうね。

これからも家族ぐるみでよろしくね。



あー、子供死ぬほど可愛かったー。


胸が苦しくなるくらい愛おしく思えたわー。


俺たちもできるといいなぁ。
















さてさて、埼玉で川田君たちと別れたら一路北上して、福島県のいわき市へ。


懐かしのいわき。






















日本一周の時から何度も何度も歌いにきている馴染みの町です。


とても雰囲気のいい飲み屋街があって、震災前から路上をやって友達がいっぱいできていたんだけど、震災が起きた後は復興バブルによって日本中から作業員が大挙し、町は空前の好景気を記録。


東北の田舎町なのに物価が跳ね上がり、ここだけ東京の中心部くらいの物価になってるという恐ろしいことになった。


おかげで路上をやると半端ないくらいお札が舞って、あの頃のいわきは間違いなく日本の路上で1番稼げる場所でした。









白水阿弥陀堂はもちろん、常磐炭鉱跡も廃墟好きにはたまりません。


日本最強のボロ食堂の聖地、野間食堂は今も健在でした。

ラーメン250円。時が昭和で止まってます。











てなわけで今回もこの大好きな町で頑張って稼ぐぞーとギターを担いで平の飲み屋街へ。


いつものコインパーキングに車を止め、歩き慣れた道を一直線に向かっていきます。


東北の小さな町を地元のように歩く僕に、フミ君は本当に色んなところに行ってるねぇとカンちゃんが感心しています。


ちょっと誇らしいです。





そんでいつもの飲み屋街の路地に入っていくと、いきなり向こうの方から、金丸さん!!と声がしました。


え?な、なに?



誰?知り合い?



マジで誰?



ブログの読者さん?


それとも昔ちょっと好きだったクラブのママのところにいた黒服さん?



だ、誰?





歩いて行くと、僕がいつも歌ってるあたりでギターを抱えて段ボールの看板を出している路上ミュージシャンがいました。


長い髪、ヒゲ、なかなかの年季が入ったズタボロ加減。


そのヤバそうな雰囲気の兄さんがこっちを見て、金丸さん!!って笑ってる。





よし、スルーしよう。



見なかったことにして通り過ぎよう。




「金丸さんだー!!僕金丸さんのブログを見ていわきに来たんです!!金丸さんが日本中のネオン街の路上情報をまとめた記事を書いてるじゃないですか!!あれを本当に参考にさせてもらってます!!田辺とか横須賀とか、すごく良かったです!!」



「そ、そうなんですね。ブログ見てくださってありがとうございます。」




古びた段ボールの看板には、奄美から日本一周と書いてある。




「もう長く路上はやってるんですか?」




「はい!!昔は県庁所在地の町ばかりを回ってたんですけど、金丸さんのブログを見て小さな町にも飲み屋街ってあるんだって知って、それで今はそういうところをたくさん回ってます!!」



「そうなんですね。寝るとことかはどうしてるんですか?」



「漫画喫茶です!!いやー!!金丸さんに会ってみたかったんですよねぇ!!嬉しいー!!」





出会った頃のイグゾーを彷彿とさせるそのお兄さん。


い、いやぁ…………日本にも面白い人いるなぁ…………


僕のあのニッチな日本路上ガイドが役立ってるのが分かって嬉しいなぁ。




ていうかあのクラブのママ、美人だったなぁ…………

オッパイ大きかったよなぁ…………


もうあの店ないんだよなぁ…………






でもその分、他の路上ミュージシャン、それも旅の流れ者ミュージシャンとかぶるなんてめっちゃレア中のレア。


お兄さんとお会いできて嬉しかった。


お兄さん、世界旅、是非チャレンジしてみてくださいね!!
















