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細かすぎる男とオットリな女


こんにちは!神田です。




フミくん、こまかーーーーーい!!!!



今日のブログを読んで、そんな私の気持ちをわかってくれる人も、フミくんの気持ちがわかる人もいるはず。




私は、会社の上司・部下って関係でもないし、夫婦なんだから人として間違ってることをしてるとかじゃない限り
ある程度甘やかしてもいいんじゃないのかなーって思ってしまいます。


その方がお互いに優しくできて、そしてそれがまた相手にもっと優しくしようって気持ちを生むから。




フミくんは、距離が近くなればなるほど厳しくなる人。近いからこそもっと理解してほしいから。

私は、距離が近い人ほど大事に優しくするべきなんじゃないの?て人。



そんな二人の性格の違いがよく出てます。




おわり









2017年10月29日(日曜日)
【オーストリア】 フリードラッハ ~ クラーゲンフルト





目がさめて車の時計を見ると、iPhoneの時間と合っていた。



あれ?


レンタカーを借りた時から1時間遅く表示されていた車の時計。


つまり8時と表示されていたら実際は9時という具合。


設定しなおしたかったんだけど、説明書が全部スロバキア語なのでどうしてもやり方がわからず、ずっとそのままにしていた。



最初は混乱したけど、最近では慣れて遅れたままでもすぐに分かるようになっていた。



それが合ってる。


どういうことだ?




んで、はっと気づいた。




あ、そういえば確か今日でサマータイムが終わるっていってたな。

サマータイムが終われば時間が1時間遅くなる。


それで時計が合ったんだ。





ついに本格的に冬の始まりかー。


ていうことは日の入りが1時間早くなったってことだよな。

最近暗くなるのがすっかり早くなって、18時には暗くなってた。


それが1時間早くなったことで、17時には暗くなるってことだ。

いきなり明るい時間がめっちゃ短くなった。




これから路上の時間を早めにスタートしないとなぁ。

暗くなるとついそろそろ終わるかーって気分になってしまう。















そんなことを考えながら車から出ると、そこは田舎村の教会前だった。








田舎の婆ちゃんの家を思い出すような小さな小さな村で、色あせた木々の枝葉が乾いた風に揺れている。

冷たい空気に包まれていると、岡山の婆ちゃんちに里帰りしていた記憶がよみがえってくる。


あの家々もきっと、お爺ちゃんお婆ちゃんが待つ誰かの遠い故郷なんだろうな。









車の中を整理したら、青空に寂しげに佇む教会の周りを少し歩いた。

綺麗に刈りこまれた青い芝生の両脇に立派なお墓が並んでいる。





お花やランプ、天使の置物なんかがお供えしてあり、頻繁に人が訪れているのがわかった。


死んでも、みんな愛されてるな。


教会の中にも入ってみようかと思ったけど、鍵が閉まっていてドアは開かなかった。





















今日は日曜日。

この辺りは観光地もないのでいつものようにマクドナルドにネット作業に行ったんだけど、ブログランキングを読んでいたら食パッカーさんたちが性格診断をやっていたので、面白そうだったから俺たちもやってみた。




結果これ。


俺。











カンちゃん。









ゲロ当たってる。

めっちゃ当たってるやん。



向いてる職業。


俺、小説家、詩人。

カンちゃん、カメラマン、店頭販売員。



カンちゃん、アイデア豊富で楽観的な龍馬。


俺、1人が好きで批判に弱いスナフキン。


ゲロ当たってるやん。



これすごい。モチベーションアップの法則ってやつです。

みなさんも是非どうぞ。










こうやって見てみると、俺は細かいことを気にする性格で、カンちゃんは細かいことをいちいち言われるのが嫌な性格みたい。


なるほどなぁ。確かに。


色々心当たりがあるなぁ。






俺は昔から何か面白いものを探すのが好きで、いつも周りをキョロキョロしたりして興味を引くようなものを探してきた。



車を運転してても、すぐに脇道を覗いたりするし、看板とかもいつも注意して見てる。

面白いものがすぐそこにあるかもしれないのに、知らずに真横を通り過ぎたりするなんてもったいないって感覚になってしまう。


旅を始めたのもそういう理由だと思う。




なのでいつも何かを探しているんだけど、逆にカンちゃんはオットリ派なので、あくせく何かを探したりしない。

面白いものを通り過ぎたとしても、あーそー、まぁいっかー、って感じ。


俺は引き返して見に行く。



感覚の違いはあって当たり前。



なので、え?気づいてなかったの?ってことがよくある。





ある時道路を走ってると、目の前を走ってる車の様子が何かおかしい。


リアガラスが割れて全部なくなっていて、ビニールとガムテープで穴を塞いでいた。

そんなボロい車が目の前を走ってるから、ふーん、ボロいなぁ、って思いながらしばらく走っていく。


するといきなりカンちゃんが、あ!!フミ君!!前の車ガラスがないよ!!ホラホラ!!って言ってくる。


カンちゃん、10キロ前から走ってるよ……………






他にも、新しい国に入ってガソリンが安かったとする。

へー、この国ガソリンこんなに安いんだーと思って次の日。


カンちゃんが、フミ君!!ガソリンめっちゃ安いよ!!って言ってくる。


昨日気づいてるよ…………




こんなことがよくあるんだけど、まぁカンちゃんはオットリさんだから別に構わないしそれが可愛かったりもするんだけど、


俺がそれに対して、10キロ前から気づいてる、とか、昨日気づいてる、っていうふうにどれほどカンちゃんより早く知っていたかということをアピールしてくるのが嫌ってカンちゃんは言う。


そうだよねー、ガソリン安いねー、って言ってくれれば済む話なのに、そこで自慢げに言う必要ある?と。






そういう性格なんだよなぁ。っていうかこれってそんなに変なことかなぁ。

カンちゃんは馬鹿にされた感がするから嫌ってなるみたい。








他にもこんなことが。


この前のこと。

路上してておばさんが5ユーロをケースに入れてくれた。


5ユーロは650円くらい。大きいお金だ。

そんな大きいお金を路上パフォーマーのギターケースに入れてくれるなんてありがたいことだよなぁ、と改めて思い、しみじみと、5ユーロってでかいよなぁ………って言った。


するとカンちゃんが横で、
5ユーロでかいよー、と言った。



ん?って思う。

ちょっと言い方が違うんじゃないか。



その、でかいよー、って言い方だと、そりゃそうだよー、っていうニュアンスを相手に与えると思う。


まるで俺よりもカンちゃんのほうが5ユーロの大きさをよく知っていて、それを俺に、そりゃそうだよーって言ってる感じ。




そこは、そうだよー、じゃなくて、そうだねー、とか、ねー、って終わったほうが対等の目線でいられると思う。


これをカンちゃんに言うと、それは細かすぎるー!!ってちょっと呆れられた。






俺細かすぎるかな…………

同調する場合、ねー、がついてたほうがいいと思うんだけどな…………






俺は男だし、やっぱり心の中で、奥さんよりも強く頼れる存在であるべきだと思ってる。

カンちゃんができないことを俺が解決したい。






でもその、カンちゃんよりも勝っていたいって感情が優越感に繋がるとまた違ってくるんだろうなぁ。


カンちゃんの性格、俺の性格、違うのは当たり前で、食い違うところもある。

でもそこを認め合って歩み寄らないといけない。



お互い愛し合ってる夫婦の関係なんて簡単そうに思えてくるけど、実はよっぽど難しい。


これから少しずつ勉強していかないと。


旅は本当にいい訓練になります。






「なるよねー!!」



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