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バリ島で確実に見るべきダンス!!


こんにちは!神田です。



シンガポールに来てからというもの、全身の肌がすべすべです。


というのも、シンガポールの湿度は日本の梅雨時期とも比べ物にならないくらい高く、それで肌がしっとりしてすべすべになるそう!!


だからかー、シンガポールって年配の女性も肌がきれいな人が多いなーと思ってたんです。



私は肌が乾燥肌だからなおさら変化を感じてます!!!

やっぱり肌に大事なのは保湿ということですね。


女性に優しい国、シンガポールです。



おわり








2017年12月17日(日曜日)
【インドネシア】 バリ島





キモい足。






ってここバリイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!

ウヒョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!









って言いたいけどお腹気持ち悪い…………


全然お腹のムカムカが取れない…………


ゆうべも寝てる間に何回もトイレに行って下痢したし、なんなら吐きそうでトイレの前でずっと座り込んでた。



あー、もうー…………


そんな変なもん食べたかなぁ…………



なんでこんななってんだろ…………



何がいけなかったのかなぁ…………



学歴かな…………








でも宿はサイコー。









ゆうべ予約していた宿が断水してヘドロみたいな水が蛇口から出てきて、これでシャワー浴びたら泥パックみたいになるなぁって思ってたら系列の宿に移動。


するとそこの宿がめっちゃバリ式の素敵な宿だったという棚ぼた。


千円の宿だったけど、ここ絶対千円じゃ泊まれんはず。


ラッキー。













テラスから見る町の景色はとても素朴なもので、赤茶色の瓦屋根の民家が広がっており、その屋根にたくさんの装飾が見られる。


日本のお寺や神社のお堂に見られるような雰囲気だけど、バリでは一般の民家にもほとんどにこうした装飾があるよう。


あの鳥みたいな彫刻はガルーダかな。

建物の壁に見られる幾何学的な模様もすごく独特だ。





バリは宗教が生活にとても密接している。


部屋のドアを開けたらこんな景色が見られるなんて、本当いい宿に泊まれたなぁ。









でも今日の宿はこんなもんじゃないですけどね。

なんせビラですよ。

憧れのバリのプライベートプール付き半屋外ビラです。




カンちゃんいわくこれは相当ヤバいことらしいです。


ハネムーンの人が泊まるやつらしいです。

どうしましょ、確かに新婚ですけど。






え?1年経ったらもう新婚って言えないんですか?






時間ゲロ早え…………


この前結婚したのに。マジウケるんですけど…………



ていうか神田さんのお肌に異変が。





なんかツルツルピカピカして卵肌になってる。


どうやら昨日、顔の皮がペリペリ剥けまくって新しい皮膚が出てきて全体的に顔がすごくリフレッシュしてる。

美容に興味のない俺から見ても分かるくらいすべすべして良い感じ。



「カンちゃん!!めっちゃ肌良い感じだよ!!」



「イヤッフウー!!顔の皮が剥けたときはどうなるかと思ったけど良かったー!!」



ピーリングってちゃんと効果あるもんなんだなぁ。














というわけでカンちゃんがちょっと若返ったところで宿を出て、ウーバー呼び散らかしてソッコー乗り込む。


パーティーエリアのクタから少し北にあるちょっと落ち着いた地域、スミニャックにやってきて、細い表通りからさらに路地裏へと入っていく。


なんか田舎町の爺ちゃんの家に続いているような、そんな懐かしい生活路地。






こんなところに宿なんかあるのか?っていう路地の奥に進んでいくと、俺たちが予約しているビラ、ポンドックサラビラがあった。














いきなり受け付けから半屋外ですよ、どうですか?結婚はしたけどまだハネムーンに行ってない若奥さま。


行き先に迷っているんですか?東北の温泉ですか?それとも韓国ですか?それともハワイですか?宮崎の日南海岸ですか?え?日南は古すぎる?ちょ!!50年前の新婚旅行のメッカ!!




ははーん、なるほど、旦那さんのお仕事が忙しくてそんなハネムーンなんか行ってる暇はないと。


そうですか、そうですよね。


家族が増えてこれからバリバリ働いていかないといけないのに呑気にハネムーンなんか行ってる場合ではないかもしれませんね。



でもやっぱりそこは思い切って人生一度のハネムーンに行ってみましょうよ。素晴らしい思い出を作って、もしかしたらハネムーンベイビーも授かるかもしれません。


ハネムーンだったら会社の上司や同僚も理解してくれるだろうし、リフレッシュしてお仕事に臨めば効率が上がるかもしれません。








え、無職に言われたくない?



