スポンサーリンク





死ぬほど美味いパスタを食べたいならサンマリノ



2017年6月2日(金曜日)
【サンマリノ】 ~ 【イタリア】 ウルビノ






サンマリノの朝ーー!!!






目の前に広がる丘陵地、まばらに散らばる民家、なんてことないただの田舎なのに、ここは1個の独立した国だ。



謎すぎる。



ここ俺たちの国ー!!って名乗ったら国として認められるのか?


国ってどうやって成り立つんだ?




なんかもうよくわからんくて調べてみたら、サンマリノの人口、3万2千人!!!



少なっ!!!日向市より少ない!!!





4世紀の初めにマリーノさんという石工がこの地に住み着き、キリスト教徒の共同体を作ったのが起源なんだとか。



世界最古の共和国で、世界で3番目に小さい国。



山手線とだいたい同じ大きさらしい。







すげぇなぁ…………国ってなんなんだろ。



国じゃなきゃ嫌だ!!って戦争する人たちが世の中にいるけど、国じゃないとダメなのかな。


マンションじゃなくて一戸建てが欲しいのかな。


いろいろあんだろな。



さぁ、サンマリノ探検だ。
















こんな小さな国なので、中心部に車で行くと駐車場がない可能性があるので、この寝床のパーキングに車を止めてバスで中心部に行くことにした。


少し歩いたところの集落にバス停があり、そこで待っているとサンマリノ行きのバスがやってきた。


ここはサンマリノという国だけど、中心部の町のこともサンマリノというみたい。







バス代いくらかなーと思って乗り込むと、あれ?お金を入れる機械がない。


その代わりチケットに刻印する機械だけがある。



あ、これもしかしてバス内でチケット買えないパターンのやつか?



運転手のおじさんが、チケットはタバコ、タバコだよーと言っている。



どうやら町のタバコ屋さんでバスチケットを買ってから乗り込むというシステムらしい。



面倒くせえ!!

バス内でも買わせてよ!!!



たまにこのシステムの国があるけど、本当旅行者にとっては厄介だよなぁ。






マジかどうしようと思っていると、バスの中に唯一乗っていたおばちゃんが、私のチケットをあげるわと言ってくれ、1枚1ユーロ、120円で売ってくれた。


グラッツェグラッツェとお礼を言うと、プレーゴと言いながらニコニコしていた。




あー、サンマリノ人優しい。


ていうかほぼイタリア人か。


いや、やっぱりちゃんとサンマリノ人って呼ばなきゃな。

















バスはぐんぐん坂道を上っていく。


ヘアピンカーブをいくつも曲がり、上へ上へと標高を上げていくんだけど、そんな急斜面にも民家がたくさん密集している。


一つの山自体が国になっているので、狭い面積に建物がへばりついている感じだ。





そうして山の中腹まで行ったところでバスが止まり、そこで降りるとすごい景色が広がった。






どこまでも広がるうねる丘陵地帯。


農地がつぎはぎのパッチワークのように色を変えており、その向こうにアドリア海がかすんでいる。


空はひたすら青く、天の恵みである太陽の光がさんさんと降り注ぎ、大地をまばゆく照らしている。



うわぁ、綺麗だなぁ。


きっと何百年も昔から何も変わらない風景なんだろうなぁ。





















そこから歩いて山の頂上を目指していくと、森の遊歩道を抜けたところで大きな石の砦が姿を現した。






この大きな岩山の頂上、その稜線に3つの大きな砦が大地を見下ろすように建てられていた。




すげええええええ!!!!

なんだこのファイナルファンタジー感!!!










なんかまるで、この岩山の中に誰も行ったことのない深い深い洞窟があり、千年前にとある勇者がその洞窟の底に伝説の剣を隠して、その剣がここにある限り王国は栄える、とかいう話をひいひいひい爺ちゃんが子供の頃に爺ちゃんから聞いたことがあるっていう古い言い伝えが残ってそうな、そんな中二病が噴き出しそうなアレ!!!




