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神話と混沌の街、アテネ



2017年3月11日(土曜日)
【ギリシャ】 トリカラ ~ アテネ





ビッチ3人衆のおかげで寝不足の朝。


ぼやぼや起きてコーヒーを入れる。


くそー…………黒のTバックめー…………


ロシア人のカップル、行儀よかったよなぁ…………








もう本当ガックリ来るんだけど、今日も朝から雨が降っている。

俺たちトリカラで何してたんだろ…………

鳥の唐揚げ食べたいわ…………



ギリシャは土曜日の朝が1番人が出るよと聞いていたので今日に賭けていたのに、なんにも出来なくてコーヒーを飲みながら何度もアスファルトの水たまりを見る。

波紋が水たまりに広がっている。



はぁぁ………最近歌えてないなぁ…………














荷物を片付けて共有スペースでネット作業をしていたら、昼前くらいに森三中たちが起き始めた。

すぐにケータイで音楽をかけ、デカイ声でワーワー喋って本当こいつらうるせぇなぁ。


もちろんだけど、ゆうべはゴメンねなんて言葉はない。





するとその中の1人がタバコを吸いに外に出ていった。


そして吸い終わったとき、ドンドンドンドン!!とドアを叩いてきた。


外出るんだから鍵持って行けよコノヤロウ………と思いながらドアを開けてあげるとサンキュー!と部屋に入っていった。


するとすぐに今度は違う女が外にタバコを吸いに出ていった。


まさかなぁ………と思っていたら、






ガンガンガンガンガンガン!!!!

「オープンザドアー!!」





こいつらは頭がアホなのか?

鍵持って行くということがわからんのか?ていうか鍵という物体見たことないのか?


朝がたにあれほどクソ迷惑なことして宿のみんなを叩き起こしたというのに悪いことをしたという自覚ゼロ。


しかも森三中の仲間は部屋の中で音楽かけて騒いでいるので開けてくれー!と言ってるのに気づいていない。



しょうがないので今度はカンちゃんが開けてあげたんだけど、別に申し訳なさそうにする様子もなく部屋に入っていった。


そのケータイの中の音楽全部さだまさしにしてやろうかな…………と思いながら冷めたコーヒーを飲む。



それからも外に出てはドアをガンガンガンガンやって開けてー!!と猿を超えた行動を8回くらい繰り返していたけど、3回目からは無視しといた。

















残念ながら雨はひたすら止むこともなく降り続き、どこにも行けないまま夕方になり宿を出発した。

スタッフさんもみんな優しかったし、郵送の荷物も預かってもらえたし、値段もギリシャの中では安いほう。


キッチンもついてるので自炊も可能だし、水はけは悪いけどシャワーも冷水になったりしないのでいい感じだ。

メテオラ観光に行くならこのトリカラのホステスメテオラを拠点にするのがオススメ。






そうして宿を出発したらこの3日間ひたすら毎日通ったファストフード屋さん、フルタイムへ。




本当この店来すぎなくらい毎日ギュロス食べに来てた。

お店のオジちゃんも優しかったし、味も美味しかったなぁ。


ギュロスにチーズ、これ最強!!


オジちゃんありがとう!!









