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次の旅は全裸にさせられて行けなかった場所



2017年5月18日(木曜日)
【エジプト】 カイロ ~






「あ、フミ君、窓の外見てみて。」




飛行機の窓から下を覗くと、茶色い大地が広がっていた。




どこまでも広がる乾いた土の世界。



その中に三角の尖ったものが小さくたっていた。



あ、ピラミッドだ。



気づくと、茶色い大地のあちこちにピラミッドが散らばっていた。






エジプトに着いた。


この国には有名なギザのピラミッド以外にも無数のピラミッドがそこらじゅうに残されている、というのは知っていたけど、こうして上空から見てみるとそれがよくわかった。


そして上から見ると、ピラミッドも小さなもんだ。



飛行機は、巨大なスラムみたいに古びた建物が密集するカイロの上空に入った。




























トランジット通路を通り、そのままゲートへ向かった。



次の飛行機で目的地に着く。

乗り換えの待ち時間は3時間。




夜通しの飛行機だったので頭がぼんやりする。


でも新しい旅に向けてアドレナリンが出て、変なテンションだ。






免税店の前を通るとエジプトらしいお土産物がたくさん売っていた。





それらは古代のファラオたちの服装で、エジプトらしいものではあっても、アフリカらしいものではない。





不思議な衣装だよなぁ。


でもこれまたアフリカの一部なんだよな。


アフリカって本当に色んな顔があったよなぁ。



ディープだったなぁ。

















ムスリムの人たちに混じってエジプトエアーの飛行機に乗り込むと、順調に離陸した。



そしてしばらくして窓の外を眺めると、そこには陸地と海が見えた。


陸地が切れて、真っ青な海がどこまでも広がっている。







ここでハッとした。





あ、これで終わりなんだ。


ここで本当にアフリカ大陸ともオサラバなんだ。





いつかこの大陸に戻ってくる日が、この人生の中で訪れるだろうか。


それは俺たちが何歳の時だろうか。


俺たちの子供が大きくなって、1人で冒険するためにやってくるだろうか。


その時もまだアフリカは今のようなアフリカのままなのかな。






きっと、きっとアフリカはこのままだ。



何千年も前からこの地にはこの地にしかないものを守ってきてるんだ。


いくら文明が急速に世界を変えても、俺たちの短い人生の間に激変するようなことなんてないはず。



黒人たちの大地に根ざした暮らし、緑豊かな国立公園、野生動物たちの王国。


ジャングルの王者ターちゃんが夢見た未来を俺たちはきっと作ることができる。





バイバイ、アフリカ。


大事なことをたくさん教えてもらったよ。
























さて、次の目的地ですね。

この飛行機はどこにたどり着くんだろう?



ていうかフェイスブックで繋がってる人たちは、もう色んな投稿で知ってるんですけどね。


ブログでは書かないようにしてたけど、とっくにネタバレしまくってます。






今回の世界旅は前回行くことのできなかった場所、そしてカンちゃんと俺、2人の行きたい場所を旅しよう!!とルートを決めてきました。



前回行きたかったのに諦めたイギリス、アフリカはこれでコンプリート。


次はあそこ。





ついにだよ。めっちゃくちゃ行きたかったのに諦めなければいけなかったあの場所。


古くからの読者さんたちはきっともうお気づきだと思います。




そう、あの日、全裸にさせられなければ行けていた場所。























飛行機は3時間ほどのフライトで着陸。


到着したのは………………



























オーストリアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!







金丸文武&カンちゃん



次なる旅の舞台は、南ヨーロッパだコンチクショウ!!!!!!!!!



スイスのイミグレーション職員のバカ!!!!


あの時、カスタムの中で全裸にさせられてケツの穴まで見られた恨み、今こそ晴らしてくれる!!!!!








