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オーストリアで子供が生まれたときに行う風習



こんにちは!神田です。




ヨーロッパが終わると、久しぶりのアジア旅が始まります。


物価がぐんと下がって、美味しい料理がたくさんあって、同じアジア顔の国にいくとその国に自分がすごく馴染む気がします。




そして、私たちも日本に向けて進んでいくんだな。




旅をしていても、日本にいても、歳を重ねても、わくわくすることにいつまでも挑戦していける人でありたいな。




おわり









2017年9月25日(月曜日)

【オーストリア】 ザンクトペルテン ~ クレムス





木々の向こうからせせらぎが聞こえてきて、森の中に入って行ったらそこには綺麗な川があった。






澄み通った水が木々の底に流れており、鬱蒼としていながらもとても清潔だった。







昔、子供の頃に友達と自転車をこいで泳ぎに行っていた川を思い出す。


緑色の川は深くて底が見えず、結構怖かった。



誰が縛りつけたのか、高い木からロープが垂れていて、それに捕まってジャンプしたり、もう使われていない小さな橋の上から飛び降りたり、山奥の川は冒険を求める子供の格好の遊び場だった。


エビとか魚を捕まえて、焚き火をして焼いて食べたり、色々悪いこともしたもんだ。




「私は高校の時に河原で友達とお酒飲んでよくオールしてたなぁ。1回河原で鍋してて、そのまま寝てたら夜中にお巡りさんが来て、こんなところで寝てたら危ないよーって怒られたことあるわー。」




懐かしいなぁ、そんなの。


コンビニに買い出し行ってくるわーとか言って好きな子連れ出して暗がりでエッチなことしようとしてたよなぁ。根性で。


文化祭の打ち上げとかで。


気がつけば学生時代もなかなか遠い昔だ。



周りを見渡せばここはオーストリアの森。

よくここまで来たよなぁ。




























そんなことを考えながら草原のうねりの中を車を走らせる。


小さな農村を通り過ぎるたびに可愛らしい飾りが道路脇に立っていたりして、オーストリアの人々の可愛らしい性格に心が和む。










こんなツリーハウスも。











その時、ひとつの農家さんの前に面白い飾りを発見した。

牧草地の上になにやら色んな看板が立っており、手書きで文字が書いてある。


看板には何かの鳥がたくさんくっついている。






マイケル……………

50センチ……………

2990グラム……………




あ、これって子供が産まれましたってことか。

てことはあの鳥はコウノトリだ。





これまでも、たまに家の前にコウノトリの飾りを置いてる家とかを見かけていたけど、こんなにわかりやすいのは初めてだ。

子供が産まれたー!!っていう喜びをみんなに報告してるんだ。




日本でも男の子が産まれたら鯉のぼりを立てるけど、オーストリアでもこうした風習があるんだなぁ。


草原を吹く風に、その手書きの旗と子供服が揺れていた。


すごく美しい光景だった。




















懐かしいザンクトペルテンの町にやってきた。


初めて来たのは5年前。

ここでキャリーバッグを買ったのを覚えてるなぁ。


寝袋とテントを詰め込んで、ここでヨーロッパ野宿旅の装備が揃ってウキウキしてたのを覚えてる。


もう2度と来ない、と思っていても、どんな展開でまた戻ってくるかわかんないもんだ。






駅裏にある無料の立体駐車場に車を止めたら中心部にやってきた。





忙しく車やバスが行き交う大きな駅の前から真っ直ぐに伸びる長いホコ天。

何本もの路地が入り組んでいてかなり広いし、人もとても多い。


ペルテンはなかなかの都会なので、物乞いさんもところどころにいるし、ガラの悪い連中がベンチで缶ビールを散乱させながら飲んだくれてたりする。


町自体はそんなに味わいはないけども、オーストリアの中では大きめの町だ。





とりあえずドネル。3.5ユーロ、460円。美味しい。









この町には5年前に来た時に、とあるカフェで飛び入りライブをさせてもらったことがある。


ものすごく盛り上がってめっちゃ楽しくて、マスターには本当によくしてもらった。


なので挨拶しようと去年戻ってきた時にカフェを覗いてみたんだけど、あの時はバケーションでお店が休みだったんだよな。


今日こそは懐かしいあのお店でマスターに挨拶するぞー。





と思ったらまたバケーションで休み……………

タイミング悪すぎ……………








仕方なくダンのところに行ってみた。

スケボー屋さんで働いているダンとは去年この町で路上している時に知り合って、ご飯をご馳走になって一緒に飲みに行った仲。


背の高いデッカい男で、優しさに溢れてて、話しててとても楽しくて、あの日はしこたま飲んだおかげで次の日に思いっきり二日酔いになってしまい、ひどい体調でなんとか歌おうと路上に出たけどあまりにも不甲斐ない声しか出なくて、カンちゃんにそんな声で歌っちゃダメ!!って怒られたよなぁ。