ウケるー。








そんな無職で下痢の人間にウェルカムドリンクを出してくれる素敵な受け付けのバリ女性。





もうヤバいです。



なにがって、セクシーなんですよ。




なんですかそのけしからん民族衣装は!!


シースルーじゃないですか!!


シースルーで肩とか腕とかスケスケじゃないですか!!


おまけにスカートもピタッとしてラインを強調したものだし、インドネシア女性ってみんなくびれがはっきりしててお尻がふくよかですごく女性らしい体つきをしてるから、そんな子にチェックインですか?って聞かれただけで僕の中ではほぼエロ発言ですよね。

ふふふ…………もう僕の頭の中ではチェックインしてますよ…………あなたにね!!つって。



顔も素朴で可愛いし、健康的な肉付きだし、エキゾチックな小麦色肌で、シャイな流し目がとても男心をくすぐるし、こうなったらあのスカートをまくり上げて後ろから俺のコモドドラゴンをあの子のカリマンタンにキンタマーニしてやろうか!!!
(注、キンタマーニとはバリの村)













さて、若奥さま、チェックインを済ませましたら裏手に回るとそこに現れるのは大きなパブリックプールですね。





プールサイドにはバーカウンターもあって、ここでカクテルをいただくことができます。


太陽を浴びながらチェアーに寝転がりカクテルを飲むなんて素敵ではないでしょうか。今スーパー雨季ですけど。




そしてそんなプールの周りには南国の木々が生い茂っており、木々の隙間にカラフルなドアが散らばっております。





さて、夢の世界のドアを開けましょうか。









































孕む。


神田が孕んでしまう。



ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!


大興奮して服脱ぎ捨ててそのままプライベートプールにダイブすると見せかけてトイレに駆け込んで座禅!!!



はあああ…………体調良かったら飛びたいのに…………







それにしても本当ヤバくないですか?若奥さま。

天蓋付きベッドの目の前プールですよ。


全裸で寝て、起きた瞬間全裸でダイブとか長渕剛並みじゃないですか。知らんけど。



家具もまた全部アンティーク調だし、広々としたバスタブもあるし、なんなら部屋に通さた時点で前もってエアコンつけて部屋を冷やしといてくれてるという一流ホテルみたいなもてなしよう。


もうただの王の屋敷。



さらには紙に書いてあるメニューから朝ごはんを選んでスタッフに渡しておくと、指定の時間にわざわざ運んできてくれるんです。










どうですか?


もうこれハネムーンはビラに決まりですよ。




しかも通常2万円くらいするこのビラが、今ならなんと噴火価格で4000円代です。


マジ今狙い目です。


観光客が少ないので静かに過ごしたいかたにはもってこいとなっております!!


今ならば世界屈指のリゾート地でお気軽に高級ハネムーンを過ごせます!!!




というわけでバリのビラをお探しの際はブログ下にあるアゴダのリンクから予約していただけると僕らに数パーセントのマージンが入るというアレなのでヨロシャス!!!!




今までアゴダで予約してくださったみなさん、本当にありがとうございます。

旅の大きな助けになっております!!



