すげええええ………………



ドラゴンとか余裕で飛んでそうだわ……………





きっと昔はこうした山の上の小さな国がヨーロッパ中に存在していて、それが侵略されたり統合されたりしながら姿を変え、今現在に至る国になっているんだろうな。



このサンマリノはそうした時代の流れに取り残されながら自分の領地を守り続け、国として今も存在しているのか。


サンマリノはなんかそういった古い伝承を今に伝える化石みたいな国だ。







ちなみに砦の入場料はそれぞれ4.5ユーロ、550円。


5ヶ所くらいの名所の共通券が10ユーロ。1240円。


お金ないからここは節約しといた。



景色や雰囲気は外からでも満足できるくらい素晴らしいです。




















お城の横を通っていくと、いくつかのお土産物屋さんやカフェ、レストランが並んでおり、たくさんの観光客で賑わっていた。



ほとんど欧米人で、アジア人もいるけど中国人はあまりおらず、だいたいツアーの日本人だ。


このサンマリノに行くツアーって、渋いチョイスなんだろうなぁ。



ていうかイタリアに入ってから思うんだけど、あの世界中どこにでもいる中国人観光客がここにはほとんどおらず、日本人観光客が幅を利かせてる感じだ。








頂上の観光エリアを降りていくと、細い細い急坂が続いており、くねくねと曲がりながら山の中腹へ下っていく。




その両側には古びた中世の建物が密集しており、本当に山自体が町というか国だ。



ここを兵士たちが歩いていたってのが簡単に想像できるし、映画のロケでもそのままいけそうな歴史的な景観。



サンマリノ旧市街は世界遺産に登録されている。













そしてもう少し降りていくと、パッと視界が開け、賑やかな場所になった。


たくさんのお店が並んでおり、観光客も多いけど、ここがサンマリノの1番の中心部なのかな。





さて、というわけで路上やりましょうか。





ぐおおおおおおおお!!!!緊張する!!!


こんな中世の国のど真ん中でギター弾いて歌うとか大丈夫なの!?!?




ていうかジョークのネタがわからない!!!


サンマリノの情報が皆無すぎて、俺のなになにをあの子のなになににっていういつものアレが全然出てこない!!!


俺のサンをあの子のドーターにマリノしてやる!!とかそんなもんしか出てこない!!!





あ、俺のサン、ってなかなかいいな。よくないか。





どうにでもなれコンチクショウ!!!!!



















あれ?



結構反応いい。



え?なんかすごいウェルカムな感じ?





ぽんぽんコインが入って、たくさんの人が足を止めて拍手してくれる。



あれあれ?しかも入れてくれるのはほとんど観光客だ。


昨日のあの路上でイタリアでのバスキングに絶望的になってたのに、どうしたんだこれは?





もしかして、イタリア人が路上にお金を入れてくれない分、観光地に来てる外国人が入れてくれるってパターンなのか?



もしそうだとしたらイタリアには観光地はゴマンとあるし、やる場所には困らない。




おお、これってもしかしてそういうことか?



イタリアでの活路が見えたんじゃないのか?











