こんにちは!神田です。
久しぶりのクーラーなしの部屋。
といっても調べたらバンコクは今乾季でベストシーズン!てなってるし、1年の中でも過ごしやすい時期のはず。
なのに思ってた以上に灼熱です。30度は超えます。
節約のためにファンの部屋に久しぶりに泊まったらなかなかの暑さ・・・。
今回の旅の最初、インドにいた時は暑さで眠れなくてもなぜか私たちの頭の中にクーラー付きの部屋に泊まる選択肢なんて全くなかったなー。
そう思うと今の私たちは贅沢になったなー。クーラー付きにする?とかすぐ考えちゃう。
でも今回はこのままファンでがんばります。
バンコクさえ越えてしまえば20度の涼しい国〜♪
おわり
2018年1月17日(水曜日)
【シンガポール】
まだ思い出すだけでハラハラしてくるわー…………
昨日はマジで焦ったあああ…………
よくあそこからひっくり返せたなぁ。
あそこで絶望して、終わったってすぐ諦めていたら今ごろマレーシアのどっかにいたはず。
食い下がって良かったあああああ…………
いやぁ、こういう時いつも思うけど、俺1人だったらあそこまで食い下がれるかなぁと。
カンちゃんってああいう時、諦めずにガンガンいく。
俺だけだったら放心してフナムシみたいな顔して座り込んでるだけだったかもしれん。
カンちゃんにはいつも助けられてる。
とにかくなんとかビザラン完了。
いつもなら新たな14日をもらえるところだけど、昨日もらえたのは期間限定の8日のみ。
でも8日で充分だ。
これでトータル33日間のシンガポール滞在になる。
今泊まってるAirB&Bのアパートも、すでに3日間延泊で手続きを済ませてる。
あとやるべきことはひたすら歌って、ひたすら人と会うこと。
残り1週間、頑張るぞ!!!
ていうかシンガポールでAirB&Bが違法とか知らんし!!!!
普通にサイト内で検索できるし、めっちゃみんなやってるし、とても一般的なものだけど、一応、厳密には違法なんだそう。
シンガポール人ですら知らない人のほうが多いんじゃないかなぁ。
昨日の検査官の態度からしても、見て見ぬ振りをしてくれたみたい。
もしかしたらそのうち厳しく制限されるときが来るかもしれんけど、今はまだとりあえず放置って感じなのかな。
あああ…………ラ王美味しい…………
この部屋に戻ってこられてよかったー…………
さてさて、怒涛の飲み会ウィークエンドが終わり、ビザランもなんとか完了させ、やっとひと段落ついた感じ。
暴飲暴食&風邪で体ボロボロになっていたけど、ようやく、ようやく体調も戻ってきた。
これからタイのバンコクでまた大きなイベントが待っているので、それまでに万全にしておかないと。
お酒なるべく控えよ。
そんでもってここ数日、天気がだいぶ落ち着いてる。
ずーーーっと雨続きだったのが、昨日今日は雲間に青空がわずかに見える。
フッキーたちが来てる間が、雨季の最後の悪あがきだったのかな。
このまま雨季が明け、また暑い暑いシンガポールが戻ってくる。
というわけで雨の心配をせずに気楽に路上に向かう。
アンモーキオの商店街にはいたるところに特設テントが立てられ、チャイニーズニューイヤーに向けた品物がズバアアアア!!っと売られている。
おめでたい飾りつけ、お年玉袋、全てが赤で統一されていて、かなりド派手だ。
これが中国人にとっての毎年の風景なんだろうなぁ。
いやぁ、俺たちチャイニーズニューイヤー当日、中国だからなぁ。
当たり前だけど本場が1番すごいはずだろうから、どんな面白い風景が見られるのかめっちゃ楽しみだわ。
そんなテントの隙間で路上開始。
うん、喉も体調も悪くはない。
コンスタントにチップも入る。
アンモーキオでの路上もたくさんやったよなぁ。
おそらく、日数的に今日がアンキモ最後の路上になる。
街からそんなに遠くない住宅地で、人も多く、そして路上パフォーマーも多く、とても住みやすいこのアンキモの町。
この周辺、ホテル1軒もないので観光で来るようなところでは1ミリもないけど、シンガポールに住むんならここは本当にオススメだと思う。
このアンモーキオにお住いの日本人女性とハーフの息子くんの2人が声をかけてくださり、お喋りをし、とても楽しいのんびりした路上。
あー、波風のない穏やかな路上だったな。
暗くなり、町に街灯とイルミネーションが灯ったころにぼちぼちギターを置いた。
今日は3時間でフィニッシュ。
アンキモ!!安定の路上を本当にありがとう!!