さて、超アフィリエイトの宣伝頑張ったところでご飯食べに行きましょう。


ちょうど雨も止んだようで、手ぶらで宿を出発。






するといきなり色んな面白いものに気づく。


まずこれ。





カンちゃんに聞くと、チャナンというものらしい。


バナナとヤシの葉で作った器の中に、色んな花の花びら、クッキー、お米などが入れられ、それが家の玄関前の地面に置いてある。






マジでめっちゃ家ごとに置いてるし、なんなら駐車してる車の上にも置いてるし、水のポンプみたいなやつの上にも置かれてる。


カラフルでとても綺麗で、お香を焚いてるものもあってすごく雰囲気がある。


南インドでも、建物の前に米粉で模様を描くコーラムという風習があるけども、バリヒンドゥーではこのチャナンが神様へのお供え物らしい。









バリヒンドゥーではあらゆるものに神が宿っているとされ、こうしたチャナンなどのお供え物が本当にいたるところに見られる。


人々は毎日、朝と夕にこのチャナンを何個も作り、家のあちこちにお供えするので、そりゃもう大量の葉っぱや花びらが必要だろうなぁ。


バリ人女性はこのチャナンを作り続けて1日が終わりそうなくらいだ。













歩いていると、町のあっちこっちに祠があることにも気づく。









マジで宗教と生活がものすごく近い場所にあるんだな。

なんかちょっと京都みたいな雰囲気を感じなくもない。


でもバリヒンドゥーはもっとなんか原始的な、根源的な印象を受ける。






すげー…………バリすげー…………

こりゃ独特だわー…………
















バイタクに乗ってやってきたのはカンちゃんオススメのこのお店。





かなりの人気店みたいで、たくさんお客さんで溢れてる。

ワルンチャハヤってとこ。









外国人向けっていうよりかはローカル向けのお店なんだけど、オシャレな雰囲気なので現地やジャワ島からの若者が集まってるみたい。


俺たちもなんとか席を見つけて座ることができ、このお店名物のアヤムサンバルマタとバビサンバルマタを注文。


アヤムが鳥で、バビが豚。





っていうかもうこのお店に入ってからというもの、ご飯どころじゃないんですよ。


なんでって、女の子たちの肌の露出度が異常なんですよ!!!





インドネシアの女の子たち、露出が激しい!!!!!


みんなケツが半分見えてるような短パンに、横乳見えてるようなタンクトップとか!!!



もう下着ですよ。

この人たち下着で歩いてるようなもんです。


内ももがエロすぎます。



欧米人が露出しててもほとんどセクシーさを感じないのに、アジア人がこんなに露出してるのを見るとなんでこんなにエロいんでしょう?



あああ!!僕のバビってるサンバルをマタに挟んでもらいたい!!!






というところでバビサンバルマタ出来上がり。





うん、美味しい。


カリッと揚げた豚肉に甘辛いタレを絡ませていて、玉ねぎとトウガラシのサンバルと一緒に食べると南国の味わいが口に広がる。


辛味と甘みがすごくほどよく調和してる。


んー、東南アジアフードって感じだ。

俺はアヤムのほうがオススメかな。


どっちも35000ルピアずつ、290円。





















さて帰ろうかってとこで豪雨が降り出してしまって、一向に止む気配もないので猛ダッシュに宿に帰った。


なかなかびしょ濡れ。










服を脱いでドライヤーを当てて乾かしてるカンちゃん。


するとそこにドアをノックする音がした。



ん?誰だ?

部屋をノック?いったい誰だ?


俺たちがここに泊まってることを知ってる人はほとんどいないはずだけど。






そうあの人たちですね。






「ああー!!お久しぶりですー!!」



「カンちゃん久しぶりー!!」







もう何度目でしたっけ?




旅するにこいち1ヶ月半ぶり!!!





いや、これはマジで偶然。

オーストリアの池田さんたちとホイリゲに行き、翌日にクレムスのマクドでバイバイした旅するにこいちのノリ君ユキちゃん。


あれから2人はモロッコ、そしてポルトガルに旅立ち、俺たちもインドへと旅立った。



もうこの旅中では会うことはないだろうなぁと思っていたんだけど、



まさかまさかのバリ再会。



これで会うのなんと4回目!!!



会いすぎ!!!



バリ島噴火にドンピシャぶつかって2人が成田難民してる時は、こりゃもう無理かもなぁと思ったんだけど、無事再会できたね!!




いやー、縁があるとこんなにもかぶるもんです。





「2人って明日帰国だよね?」



「そうなんですよー。2年続いた旅が明日で終わるのかと思うと寂しいです…………でも最後にこんな宿に泊まれて最高です!!ありがとうございます!!」



「素敵すぎて動画撮ったんですけど、ユキがなかなか納得しなくて7回も撮り直しましたよ!!」



今回の再会にあたって、俺たちが泊まってるこのビラを2人のためにもう一部屋予約しておいた。


いつもならそんな大盤振る舞いできないところだけど、ちょうどアゴダのポイントが余ってて、しかも12月中に使い切らないと無駄になるようだったので、せっかくなのでプレゼント!!


どうせ捨てるはずだったポイントだから俺たちも出費なしだしね!!





「よーし!!今夜は飲むぞー!!下痢だけど!!」



「イェーイ!!」



というわけで久しぶりでもない旅するよんこいちでバリ旅スタート!!