いわきの町を出たら喜多方に向かったんですが、道中に少し遠回りして、海岸沿いの避難困難地域を走りました。


カンちゃんにあの現状を見せるために。


警備員さんが立つ道路。


その先から続く廃墟の町。


どこにでもあるチェーン店やコンビニの風景だけど、それらは全て廃墟です。


綺麗な家や古い日本家屋が並ぶ住宅地も全て廃墟。


アスファルトからは草が生え、看板が色あせ、パチンコ屋さんの駐車場に1台の車が取り残されている。


いつか、世界の廃墟10選とかのアングラなランキングにこの福島浜通りも入りそう。





死んだ故郷。


いつかこの町に人が戻れるようになる日が来るのかな。



この平和な国にいると、あのチェルノブイリの惨劇が、俺たちの国でも起きた事実ということをふと忘れそうになる。


でもこの廃墟の町を見たら、これでもかってくらい当事者なんだと思い知らされる。


忘れてはいけないことが、たくさんあります。
















































喜多方ではお世話になっている音楽仲間の皆さんと再会。

お店で歌わせていただき、お酒を飲み、たくさんお話しました。


みんな元気そうだったなぁ。

この東北の小さな町にもこんなにおかえりって言ってくれる仲間がいて本当に嬉しい。






日本中、音楽好きがいて、すごい田舎にも面白いアーティストがいて、その土地の風習と文化を受け継ぐ人たちが暮らしていて、




本当に日本の旅はたまらなく面白い。



こんな小さな国なのに、未だに県ごとにこれほど個性が分かれてる場所って世界にあったかな。


これから日本はどんどん外国からの観光客が増えるだろうなぁ。




ラーメン、もちろん最高です。













ラーメンたけじゃなく、色んなところに連れていっていただきました!!


高橋さん!!喜多方のみなさん!!山形からわざわざ来て下さった読者さん!!


今回も本当にお世話になりました!!! 










































































さてさて、ここから物件探し奮闘記です。


前回の記事では、何ヶ月も売りに出されていた古民家が、俺たちが問い合わせた数時間前に交渉成立してしまうというウンコ漏れるレベルのタイミングの悪さで物件を逃すというところまで書きました。


何ヶ月も出てたんだよ…………?


それが俺たちが電話かけた数時間前に決まりましたて…………







もうガッカリです。


ズーーーーーーーーーーン………………って凹んでしまい、うなだれるしかないです。



そもそも、そんなに惹かれてる古民家ではなかったんですよ。

でも実際に見てみたら、あれ?これいいんじゃない?ってなってきたんですよね。


なんか頭の中でこの古民家で実際に飲み屋をやってるイメージも湧いてきたし、これいいかも…………ってなって電話かけたらさっき売れましたって。




なんかもうジッとしてられなくてすぐにまたその古民家を見に行ったんですよ。


不思議なもんで、もう手に入らないと分かった瞬間、今までそうでもなかった古民家がスーパーカッコよく見えてくるんですよね。


ああああああ…………見れば見るほど完璧すぎる………………

ネットで調べてた時はなんとも思ってなかったのに………………




「まぁ、物件って巡り合わせっていうもんね。ここが手に入らなかったってことはここじゃなかったってことなんだよ。きっと後から、あそこにしなくて良かったねっていう物件が見つかるはずだよ!」



落ち込んでる俺にカンちゃんがそう言ってくれる。

確かにそう。きっとそう。


物件は巡り合わせ。

本当にちゃんと望んでいれば、必ず良いものがポンと出てくるはず。





でも、現実はそうは簡単にいかないもんです。












それからってものまた毎日色んな人のところに挨拶に行きながら空き家の情報を聞いて回りました。

市役所に行き、色んな課の人に話を聞きに行き、同級生の親のところに行き、地元の住職のところに行き、



でもやっぱり有力な情報はない。


あらー美々津に住むとねー、でも空き家はすぐには出てこないから、まずはどっかの会社で働いてから何年かしてから空き家を見つけたらいいわー、と気の長いことを言う人たち。


ありがたいアドバイスだけど、鉄は熱いうちに打たないといけない。

そんな悠長なことができる性格じゃない。





そんな中、やっぱり1番積極的に協力してくれるのは神主さんの奥さんでした。



「文武君!!私は私で色々探しちょったっちゃけどね、あそこの家はどうじゃろか?家主さんに聞いちょくからね!!あそこの家も◯◯さんって良い人じゃから声かけてみとくわ!!ごめんねぇ、すぐに見つけてやれんで。本当に若い人が住もうとしちょるとに力になれんとか恥ずかしい!!」



元気いっぱいでチャキチャキしてて、小柄で可愛らしい奥さん。

町の人たちからの信頼もあつくて、美々津を知り尽くしてるこの人がこんなにも親身になって協力してくださってることがたまらなく心強い。




「もうー!!私はあそこの古民家が売れたって聞いて気絶したとよー!!なんであのタイミングでーって色々考えちょったら夜も眠れんくなって来てねぇ、ちゃんと古民家見つけようね!!」




うわああああああああああああああああああああああああ!!!!!


おばちゃんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!


本当にありがとうございますううううううううううううううううううううう!!!!!!!













