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ジミー君からの連絡。カンさんの居場所がわかった


こんにちは!神田です。



韓国で安い靴をやっとゲットしました!!!


そしたら、靴紐が左と右違うっていうオチでした。



逆に何をどうして左右若干違う靴紐を使うことにしたんでしょ。



結ぶ人にしかわからない程度なので放置しています。




おわり









2018年3月11日(日曜日)
【香港】




チョンキンマンションの安宿は壁が薄くて、部屋の外で人が喋ってる声が綺麗に聞こえてくる。


隣の部屋に泊まっている、どこの国の人かわからない女性がカタコトの英語でもっと広い部屋にしてよ、とスタッフのインド人に抗議している。


しかしそれを流暢な英語でペラペラまくしたてて言いくるめ、上手いことするりするりとかわすインド人。


そこはもう百戦錬磨のインド人商売人。


その場しのぎの嘘をつくことをなんとも思ってない上に、後から抗議されてもなんとも思わないんだろう。


騙してナンボ。スゲぇよなぁ…………


一見のお客さんだけ相手にしてても客はひたすら世界中からやってくるもんなぁ。






そんな抗議の声を聞きながら部屋の荷物をまとめる。

ゆうべは2人部屋が空いてなかったことでこの3人部屋に泊まらせてもらったけど、今日からはツインの部屋に移らないといけない。


ていうかトイレ流れないから移らせてもらいたいわ。


だいたいトイレの水が流れない部屋に客泊めたらいかんやろ…………

シャワーもほとんどお湯出ないし。


それで2700円もするし。


香港宿高いわー。





部屋の荷物をまとめていたんだけど、この部屋もたいがい狭いので入り口のドアを開けながら準備をする。

スペースを広げないとバッグを動かせない。


するとそこにスタッフのインド人がやってきた。



「ノーノーノー!!ドアを閉めなきゃいけないよ!!」



「はぁ、なんでですか?」



「部屋の中が見えるじゃないか!!嫌じゃないのかい?!!」



「なんで?別に裸でもパジャマでもないし、僕らは構いませんよ?荷物まとめてるだけなんだから開けててもいいでしょ。」



「ダメだよ!!いけないことなんだ!!」



「だからなんで?何がいけないの?」



「リッスン!!ドアを開けっ放しにしているとドアのこのバネの部分にダメージがあるんだ!!だから閉めなきゃいけない!!」




これが悪くなると指差すインド人。めっちゃ真面目な顔して。







アホか…………

世の中のこのバネを作ってる製造会社の人たちの技術なめんなよ…………





「アハハハ、何を言ってるの?そんなわけないでしょ。面白いなぁ。」



「私は本気だ!!バネにダメージがあるからドアを閉めるんだ!!」



「ドアを開けてるとこの3人部屋が他のお客さんに見られて、そっちに移らせろとか入れると面倒くさいからドア閉めろって言ってるんでしょ?」



「……………………イエス。」




その場しのぎの嘘つきすぎ!!!


中条きよしか!!!

悲しい嘘のつけ~る~人~って歌うぞ!!!



本当インド人はどこに行ってもインド人を貫くなぁ…………



「それより今から移る2人部屋ってめっちゃ狭かったりしない?」



「ノー!!狭いわけないだろう!!ノープロブレム!!ドントウォーリー!!この3人部屋と同じサイズだ!!同じサイズじゃなかったら返金する!!!」



開けたら3分の2ですね。





鼻くそほじりながらどっか行ったインド人。


まぁこの値段で香港に泊まれるならアリとするか。












さて、荷物を移してギターを担いだらソッコーで路上に出発。

もしここで稼げなかったらマジでスイスフランが底をついて日本までたどり着けなくなる。


根性で歌わないと!!!!



とは言っても、まぁ香港ですからね。

前回の一周中に来た時は2時間で17000円くらい稼げてマジビビった記憶があります。


ちょっと心配なのはあれから4年近く経って、その間にめっちゃたくさんの日本人バスカーがこの香港・台湾でバスキングしまくっているので、日本人バスカーが風景の一部になってしまってないか?ということ。