「ハーイ!!最高だよ!!素晴らしい声だね!!」



「あ、ありがとう!!ところでお2人はどこから来てるの?」



「イタリアの南のほうだよ!!南イタリアはとてもいいところだから、もし行くならきっと好きになると思うよ!!」




なるほど、同じイタリア人でも地元の人ではなくて観光に来てるイタリア人は反応してくれるのか。








路上ってのはだいたい地元民狙いが一般的。


派手なアクション系だったら観光地で観光客を集められるけど、俺みたいな地味な弾き語りは地元民狙いだ。



なのでいつも観光地ではほとんど稼げないんだけど、それがイタリアではちょっと違うのかも。



まだイタリアで回数をこなしてないからわからないけど、もしかしたらこれがこの国での稼ぎ方なのかもしれん。






30分くらいして警察がやってきてここで路上はダメだよと止められてしまったけど、大きな収穫だ。


これから先のイタリアは観光地狙いでやってみよう。


あがりは30分で22ユーロ、2700円。






カンちゃんと同じ人類とは思えない。





って言ったら、フミ君もやし!!って言われた。


アジア人はちんちくりん。




























イタリアの女の子って黒髪に小麦色の肌で、すごくセクシー。




エキゾチックで、憂いがあって、男心をそそるなぁ。

























さて、せっかくサンマリノっていう違う国に来たんだから観光と路上だけで出て行くのはもったいない。



そして今日は記念日ウィーク2日目。


俺とカンちゃんが付き合い始めた記念日。





できれば何か美味しいものを食べたいなぁと思っていたんだけど、そこはカンちゃん。


美味しいものを探すことにかけては南花台で3本指に入るカンちゃんがネットで調べて1軒のレストランを見つけている。



日本人のご夫婦旅人のブログで書いていたんだけど、そこのレストランのシーフードパスタが死ぬほど美味しくて、もう一度食べるためだけにホテルを延泊しようとしたほどなんだそう。



そこまでのお店があるんだったら是非とも行ってみたい!!!!














というわけでやってきたのは岩山の麓にあるローカルエリア。



地元の人がウロウロしている静かな住宅地の中にポツリと目立たないレストラン、リノがあった。










中に入ると飾らない普通のお店で、地元の人が1組だけご飯を食べていた。


ローカル向けの食堂って感じだ。


















ふーん、まぁ雰囲気はいいんじゃない?



ていうかさ、俺ほどのグルメになったらパスタみたいな気取った料理とか眼中ないんだよね。



日本でもパスタ屋さんとか行ったことないっていうかー、唯一食べてみたいパスタっていったらトニオさんの娼婦風スパゲティーっていうかー、それをシーフードパスタ?




はっ!!俺宮崎出身ですよ?


おぐらのちゃんぽんより美味いシーフードの麺料理があるなんて言ったら爺ちゃんに焼き殺されますよ!!




だいたいシーフードパスタとかそんな横文字のカッコつけた食べ物、都会のOLじゃねぇんだから九州男児は黙って焼きそば食っとけコノヤロウ、ほう?












ほうー、アレですか、メッシャーですか?






ふーん、まぁ都会のOLなら大喜びですよね。

そりゃわかりますよ。



でもこちとら九州男児ですからね。貝なんて醤油飲みながら殻ごと噛み砕いてやればいいんですよそんなもん。



こんな横文字のハイカラな食べ物、なめてもらったら困るよね!!!!!




じゃ、箸を取り出しましてー、








「フミ君、それ箸じゃないよ。」



「おおおっとうううぅ!!!知ってるし!!なんか細長いプリッツ的な食べ物だよね!!いやー、俺ってマジこれに目がないっていうか中学生のころからこれがないとダメだった?みたいな?いやー、困るー、メッシャー困るー。」






















カペッ!!!!!


















カペペ!!!!!!







「フミ君、どう?」



「いやー、カンちゃん、そんなにビックリしなくていいよ。まぁこんなもんだよね。あー、期待しすぎたかなー。まぁおぐらを超えることなんてできないよね!!ていうかトイレはどこかな。クソが漏れたみたい。」







これはマジでやべえええええええええええええええええええええええ!!!!!!




ちょっ!!!これはマジでヤバい!!!!!








ちょっ!!!これはマジでヤバい!!!!!













え?!?!ちょっ!!!これはマジでヤバい!!!!!












ちょっ!!!これは!!!!











マジで!!!!!














ヤバい!!!!!













え!?





これは!!???












マジで!!!?????










言い過ぎ。



いや、言い過ぎじゃない。



これはマジで信じられんくらい美味しい!!!!




「カンちゃん!!!こんな美味しいシーフードパスタある!?!?」




「うっま、これうっま。こっちのリゾットもうっま。」




シーフードパスタとエビのリゾットも注文したんだけど、どっちも超絶美味しい。







魚介のダシ、ソース、パスタ、全部極限。




リゾットもすっごい。



絶対これトニオさん作ってる。



体の悪いところ全部完治。




ええええええ!!!!!イタリア料理こんな美味しいの!!!!????


美味しいとは思ってたけどこいつはマジでヤバい!!!!!!




あまりの美味しさにこれ確かにもう1泊しようかなってなるわ!!!!!






ひと口ごとにテーブルひっくり返すくらい悶絶しながら完食。


しかも量もたっぷりで、お腹いっぱい。



スパークリングウォーターもめっちゃ美味しい。






しかも!!!!!!!!