ダン、元気にしてるかなー。




メインストリートにあるスケボー屋さんに会いに行った。




「ハロー、ダンいますかー?」



「ハロー、ダンはちょっと前に辞めたわよー。」





マジか…………

全然会えんやん……………





「ダンは私の友達よ!!ここからそんなに遠くない森の中に住んでるわ。日本人のお友達が会いに来たって伝えておくわね!!」



明るくて英語ペラペラの可愛い女の子スタッフがそう言ってくれてよかった。





「いやぁ、ダンには会えなかったけどあの子可愛いかったね。」



「ふーん、ああいう子が好きなんですねぇ。明るくてスタイル良くて、そりゃあ可愛いですよねぇ。ふーん、今日晩ご飯ぬき!!!」




頑張って晩ご飯代稼ぎます!!!!




ソッコーでギターを構える!!!





「ハロー、いい演奏だけど路上にはライセンスがいるよー。」




2秒。


なんもうまくいかん……………







お巡りさんにどこで取れますか?って尋ねたら、向こうの広場にあるラットハウスで取れるからねーと教えてくれた。


ラットハウスってのはドイツ語でシティーホールって意味。


お、そういうことならすぐさま取って路上再開といってみよう。


今日は週初めということでのんびり出てきたので、時間はすでに14時半。


まぁ18時まではいけるだろうから充分だ。












立派な塔が立つ美しい広場に行き、端っこにあるシティーホールにやってきて、窓口でライセンスについて聞いてみた。



「ハーイ、もちろん取れるわよー。いつプレイするの?」



「あ、今日の分お願いしますー。」



「え?今日?本当に今日でいいの?」



「はい、今日ソッコーでやらないと晩ご飯ぬきの刑でございます。」



「ああ、そう?なら身分証いいかしら?」




今インドビザの申請をしてるのでパスポートが手元にないんですけど、これでいいですか?と運転免許証を出すと、もちろんこれでいいとのこと。

名前が分かればいいんだな。




「ライセンスって有料ですか?」



「そんなことないわー。無料よ。」



「よかったー。よーし、頑張って歌うぞー。」



「でも本当にいいの?ちょっとルールがあって、この町では路上は16時半までなの。あと1時間半くらいしかないけど。」



「え!!ま、マジか……………でも、無料ならちょっとでも歌いたいのでお願いします!!」



「本当にいいの?この町ではプレイは週に1回のみよ。1時間半しかできないのに今日やるのはもったいなくない?」



「ウケる!!もったいないオバケ出る!!!やっぱり明日の分ください!!!」




まさかの1パフォーマー、週に1回のみという制限付き。


しかも時間帯によって場所指定もある。





9時半から12時まで、30分おきに5箇所を場所移動。

そして14時から16時半まで、また30分おきに5箇所を場所移動といった具合。


CD販売も不可。




ただ他の町と完全に違うのは、許可が出るのは1日1パフォーマーのみ。

ライセンスを取ればその日は1人で独占ってことだ。


これは確かにやりやすい。


パフォーマーが乱立してあちこち音楽混ざりまくりなんてことにならないので、いいルールだと思う。



ただ週1回か。

これはなかなか厳しいなぁ。
















とりあえず明日の分は取ることができたので、それからすぐ車に戻ってダッシュで移動!!


まだ15時!!

クレムスまで45分で行けるので、なんとか2時間はやれるはず!!!


天気のいい日を無駄には出来ん!!!








というわけでソッコーでクレムスまでやってきて、音速で車をパーキングに止めて、ギターを担いで町の中へ行き、いつもの定位置で演奏を開始するまで一瞬!!!

淀みなし!!!






いやぁ、最近よく思うけど、路上パフォーマンスって路上に立つまでが大変なんだよなぁ。

町を決め、天気を見て、ライセンスを取り、他のパフォーマーと交渉して場所を確保して、それからやっとこさ演奏を開始することができる。


段取り8割り、パフォーマンス2割って感じだ。


ただパフォーマンスが上手けりゃいいってもんじゃなくて、路上に立つまでの段取りもバスカーの力量なんだろうなぁ。


俺はまだまだだ。

まだまだ外してしまう時がある。










でもこのクレムスは、町に着いてから演奏開始までなんの段取りもない。


パフォーマンス10割だ。


こんな町なかなかないよなぁ。

本当、俺にとって天国みたいな場所だよ。
















素晴らしい天気の下、気持ち良く歌い、町の人たちと笑顔で交流しながら楽しく2時間。


あー、クレムスで出来る路上が俺の理想的な形だ。



たまにいるジプシーのバラ売りの兄さんが笑顔で1本置いてくれた。





兄さん、ありがとう!!




















この日はペルテンに戻る途中のパーキングに寝床を決めた。


パトカーが来ていつもの感じでお巡りさんに職質されながらご飯を食べ、ビールを飲み、歯を磨いて布団に潜り込む。



波風のない、いい日だったな。


もうしばらくしたらインド。嵐に突撃だな…………





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