よほどいい演奏をしなければ、あぁ、また日本人の世界一周ですか、ていうか本当に世界一周してるの?って思われて素通りパターンになるかもしれない。

実際シンガポールで路上してる時に現地の男の人にそう言われたし。


もちろん看板で稼いでるわけじゃないので気合い入れて歌わないと。









つーわけでインド人まみれのアリの巣マンションから抜け出すと、一気に目の前に大都会が広がる。





宿の前に通っているのは香港の大動脈であるネイザンロード。

ここは観光客の多いチムサアチョイのど真ん中にあるので、一歩足を踏み出しただけで世界イチの人口密度の中に飲み込まれる。








うじゃうじゃと人が行き交い、この前行った大理の賑わいと同じレベルの雑踏。


2階建てバスが走り、巨大看板が空をせばめ、近代的なビルディングと香港らしい古びた雑居ビルがズゴンズゴン立ち並んでいる。









いやぁ、相変わらずすげぇとこだなぁ香港。

ネットで見てみると、香港はなんと世界の人気観光都市ランキングで3年連続ナンバー1に輝くインターナショナルシティーとのこと。


通りを見渡せばあらゆる人種の人々が歩いている。


ビビったのは、1人の欧米人のおじさんが道端に座って物乞いをしていたこと。


欧米人がアジアの道端で物乞いて。

いやぁ、ほんとインターナショナルシティーだ。



いやぁ、看板の女の子可愛い。





香港名物、竹の足場。




結構強度があるって立証されてるんだろな。










というわけでつけ麺。









うん、まぁまぁかな。

値段は魚介つけ麺が65ドル(880円)。






っておおおおおおおおいい!!!!

なにヨユーこいてつけ麺なんか食ってんだ!!!


中国から入って日本食屋さんの数が半端なく増えたからって目がくらんで贅沢してる場合じゃねぇ!!!


早く歌えええええええええええええ!!!!!



焦りながらまずやってきたのはチムサアチョイのひとつ上にあるジョーダンの駅!!!


前回の香港ではここでやってめっちゃいい反応をもらえていた!!!


他にもたくさんいい場所はあるだろうけど、まずはここでやって雰囲気を掴みたい!!!



が!!!



ナイスタイミングで今日、香港のなんかの選挙投票が行われているみたいで、あちこちで支援者たちがビラ配りをやっていて、駅前とか人が通るポジションがことごとく陣取られている!!!





ぐううう!!!俺のジョーダン駅前のポジションにもバッチリナントカさんの選挙ポスターを掲げた人たちがいる!!!


チクショウ!!!当選目指して頑張ってください!!!



仕方なくジョーダンは諦めて、地図を睨みつけて雰囲気の良さそうな場所を探し、やってきたのはチムサアチョイの奥にあるチムサアチョイイーストの辺り。






























オフィスビル街になっていて、ホコ天の道が通る整然とした雰囲気なんだけど、もっと奥に行ってみると、巨大なバスターミナルに繋がる歩道橋を発見!!!


これはいい感じ!!!


よっしゃ!!迷わずいくぞ!!とギターを取り出す!!!!



でもなんか怖ええ!!!!


ここ最近、警備の厳しいシンガポールやら、路上規制の厳しい中国とかでやってたもんだから、なんかどうしてもビクビクしてしまう!!!


警察に怯えながらやってた感覚が染みついてる!!!


こ、ここでいきなりやっていいかな!?!?


ソッコー警察が来て、燃えよドラゴン並みの虎の爪で胸を切り裂かれないかな!?!?


でもビビりながらも演奏スタート!!!


警察来た!!!!


ギエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!燃えよドラゴン並みに首の骨踏み折られるううううううううううう!!!!!!








目の前素通りする警察。


こっちを見もしない。








香港、自由の街!!!!!!!!!


















もうやりたい放題ですよ。

どこでやっても何も言われない、それが香港。


中国の規制厳しかったああああああああああああああ!!!!


VPN繋がなくてもワイファイ繋いだだけでネットが入るううううううううう!!!!


街中にエロ本とかアダルトDVDが売られまくってるううううううう!!!!


マリファナの売人とかめっちゃおるううううううう!!!!


香港自由うううううううううううううう!!!!!


インターナショナルで自由な空気に満ちてるうううううう!!!









