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ジャカルタでパスポートの増補をしよう。新年明けましておめでとうございます!


こんにちは!神田です。



新年明けましておめでとうございます。


みなさんはどんな年越しをされたのでしょうか。



友達と、家族と、パートナーと。


私はもっぱら家で新年を迎える派でした。
父はいつも大晦日でもお仕事を休まないので、母と過ごすことが多かったように思います。

元旦は本家だった我が家にはたくさんの親戚が集まり、毎年大晦日は母はおせち作りに大忙し。


あの時は気づかなかったけど、お母さんすごいなぁ。と今更ながら思います。




2018年私たちは帰国をして、初めてひとつの家で暮らし、日本で新しい生活を始めます。


きっとある新しい出会いを大切に、そして今すでに出会ってくれている人たちをさらに大切にしていけますように。

じゃなくて、していきます!





みなさんにとってもさらに幸せな新しい年の始まりとなりますように。


本年もどうぞよろしくお願いいたします。




おわり








2017年12月15日(金曜日)

【インドネシア】 ジャカルタ





東南アジアを旅すると、日本という先進国の人間であるアドバンテージを感じると同時に、戦争の負い目も少し考えてしまう。





日本はかつて東南アジアの数多くの地域を植民地にして支配し、非道なこともたくさんしてきた。


これまで中東やヨーロッパ、世界中を旅してきて各地で聞いてきた戦争時代の凄惨な話。

それと同じようなレベルの虐殺や侵略や陵辱を、当時の日本兵も行ってきた。


爺ちゃん婆ちゃんを日本兵に殺された、という現地の人も未だにたくさん存在するはず。



彼らは日本に対して恨みを持ち続けているんじゃないかなって少し怖くなる。


石とか投げつけられないか?






でも、今のところ東南アジアを旅してきて、そうしたあからさまな恨みを表に出されたことは一度もない。

日本人だー!!ってブランド扱いされてチヤホヤされることばかり。


お爺ちゃん世代でもみんな優しいし、若者世代ならそんなことまず何も感じない。



それは紛れもなく、日本が戦後に行ってきた賠償や、たゆまぬ外交努力、国際支援、日系企業の海外貢献のおかげだ。


日本人の大人しくて礼儀正しい国民性も大きな理由だと思う。








戦争から時間が経ち、まだ気にしなきゃいけないの?って思ってしまうこともあるかもしれない。


でも過去の過ちは、過去の人間だけの責任ではないと思う。同じ国民である以上。



もちろん俺たち世代がやったことじゃない。

俺たち世代は戦争を知らずに育った。

俺たち世代は東南アジアを旅するときに、もしかしたら負い目を感じる必要はないのかもしれない。


でも同じ日本人として、忘れてはいけないことだと思う。


過去を引きずるのではなく、これからの平和のためにも。















というわけで吉野家。





ウポオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!


吉野家は世界平和に貢献してると思ううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!


うめえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!






マジヤバい。

ビビる、なんでこんな美味しいの?

出汁すごい。米完璧。



昨日もたくさんお酒飲んでたくさん餃子食べてお腹が胃もたれして若干ムカムカしてるんだけど、そこにこの優しい吉野家の牛丼マジヤバい。



昔ちょっとすき家の牛角煮丼に浮気した自分に言ってやりたいですよ。


おいチンカスなめんなよ!!牛角煮丼は確かに美味いよな!!つって。

うん、あれは確かに美味しかった。



でもやっぱり吉野家です。

吉野家を海外で食べられる幸せ半端ないです。




しかも値段がヤバいんです。


並盛り35000ルピアです。290円。





日本より安いんです。



マジでジャカルタ、食天国!!!!




そこで眠れる根性!!


















さてさて、今日もダウットさんの運転でジャカルタ観光です。


ダウットさん神です。



今日は俺たちと高原さん3人でマンションを出発したんだけど、最初に高原さんを仕事先の事務所前に送っていきました。


そして高原さんが車を降りた瞬間に僕の横の窓が開いたんですよ。


ウィーンって。


ダウットさんが運転席で操作して。



そんで高原さんにまた夜にーって挨拶したら、自動でウィーンって窓が閉まるんです。


俺なんもせんで高原さんに挨拶できるんです。



ダウットのその日本人を理解しまくってるタイミングが神すぎてビビります。



こんな至れり尽くせりの人を雇ってたらそりゃダメ人間になるわ…………









あ、そういえば神田さんの顔に変化がありますね。





ビビるくらい丸いということは置いといて昨日シミ取りピーリングをしたせいでクリームを塗っていた部分がめっちゃ赤い。

なんかのマスクつけるんじゃないか?ってくらいクッキリと赤いです。


赤いということは若干炎症になっているのか、そのせいで顔も少しむくんでいるのかな。


丸くて可愛いよ!