ダブルて…………















小雨の降る中トリカラの町を歩き、20分ほどで町の駅にやってきた。

アフリカに向けて荷物をだいぶ郵送したので荷物が相当軽くなって楽チンだ。

これならいくらでも歩ける。






これから目指すはギリシャの首都、アテネだ。

うー、あの神話に彩られた古代都市にとうとう行けるのかと思うと結構興奮してくる。

パルテノン神殿めっちゃ楽しみだなぁ。



俺たちはすでに電車のチケットはネットで購入している。

ギリシャではバスよりも電車のほうが安く、5時間半くらいの距離でわずかに17ユーロ。2100円。


ただこれを2日前とかにネット予約すると13.5ユーロだ。1650円。





いやぁ、それにしても落書きすげぇなぁ……………




東欧、バルカンはどこも落書きまみれだけど、この美しいギリシャですらこうなのかぁ。

落書きの量が治安に直結はしないとは思うけど、ここまでひどいとさすがに色々警戒してしまうよ。



プラットホームに滑り込んできた電車ですら、もはやこういうデザインなのか?と思えてくるほど落書きで埋め尽くされている。






ただ車内はすごく綺麗なんだけど。




ヨーロッパの先進性と社会の実情をよく表しているような気がする。























電車は快調に走り、ギリシャ北部から一気に南部にあるアテネにやってきた。

到着したのは23時過ぎ。


早いところ宿に入りたいところなんだけど、雨も止んでいることだしタクシーは節約して歩いて向かうことにした。





駅を出てすぐにたくさんの高いビルや車の多さが目について、さすがは首都だなと思ったんだけど、すぐに違和感に気づいた。


この町、クソガラ悪い。













マジで常軌を逸した落書きの数。

ありとあらゆる建物の壁に落書きが書き殴られている。


壁だけじゃない。

ショーウィンドウ、道路看板、ついには路駐してる車にまでスプレーで落書きされていて、さすがにここまでくるとスラムだ。












オレンジ色の街灯が光る薄暗い通り、荒れたアスファルト、ゴミが散乱し建物も崩れそうなほど古びており、そこに加えて落書きまみれなのでまるで全部廃墟みたいだ。


アテネは落書きを推奨してんのか?ってほど。

ここまですさまじい落書きシティー見たことねぇ。


アテネ、イメージと全然違うぞ。














こりゃ早いところ宿に入ってしまおうとそそくさと歩き、駅から30分ちょいで宿に到着。

名前はホステルゼウス。

そして宿の周り、ゼウスレベルに落書きまみれ。




宿自体も、いかにも旅人用の安宿って雰囲気でボロボロだけど、中に入ってみるとそんなに悪くはなかった。





スタッフの兄さんたちは感じがいいし、部屋も4ドミでストレスも少ない。


シャワーはヘッドがとれてホースのみだけど、まぁそんなのはご愛嬌。

これで値段はドミトリーで1泊1人8ユーロ。980円。


さすがに大都市は観光客が多いので安宿の値段も安めだ。





ていうか宿の中に描かれている文字や絵だけでもうワクワクしてくる!!












ゼウスとかポセイドンとかメデューサとか、そういえば全部ギリシャ神話に出てくる神々だよなー!!

あの神話の舞台にいるのかと思うと胸が踊る!!




ていうか俺たちの部屋、スパルタ専用!!




最強軍団スパルタ!!


俺ただのモヤシ!!














荷物を置いたらすでに24時を過ぎてしまったけど、長い移動でお腹も空いたので軽く何かを食べに行くことに。


ドレッドのヒッピーたちが廊下でたむろしている間を挨拶して通り、宿を出て、落書きだらけの町でギュロスでも探して歩いた。


いやぁ………それにしても信じられねぇくらいの落書きの量…………








この町自体が落書きで埋め尽くされてる。



これってどうしようもないことなんかなぁ…………
もう国も目をつぶってるっていうか、お手上げ状態みたいな感じだ。






そんな尋常じゃない町を歩いて行くんだけど、すでに24時を過ぎてることもあってほとんどのお店が閉まって静まり返っている。


こりゃもしかしてご飯にありつけないかもしれないなぁと思いながら表通りを進んでいると、しばらくして少しずつ人通りの多いエリアに入ってきた。


お、この辺りがアテネの中心部なのかな?










路面にはこの時間でも賑わっているお店が並び始め、たくさんの人が歩道を歩いている。


なんならレストランの前には呼び込みの男の人が立っており、メニュー表を抱えて通行人に声をかけている。言葉はもちろん流暢な英語だ。


アグレッシブなレストランやバーが軒を連ねていて、まるでイスタンブールのような観光都市の様相。







さすがにアテネ。こりゃなかなかの活気だなぁと思ってさらに進んで行ったんだけど、



アテネの実力はまだまだこんなもんじゃなかった。

マジで度肝抜かれた。
















レストラン通りを抜けて行くとパッと視界がひらけ、広場が目に入ったんだけど、そこにものすごい数の人がひしめいていた。


こんな夜中になんて人の数だ!!


広場に足を踏み入れた瞬間、鼻をつく香ばしい煙の臭い。

そこらじゅうに座ってたむろしている男たちの手でジョイントが燃えている。


あちこちから爆音のクラブミュージックが垂れ流され、黒人たちが道の真ん中でわめいており、その横ではギターを抱えたストリートミュージシャンがノッキンオンヘブンズドアを歌ってる。





人々はテンションが上がって叫び、ビール瓶や酒の缶があちこちに散乱し、その汚れた地面で物乞いの婆さんが虚ろな目をして黒い手を差し出している。


歩道の脇には何人ものホームレスたちが毛布かぶって寝ており、中には家族で固まって寝てる人たちも。


そしてどこを見ても落書き落書き落書き落書きの無法地帯。


尋常じゃねぇ。こいつは尋常じゃないぞ。

なんてカオスだ。

インドのカオスとはまた違った異様な混沌が渦巻いている。













その時、広場の向こうに光っているものが見えた。


黒い夜空にそびえる、こうこうと光るもの、それこそがあのパルテノン神殿だった。




アクロポリスと呼ばれる、アテネを見下ろす丘に築かれた巨大な神殿が夜にそびえ、この狂乱の町を見下ろしていた。



なんだこの町…………半端じゃねぇ…………







神話の舞台であり、人類の遺産が集結するこの古代都市。

もっと厳かな聖域というイメージだったのに、しかしその中身はこれでもかというほど汚れて、無秩序で、ドロドロしてやがる。


あの世界中の人が知ってるパルテノン神殿の真下で、酒と葉っぱと欲望と貧困が渦巻いてるなんて学校の教科書じゃ絶対教えてくれないことだ。



夜空にそびえる古代遺跡パルテノン神殿、その足元の人々、これを見たらあのストリートミュージシャンの選曲がものすごく意味深に思えてきた。


すげすぎるぞアテネ…………



世界ってすげぇ!!

人間ってすげぇ!!







不思議な興奮を覚えて街を歩いた。


明日はこの混沌の街アテネをガッツリ見てまわるぞ!!















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