とりあえずバスターミナルの歩道橋で1時間。


信じられないくらい100ドル札(1300円)がギターケースに入りまくって、うおおおおおおおお!!!!一瞬で100ドル札が飛び交ううううううう!!!死ぬうううううう!!!って思いながら歌ってたんだけど、よく見たら10ドル札(130円)でした。


うん、そんなもんですよね。

でも1枚130円でもなかなかの単価ですよ。

中国の基本は5元(80円)だったので、それに比べるとさすが香港です。


1番頻繁に入るのが20ドル札(260円)。

50ドル札(650円)も入ってる。


1時間でまぁまぁのチップが入ったけど、他にもいい場所があるだろうから移動することに。


















チムサアチョイからブラブラ歩いてモンコックにやってきた。

ストリートミュージシャン激戦区であるモンコックの裏通りに入ってみると、まぁいるいる。


いきなり道のど真ん中でセクシーサックスマン。




吹いてるのは欧米人。


その後ろにはドラマーらしき男の子が順番待ちをしている。




通りの両脇にはいたるところにビニールマットかなんかが貼られているけど、これはおそらく場所取りだろうな。












音楽系だけじゃなく、銅像やジャグリングなど、様々なパフォーマーがあっちこっちでしのぎを削っている。


もちろんみんなアンプバリバリで、銅像パフォーマンスまでもが横に置いたスピーカーから音楽を流していて、とてもこの周辺は生音でやれるような状況ではない。


というかこの場所だけはライセンスかなんか必要そうな雰囲気だ。そんな空気がある。




いやぁ、それにしても欧米人バスカーがめっちゃいるなぁ。


在住してそうな人もいれば、旅人っぽいヒッピースタイルの人もいる。

香港は自由で稼げるぞ!!っていう情報を元に、みんなここにやってきて荒稼ぎしてるんだろうな。


まだまだ香港の路上は発展途上なので、物珍しいパフォーマーが来たらすぐにガンガン稼げるはず。
















いい場所がないなぁと若干焦りながらどんどんどんどん歩いて行くと、大きな歩道橋を見つけた。


おお!!よし!!この歩道橋の上でやるぞ!!と思ってのぼったらこれ。

















香港名物、ムスリムオバちゃん歩道橋。


完全にムスリムのオバちゃんたちに占拠されている謎の歩道橋ですよ。

女の人たちが両脇にビニールシートを広げ、座り込んだり寝転んだりしてめっちゃくつろいでる。









もうなんなのこれ?

ピクニックなら公園でやるべきじゃない?


でもよく見てみたらオバちゃんたち、オカズの入ったタッパーを広げており、人にご飯を盛ってあげたりしてる。





「すごい…………なにこれ…………めっちゃナシチャンプルー食べてるやん。ここで商売してるんだね…………」



いやぁ、多民族国家には色んなコミュニティがあるなぁ。

























そんな歩道橋の上から見つけた香港らしいマーケットを見て回り、やっとのことで1本の地下道を発見。




プリンスエドワードとモンコックの真ん中あたりにある地下道で、人通りはそこまで多くなく、音も響いていい感じ。


よっしゃ行くぞおおオオオオオオオオオ!!!!!


こんだけいいポジションなら入れ食い確定いいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!








って気合い入れて開始したんだけど、なんか反応薄い!!!


ええ?ま、マジで?


地下道で音が響いてなかなかいい感じに歌えてると思うんだけど、みんなアッサリと通り過ぎていってしまう。


香港ってこんな反応薄い感じだったっけ?