なんと普通サービスフィーが足されるイタリアのレストランにおいて、ここのレストラン、サービスフィー無し!!!!!!!



神ですか?


ただの神ですか?




この神の食事が会計なんとたったの23ユーロ!!!!2800円!!!!!!!



食後のエスプレッソまで飲んだのに!!!







あ、ここイタリアじゃなかった。サンマリノだ。





すげええええええええええええええええ!!!!!!!!




あまりにも大満足すぎてチップ置いたわ!!!!

これはチップ払うわ!!!!




「カンちゃん!!!!こっから先もずっとこんな美味しいの!!?イタリアのパスタこんなに美味しいの!?」



「わかんない!!多分ここがかなりクオリティー高いんだと思う!!全部こんなではないと思う!!!」





はぁ…………死ぬほど大満足。


これだけでサンマリノ来る価値あるわ……………




今回の旅では結構美味しいものたくさん食べてきたけど、確実に一生記憶に残る美味しい食べ物リストのひとつだわ……………



あー、嬉しい。



マジで、参考にさせていただいたブログ主様!!ありがとうございました!!!



これからサンマリノに行く人は、騙されたと思ってこれ食べてください!!


全然美味しくないし、っていう人がいたら僕がその代金お支払いします!!


嘘です!!しません!!!





あー、サンマリノ来てよかった。


















超絶幸せな気持ちでレストランを出たらこれでサンマリノでやりたかったことは完了。






さて車に戻るかーと、バスを探したんだけど、朝乗ってきたバスがなかなか見つからない。



サンマリノって小さな国なのでしっかりバスが充実してるのかなと思ったら、イタリア側の最寄りの都市であるリミニからの往復バスは頻繁に出てるくせに、国内の循環バスがあんまりない。


ちなみにリミニをつなぐバスは片道5ユーロ、620円。






おかげで太陽が照りつける中、坂道まみれの町を歩き回ってバス停を探し、へとへとになってしまった。



疲れ果てて地元の人に聞いたら優しく教えてくれたけど、それでもバスが来ない。


バスの本数少なすぎる。



直射日光の下で溶けそうになりながらバスを待ち、いい加減まったく来ないので、最終手段でヒッチハイクを敢行するも、まったく止まらない。







おい、これマジでどうする?


今日車にかえれるのか?と絶望的になってきた。


カンちゃんもゆでダコみたいに顔を赤くしている。





そして待つこと2時間。






ようやく!!ようやくバスがきた。


はぁ、マジで死ぬかと思ったわ。




みなさんもサンマリノの国内バスに乗る際は気をつけてください。



















やっとこさ郊外に止めていた車に戻ってくることができ、ソッコーでエアコンをかけて体を冷やし、走り出した。


坂道を登り、かなり標高の高い山の斜面を進んでいくと、町を抜け、田舎の一本道になる。



するとすぐに、そんな狭い道に簡単な看板が現れた。






どうやらここが国境だ。


なんのチェックもなく、ていうかここが国境だなんてこともよくわからないほど。



婆ちゃんの家の裏道みたいな感じだ。







いやぁ、すげぇ国だったなぁサンマリノ。


なんかヨーロッパの古き良き姿をそのままに残す古本みたいな国だったなぁ。



本当に来てよかった!!!!






















のんびりと車を走らせていく。









さっきサンマリノの岩山の上から見渡した丘陵地帯の中をトコトコと進む俺たちの車。


田園風景の大地がまるで海のようにうねっており、その波間に遠く小さな集落が散らばっている。


そんなうねりの頂上ごとに古いファンタジックな町が見える。



イタリアは海沿いばかりのイメージだけど、内陸もこんなに美しいところなんだな。
















今日はもうそこそこ遅い時間になってしまったんだけど、まだ日が長くて明るいので、このままもう1ヶ所だけ行ってみることにした。


サンマリノの近くにウルビノっていう小さな美しい町があるということをとある人から聞いていたんだけど、車で1時間くらいの距離だし、なんなら今日は金曜日。



もしかしたら夜に路上ができるかもしれない。



しかもウルビネは世界遺産の町らしく、観光客も多いはず。



だったらさっきの、イタリアは観光地が稼げるっていう方程式でいけるかも。




















というわけでトコトコ走ってウルビノの町に到着。


町の中心から少し離れた脇道に車を止め、ギターを担いで歩いた。



このウルビネの町、地図で見るとサンマリノと同じく山の頂上に築かれており、坂道だらけの路地まみれっていう雰囲気のある感じだ。



このあたりの内陸部の町はどこもこうした小さなお城の町が残ってんのかなぁって思いながら、見晴らしのいい場所に出てくると、









ズゴー!!!