今日はカンちゃんのオススメで、バリ島南部の田舎にあるウルワツ寺院という場所に行く予定!!


そこで行われるケチャダンスという伝統舞踊はバリに来たなら一度は見るべき!!という素晴らしいものらしい。


ザ・バリ観光!!っていう超有名なものみたいだけど、バリで観光するっていうベタな感じが逆に新鮮でワクワクしてくる。


インドでは全然有名な観光地巡りとかしてなかったし。

久しぶりにそういうアクティビティができて嬉しい!!!














というわけでバイタクでレッツゴー!!









バリ島のメインストリート、レギャンストリートを走って行くと、両側にはもうおびただしいまでのお土産物屋さんの数々。


お土産物屋だけでなく、オシャレなカフェ、ド派手なレストラン、ケバケバしいクラブがズラリと並んで、とんでもない大観光地って感じだ。






建物が古くて、そんなボロい建物の間を電線が絡まり合ってのびている様子はこれぞ途上国のリゾート地の雰囲気。

夜になったら半端ないクラブ街に変貌して、爆音ガンガンで酔っ払った欧米人が溢れかえるんだろうなぁ。











そんな完全なる観光客向けのストリートではあるんだけど、いたるところにバリヒンドゥーの祠が見られるのはさすがだ。





チャラさ全開のバーの前にもちゃんとチャナンがお供えしてあるし、いくら外国人向けに改造しても、根本的なバリはきっと変わっていないんだろうな。


そこがまさに外国人が虜になる理由なのかな。カンちゃんを含め。




「ホラ、あそこ鳥屋さんがいっぱいあるやろ。バリの人は鳥を飼うの。」



「ホラ、そこの橋の欄干に石像があるやろ。橋には神様が宿っていて必ず石像があるんやよ。」



「石像とか祠に巻いてある黒と白のチェックの布はね、神様と悪魔を表していて、そのふたつは共存しているものっていうのがバリヒンドゥーの考えかたみたいよ。」





走りながらカンちゃんが色んなことを教えてくれる。


こんな小さな島に2年も住んでいたんだからそりゃもうだいぶ詳しい。

インドネシア語もほとんど問題なく喋れるし、色んな物価も把握しているのでボラれることもない。


俺専用の心強いバリガイドさんだ。


























しばらくすると市街地を抜け、緑が多い田舎の中を走って行く。


クネクネと連続するカーブ沿いには無数のサーフショップがあり、たくさんの欧米人が原付に乗って走っている。


このあたりはサーファーにとっての聖地みたいな場所らしく、本気でサーフィンをやる人たちはクタとかではなくこっちに宿をとってひたすら波乗りに明け暮れるんだそうだ。


バリ=サーフィンってイメージだもんなぁ。

ここらは昔から超人気の場所なんだろうな。




そんな田舎道の両側にパラパラとボロい商店が並んでいるんだけど、気になるのはどの店先にも並べられてる青や黄色の液体が入った瓶。






あれってまさか…………



「ガソリンやよー。みんなああいう商店でガソリン入れるの。」



自由だなぁ…………

















そうしてかなり南の端っこのほうまで走ってきたところで、カンちゃんが1ヶ所寄りたい所があるというのでそこへ向かう。


なにやらゲートをくぐり、許されたものしか立ち入れないようなラグジュアリーな敷地の中にズンズン入っていくカンちゃん。


どうやらこのあたりは、お金持ちがのんびり過ごすための高級なビラが散らばるエリアみたい。



そんな敷地の奥に巨大ななにかの建物が現れた。






ちょ、こんなところ来ていいの?と思っていると、さらに平然とゲートをくぐろうとするカンちゃん。


普通に止めようとする警備員。


しかしカンちゃんが何か言うとすぐに通してもらえた。



なに?カンちゃん顔パスやん。



え?なに?昔バリでハバきかせてたの?



ギャングの女だったの?







「ウワーイ!!カンちゃんー!!ゲンキイイイイ!?」



「プトラさーーん!!!久しぶりーー!!」







中に入るとめっちゃ明るい、これぞ南国の太陽みたいな笑顔をしたいい人オーラ全開の兄さんが出てきてカンちゃんとハグした。


え!?この人がギャング!?!









