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シチリアで中国人の友達とレンタカードライブ



2017年6月9日(金曜日)
【イタリア】 タオルミナ ~ チェファルー





朝、ローマ劇場遺跡に行ってみたら入場料が1人10ユーロだった。






1240円。


高い。



2人で2500円はなかなかだ。






まぁいっか。

これまで数えきれんくらいローマ劇場は見てきたし、シチリアの後にはマジのローマに行って遺跡祭りだ。


そこで思いっきり堪能しよう。





ちなみにこれが中の様子みたい。




今はもっと整備されてるんだろうけど。

























朝の旧市街はまだ人出も少なく、新鮮な朝日の中でカフェの店員さんがオープンの準備をしている。


いい町だったなぁ。

でもまだここはシチリア最初の町だ。


もっともっと行くべき場所はたくさんある。




日本人のおじちゃんおばちゃんグループがわいわいと歩いているのに混ざってタオルミナのホコ天を抜け出した。

























「おはよー。ザオシャンハオー。」



「あ、オハヨウゴザイマスー。」




旧市街を出て昨日のジミーとウーピンちゃんの泊まってるホテルにやってきた。


明日の朝、ご飯作るからまた食べに来てねと言われていたのだ。


優しいなぁ。




ウーピンちゃんの作ってくれたパスタは朝ごはんにぴったりのさっぱりとした味。




でもちょっとピリ辛なのはウーピンちゃんが辛いものを食べる地方の出身だからなんだそうだ。







今回ジミーたちは休暇と仕事を兼ねてヨーロッパに来ており、15日間滞在して中国に帰る。


深圳の家に帰ればまだ5歳と3歳の子供が2人のことを待っている。


小さな子供を親に預けて夫婦2人でシチリアとか素敵やなぁ。



日本だったら、親なのに、って白い目で見られるだろうけど。








そんなジミーたちの旅行も今日が14日目で、明日カターニアの空港からフライトになる。


今日が最後の日。



なんだけど、まだどこに行くかとか何をするかとか決めていないんだそう。




「よかったらフミたちの行き先について行っていいかい?僕らは今日のうちにカターニアに戻るから。」





お、そういう流れ?