そう、あれは前回の旅の序盤………






ヨーロッパのシェンゲン協定というものの存在を知らず、90日しか滞在してはいけないシェンゲンエリアを110日も旅してたところ、見事スロバキアで逮捕。


罰金を払い、3ヶ月間シェンゲンを出て行かないといけないという処分を受け、ウンコ漏らしながらバルカン半島へ脱出。


そして中東、北アフリカを回った。







そして4ヶ月の後、モロッコからスペインへ。




シェンゲンエリアであるスペイン。


本当に戻ることができるのか?と思いながらのスペインインだったんだけど、まったく問題なく国境を通過。


よかったー、言われた通りちゃんとペナルティ期間は過ぎていたし、これでまたヨーロッパを回れるぞー!!と勇んで南ヨーロッパ旅を開始した。







が……………あれは忌まわしきスイス事件……………







スペインから始まった南ヨーロッパ旅は、フランス、ベルギー、オランダを経てドイツに入っていた。


そしてドイツのコンスタンツという町にある国境からスイスに入ろうとした時、イミグレーションで引っかかって個室に入れられた。



まぁ簡単な質問をされるくらいかなーと思っていたら、なんと職員が言い放った言葉。





「服を脱げ。」



「ええ!?服を!?わ、わかりました……………」



「おいソーローなにやってる。パンツもだ。」





そして全裸にさせられるという辱めを受け、さらにバッグの中を全部ひっくり返され、バルカン半島で出会った人にお土産としてもらっていた銃弾を発見され、ただの国際テロリスト扱いに発展。





「なんでお前シェンゲンにいるんだ?なんでこんなに着替えが臭いんだ?」



「え?だ、だってスロバキアで3ヶ月出て行けばまた戻ってきていいって言われたから…………着替えは臭くなるものです…………」



「前回オーバーステイしてシェンゲンから追い出されてるだろう?なのになんでまた戻って来てんだって聞いてんだコノヤロウ?ソーローか?」



「だ、だからスロバキアの警察にそう言われたので………ソーローかもしれないけど罰金も払ったし、それにホラ、これがその時の書類です。」



「スロバキアの警察はバカだから何も知らない、お前は本当は1年シェンゲンに戻って来ては行けなかったんだ。」



「そ、そんなこと言われても、スペインの国境でも何も言われなかったし、アルプスの少女ハイジとかマジでリスペクトみたいな感じっていうか、」



「4日以内に出て行け。」






という流れでハイジっていうか廃人と化してイミグレーションから蹴り出され、その日は魂抜けたまま呆然と過ごし、公園のベンチで寝袋かぶって寝た。


しかしもはや出ていかなければただの犯罪者なので、死に物狂いで朝から晩までスイスの路上で歌いまくり、バンパイアの家に泊まらせてもらったりしながら、マジでズタボロになって駆けずり回り、根性振り絞って金を作り、俺はスイスからカナダへ飛んだ。



あれが前回のヨーロッパの最後だった。








なので俺は行ってない。



スイスのアルプスも、

イタリアの遺跡にも、

ナポリのピザ屋も、

憧れのシチリアにも、

サグラダファミリアも、

南フランスにも、

モンサンミッシェルにも、




ヨーロッパを旅する旅行者たちが間違いなく行くであろうザ・ヨーロッパの数々にほとんど行くことが出来ないまま、俺は追い出された。


死ぬほど残念で残念で残念で、スイスのイミグレーションとスロバキアの警察の家の前にオシッコかけまくりに行きたかったのに、それもできなかったんだよなぁ……………




ブログの読者さんたちからのコメントでは、そうして行きたい場所を残しておけば、次にまた旅する大きな目的になりますよ!元気出してください!!って温かいお言葉をもらえたんだけど、その時はやっぱり悔しくて、次なんてどうでもよくて今を完璧にしたいんだよー………って凹んでたなぁ。





あれから4年か。


まさか今こうして、次、がやってくるとは。







吐くほど楽しみにしていたイタリア、そして南ヨーロッパ。



う、うわぁ!!!怖い!!

イタリア行けるとか楽しみ過ぎて怖い!!!!



世界遺産の数が世界一、美食まみれのあのイタリア。

バチカンやモナコやアンドラなんかの小国。


行けなかった超メジャーな観光地の数々!!!!




今年の夏は南ヨーロッパ制覇だ!!!!



















というわけでオーストリアのウィーン国際空港に着いた俺たち。


前回結構長めに滞在したので、イミグレーションで何か言われるかなー?と思っていたけど、どこ行くのー?って質問をされたくらいで2秒で通過。


ヨユー!!!





ターミナルに出ると、ビビるほど白人さんしかいない!!!!


ぐおおおおおおおおお!!!!!白人さんしかいないこの解放感と安心感はなんだああああああああああああ!!!!!!!



人種差別する気はさらさらないけど、どうしても黒人さんに囲まれていると気が張ってしまっていた。


アフリカ後半ではずいぶん慣れてはいたけど、やっぱり治安を考えると貧しい黒人さんたちの視線は怖かったんだよなぁ。



こっちじゃどんなに貧しいホームレスでもナイフでいきなり後ろから刺してくることなんてない。




でも逆に、空港職員さんたちの対応にはちょっと面食らった。


バス乗り場はどこですか?ってたずねたら、外よ、ってツンと言われた。



いやいや、バス乗り場が建物の中なわけないですよね?外なのは分かりますけど、外の右なのか左なのか、どこですか?


