スポンサーリンク アフリカ最強のエクセレントフード 2017/5/11 2017/04/24~ ナミビア, ■彼女と世界二周目■ 2017年4月25日(火曜日)【ナミビア】 ゴバビスさすがに2人用の小さなテントに荷物全部入れて寝るとなかなか狭い。カンちゃんとくっついて寝られるのは嬉しいけど。寝てる間、たまに動物たちのキューーンっていう鳴き声が夜の闇にこだましていた。朝、テントから出てレストランスペースに行くと、何人かの宿泊客が朝ごはんを食べていた。朝ごはんの値段は70ドル、590円。ベーコンとかソーセージのイングリッシュブレックファーストみたいだけど、やめといてコーヒーだけもらうことに。「そこのコーヒーご自由にどうぞー。」おお、まさかのコーヒー紅茶無料。嬉しいなぁ。やったね!って無料のコーヒーをゲットしてテーブルに座ると、周りではみんなが豪華な朝ごはんを食べてる。欧米人旅行者だけでなく、アフリカの黒人さんもいる。みんな綺麗な身なりをしていて、ちゃんと個室に泊まってる人たちだろうな。この辺りでは現地のアフリカ人もみんな普通に高いホテルに泊まっている。もう完全に格差。キャンプ場あるある、テント泊と室内泊の経済格差…………あらまぁ、キャンプサイトのかたとは民度が違いますもので、オホホホ、って感じで美味しそうなソーセージを食べてる黒人マダム。その横でバッグパッカーの俺たち、無料のコーヒーでニコニコ。「うほ!!ミルクがちゃんとあったかいよカンちゃん!!」「すごいね!!ヤバいね!!」ま、貧しい…………で、でも俺たちもちゃんと宿泊費払ってるもんね!!800円!!!あ!!850円か!!てへ!!貧乏人は隅っこでコーヒーすすりながらネットでもしましょう。泣きながら。もちろん電子機器の充電しまくりでね。テントなのでコンセントないんでね。タコ足でこれでもかってほど充電ですよ。わぁ、なんかすごい不審者みたい。レストランスペースの外には綺麗なプールがあり、手入れされた木々の緑がとても美しい。鳥のさえずりが聞こえ、静かで落ち着いていて、本当にいいところだなぁ。ゴバロッジ。ただここの売りはそんな綺麗な庭でも静かなロケーションでもない。1番の売りはなんといってもご飯!!!ホテルのレビューには、★ここのご飯マジでヤバい!!★めっちゃ美味いから絶対食べて!!とかそんな絶賛の言葉がいっぱい書いてあるし、なんならホテルのチラシにもエクセレントフード!!とかって書いてある。これはもう期待せずにはいられませんよ。食いしん坊神田さんは昨日の夜からエクセレントフードーーー………って念仏のように言ってましたからね。やっべぇ!!楽しみすぎる!!!!貧乏人でもここは食べますよ!!お昼になってからメニュー表をもらい値段を見てみると、ステーキで135ドル、1140円、ピザだと85ドル、720円とかそんなもんだ。エクセレントフードの割にはそこまで高くない。ふぅ、落ち着け、まぁいってもここはアフリカだよ。固い肉のビーフシチューと焼き魚とシマしか選択肢のなかったようなマラウィがありますからね、多分いってもそこそこの欧米料理が出てくるくらいのもんですよ、多分。だいたい僕たち美食大国の日本から来たんですよ?僕なんかその中でも宮崎県民ですよ?ミヤチクのステーキ食べたことありますか?ヤバいですよ?爛漫の宮崎牛ステーキもヤバいですからね?いやー、本当ゆまちゃん元気にしてるかなぁ。この前友達がゆまちゃんに会ったらしいんだけどめっちゃいい子だったらしいです。知ってますけどね。え?なに今更そんなこと言ってるの?わかるでしょ?彼女のプレイを見たら彼女がすごく優しくて愛に溢れてて野に咲く花のように純粋で可憐で巨乳だってことくらいすぐにわか、なにこれ?なにこれ?ふ、ふーん!!見た目になんか騙されないからね!!そんな鉄板からはみ出るほどの大きさ、程よい脂と赤身の上にソースとチーズが乗ってトロけてるからって美味しいとは限らな、美味ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!絶叫がナミブ砂漠まで響き渡りました。信じられない。信じられないほど美味しい。なにこれ?マジでビビる。こんな美味しいステーキ久しぶりに食べた。赤身の旨味、脂の旨味、ソースとチーズの味、絶妙にもほどがありすぎる!!!!!お母さああああああああああああんんん!!!!!夾竹園より美味しいよおおおおおおお!!!!!そしてピザもヤバい!!!!!これもウルトラ美味しいのにたったの720円!!!一口ごとに喜びでのたうちまわりそう!!!!「カンちゃん!!これはエクセレントですよ!!」「はい!!エクセレントフードで間違いないです!!ああああああ!!!幸せすぎるうううえ!!!」はい、延泊決定です。迷いなく。こんな美味しいの1回しか食べられないなんて勿体なさすぎます。ウィントフックでレンタカー仲間を探すのとかどうでもよくなりました。マジで美味い。ウィントフック~マウン間で足を止める旅人ってほとんどいないけど、みんな超損してます。是非このゴバビスのゴバロッジでマッシュルームメルトステーキとメキシカンピザ食べてください。超オススメします。マジで素通り勿体ないです。ダチョウもいます。あまりのご飯の美味しさに3泊することに決めたので、ウィントフックに行ってからレンタカー周遊が始まるまでたったの半日しかない。27日の昼過ぎくらいに着いて、28日の朝からレンタカー開始。もはや仲間探しは無理かなぁ。6日間も誰かと行動するならよほど気の合う人とじゃないと絶対気疲れする。だったらカンちゃんと2人で気ままに回ったほうがいいとも思う。まぁ出会いなんて縁なので、半日でももしかしたら一生の友達になるような人と出会えるかもしれんし、そこは無理して探すこともないか。あー、ナミブ砂漠とか廃墟の町とか楽しみだなぁ。この日はそれらの見所ポイントのルートや日程出し、南アフリカの観光地なんかを調べ、それから町へ少し散歩にでかけた。ゴバビスの町はこれといって見所もない小さな町なんだけど、街路樹が並び、建物もコンクリート造りで、これまでの掘っ建て小屋やビニールで作ったような原始的なものではない。道端で野菜を売ってる人もいないし、バスに群がる物売りもいない。そしてニーハオとかチンチョンチャン~って東洋人を小バカにしてくるような人種差別もなくなった。店舗の中では黒人と白人が一緒に働いており、買い物に来てる人の中にも在住の白人さんが多い。なんだか不思議な光景だな。でもこれも間違いなくアフリカのアフリカらしい光景のひとつなんだよな。アブノーマルなトラック。この人アブノーマル。この人も。お惣菜とビールを買い込み、宿に戻った。そしてお昼にお腹いっぱいで食べられなくてパックしてもらっていたピザを持っていって、レストランの人にお願いしてあっためてもらった。温めてもらった3切れのピザをニコニコしながらテーブルに持っていくと、そんな俺たちの横で優雅にディナーを食べてる屋内組の黒人さんたち。か、格差が激しい…………「あ、カンちゃん、フォークないね。」「あ、うん、手で食べようか。」「そうだね。」「ハフー、美味しい!!」「あ!美味しい!!」余り物を温めて食べるキャンプ組の貧民層。ま、貧しい……………さー、明日のお昼は何を食べようかなー。ナミビア快適だなー。