彼らもカターニアの空港でレンタカーをしており、車持ちだ。


何も決めていないので俺たちの目的地まで着いて行って、時間がきたらカターニアに戻るという。



もちろんオッケーだよ。2人となら楽しいドライブができそうだ。

















というわけでホテルをチェックアウトしたジミーたちと2台並んでのドライブがスタート。


なんか最近このパターン多いな。




「はぁああ!!2人が着いてきてるからナビ間違えられん!!緊張する!!ここ右!!嘘!!まっすぐ!!嘘!!やっぱり左!!とみせかけて右!!」



カンちゃんのドキドキナビにフェイントウィンカーをつけたりしながら一緒に走っていく。








タオルミナの山を降り、海岸線を走っていく目の前には大きな大きな山がそびえている。


雄大なその頂からは噴煙が立ち昇っており、青空にのびている。



あれはエトナ山という活火山で、このシチリアの象徴的な山らしい。


ジミーたちは数日前にこの山に登って噴火口まで見に行ったみたいだ。






シチリアってただの小さな島のイメージだけど、実はたくさんの山を擁する大自然の島なんだな。
















しばらくして内陸部に入り、ぐんぐんと標高を上げて走っていく。


周りにはのどかな山並みが広がり、その中にポツポツと古びた隠れ里のような町が見える。





俺たちの今日の目的地は北部の海沿いにある小さな町、チェファルー。


シチリアに来た最大の目的であるニューシネマパラダイスのロケ地は、このチェファルーの先にある内陸部の奥地だ。



そこにたどり着くまでにテキトーに地図で綺麗そうな町を選んでいこう。


きっとシチリアならばどこに行っても美しい町に出会えるはず。































いくつもの小さな町や村を通り過ぎていく。


町の中に入ると道はとても細くなり、昔からの街道といった雰囲気で風情がある。



ベランダの花々、道端のベンチでお喋りするお爺さんたち、壁のはがれたアパート、


その全てがノスタルジックで、胸が締めつけられる。


いいなぁ、シチリアいいなぁ、ヨーロッパでこれほどまでに郷愁を誘う景色がある場所、他にないよ。



噴煙を上げるエトナを眺めながら、何度もヘアピンカーブを曲がった。
















2台で並んで走っているのであんまり俺が自分勝手に綺麗な場所で車を止めるのも悪いかなと思っていたんだけど、どうやらジミーたちも写真が大好きで、どんどん止まってよ!!と言ってくれた。



そういうことならばと、山道で景色が綺麗なところを見つけるたびに車を脇に寄せて美味しい空気を楽しんだ。













みんなで写真を撮り、背伸びして、飲み物を飲む。


眼下に広がるのはささやかな集落や、森に隠れた小さな町。



中国人2人と日本人2人、最高のドライブだな。













途中の町でスーパーマーケットのリドルに寄ったんだけど、激安スーパーのリドルの値段にジミーたち大喜びでたくさん色んなものを買っていた。



「すごい!どうしてこんなに安いんだい?ワインも買っていこう!」



お金持ち中国人の2人なら旅行先でリドルなんか行かんよね。


たまにカビ生えてるから気をつけてね。


















しばらくクネクネの山道を走り、やがて山を越えて下り坂になってきた。


すると大きなカーブを曲がったところで、真っ先な海が見えた。


おおおおおおお!!!!めっちゃ綺麗!!!!








すぐさま脇に車を止めると、ジミーたちもすぐに車を降りてきてみんなで海を眺めた。



いやぁ………シチリアの海ヤバすぎるよ…………






あまりにも青い海がどこまでも広がっており、水平線に遠くうっすらと山が見えた。


あれはイタリア本土の山影だ。



タオルミナで地元の人に聞くと、シチリアは南東部がオススメって話だったんだけど、北部の海もこんなに綺麗なんだなぁ。









するとジミーがさっきリドルで買ったパンをくれた。


普通のチョコチップのパンなんだけど、それがやけにうまかった。



牛乳をコップに入れてくれ、パンと一緒に飲むとたまらなく美味い。




「イタリアのパンって美味しいよね。僕らはよく食べてるよ。」




そっかー、こういう菓子パンを朝ごはんにしてみるのも悪くないなぁ。



パンを食べ、牛乳を飲み、しばらく山の上からの景色を楽しんだ。





















山を降りたらウーピンちゃんがトイレに行きたかったようなので、田舎の町にあるカフェに寄ってみたんだけど、ケースの中のジェラートが気になったので食べてみることに。


2回もすくってたっぷりとコーンに乗せてくれる田舎のおばちゃん。



お、おお、そ、そんなに乗っけたら結構値段するんじゃないかな………………








と思ったらなんと1.5ユーロ。180円。





ぐおおおおおお!!!!!田舎安いいいいいいい!!!!




高級保養地のタオルミナにいたから金銭感覚おかしくなってたけど、これがイタリアの普通の値段なんだよな。


タオルミナならこのジェラートで2.5ユーロはしてた。




味はもちろんレモンとピスタチオ!!!


どっちもシチリアの名産!!!



な、なんて贅沢なんだああああああ!!!!!!




そして食べた後には口直しにエスプレッソですよ。


これがイタリアーノです。



気取りじゃなくて、これが爺ちゃんも婆ちゃんも、工事作業員も小学生もやってる普通のコンビネーション。



はぁ…………そろそろ胸毛生えてきそう…………























きらめく海岸線をのんびり走り、17時くらいにようやくチェファルーの町に入った。


小高い岩山が海沿いに立つ小さな町で、ここもいつも通り道幅が狭く、雑然としている。



でもそれがまたいい雰囲気だ。







俺たちだけなら町の中をぐるぐる見て回って無料の路駐場所を探すところだけど、ジミーたちの時間があまりないのですぐにそこらへんのパーキングに車を止めて町歩きに出かけた。


駐車場の値段は5時間止めて6ユーロ。740円。



6ユーロだけどいい?と聞くと、平然といいよと言うジミー。


俺たちみたいにチマチマしてない!!
