「アー!!カンチャンー!!オゲンキデシタカ?」
「あー!!チャロン久しぶりー!!」
路上を終えて再会したのはカンちゃんの知り合いのシンガポール人、チャロン。
カンちゃんが大阪のゲストハウスで働いていた時のお客さんで、日本が大好きで何回も遊びにいってるイマドキの若者だ。
つい2ヶ月前にも北海道に遊びにいってたみたい。
めっちゃいいやんー、寒かったやろー、スゴクサムカッタデスヨー、なんて話をしながらアンキモのホーカーでテキトーにご飯を頼んで3人で晩ご飯を食べた。
牡蠣オムレツ、キャロットケーキ、ユントーフ、
全部シンガポールでめっちゃ一般的な、これぞシンガポールフードっていうやつ。
1回試さなきゃねーって話してたのをこの機会にまとめていってみた。
味は…………うーん、そんなでもないかな…………
牡蠣のオムレツはねちょねちょしてるし、キャロットケーキはめっちゃ単調な味だし、ユントーフはタレに八角が入りまくっててめっちゃ甘いという。
まぁお店によって当たり外れあるよな。
「イヤー、北海道デタイヘンデシター。」
「何かあったの?」
するとチャロンがケータイで写真を見せてくれたんだけど、そこには真っ白な雪景色の中でスリップして雪に突っ込んでる車がうつっていた。
どうやら北海道旅行に行った時に、向こうでレンタカーしてスリップして事故ってしまったんだそう。
まぁ単独事故だし、そんな大破するようなものじゃなかったので不幸中の幸いだけど、大変だったのはそこからだったみたい。
チャロンはこの車を5日借りていた。お金は先払い。
で、事故ったのは2日目。
もちろん業者が車を引き取りに来てくれたんだけど、なんとその後の契約を打ち切られたんだそう。
え?普通事故ったとしても借りてるのは5日なんだから代替えの車を用意してくれるよな?
もちろんチャロンはフルプロテクションの保険に入っていたので、レンタカー会社としても損害はないはず。
なのに、チャロンがいくら質問しても聞く耳持たずで、終わり終わりって感じで代わりの車を用意してくれなかったんだそう。
態度もめっちゃ冷たかったみたい。
ええ?そんなことってあるか?
結局チャロンは泣き寝入りで3日分のレンタカー代を諦めたんだけど、最後にもう一度だけレンタカー会社にどうなってるんですか?とメールをしたところ、そのメールも無視されたんだそう。
おいー、やめようそういうのー。
いや、もしかしたらそのレンタカー会社の保険の内容とか契約約款で、事故ったら契約終了っていう決まりだったのかもしれん。
でもそれならそうでちゃんと伝えようよ。無視はいかんよ。
チャロンってめっちゃ物腰の柔らかい、大人しい子。
わめいてイチャモンつけてくるようなヤカラじゃない。
英語だってすごく綺麗だし、イマドキ北海道のレンタカー会社なら外国人のお客さんも多いだろうから英語対応のスタッフがいてもおかしくない。
それなのにこんな冷たくされたら、せっかく日本大好きなチャロンをガッカリさせてしまうやん。
日本だってそりゃ気難しい人とかムカつく人とかいっぱいいるけど、こういう話を外国人から聞いてしまうと残念だなぁ。
チャロン、今度は宮崎遊びに来てね。
美味しいもの食べてのんびり釣りでもして遊ぼう。
外国人がたくさん遊びに来て、すごく楽しかった、日本大好きになった、って言って帰ってくれたらやっぱり日本人としてすごく嬉しいことだと思う。
それに関われたんならなおさら。
今まで死ぬほど海外であらゆる人種にお世話になりまくってきたから、これからは日本に帰っておもてなしする側に回れたら最高だなぁ。
日本ってめっちゃ個性的な面白い国。
治安が良くて、ご飯美味しくて、オリジナルの文化が豊かで、人々は礼儀正しい。
自然もすごいし、宗教色も濃いし、本当旅人の視点から見て、こんな面白い国なかなかないよ。
俺が外国人だったら、日本マジクールって思うはず。
俺自身、日本に帰ったら日本という国での新しい生活を今までと違った視点で楽しめそうだ。
チャロン、今日は会ってくれてありがとう!!
また日本で会おうね!!
オーストラリアでの勉強頑張って!!!
あー、もうちょいだなぁ。
もうちょいで日本だ。
とりあえず健康な体に感謝。