そんな神ダウットさんの運転で今日最初にやってきたのはここ。





日本大使館。


なにしに来たかと言うとパスポートの増補です。




前回、世界一周をスタートし、日本出国のスタンプがサラのパスポートに捺されてから今までで87ヶ国に行ってきました。


複数回行った国もあるのでスタンプまみれになっててもうページないです。あと2ページしかないです。



1ページまるまる使うシールのビザとかやめてくれ!!

あとまだ捺すスペースいくらでもあるのに捺しかたが雑すぎてページの無駄遣いになるのどうにかしてくれ!!



パスポートの空白ページが残り6ページ以上ないと入国できません、っていう決まりの国もあるのでここらでちゃんと増補しましょう。




増補ってのはページを継ぎ足すこと。


パスポート自体を作り直すと数万円かかるけど、この増補なら数千円です。


このジャカルタの日本大使館では3万ルピアでした。2400円。


安っ!!って思ったらただページをセロテープみたいなので貼りつけてるだけですね。





逆に高くない?




おかげで2分くらいで終了。


パスポート分厚い!!


なんか世界を飛び回るビジネスマンみたい!!
無職だけど!!
















それからプラザインドネシアという高級ショッピングモール、パサールバルというローカルエリアの両極端なふたつを散策。













高級モールはとことん、死ぬほどウルトラ高級ですよ。そりゃあもうブランド物しかないです。ラコステ見たら落ち着くレベルです。





そんでパサールバルはとことんローカル。





















頭上にボロボロの屋根がかかるアーケードになってて、昭和の商店街って感じですごく懐かしい雰囲気。


マジ日本の地方都市みたい。



















クリスマスが超似合わない…………








どこでもコンビニがめっちゃあるのでめっちゃ便利。








これインドネシアでみんながよく飲んでる紅茶。





マルキッサっていうトロピカルフルーツ味。美味しい。






ご飯はローカル食堂で食べてみた。





いやぁ、ボロいなぁ。



ベベゴレンとバクソーサピっていうやつ。安定の美味しさ。








ふたつで5万ルピア。400円。


















ご飯を食べたらまたダウットさんに迎えに来てもらい、次に向かったのはイスティクラルモスクという場所。


なにやら世界で1番デカいイスラムのモスクなんだそう。




それはちょっと楽しみだなと思いながらやってくると、なんかもうモスクっていうか総合体育館。





デカすぎて全景が見られない。








入り口に近づいていくと黒いビニール袋を持ったおばちゃんがギャーギャー言いながら集結してくる。


どうやら中に入るのに靴を入れるビニール袋が必要だ!!これを買え!!と言ってるよう。



そんなおばちゃんたちを無視して靴を持って中に入ると、目の前に靴クロークがありますので普通にここで預けられます。



ていうか中もただの市民会館。





近代的なコンクリート作りで、これが宗教施設?って感じてしまうくらい。



観光客らしき姿はマジで皆無だし、本当ひと気がない。







そんな静寂の市民会館の中を歩いて行くと、中央のホールを見渡せる場所に出てきた。










こりゃデケエ………………

確かに世界で1番だわ……………


1984年に作られた世界最大のモスクらしく、12万人収容できるとのこと。





ホールを見下ろすと、だだっ広い中にたくさんの人たちが散らばって寝転がってる。


みんな寝転がってスマホ触ってるか昼寝してるかって感じで、休憩所みたいな様子だ。


中東で感じてきたあのイスラムの厳格なオーラはあまり感じない。






そうだよなぁ。


もちろんムスリムの人たちではないけど、ジャカルタでは町中で自由に酒を飲めるし、肌を露出しまくった半裸みたいな女の人もたくさんいる。


彼らは中華系の仏教徒だったりクリスチャンだったりする。



そうした多民族、多宗教国家だからか、インドネシアでは運転免許証にも自分の宗教を記載したりするんだそうだ。


昨日カンちゃんが行ったシミ取り屋さんの受付フォームにも、宗教はなんですか?っていう記載欄があったみたい。




これだけモダンな国なのでムスリムも世俗的なのかなと思ってしまうけど、インドネシアの中には女性がズボンを履いたらムチ打ちの刑、手をつないだらムチ打ちの刑、という厳格なムスリムのエリアも存在するんだそうだ。