しかし、おばちゃんがいくら頑張ってくれてもなかなか物件は見つからない。


空き家はある。


でもそれらは完全な空き家ではなく、ちゃんと所有者のいる空き家。


すでに美々津ではなく市外や県外に家を買ってそこで暮らしている人たちがいて、美々津の家は放置しているだけという状況の古民家が結構何軒か存在している。



買いたい僕たち側からしたら、もう使ってない空いた民家だったら誰かに貸したり売ったりしたほうがいいのではないか?と率直に思う。


古民家ならばなおさら、空き家のまま放置していたら傷むばかりなので人が入ったほうがいい。


が、何軒かそういう空き家の家主さんに話を聞いてみたところ、


みなさん年に数日は美々津に帰ってくるので泊まる場所が必要だから売ることは無理、

家の中にタンスとかの家財道具が入っているので動かすことができないので貸すことは無理、



ということ。


返事を聞くたびにズーーーーーーーーーーンと凹んでしまう………………






古民家がない。


見た目はこんなに古民家があるのに、使わせてもらえる物件がない。





僕が子供の頃、美々津にはまだ結構たくさん子供がいました。


お祭りの時には男子しか上がれない太鼓台の櫓に僕も上がり、年上のお兄さんに教えてもらって太鼓を叩きました。


町内ごとの運動会なんかもあったりして、そうした行事ごとの日はとてもワクワクしたものです。



それが今では子供が少なくて太鼓台には女子も上がるようになり、町内運動会をやっていた公民館のグラウンドは草に覆われています。




僕はこの町で暮らしたい。

この美しい美々津に住みたい。


若い人が住んで、子供が増えたら、また町内運動会もできるかもしれない。



太鼓台に上がった男子が、同級生の女子の視線を意識してカッコつける、そんな可愛らしい恋もきっとある。




なのに、物件がない。


あるのに、ない。




いや、空いてるとはいえそれは大事な大事な古民家。

家主さんの代々の思い出がたくさん詰まった、想い入れのある家。


それを簡単に手放すことなんかできないのはよくわかる。

空いてるんだからいいじゃないですかー!!なんて軽々しくは言えない。


これから田舎で暮らしていくのに、そんな野蛮なことは絶対やっちゃいけないはず。






でも正直なこといえば…………


空いてるんですよねぇえええええ…………


荷物運び出すのとかナンボでも手伝わせていただきますからあああああああああああ…………

















物件探し、そして帰国してからの書類作業やら車の名義変更やらでバタバタと日は過ぎていき、あっという間に1週間が経ちました。


大阪のカンちゃんの実家に帰らないといけなかったり、その後の日程も迫っていたので、宮崎に滞在できるのはあと3日しかありませんでした。



物件は見つからないまま。

かなり絶望的な状況。


ウルトラCが起きない限り、物件は出てこない。


ひたすらあちこちを駆けずり回って、電話じゃなくて直接会って思いを伝えて。


市役所の人も色んな提案をしてくれるし、おばちゃんも必死で探してくれてる。



でもやっぱりない。








いや、実際これで、リアルタイムはもう物件見つかってるんですよー、契約も済んでるんですよーっていう状況だったらこの文章も気楽に書けるんですけどね。


振り返ってみて、あー、あの時は苦労したなぁ、ってヨユーをこけたらいいんですけど。





あれから1ヶ月経った今でも絶賛物件決まってないです…………


きええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!

爛漫のチキン南蛮食べたいよおおおおおおとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!






はぁはぁはぁ………………

物件って巡り合わせなんだよね………………


頼むうううう…………


想いだけは結構あると思います…………










でもこうやって駆けずり回っている間、本当に色んなことを感じました。


人に直接会いにいくことの大切さ、

想いをキチッと伝えることの大切さ、

人の心の機微や言葉の端々の感情を読み取ることの大切さ、



人の中で人と関わっていくということはものすごく人を知るという勉強になって、それはすなわち自分を知ることなんだと思います。


旅中の出会いは素晴らしいけども、ひとつのコミュニティの中で人と深く関わっていくということのほうがもっともっと人を知ることなんだなと改めて強く感じました。








あー、天領うどん行きたいなぁ。




しかしこの数日後。


物件探し、光が見えました。


それはまた次回に。








あ!!!そして大事なお知らせがあります!!


ブログをやめます宣言をし、ブログ村からも卒業すると書いたのが1ヶ月前。


あれから多くの人のご意見を受け、やはり帰国後のこともキチンと報告していくべきだと思い、少しずつながらブログを再開しています。


しかし一旦止めると書いたことで、今僕がブログを再開したことに気づいていない読者さんもいたり、さらに続けて読んでくださってるかたからも、不定期更新なのでいつ上がったのか分かりづらいというご意見をいただいたりしています。


どうするべきかなぁと日々色々考えました。


そこでやはりブログ村に戻ろうかなという思いに至りました。


ただもちろん世界旅は終わりましたので世界一周カテゴリーには戻りません。



新しいカテゴリーは、下に貼ってあるバナーでご確認ください!!!


まだまだ先は長く、か細い糸の上を歩くような頼りげのない道のりではありますが、お店オープンまでの奮闘記をリアルにご報告していきたいと思います!!!


どうぞこれからもよろしくお願いします!!!




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