絶対ただのいい人。



うひゃああああいい!!と足を開いてガッツポーズして、喜びを体全体で表してるプトラさん。

可愛らしい人だなぁ。




どうやらここはカンちゃんがかつてバリでウェディングフォトグラファーをしていた時によく来ていた撮影場所なんだそう。


プトラさんはその頃からの従業員さんで、公私ともに仲良くしていたみたい。








「サァ、ドウゾトウゾー。どうぞこっちで座ってくださいー。」



優しさ全開のプトラさんの後をついていくと、目の前に海が開け、その水平線に重なるような屋外プールが現れた。










うおおおおー、こりゃすげぇ…………

こりゃロマンチックにもほどがあるぞ…………



ここはブルーポイントという高級ホテル&ビラで、バリの中にいくつもあるウェディング会場の中でもかなり人気の会場なんだそう。


カンちゃんが働いてたウェディング会社がここと契約していて、それでいつも撮りに来ていたみたい。



「ホラー、そこのガラス張りのチャペルはねー、後ろに弧を描く水平線が見えるんやよー。あー、懐かし。」



水平線、プール、崖の上から海に突き出したバースペース。


いやぁ、こりゃ確かにロマンチックこの上ない結婚式ができるわ。


芸能人とかがやるやつやん。












ここで8年前にカンちゃんが写真撮ってたんだなぁ。


俺が知るずっと前のカンちゃんがここにいたのかー。


どんな喋りかたしてたのかなぁ。
どんなメイクしてたのかなぁ。
どんな音楽聞いてたのかなぁ。


そんなことを想像すると、ここにいたのがまるで今のカンちゃんとは別人のように思えてくる。



なんか感慨深いなぁ。

出会ってからが濃密すぎて、お互いの過去があんまりイメージできないんだよな。





















プトラさんがめっちゃオシャレなノンアルコールカクテルまでサービスしてくださって、プールサイドのチェアーに座ってノリ君たちと乾杯した。



さてここで問題。


2人の本当の会話はAとBどちらでしょう?




★A

「うわあああ…………こんなところで、僕らまでこんなオシャレな飲み物いただいていいんですか……?うわ、なんか赤いの沈んでますよ…………なんですかこれ?」



「ノリー、知らないの?これはグレナデンシロップだよー。」



「そうなんだー、ユキすごいねー。美味しいね。」



「うん!インフィニティプールも素敵!!」






★B

「えええ…………こんなところまで来て僕らまでこんな謎の液体飲むんですか?うわ、なんか赤いの沈んでますよ。なんスカこのヤバい色。」



「ノリー、知らないの?これはサンバルだよ。」



「そうなんだー。マジ信じらんねぇ。お、でも意外とイケるな、俺これ結構好きだわ。」



「うん!私も好き!!あー、富山ブラックを食べる人の気持ちが心底理解できないなぁ。」






このシリーズも3回目か…………


相変わらずノリ君ユキちゃんはとことん爽やかです。

バリがよく似合います。













昔カンちゃんがよく撮っていたお決まりのアングルで写真を撮ったりしながら景色を楽しみ、次の場所に向かうことに。


いやー、ここでウェディングをして、カンちゃんが写真を撮ったご夫婦が実際に日本にたくさんいるのかと思うと、なんかカンちゃんってすごい仕事してたんだなって誇らしくなる。


カンちゃんの人柄だったら、ほんわかした暖かい空気の中で撮影してたんだろうな。


一生残る超貴重な写真を撮らなければいけないウェディングフォトグラファーって、大変だろうけど本当素敵な仕事だ。




元気いっぱい、バリの太陽であるプトラさん、僕らまで入れてくださりカクテルまで出していただいてありがとうございました!!


バリ島ウェディング、他のところ知らないけどブルーポイントめっちゃ素敵でした!!


もし考えてるかたがいましたら要チェックです!!

