面白い国だなぁ、インドネシア。


島国の文化と先進性がごちゃごちゃになってすごく独自の空気を持った国だ。










広大な敷地に立つモナスはインドネシアの独立記念塔。
















それからアユミちゃんの家に戻って少しゆっくりして、待ち合わせ時間になってからウーバーを呼んだ。


結構乗っても数百円なのでジャカルタでもウーバーはすごく重宝する。





渋滞の夜のジャカルタをゆっくり走ってやってきたのは韓国料理屋さん。










韓国料理が大好きな俺たちのためにアユミちゃんと高原さんがここを選んでくれたんだけど、







これもんの、










これもんの、










これもんの、









これもんの、








これもんですよね。






「はうううう!!!美味しい!!!タンがヤバい!!!美味しすぎるよおおお!!カンちゃん食べてみて!!いっちゃって!!絶対あそこより美味しい!!あのー、あれ、河内長野にあった焼き肉屋さん!!あれなんて名前だっけ!?あ!!OK牧場だ!!OK牧場より美味しいよ!!」



「またー、そんな大げさなこと言ってー。フミ君って本当いつも過剰に言うからなぁ。だいたい牛タンって牛のベロだよ?チロルでいつも見てた可愛い牛たちが鼻の穴ベロベロベロなめてたアレを刻んで食べるなんて本当私無理っていうか、OK牧場はパチンコ屋さんやよ。」
















ピーリング効果出てる気がする。





















もうマジでジャカルタってシチリアより全然美食の街なんじゃないかって思うわ。

アジア中の美味しい物が食べられて、しかも安いんだからヤバすぎる。



毎日毎日暴飲暴食が止められない……………

おかげで最近体調がなんか変……………








もうたまらなく美味しい焼き肉をたくさん食べ、最後に冷麺でシメて、死ぬほど大満足。


しかも俺たちの財布事情を心配してくれて高原さんとアユミちゃんがご馳走してくれた。


マジでありがとうございます!!!

家に泊めてもらって車も用意してもらって、このご恩は必ずお返しします!!


宮崎遊びに来てください!!!















帰る途中にローカルマーケットにも寄ってみたんだけど、まぁ活気がすごい。





これはナイトマーケットみたいで、なんと22時くらいからみんな品物を並べ始め、1番賑わうのが夜中の2時くらいで、朝がたの5時くらいまでやってるんだそう。


そんな時間に買いに来る人がいるのがすげぇ。

一般向けより業務用とかなのかな。

























通りに並んでいるのはいかにも東南アジアらしい品々で、野菜やフルーツも地域色があってみてるだけで面白い。


バケツの中で跳ねまくってる新鮮なナマズ、解体中のヤギ、牛の皮とか、ローカルマーケットを回るとその土地の食習慣が見えてくる。





























お店の人たちもみんな優しそうな笑顔で、なんか初めてインドネシアの人の素の顔が見られた気がした。

ずっと高原さんとアユミちゃんと一緒だったからちゃんとローカルの人と触れ合ってなかったもんな。



東南アジアの人たちの素朴な微笑みにホッとしてる自分がいる。


人間はどこでも一緒だよな。


























それからアユミちゃんの家に帰って飲み直し。


アユミちゃんが明日お休みで、高原さんもお昼から撮影なので今夜は飲むぞー!!ということに。


おつまみはマーケットで買ってきたインドネシアの揚げ物。


ひとつがめっちゃ大きいのに1個8円という驚異の安さ。






「カンちゃん、バリ行ったらあそこのワルンには行くのー?」



「あそこのコスが懐かしいよねー。」



みんなの会話を聞いていると、知らない単語がたくさん出てくる。

インドネシア語なんだけど、どれもバリ用語っていうか、それが一般的に日本人の間で使われてるみたい。



バリって日本人にとってめっちゃくちゃメジャーな場所で、ものすごくたくさんの人たちが遊びに行く観光地。


海外に興味がない人でもバリ島ってのはめっちゃ耳馴染みがあると思う。



何十年住んでる人や、もう何十回も通ってる人もたくさんいる。


中でもバリに嫁ぐ日本人女性のことをバリ嫁って呼んだりもするんだそうだ。


バリって日本人にとって本当にメジャーなカテゴリーなんだなぁ。








なんて話をしながら高原さんが持ってきてくれたウィスキーをちびちび飲んでいるところだった。


いきなりめまいがした。




あ、あれ?そんな飲んだか?