外よ。




冷たい…………





アフリカの黒人さんたちはめっちゃ丁寧に教えてくれたし、なんならダンスしながらノリノリでカモンこっちだぜベイビー!!って腰をくねらせて連れてってくれたりした。




すぐ声をかけてきたり、じろーーーっと凝視してきたり、それがうっとおしい時もあったけど、やっぱりヨーロッパに戻ってくると、あのむき出しの人懐こさとフレンドリーさはここにはない。




もちろんどっちかって言ったら俺はこのヨーロッパの空気のほうが好きなんだけど。


早いところ慣れないとな。


あー、アフリカはもはや遠い地だな。


















バス乗り場は確かにターミナル出口の目の前にあった。




ピカピカの先進国のバスはこれ以上ないくらいラグジュアリーで、南アフリカで驚いていたあのクオリティーがここでは最低クラスだ。


そうして1人7.5ユーロ、930円のバス代で向かった先はここ。














スロバキア、ブラチスラバ空港。






ここにやってきた理由はもちろんただひとつ……………














「あ、どうもー。」



「おー、君たちだね!もう車の場所も分かってるね!じゃ!これキーね!!なんかあったらメールか電話してね!!シクヨロ!!」





マジただの常連。


受付1分。


前回ここで6ヶ月も借りてたので、もはや俺たち顔パスです。





傷確認作業なんかもなんにもなく、鍵と書類を渡されて終了。



いつもの駐車スペースに行って車を探し出して勝手に乗ってってねというやりたい放題感!!


常連すぎる!!!!














そう!!!南ヨーロッパ旅ももちろんレンタカー!!!


本当今回アフリカでレンタカーをしてみてつくづく思ったけど、ヨーロッパでレンタカーをしない理由はひとつもない。





アフリカは確かにレンタカー代はそんなに高くない。


でも保険が高くて1日1300円くらいする。


道が悪いし、それくらい事故や盗難とかが起きるってことだ。


治安が悪いので毎日必ず宿に泊まらないといけないし、そう考えるとレンタカーしても結局色々高くついてしまう。







それがヨーロッパだとどうか。




レンタカー代はアフリカよりも断然安い。

保険代はフルプロテクションでわずか1日180円。

治安が良いのでそこらじゅうどこでも車中泊ができる。



そこそこデカい車中泊できる車が1日たったの1800円だ。



街に行った時の駐車場代やガソリン代を考えても、1日2500円くらい。



ヨーロッパは安宿でも2人で平均4000円くらいするし、移動のバス代、電車代を足したら1日軽く7000円はする。





格段に安く済む上に、バスや宿を毎日毎日ネットで探して予約する手間もないし、大きな荷物を抱えて雨に濡れながら歩き回る必要もない。



好きな時に移動して、好きな場所に行き、好きな場所でチェックアウトの時間を気にせず寝ることができる。





国境越えも問題ないので色んな国に行きまくり、


ガスコンロを買えば自炊で食費も抑えられる、


北欧に行くとしても食材やビールをドイツあたりでしこたま車に積み込めば、物価のクソ高いノルウェーなんかも恐るるに足らず。






マジで無敵。



山奥の村、小さな地方都市のお祭り、湖のあの対岸、あそこの山の上の展望台、



全部行きまくり。




ヨーロッパレンタカーのことを教えてくれたアユムさん!!今年もやらせていただきます!!!








みなみに、わざわざオーストリアからスロバキアのブラチスラバに来て借りる理由はもちろん断然に安いから。



今回ブラチスラバで借りたのはステーションワゴンタイプ。

3ヶ月で167400円。


これと同じのをウィーンで借りたら337000円。


シャレならんくらい高い。




今の所俺たちのリサーチでは、ヨーロッパでのレンタカーはブラチスラバ空港が最安。






ウィーン国際空港からお隣のブラチスラバ空港までは直通バスが出ており、値段は7.5ユーロ、930円。


移動時間は1時間半くらい。


なのでブラチスラバ空港に飛ぶよりも、ウィーン国際空港に飛んでバスでブラチスラバに行ったほうが安い場合が多いので要注意。



あと日本人だったらオーストリアとの二国間協定があり、オーストリアに180日滞在できるのでレンタカーのウィーン空港乗り捨てができるってのも素晴らしい。







「きゃあああああああああああああ!!!!!!神田さん!!懐かしい!!」



「うわあああああああ!!!!この車だねーー!!この車で北欧とか行ったよねーー!」



「この車で結婚式したしいいいいいいいいいいいい!!!!」




今回の南ヨーロッパ旅の相棒は!!!!