地図を見ると、さっきの海沿いにあった小高い岩山に登れるようになっており、上に城郭や城壁があるみたいなのでまずはそこから行ってみることにした。



「ジミー、大丈夫?ちょっと山登りになるけど、ウーピンちゃんも大丈夫かな。」



「大丈夫だよ。今日は俺たちは旅のプロ2人に着いて行くから、お任せするよ。」



「マーボートーフマーボートーフー!!」




気にしないでー!!と笑顔のウーピンちゃん。


よーし、きっと景色も綺麗だし、なにか遺跡もありそうだからトレッキングいってみよー!!










そしてまだ登り口に差し掛かる前の坂道で死にそうな顔になってるウーピンちゃん。






「う、ウーピンちゃん、大丈夫………?」



「ホイコーローーー…………タンタンミェン。」



今にも魂が抜け出るかキレてしまうかわからない表情のウーピンちゃん。



ご、ごめんね…………

























山の入山料に1人4ユーロ、500円かかったんだけど、上の展望スペースからの景色はとんでもない絶景だった。




どこまでも広がる真っ青な海!!


その海にポコンと飛び出したチェファルーの旧市街!!







一目で旧市街だとわかるそのエリアには、古い建物が密集しており、中央に広場と大きな聖堂が立っていた。



目をみはるほどの青と、赤茶けた色に統一された町並み、



その向こうには長いビーチが弧を描いてのびており、たくさんの人たちが海水浴をしているのがここからでも見えた。










すっげええええええええ!!!!


チェファルーすげぇ!!!!なんて美しい町だ!!!!



ていうかさっき車で町に入った時に、看板にユネスコと書いてあったんだよな。



テキトーに選んだ町がヨユーで世界遺産というシチリアの実力!!!


















あまりの美しさに心を奪われるのはこのことってくらい、見入ってしまった。


ああ、なんて綺麗なんだよ。海も町も。









旧市街の裏手に立つこの岩山にはお城の廃墟や崩れたいくつかの教会跡や民家の名残があり、それを回りながらのんびり歩いた。


観光客はまばらで、裏山を散歩してるような感覚だ。


散歩コースがこの美しさってすげぇところだよなぁ。



頂上のお城まで行ってみようかなとも思ったけど、これ以上登ろうと言ったらウーピンちゃんが発狂するかもしれないので、これくらいでトレッキングはやめて町に降りた。






























さっき上から眺めた旧市街も、もうとにかく綺麗。


真ん中に賑やかなメイン通りがあり、そこから両側に無数の小径がのびている。



建物はすべて古びた中世のもので、ベランダで洗濯物が干されており、人々の生活が当たり前に営まれている。
















土産物屋さんも多くて、レストランやカフェまみれではあるけど、タオルミナよりももっとローカルな空気が漂う田舎の町だ。


観光客よりも現地の人の姿が多い。


いいなぁ、なんかもう全部いいやん。




町の真ん中にある教会前の広場では今まさに1組の結婚式が行われていたんだけど、ドレスアップした参列の人たちのエレガントさがもうなんかゴッドファーザー。


完全に映画のワンシーン。



















おじさんたちがマーロンブランドに見えなくも、ないことないか。



ただのアントニオさん。







この人は確実にアントニオ。







































それから町の裏にある磯でパシャパシャと遊び、いい時間になったところでディナーに行くことに。



まだこの町のことを何ひとつ知らないので、とりあえずそこら辺にいた人に声をかけて、ジェスチャーで、どこのレストランが美味しい?というのを聞いて、何軒かオススメを教えてもらった。



