スポンサーリンク 最近ヒゲをのばしてる理由 2017/5/6 2017/04/14~ ザンビア, ■彼女と世界二周目■ 2017年4月20日(木曜日)【ザンビア】 リビングストン昨日滝に行ったことでやることが綺麗さっぱり終了したリビングストン。というわけでヤッちゃいますか。プールサイドで全生命力を使ってビール飲みましょう。うまっ!!目の前のスーパーマーケットのお惣菜コーナーにあるエッグハムサラダがめっちゃ美味いです。これにコショウかけまくったら完全に酒のオカズです。ご飯もこんな感じです。観光地値段でレストランとかも高いリビングストンだけど、スーパーのお惣菜は全部安いです。2人で3品買っても300円しないくらいです。はああああ………………快適すぎる………………冷蔵庫があるので昼からプールサイドで冷えたビール飲めるし、目の前にスーパーマーケットあるからご飯はいつでも美味しいお惣菜食べられるし、ワイファイあるし、平和だし、なんたって部屋が個室だし。あと気候もいい。ザンビアの4月は日中でも25℃くらい、夜はちょっと肌寒いくてブランケットをかぶってちょうどいいくらい。1番過ごしやすい気温。雨は降らないし風が気持ちいいしカンちゃん可愛いし、これであと佐とうのラーメンがあったら完璧なんだけどなぁ。あああ…………次日本食いつ食べられるかなぁ………………ご飯食べたら町歩きに出かけてみた。まだ滝に行った以外は、宿と目の前のスーパーの往復という守備範囲半径50メートルみたいな毎日なので、たまには散歩もしましょう。ていうかマジなんもねぇなこの町…………滝の経済効果のおかげか建物もお店も全部綺麗で、歩いてる人たちもみんな清潔な服を着ている。みんな観光客に慣れているので、いつものチンチョンチャン~もなくてストレスゼロだ。さらに客引きも全然しつこくなくて、俺たちの奪い合いで喧嘩するような人たちもいない。みんなすごく穏やかだ。ただ本当に見所がなくてどこ行こうか?とプラプラ歩いていると、1ヶ所だけ面白いところを発見。お土産物屋さんがズラーーーーーっと一列に並んだお土産物ストリートだ。「コンニチハー。」「ヨカッタラミテッテー、ミルノタダー。」通りに足を踏み入れるとお店の人たちがワイワイと声をかけてくる。さすがにこういうところの人たちはみんな簡単な日本語が喋れるっていうか、俺たちが日本人だということをすぐに見極める。それぞれのお店の前ではお兄さんたちが今まさに手彫りで象やキリンなんかの置物を彫っており、それを見てるだけでも面白い。確かにどの動物の置物も手彫りの温もりがあって、つい欲しくなってしまう。うーん、こんなところで買うといくらふっかけられるかわかったもんじゃないんだけどなぁ……………いいなぁ……………「カンちゃん、あそこカバいるよ。」「あ、カンちゃん、あそこにもカバがたくさんいる。」「あ、カバちゃん、カンちゃんがいっぱいいるよ。お腹が可愛いよ。」「うんうん、本当カバ好きだねぇ。フミ君が欲しかったら買っていいんだからね。私カバじゃないからね。」「ヘイブラザー!!ヒポが好きなのかい!?」というわけでお兄さんと交渉開始。可愛い手彫りのカバの置物、最初は80クワチャ、900円からスタート。「昨日滝のところにいたお土産物売りのおじさんは40クワチャって言ってたよ。」「オーウ、こいつはすごく固い木なんだよ。グッドクオリティなんだ。郵送とかしても壊れることがないんだ。70クワチャでどうだい?」「うーん、40だなぁ。」「オッケー!!50だ!!これ以上は無理だよ!!」「わかった!!じゃあロックシザーペーパーしよう!!」「ブラザーなんだいそれは?」お兄さんはジャンケンを知らなかったのでルールを教えてあげ、俺が勝ったら40クワチャ、お兄さんが勝ったら50クワチャでカバを買うという勝負をすることに。「オーウ、こいつは初めてのパターンだぜ!!面白そうだな!!」「じゃあいくよー、ジャンケンポイ!!アイコでしょ!!!」撃沈。カバの置物、50クワチャなり。550円。これなら買っても負けても観光客は楽しんでお買い物できるだろうから良い売りかただと思うんだけどな。もし次来たときにこのお土産物ストリートでジャンケン売りが流行ってたら面白いな。お兄さんありがとう!!大好きなカバ、大切に家に飾るね!!お土産物ストリートが終わったらマジでもう行くところはないので、宿に戻ってこの先のルートの下調べに没頭した。あ、あとチケットも買った。5月17日に南アフリカのヨハネスブルグからアフリカ脱出だ。つまりあと25日くらい。いろいろ吟味して弾き出すと、次のボツワナが5日くらい、見所満載のナミビアが10日くらい、そしてアフリカ最後の国、南アフリカが10日くらいって感じか。これなら無理のない日程だと思う。飛行機のためにヨハネスブルグに行かないといけないのが相当怖いんだけど、こればっかりは空港があるんだからしょうがない。アフリカの中でもトップレベルに治安が終わってる極悪都市、ヨハネスブルグ。極悪っていうかもうベルセルクの世界。街を歩いたら2秒で血だるまにされますっていうのが大げさでなく普通に色んな情報媒体に書いてあるような常軌を逸した都市だ。宿を出て数分でナイフで刺されて身ぐるみ剥がされた、なんてエピソード、ゴマンとある。ナイフで脅されて、じゃなくて、ナイフで刺されて。いやぁ…………できることなら行きたくない。普段ヒゲを伸ばさない俺が最近はやしているのはそのためでもある。南アフリカではレイプ被害は女性だけのものではなく男もガンガンやられている。ヒゲを生やして小汚くしてればちょっとは防御になるかもしれない。噂で聞いた話では女性のレイプ被害者は3人に1人、男性のレイプ被害者は5人に1人、さらにとある調査によると、南アフリカ男性の4人に1人以上がレイプ経験があると答えているという。そして5人に1人がHIV感染者。マジで終わってる。そんなところにカンちゃんを連れて行きたきない。でも…………実際たくさんの旅人が南アフリカを訪れているし、国として成り立っているのも事実。アフリカ屈指の経済大国として2010年にはワールドカップも開催されている。ヨーロッパの友達たちもみんな、南アフリカは最高よ!!治安は気をつけていれば大丈夫!!ってそんなくらいだ。そこまで、そこまでベルセルク都市でもないのかもしれない。でもマジで気をつけなきゃなぁ。ケニアから始まったアフリカ旅の最終地点、喜望峰まではあと半分。最後の最後に立ちはだかる大きな壁だな。必ず無事にたどり着いてやる。強盗も、病気も、怪我もなんにもなく、必ず無事に終わらせてやるぞ。