なんかアメリカとかオーストラリアあたりを思い出すなぁ。

人々はあんまり足を止めてくれず、一度通り過ぎてから引き返してチップを入れに来てくれる。

懐かしいこの感覚。


あんまりコミュニケーションにまで繋がらないけど、一応コンスタントにお金は入る。


すぐに人だかりができて写真撮影大会が開催される中国のめっちゃ濃厚な反応に比べるとどうしても寂しく感じてしまうなぁ。




そしてもうひとつ感じたのは、そこまで日本語の曲がウケないってこと。

むしろ日本語よりも英語の曲のほうが反応があるように感じる。


久しぶりにイマジンを歌うと、一気にパラパラとチップが入り、一緒に歌ってくれるおじさんもいる。


この先進的なインターナショナルシティーでは、谷村新司よりもニールヤングのほうが人々の耳に届きやすいのかも。


反応が白人エリアとすごく似てるなぁ。




なのでめっちゃ久しぶりに、ヨーロッパぶりくらいに英語のレパートリーを解放して歌いまくった。


英語の曲が好きなカンちゃんご満悦。

ガースブルックスとか全然やってなかったなぁ。


結構忘れかけてるやつもあったけど、すぐに思い出して手と頭がハマってきた。


あー、サウンドオブサイレンスを歌うとヨーロッパの街角が目に浮かぶ。













この地下道でも1時間やり、また場所を探して移動移動。





















最後にチムサアチョイの裏通り、交差点の角に陣取って歌った。

夜になるとさらに人が増えて尋常じゃないほどの混雑になり、その雑踏に向かって頑張って声を振り絞る。








それにしても日本人多いなぁ。


めっちゃいたるところから日本語が聞こえてきて、あ、日本人だってー、へー、って言いながら通り過ぎていく日本人観光客の方たちがたくさん。


香港だもんなぁ。もう日本すぐそこだもん。

そりゃ旅行に来る人めっちゃ多いわなぁ。



紛らわしいのは、もうここまで来ると普通に日本語を喋る現地人が多くて、頑張って下さいってめっちゃネイティブ並みの発音で言われること。

ええ!?どっち!?日本人?!香港人!?って戸惑う。


サンキューって言えばいいのか、ありがとうございますって言えばいいのか、混乱してしまうな。


いやぁ、もうマジで日本はすぐそこだ。

文化の混じり合いが始まっている。






そんなこんなで頑張って歌い、今日は計2時間半でフィニッシュ。


いやー、今日は場所を探してよく歩いた。

10キロ以上歩いたなぁ。















さすがに足が疲れてきたけど、最後に夜景だけ見にいってみた。








チムサアチョイからすぐ目の前にあるハーバーに行くと、あの100万ドルの夜景が目の前に広がる。

シンガポールと同じく香港の金融街の高層ビルが対岸にビッシリと並び、よくできたジオラマみたい。













ちょうどレーザーショーみたいなのをやってて、ピカピカと光が夜空に向かって放たれていたけど、これはマリーナベイサンズのほうに軍配かな。


今日は空気が澄んでなくて全体的にボヤッとしててそこまで綺麗に見られなかった。


あとブルースリーの銅像がどっか消えてた。

あれどこ行ったんだろう。














相変わらずフェリー乗り場付近は路上パフォーマーまみれ。












現地の人はレベル高くないんだけど、外国人バスカーのレベルはまぁまぁ高い。


といってもヨーロッパによくいる感じだけど。



お決まりのスプレーで絵を描く人。




バッグパッカーっぽい欧米人がやってた。



その後ろではこれまた欧米人のパフォーマーさんが、スマホで翻訳を見ながら中国語の看板を書いている。




大事だね!!




ビビったのはこの人。




書道パフォーマンスなんだけど、確かにめっちゃ綺麗。さすがは中国人。


ってよく見たら、パフォーマーのおじさん、手の指がなかった。


すげぇ!!!なにがすげぇって、おじさんは手の指がないハンディキャップで稼いでいるんじゃなくて、ちゃんと技術で稼いでるというところ。


そこを全然アピールしてない。

ありのままの姿で実力で勝負してる。

障害者と健常者の枠をぶっ飛ばして。


めっちゃカッケー。













まだまだ街は賑わっているけど、疲れてチョンキンマンションに戻り、インド人まみれの中で今日も晩ご飯にカレーを食べた。





うん、美味しい。

いつものインド人サイズなので2人でひとつのカレーを食べて、あとパコラも注文して全部で50ドル(650円)。




香港ドルはユーロとレートが似てるので計算しやすい。


するとインド人のオッちゃんが食後にチャイをサービスしてくれた。





嘘つきインド人もいれば、こうした優しいインド人もいる。

だからハマる人がいるんだよな。


あー、チャイ美味しい。











混み合うエレベーターに乗ってアリの巣の10階に上がり、狭っ苦しい部屋に帰ってきた。


とりあえず昨日の部屋みたいにトレイが流れないということはなかったんたけど、やっぱりシャワーは全然ダメ。


お湯の蛇口を回すと最初の2秒だけ熱すぎる熱湯が出て、それからどんどん温度が下がっていって10秒後に水になってしまうので、その10秒で色々やってしまわないといけない。


まぁこの時期の香港は寒すぎる気温ではないのでなんとか大丈夫だけど、中国の広くて快適な宿に比べるとこれで中国の3倍の宿代ってのは高いよな。


大好きな中国。

色々マナーとか常識の違いで困惑することはあったけど、すでに中国が恋しく思えてくる。






















ベッドに座るとジミー君からメールが来ていた。


あ、まさか、と思ってメールを開いた瞬間だった。


バッと頭が冴えた。



そこにはこう書かれていた。




「フミ!!カンさんから返事があったよ!!!」




嘘だろ!!!!!マジか!!!!!