ブルーポイントを出て、森の中を走ること5分ほど。


バリ島のほぼ南端に位置する海沿いにあるウルワツ寺院に到着した。





ゲートで入場料の3万ルピア、250円を払って中に進んでいくと、途中にあった小屋で腰に巻くサロンを渡された。

これはバリ島の人の民族衣装で、カンちゃんいわく寺院なんかに行く際はこうしたサロンを巻いて正装をしなければいけないみたい。





イスラムのモスクやキリストの教会でも、スカートや短パンなんかを履いていると肌を隠すための腰巻を渡されるけど、ここではジーパンを履いていてもサロンを渡された。


肌を隠すこともそうだろうけど、バリ島の神様に対する敬意として正装をすることが大事みたいだ。


それにしてもノリ君似合うなぁ。




沖縄とバリは南方の島々の似通った文化があるのかもなぁ。


ていうか後ろの人、寺院に来るのになんつー格好してんだよ。











































ウルワツ寺院は海から急激にそそり立つ崖の上に鎮座していた。


バリヒンドゥー独特の割れ門と呼ばれる門、石垣や灯篭もバリらしい形をしており、それらが黒ずんでいる様子はどこかの古代遺跡みたいな雰囲気だ。


きっととても重要なお寺なんだろうけど、まぁでもお寺自体はそんなに目を引くものではない。


ここに来た目的はケチャックダンス!!



お寺の裏に回ると切り立った断崖絶壁が見渡せ、眼下に波が打ち寄せてなかなか壮大な景色なんだけど、その崖の際にオープンエアーの会場が見える!!









遠目でもすでにたくさんの人が集まってるのが見える!!


おおお!!期待が高まるぞー!!


よし!!それじゃあバリ島に来たならば絶対に外せないと言われるケチャックダンスを満喫するぞー!!





「ハイー、コンニチハー、ケチャックダンス10万ルピアネー。チケットココデカッテクダサイネー。」



別料金やん…………

しかも800円てなかなか高いし…………

スタッフみんな日本語上手すぎやし…………




俺たちはまだ痛いけど出せんことはない。でも帰国間際のノリ君たちはそこまで余裕がないはず。



ど、どうしよう…………




「大丈夫ですよ!!入りましょうー。僕らもう12日バリ島にいますけどケチャックダンスとか知らなかったし、そんな代表的なもの見てみたいです!!」



「うん!!見てみたい!!」



気を使ってくれるノリ君ユキちゃん。



「ごめんねー、下調べ不足で。でもすごい良いみたいだし、これを楽しんで夜は飲みながらポーカーして最後の日を思いっきり楽しもう!!」



「そうですね!!いやー!!すみません!!なんかポーカーで金丸さんたちから稼がせてもらう形になってしまいますが。」



「ほうほう、言いますなぁ。申し訳ありませんが、今までは手加減をしておりましたので、今日は旅最後の日ということでケツの毛までむしらせていただこうと思っております。ね、カンちゃん。」



「申し訳ありません。明日2人は文無しです。」



「いやー、金丸さんたちからお金をいただくなんて心苦しいんですけど、ここは勝負の世界ですからねぇ。本当すみません。」




いやー、本当すんませんねぇってお互い言いながらチケットを買って会場に入る。





中はせり上がる形の半円の劇場になっており、中央にスペースがあり、その背後がどこまでも広がる水平線だ。

こりゃすごいロケーション。


カンちゃんが言うには、本当はこの水平線に夕日が沈むのを眺めながらダンスを楽しむらしいんだけど、残念ながら今日は曇り。

雨が降ってないだけラッキーかな。




いやー、こんな観光客向けのアトラクション久しぶりだなぁ。

どうせ伝統的って言っても見世物やろ?って思ってしまいそうだけど、この前アフリカのスワジランドで見たダンスがマジでめっちゃくちゃ良かったのでかなり期待できる。


観光客用の見世物になってはいても、こうして現地で連綿と受け継がれて来た伝統は一見の価値があるもんだ。


ベタなものにはそれだけの理由がある。












お客さんがゾロゾロゾロゾロと集まり、噴火の影響どこいった?ってくらい席がほとんど埋まっていく。

すると時間ピタリでマイクを持った伝統衣装の男性が出てきて流暢に英語で挨拶を始めた。


英語だけでなく、ヒンドゥー語、インドネシア語、さらには日本語を織り交ぜてくれるというサービス精神。


そのマイクパフォーマンスが若干やりすぎな感じもしたけど、そこに観光王国バリ島の歴史を感じる。




「それではケチャックダンスをお楽しみくださいー!!」



拍手が鳴り止み、つかの間の静寂の後、ステージの裏手から、オウ!!オオオウウ!!イヤアアアアッ!!!という男たちの勇ましいかけ声が聞こえてきた。


おお!!テンション上がる!!!!




すると次の瞬間、上半身裸の無数の男たちがワラワラとステージになだれ込んできた!!!










チャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャ!!!!!!!!!


