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路上ミュージシャンの財布はダサい



こんにちは!神田です。




ふたりしてお笑いの千鳥が大好きです。


最近見つけた動画が面白すぎて、車のなかで二人で笑いすぎてひーひー言ってました。


何回リピートしても笑い泣きです。

なんならほぼ毎日見てます。


笑いのツボって大事。




おわり










2017年8月30日(水曜日)
【オーストリア】 フィラハ ~ オーバータウエルン





最近路上のあがりを書いてないですが、色々考えるところあってこれから書くの控えようと思っています。


毎日のあがりを見るのが楽しみって言ってくださる読者さんもいますので、だいぶ悩んだんですが、すみません。




とりあえず僕もカンちゃんもみんな元気です。









森の中で目を覚ました。





快晴の空から光が降り注いで、木漏れ日がきらめいている。


ああ、気持ちいいなぁ。

暗い気分が晴れていくわ。



そういえば前回の一周中にこんな曲を作った。




太陽が俺を乾かしてくれる
昨日はあんなにふさいでいたのに
君の笑顔を見たいと思った
この心に芽生えた小さな感情

どこに隠れていたんだろう
こんな素直な気持ち
もしも叶うならあの頃に戻って
君に見せたい

うつむいてばかりで道を間違え
振り向いてばかりで前に進めず
楽しそうな人たちの中で
俺も楽しんでるフリをする

何も変わっていないさあの頃と
大好きなマギーメイ歌いながら
また夢を見つけられるといいな
あの頃みたいに

いつまでも自分のことばかりにとらわれて
でも自分を知ることこそが1番の君への近道のような気もするんだ






ワンモアタイムって歌。


スウェーデンのゴッドランド島にある廃墟の城壁。

そこの見張り塔の中で野宿している時、夜中にすごい雨が降り出した。


逃げ込むところがなくて、びしょ濡れになりながらヘニャヘニャの寝袋を体に巻いて、見張り塔の上から夜の海をずーっと眺めていた。


髪の毛が濡れて、服も濡れて、ギターも荷物も全部濡れて、この夜はいつまでも明けないんじゃないかと1人で心細くなってしまう。



そんな夜をこれまで何度も過ごしてきた。

孤独な夜は本当に長く感じるもの。




だけどそのうち必ず朝が来て、太陽が昇ったら元気が出てくる。

服も乾いてまた歩き出せる。


そう思って、ていうかそう自分に言い聞かせるように、あの城壁の中で濡れながらボソボソと歌詞とメロディを口ずさんで曲を作った。



大好きな大好きなこの曲。

自分の曲はどれも名曲だって思えるもんだ。
















今日もフィラハのホコ天へ。









いつものポジションに行くと銅像パフォーマーがいた。





全身緑色で、町のお掃除をしているスタイルだ。


横にはゴミ箱があり、ゴミが満タンに入っていて、鳩まで止まってるという凝りよう。


こりゃ面白い。

町の人たちを笑顔にする素敵なパフォーマンスにチップ。











仕方ないので銅像さんから少し離れた場所で開始したんだけど、なにやら今日は人がやけに少ない。


いや、平日だったらこんなもんなのかもしれんけど、昨日めっちゃたくさん人歩いてたのになぁ。


なんとかいい声を出そうと頑張って歌うが、人が少なくてチップもまばら。


今日も2時間で終わることにした。


晴れてるのに2日連続で2時間とかたるんでるなぁ。









「うーん、カンちゃん明日どうしようねぇ。ハルシュタット行ってみる?」



「ハルシュタットどうだろうねー。中国人ばっかりだけど入れてくれるかなぁ。」



「そもそもあんなに観光客いるのにあそこでパフォーマンスしてる人いないよね。規制されてるのかな。」



「わかんないねー。やるだけやってみる?」



「ていうか……………先にバートイシュル行っちゃう?」



「…………バートイシュルでございますか?あのバートイシュルでございますか?」



「そうです。あのバートイシュルです。」



「……………………」



「…………………どうしたのカンち、」



「グギャウ!!グギャウ!!ガウガウ!!ハンバーガー!!ハンバーガー!!パラディソ!!ギャウ!!!」




神田さんがハンバーガーゾンビに変身しました。


そう、この稼げる国オーストリア、その中で1番稼げる町、それがバートイシュル!!!!



山の中の温泉保養地で、ハルシュタットや湖畔の可愛らしい世界遺産の町に囲まれためっちゃ綺麗なところだ。


観光客も多いし、小ぢんまりしていてとても滞在しやすいところ。



そんなバートイシュルには俺たちが愛してやまないバーガー屋さんがある。


去年もこのバーガーを食べるためだけにバートイシュルまで行ったりしてたくらい、このバーガーが大好きで大好きでしょうがない。


ついにあのバーガーにありつける時が来た!!!!




「よーし!!そうと決まればパラディソバーガー食べるぞー!!」



「グギャウ!!ギャウギャウ!!!フシュルフシュル………!!!」








行きたい町はある。

稼げるところもだいたい頭に入ってる。


でもそこだけでずっとやってたら苦情に繋がるし、町の人たちにも飽きられる。


バートイシュルはオーストリアの中でも別格に最高だけど、ちゃんと日程を考えて、やり過ぎないように気をつけないといけない。


上手いこと町と付き合っていかないと。






それにしても今はまだギリギリサマーシーズン。


保養地であるバートイシュルはとんでもない賑わいが予想される!!


となると他のパフォーマーが乱立していて、あのメインストリートが埋め尽くされてるかもしれん!!



今俺の中で世界で1番稼げる町、バートイシュルが前回と同じくやりやすい環境であって欲しいなぁ。










出発前にオーストリアのどこにでもあるチェーン文房具屋さん、リブロで新しい財布購入。





これ財布!?って見た目だけど、めっちゃ便利。


シンガポールでお会いしたミエコさんからいただいたケースだったんだけど、入れるところがふたつあってコインもたくさん入るし、路上ミュージシャンにとってめっちゃ使い勝手がいい財布だった。


ユーロ圏では、1ユーロと2ユーロコインを上のチャックに、それ以下のセントコインを下のチャックに入れてる。


コイン持ちの路上ミュージシャンにはめっちゃ便利。



というわけでまったく同じ形のやつゲット!!



ミエコさん!!ボロボロになるまで使わせていただきました!!ありがとうございました!!!























フィラハを出て、ひたすら山の中を走り抜けていく。


チロルのアルプスはまだまだ手をゆるめてくれず、ヘアピンカーブの連続で何度も何度も山越えをしていく。


峠ごとに現れる高地の町はどこもスキーリゾートで、無数のリフトが周辺の山に張り巡らされている。


今は閑散としている大きなホテル施設とかも、冬になったらとんでもない活気で賑わうんだろうなぁ。


そびえる山々が、夕日に照らされて寂しげに空に取り残されている。
















この日の晩ご飯は豚汁とキュウリの酢の物。


スーパーのアジアコーナーで胡麻油が買えたんだけど、胡麻油の香りってめっちゃ食欲をそそるよなぁ。

胡麻油あるだけでめっちゃご飯の幅が広がりそう。









カンちゃん美味しいご飯いつもありがとう!!


日本帰ったらこんなの毎日食べられるんだなぁ。


逆にケバブが食べられなくなるなぁ。

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