イタリア人って英語は喋れないけどみんなめっちゃ優しくて笑顔が太陽みたいだなぁ。


みんな肩に手を乗せて大事そうに話してくれる。






ていうかジミーたちっていつもどんなレベルのレストランに行ってんだろ。


節約して安めのレストランなのか、めっちゃいいところなのか。



おいおい、こんな安っぽいしょうもないレストランに俺たちを連れて行くのかい!?中国人はステータスを重視するだよ!!なんて思われたらどうしよう…………







ちょっとドキドキしながら旧市街の奥にあるレストランにやってくると、めっちゃいい感じの上品なところだった。






お、おお、ジミーたちにはいいかもしれんけど、こいつはなかなか高そうだな…………

お金足りるかな……………


お店の前の歩道にはテラス席が何席も出されてワイングラスが綺麗に並べられているんだけど、見事にすべてのテーブルにリザーブの紙が置かれていた。


こりゃ相当な人気店だな。












いやぁ、それにしても、ああ!!なんか鼻がムズムズする!!あ!ハウスダストがキツイ!!この店のハウスダスト無理!!よし!!ならあっちのピザ屋にしよう!!という芝居をうちかけたけど、運良く店内の席には座ることができてしまう。



ふううう………ビール1杯4.5ユーロですか、560円………


高ええええ………………











まぁ、いっか!!ここはシチリア!!



多少高かろうが、この美食の島でどっか1軒くらいはいいレストランに行こうと思ってたし、いい機会だ!!


よっしゃ美味しい美食かかってこいいいいいいいいい!!!!!


度肝抜いてくれえええええええ!!!!!














なんだいこりゃ?













なにこの料理名がない系の料理。





どうやって食べればいいんですか?





「フミ、いいお店に連れてきてくれてありがとうね、どう?その料理は美味しい?」



「いやぁジミー!なめてもらったら困るよね!!俺たちなんかいつもケバブ……じゃなくてこんなレストランにばっかり来てるからもっと高級なお店にしたほうがいいか迷ったんだよね!!ちょっと安っぽいよねこの店!!この壁紙とかさ!!ていうかこの料理どうやって食べればいいんですか?」




マグロのすり身を軽く炙ったものになんかカリカリしたやつ巻きつけた、美々津出身者には伝説のアイテムかなんかにしか見えないものをいただきました。



あんまり美味しくなかったです。



いや、普通に美味しかったけど、マグロのすり身にはもっと美味しい食べかたがあると思いました。




カンちゃんはシーフードパスタ。





これもこの前サンマリノで食べたシーフードパスタに比べたら残念なものでした。






ぐうう…………人気レストランなのに、無念…………!!


45ユーロくらいしたのに!!5600円。














もちろんそんなこと一言も言わずにジミーたちとの食事を楽しみ、レストランを出たらジミーたちもそろそろ帰る時間に。














すでに19時過ぎ。


高速でかっ飛ばしてもカターニアまでは2時間はかかるだろうな。




「楽しかったよ。2人のことが恋しいよ。必ず深圳に遊びに来てね。」



「シンチェンシンチェン!!カムカムー!!」




駐車場で握手をして2人の車を見送った。



あー、たった2日。


ていうかめっちゃ急展開だよなぁ。



昨日の夕方に出会って、それから晩ご飯一緒に食べて、一緒にドライブして山登りしてディナーを食べて。


仲良くなれる人とは一瞬でこんな深い関係になったりするんだよなぁ。






すごい楽な2人だった。


こんなに空気の合う人と友達になれてマジで嬉しいよ。


またひとつ中国に行く大きな理由が増えたなー。




ジミー、ウーピンちゃん、今度は深圳で会おう!!!

楽しい2日間をありがとう!!!










さてー、明日はこのチェファルーの町で路上頑張るぞー。








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