ディイイイアアアアッ!!!!


ヒイイイヤアアアアッ!!!!


チャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャチャ!!!!!!







チャって言いすぎ!!!!!!!!!!


ビビるくらい全員で高速でチャチャチャ!!!って連呼しながらなだれ込んでくる!!!!


そういう感じなの!?!?


しかも手を上に掲げて手のひらをヒラヒラさせてる動きが坂田利夫にしか見えん!!!!


なんかもうとりあえず迫力はパナい!!!!!






そのチャチャチャ男たちの始まりの儀式みたいなのが執り行われてる時点で、もうビンビンですよ。


すっごい。

地域性、文化性、宗教性がほとばしってて、その動作のひとつひとつやかけ声のひとつひとつにバリ人の魂を感じずにはいられない!!!


やっぱ伝統芸能はその土地の培ってきたものが凝縮されてる!!!






そこにバリ独特のきらびやかな衣装を着たメイン演者が入ってきて、あのテレビで見たことのある不思議なバリダンスの動きでストーリーが展開されていく。


ラーマヤーナの叙事詩を題材にした神様たちの物語なんだけど、ガルーダやハネモンなんかのヒンドゥーの神様がたくさん出てきてすごく見応えがある。



カンちゃんの話によると、あの神様やお姫様、魔王、ハネモンなどの配役は誰か舞台監督が決めているものではなく、生まれた時から決まっている代々受け継がれているものなんだそうだ。


ケチャックダンスはそれくらい重要な存在なんだな。




すっごいみんな脇を開ける。











楽器による音楽はなく、さっきのチャチャチャ衆たちによるチャチャチャチャチャチャチャチャチャ!!!!という高速チャチャチャが常に鳴り響いており、そのかけ声の緩急で物語を演出している。


そのかけ声があまりにも勇壮でリズミカルでエキゾチックで、次第に陶酔していくかのように目の前に繰り広げられる物語に入り込んでいく。



演者のセリフはなく、動きや表情で流れを読み取っていく感じだけど、入場の際にストーリーが書かれた紙を渡されているので理解しやすい。


これがまたご親切に日本語表記だからすごいよなぁ。






でも、こうして観光客に歩み寄ってサービスしてくれるのはまぁそれなりに嬉しいんだけど、劇の中で演者が観客いじりを始めた時はちょっとおいおいって思ってしまった。













派手な動きをする猿の神様、ハネモンが観客席に飛び込み、観客をいじり、欧米人の帽子を取っておどけたり、カメラを構える人に向かってピースしたり、なんなら肩を組んでセルフィーを撮ったりしているコミカルな様子に会場は大笑い。


ついには戦いのシーンで観客の1人をステージに連れて行き、悪役の演者と仲良く手を取ってダンスをするという欧米的なサービスまでやり始めたのには萎えた。





せっかく伝統舞踊の世界に浸っていたのに一気に現実に引き戻された。




まぁこれはこの観光客向けの場所だから仕方ないのかな。

もっと本格的な行事とかで見たら完全に昔ながらの姿のままなんだろう。



でもそれにしてもやっぱり迫力満点だったし、バリ島の伝統に少しは触れられたと思う。

















終演後には演者たちと自由に写真撮影もできるという徹底的なサービス。

ここまでくるとバリ人のおもてなしの心に感動すら覚える。


いやー、見て良かった!!






























「よおおお!!それじゃあ世界一周最後の夜を楽しもうかーーー!!!」



「いええええい!!金丸さん!!今日は飲みますよ!!」



「お腹がもつ限り!!!」



ウルワツから町に戻り、途中のサテー屋台でまずは軽く1杯!!!

















ノリ君たちがビール買ってくれた!!!


この酒がめっちゃ高いインドネシアなのに!!


マジありがとう!!!!




「でもこれから金丸さんたちからポーカーで取り返させてもらいますんでなんかすんませんチュっす!!!」



「いやー、本当ごめんね!!酒まで買ってもらってさらに巻き上げてしまうなんて心苦しくて心苦しくて鼻歌でちゃうよね!!ウンコ漏れそう!!トイレ行ってくる!!」



まだサテーを食べてなかったノリ君ユキちゃんたち。

ユキちゃんがヤギが苦手ということだったけど、俺も食べることができたヤギ肉のサテーを注文!!

ユキちゃん微妙な表情!!