こんな急に酔いがまわるか?




ぐわんぐわんと体のバランスがおかしくなる。


ちょ、久しぶりとはいえウィスキーちょびっとでこんなになるなんておかしいぞ?





これってもしかして?





「これ、揺れてませんか?」



「え?…………おお確かに揺れとるやん。」



「え!………あ!揺れてる!!」




天井から下がっている電灯がふらふらと揺れていた。


地震だ!!





一瞬恐ろしいイメージが浮かぶ。


なんたってここは高層マンションの上層階!!!


この前のバリ島噴火のことも重なって、ヤバいかも!!って思ってしまった。





でもそこは地震大国の人間たち。

日本人4人も揃うと強いもんで、あー、揺れてるなぁ、うんうん揺れてるねぇ、と笑う余裕がある。



そんな俺たちをよそに、マンションの中からガヤガヤ、ワーワーと住民たちの声が聞こえてきた。


みんな慌てふためいているのがわかる。


おそらくエレベーター前にたくさん人が集まってきてるんだろう。


アユミちゃんが言うには、アユミちゃんがジャカルタに来てから8年の間、1回も地震を体験したことがないみたい。



そりゃみんな驚くわなぁ。



「いやー、日本だったら地震があったら机の下に隠れろっていうじゃん。でもインドネシアではすぐに建物の外に出ろっていうの。それくらい建物がキチンと耐震工事ができてないらしいんだよね。」




ちょ、そんな恐ろしいこと言わんで…………



でも実際本当に色んな工事がテキトーに行われてるのも事実みたい。


話によると、地面を10センチ掘ったらインターネットケーブルが出てきて断線してしまい、回線がストップしてしまった、なんてこともあるらしい。



10センチて…………


手で掘って土かけたような感じやん…………




インドでもそうだったけど、途上国のインフラが整っていない一因は仕事をめんどくさがってテキトーにやってしまうってことが大きな問題なんじゃないかなぁ………


コンクリート打設時にジャンカが発生しないよう隅々までバイブレーターをかけるとか、安全基準を満たした鉄筋を組んでいるか必ず検査が入るとか、そうした当然のことがちゃんと行われているか怪しくなる。


そんなもんだから駐在員さんたちが現地の職員さんを怒ったりするんだけど、これも大変で、こっちでは人前で人を叱るということがめっちゃ失礼に値する行為なので、気をつけないといけないらしい。


植民地支配の歴史があった背景や、急激な成長を遂げていることもあってインドネシア人はプライドがとても高く、下に見られたり恥をかかされたりすることをとても嫌うんだそうだ。


駐在員さん大変だろうなぁ…………









とりあえず2分ほどで揺れはおさまり、何事もなかったようにまたウィスキーを飲む。


ネットでニュースを見てみると、速報ですでに地震のことが流れており、後からわかったことだけどマグニチュードは6.5もあり、国内のある地域では建物が倒壊して2人の現地のかたがなくなったようだった。



久しぶりにちょびっと冷や汗かいたな。

今まで旅中に天災に遭ったことはないけど、ついこの間バリ島で噴火もあったし、無事インドネシアを出ることができたらいいな。


亡くなったかたのご冥福をお祈りします。






さぁ、明日はとうとうバリ島だ。






~~~~~~~~~~~~~~~~~~


熱海のホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


熱海って超有名だけどあんまり知らないです。確か一度だけ行って日帰り温泉入って、誰だったか忘れたけど有名な文豪が長逗留して有名な小説を書いたという宿を見て………とかそんなことした記憶があります。

きっとバリみたいにめっちゃ大きなカテゴリーなんだろうなぁ。熱海って。


どうもありがとうございます!!



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