安定のシュコダファビオ!!!!






またお前か!!!会えて嬉しいよ!!!







俺たちファビオ乗りすぎ。



もうシュコダにスポンサーなってもらいたいですよ。



でもシュコダに車提供してくださいって前にメール送ったら超無視されましたけどね。


超無視て!!ウケる!!!






今回の南ヨーロッパ旅のためにレンタカーじゃなくて車を提供してくださいって日本・ヨーロッパの車会社にメールしまくったんだけど、返事をくれたのはスズキだけでした。


スポンサーゲットって難しいですね。



スズキさん、お返事ありがとうございました!!














返事はくれなかったけどシュコダファビオ、やっぱりいいです。


イギリスで借りた車みたいにめっちゃハイテクではないんだけど、ほどほどに新しくてほどほどにアナログなところがやりやすい。


イギリスのやつみたいに、中で寝てる時に寝返りうったら警報機がビービー!!って鳴ったりしないし。





そして俺たちはもうこの車のこと知り尽くしてますからね。

なんせ6ヶ月もこの車で暮らしてましたから。



鬼のスピードで2秒でシートを外して車中泊仕様にセッティング完了。




「フミ君、運転大丈夫?イギリスもアフリカもずっと左車線、右ハンドルだったから気をつけてね。」



「おーーーっとおおうう!!この丸顔ウーパールーパーちゃん!!俺の前世ヨーロピアンって知ってたかな!!もう僕って左ハンドルのほうが運転しやすいんだよね!!コマッチャウネ!!ウヒョウ!!」



「フミ君、そっち助手席だよ。」



「カペペッ!!!じょ、助手席のシートの具合を確認したかったんだよね!!バカ言っちゃいけないよ!!いやー!!フカフカ!!これならカンちゃんのお尻も大丈夫だね!!サテー!!いくぜー!!あれ?あ、あれ?ギアどこだ?ドアしかない。」



「フミ君、ギアは右側だよ。」






という安定のアレを一通りやってからレンタカースタートだぜコンチクショウ!!!!





み、右車線怖い!!!


車幅の感覚がつかめない!!!




いやぁ、前回も車の右側の感覚がつかめなくてミラー当てたりしたよなぁ。


今回はマジで気をつけないと。








そしてソッコーでやってきたのはここ!!!!





「うおおおおお!!!カンちゃんーー!!!!ヨーロッパ好きすぎて死ぬううううううううう!!!!!!」



「楽しいいいい!!!今回は車の中オシャレにしよ!!どんな家具置こうかなー!!」
















もう車中泊旅でどんなものが車の中に必要なのか完璧にわかってますからね!!


ミニマリストでいきますよ神田さん!!





イケアでゴミ箱とか枕とかの必需品を買ったら、次にやってきたのはここ!!!!!













ザラ好きすぎて困る。




「オラアアアアア!!!好きなもん買えやああああああああああああ!!!!!」



「ヤッバ。ヤッバい。吐きそう。嬉しすぎて吐きそう。」




もうザラに来るの超楽しみにしてましたからね。


神田さんにいたっては南アフリカの時点でネットでザラの商品を調べまくって何を買うか下調べしていましたからね。


気合いが違います。






だってアフリカではボロボロの服しか着てなかったしいいいいいいいいい!!!!!




アフリカ旅って予想通り服がボロボロになります。


砂にまみれて、汗にまみれて、ギッチギチのバスに無理やり突っ込んで行ったりしないといけない。


黒ずんで毛玉ができて、靴も破れてひどいことになってました。



後半ずっとビーサンでした。



なのでアフリカで着てた服はゴミ箱にダンクシュートさせてもらいます。







こっからヨーロッパ!!!


プレイボーイたちのいるイタリア行くのにボロい服着てられん!!!


なめられてイタリア野郎にカンちゃんとられる!!






新しい靴、30ユーロ!!3700円!!!





オシャレで安い!!これだからザラ最高!!!


やっとオシャレできるうううううううううう!!!!







































懐かしいヨーロッパの道を走っていく。


古い町並みに教会の塔がそそりたっている。



丘の上の古城の廃墟、田園風景。


歴史を止めた、中世のままの姿。








日があまりにも沈まないので時計を見てみて驚いた。


まだ空は明るいままなのに、すでに20時半!!


アフリカでは18時には真っ暗だったってのに!!




こりゃ夜更かししてしまうわなぁ。

去年の北欧の白夜が懐かしい。


あぁ、ヨーロッパにいるんだなぁ。






夜21時の夕焼けを眺めながらアクセルをふかした。























シュティーゲル!!久しぶり!!









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