マジごめん!!




















それから近くの屋台村でオカズを買い込んだら宿に戻って本格的な飲み会開始!!!!


ノリ君たちのお疲れ様パーティー!!!!!


それをこんな豪華なビラでできるなんてめっちゃ嬉しい!!!

















すると自分たちの部屋に戻って怪しげな動きをしていたノリ君たちが何かを持って部屋に戻ってきた!!!!











ぬおおおおおおおおおおおおお!!!!!


え!!!??なに!?!?


なにそのケーキ!?!?!?


俺の下痢祝い!!?!?


確かに今日36回トイレ行ったけど!!!


マジで!?!?嬉しすぎて涙が出てくる!!!




「ハッピーバースデートゥーユー、ハッピーバースデートゥーユー、」






ええええ!?!?

まさかの誕生日ケーキ!!!!




まだ誕生日まで18日あるのにいいいいい!!!!


めっちゃ1番乗りやん!!!


世界一周最後の夜だってのに、こんな人のことを気にして前からプラン立ててくれてたんだね…………


もう本当優しい2人やなぁ…………



マジでありがとう…………








「ううう…………本当ありがとうね…………ステキな36歳を迎えられそうだよ…………でもこんなに最高のサプライズをしてくれたのに…………今から有り金巻き上げてしまうなんて心苦しくて心苦しくてニヤケが止まりませんでござる!!!」



「それはこっちのセリフです!!金丸さん!!ポーカーのルールはご存知ですね?」



「モチのロンです。」



「グッドです!!それではカードを配ります!!」





シュッ、シュッ、シュッ




シュッ、シュッ、シュッ




バキィ!!!!

メキメキ!!!!




「ギイイイヤアアア!!!何するんですか!!!金丸さん!!!指が!!僕の指がああああ!!!」



「イカサマは俺のスタープラチナが見逃さない。」



「はぁはぁはぁ…………なんてことするんですか…………はい、じゃあカードを配りました。チェンジしてください。」











ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………










「…………ノーチェンジだ。」



「な、なにいいいい!!!金丸さんまだカードを見てもいないじゃないですか!!!なのにノーチェンジって!!!まさかスタープラチナを使ってカードを見たんですか!?!?」



「さぁな。シュボ。」



「ぬああああ!!!今、スタープラチナでタバコに火をつけた!!!!一瞬スタンドが見えた!!!ぐうううう…………でももういきますよ!!!勝負です!!!オープ、」




「待て。」








ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………








「小林イグゾーの魂をレイズだ。」



「なんだとおおおおおおおお!!!!!こ、このことは小林イグゾーさんは知ってるんですか!!?」



「知らん。今あいつが何してるのかも知らん。」



「はぁはぁはぁ………………も、もうダメだ…………もうプレッシャーに耐えられない…………さぁ、オープンと言うんだ……オープンと………………」

























「ちょっと待てえええええええええええ!!!!!!!待てやああああああああ!!!!絶対なんかやってる!!絶対なんか悪いことしてるこの人!!!!」



「はい?なんのことですか?勝負は勝負です。あー、サータアンダギー食べたいさー。」



「ユキちゃんんんんんんん!!!あなたの旦那さんなにか悪いことしてるよ!!!何か言ってやって!!!お願い!!!」



「いやー、ノリって本当こういう賭事強いんですよねぇ。旅中に会う人とやってもいつもノリが勝つんですよー。えへへ。」



ちょっ!!


この点数表おかしくない!?!?





俺のゼロの数おかしくない!?!?



チクショオオオ!!!このまま日本に勝ち逃げされるううううう!!!!


かくなる上はお酒に3日間くらい目を覚まさない睡眠薬を混ぜて帰国を阻止してやる!!!!!




「また日本でやりましょうね、今度は100円くらいで。」



「絶対しない!!!もうノリ君とポーカー絶対しない!!!」











ただ単に楽しかったです。






ノリ君ユキちゃん、大きな怪我なく大きな病気なく大きな盗難なく、本当におめでとう。



ハラハラするようなトラブルは旅の勲章。

でもトラブルなく帰ることはもっと大きな勲章だよ。


世界一周お疲れ様!!








~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


熱海のホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


熱海最近連発やべえ!!!僕ももっと行ってみたい!!!

カンちゃんと土肥温泉行って釣りをしたの、いい思い出です。


どうもありがとうございます!!


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