鳥肌がたって、カンちゃんに言うとカンちゃんも驚いて飛び上がり、2人で返事を書いた。




「奇跡だ!!!奇跡だよ!!!ジミー君ありがとう!!!それでカンさんは今どこにいるの!?!?」



送信ボタンを押すと、頭の中でグルグルと大きな文字が浮かんでくる。



韓国から中国に戻りカンさんを探しにいく!!!!!

中国のどこかにカンさんを探しに行こう!!!

そしてちゃんとお礼を言おう!!!!




やった。やったぞ!!!!

カンさんにたどり着くことができた!!!!


中国最後の日に読者さんからいただいたあの情報を頼りに、切れかけていた縁がまた繋がった!!!!


やった!!!!!!






そしてすぐにジミー君から返事が返ってきた!!!!!



カンさんはどこにいるんだ!!!!



内モンゴルか、上海か、それでも雲南省のどこかか!!!!






そしてメールを見た瞬間!!!!




え?と目を疑った。







「カンさんはネパールにいるらしい。」









ドサッとベッドに倒れた。




マジかよ…………


ネパールて…………



遠すぎる…………



中国国内から出ていたんだ…………




呆然として天井を見上げた。

韓国からネパールに飛んで、そこからカンさんの元にたどり着いて日本に帰ったとしたらかなりの飛行機代を使うことになる。


そして日数も結構かかってしまう。


ここから一気にインドまで戻ることになってしまうのかと思うと、さすがに今は難しい。








でも、すぐに笑いが出てきた。


カンさんネパールにいるんだ。


なんだよ、カンさんそんなとこにいるのかよ。


カンさんがどんな風に今あの猥雑としたエリアで暮らしているのか想像がつかない。

でもきっと、あの大きな心で現地の人たちと仲良くやっているはずだと思える。


この広い世界の中でカンさんの居場所がわかったという奇跡だけで、たまらなく嬉しさがこみ上げてきた。



「カンさんネパールだって。ネパールにいるんだ。」



「中国にいなかったんだね。そりゃ奇跡が起きてもばったり再会なんてことにはならなかったね。」



「次に行きたい国決まったやん。ネパールどうする?って今回インドでだいぶ悩んで結局行かなかったけど、次に行くめちゃくちゃデカい理由ができたやん。」



「そうだね!!私もフミ君もまだネパール行ったことないからずっと行きたかったもんね!!綺麗なヒマラヤとか見たかったもん!!」



そう、別にこの旅中に会いに行かなければいけない理由なんてない。


人生はまだまだこれから。


カンさんの連絡先がわかった以上、日本に帰って携帯の電話番号を手に入れてwe chatをダウンロードし、連絡を取り合い、いつだって会いに行くことができるんだもん。


ジミー君たちを通して、俺たちが元気にやってて、カンさんを探しに大理に行ったことも伝えてもらえた。

きっと、あのカンさんならそのことを喜んでくれたはず。





あー、ワクワクしてきた。


なんだよー、また次の旅の理由ができてしまったやん。

もう今回が終わったら大きな旅はすることはないだろうって決めていたのに。




世界地図の上に、か細い糸が繋がった。


それを手繰って、必ず会いにいこう。

すぐさま行くことは難しいけども、この縁がある限り、必ず感動的な再会ができるはず。


もうこれは確信だ。





ジミー君、俺たちのお願いを本当に自分のことのように喜んでくれてありがとう。

ジミー君がいなかったら絶対に見つけ出すことはできなかった。



そしてご連絡を下さった読者さん。

やっぱり僕ブログやっててよかったです。

こんな貴重すぎる情報をいただけて、おかげでカンさんにたどり着くことができました。


親身になって応援してくださり、心から感謝いたします。

まだいつ行くとは断言できませんが、いただいたチャンスを無駄にすることなく、必ず再会を果たしに行きたいと思います!!!




今回のことがあって、やっぱり僕の旅は応援して下さってる方たちみなさんで作り上げているものだということを再確認いたしました。


今回の旅ももう少し!!!最後まで一緒に旅してください!!!


本当にありがとうございます!!!!!





よおおおおおおおおおおおおし!!!!!

最大の心残りだったことが喜びに変わって、今やるべきことは帰国後のために少しでもお金を貯めること!!!!!!


やりたい道を突き進むぞ!!!!

明日も気合い入れて歌うぞおおおおおおおおおおお!!!!




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