ぐおおおおお!!!すげすぎる!!!!!




ものすごく巨大な宮殿が山の上にそびえ、その周りに小さな民家が密集して完全に映画の中の世界!!!!!


古びた建物は中世の姿そのままで、ファイナルファンタジー感が止まらない!!!!




なんだよイタリア、マジで他の国と遺跡のレベルが違いすぎる!!!!



こんなんがそこらじゅうに普通に残ってるとか半端なさすぎるぞ?!


あの美しいハプスブルクの帝国だったオーストリアですら可愛く見えてくるほどの歴史の分厚さ!!!!











興奮して急いでその城下町の中に入っていくと、マジでタイムスリップ。














小ぢんまりした町の中に蜘蛛の巣みたいに迷路が入り組んでおり、埃くさい歴史が漂っている。




建物の隙間から向こうに見えるのはのどかな丘陵地帯。


あっちの農道から遠征に行ってた兵士たちが隊列をなして帰還でもしてきそうだ。



ここもまた古本のような貴重な町だ。






























しかし残念ながら路上はできなさそうだった。


人出は半端じゃない。


この美しい世界遺産の町で、しかも金曜日。


ものすごくたくさんの人が城下町に溢れていたんだけど、町の中にあるカフェやレストラン、バーの前で、思いっきり野外ライブが繰り広げられていた。









今日が特別なのか、この町ではいつもそうなのかわからないけど、とにかく音の切れ目がないくらいあちこちでアンプをつないでライブが繰り広げられており、城下町全部がフェス会場みたいになっていた。



面白かったのはお城の真ん前でバンドスタイルでやってるグループがゴリゴリのメタルを演奏していたこと。



こ、こんな壮麗なお城の前でメタルて。






いやぁ、ミスマッチもまたヨーロッパらしい。






















ライブを見ながら一通り町の中を散策したけど、どこもそんな感じなので今日は路上は諦めた。



美しい町だけど先も急がないといけないのでウルビネは町歩きだけにして車に戻った。




あー、イタリア、マジでヤバい。


世界遺産多すぎだし、世界遺産じゃなくてもどの町も歴史ある重厚な町ばっかりだ。



こんなんひとつひとつ見て回ってたら何年かかるかわからん。




イタリア南下を始めてすでに数日経つのに、まだブーツの形でいったら膝下くらい。


こっから下にも無限に町がある。



こりゃフィレンツェでの知り合いとの合流に間に合うかな…………







ていうか後から知ったけど、このウルビノってあの有名なラファエロの出身地だったらしく、ラファエロの生家があったり、彼の傑作絵画が所属された美術館なんかがあったそうです。



へー、そうですかー。ってぎゃああああぉあああぉあ!!!!!!!


俺たちいつもこんなのおおおおおおおおおおおお!!!!!!!














この日はテキトーに走って景色の綺麗な丘の上で車を止めた。





夜の闇の中に、内陸部の集落の明かりがささやかに光っている。


静かな静かな丘の上に、遠く歴史の風が吹いてくる。





ふと気付くと、車の周りでホタルが光っていた。



なんつー演出だよ。イタリア本当、何回も言うけど半端なさすぎる。






記念日2日目は何もない丘陵地帯の中でホタルに囲まれて寝た。

スポンサーリンク



ブログのランキングというやつをやっています。
よかったらクリックして下さい。
クリックが投票の代わりになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村



世界中のホテルが予約できるサイトです。
家族旅行もバッグパッカーも、ここから予約してくれたら僕にアレがアレなのでよろしくお願いします! ↓↓