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アドリア海の至宝、連チャン



2017年2月28日(火曜日)
【クロアチア】 シパン島
~ 【モンテネグロ】 コトル





うう…………安定の二日酔い……………


ゆうべクレアと赤ワイン飲み過ぎた………


魚のフライに醤油なんかかけちゃったら、そりゃやらかしてしまうわー……………









ふらふらしながらベッドから出てリビングに行くと、クレアがバランスボールにまたがりながらデスクに向かってパソコンを叩いていた。



「ハーイ!よく眠れた!?」



「うん、ごめんね、ベッド使わせてもらって。仕事してたの?」



「いいのよいいのよ!!仕事は今終わったわ!!色々書くことが多いわー。フミは毎日ブログを書くモチベーションってどこから来てるの?すごいわー。」




バルカン半島の情勢について記事を書く仕事をしているクレア。

明るく、壁を作ることなくどんどん人々と交流していく彼女だったら、きっと現地に入りこんでたくさんの素顔を見ることができるだろうな。



これって本当才能だよなぁ。



子供のころ、よくグループの中心になってる人や、誰とでも上手くやれる人を見ると嫉妬していたのを覚えている。

リーダー的存在、人が惹きつける魅力のある性格やオーラ、それらはもしかしたらトレーニング次第で身につくものかもしれないけど、若いころは持っていないという現状に悩み、ただ無防備に傷つくだけだ。


自分はそこまでコミュニケーション能力が低いほうではなかったと思うけど、でもやっぱりどうしても苦手な人や苦手なグループがあって、そういう場面に出くわした時は馴染めずに作り笑いし、さらには浮ついてるのを隠そうと斜に構えたり変わり者を気取ったりしていた。


結局裏を返すと、誰とでも上手くやりたい、つまり人に嫌われたくない、だから出会いを怖がって安全なところからブラインドを下げて外の世界を覗き込む。








あれから色んなところに行き、たくさんの人たちと触れ合って、苦い経験も自信がつく経験もしてきて、そういえばあの頃あんな風に周りを羨んだりしてたなぁと思えるようになった今でも、もちろん苦手な人はいる。

どうもならん。



人はある程度、10個くらいの性格のカラー分けができて、それぞれに相性のいいグループがいて、気がつけばいつもその相性のいいメンバーと同じようなグループを作っている。

相容れない人たちが必ずいるもんだ。



これが今の俺くらいの歳になるとだんだんぼやけてきて、5個くらいのカラー分けになるので人とのコミュニケーションも楽になってくる。

でもそれは実は社交性という名の壁でもあり、その壁を越えないと本当の性格は見えなかったりする。




そんなカラーを越えて、どんな人たちとでも面と向かって楽しいコミュニケーションが取れるような大きな人間になれたらいいなぁって子供のころから今でも思ってる。

きっとそれは人間力だよなぁ。



クレアみたいな人間力、俺ももっと養わないと。

















それから3人で散歩に出かけた。




このシパン島にはふたつの集落があり、それぞれ島の反対側にあるので5キロほど離れている。


これを朝の散歩がてら歩いて行って向こうの集落でコーヒーを飲んで帰ってきましょう!!気持ちいいわよ!!と爽やかな顔して鬼軍曹みたいなことを言うクレア。

欧米人って本当アクティブだよなー。


もちろん!ということで3人で出かけたんだけど、二日酔いオゲェえええええええ!!!



が、頑張れ…………うん、確かに朝の空気は気持ちよくて、二日酔いの体には良さそうだ。











集落を出ると、島の内陸部には荒れた農地があり、廃墟や錆びついた車が放置されていた。

島らしい、時の流れに取り残された風景がそこにある。


そんな農地にたくさん見られたのはオリーブの木だった。

シパン島ではオリーブの栽培が盛んで、1ヶ所だけ小さな工場があってそこでオリーブオイルも作っているそうだ。











そんなオリーブの木が茂る一本道を歩き、ようやく1時間ほどで反対側の集落が見えてきた。

どちらかというとこっちの集落のほうが大きく、岸壁の前に小さいながらもホテルもある。



「あそこも、あそこもレストランよ。でも今は閑散期だからどこも閉まってるけどね。」






こんな目立たない小さな島だけど、夏のシーズンには結構たくさんの観光客が訪れるらしく、観光客向けのレストランもあるみたいだ。

カラッとした気候、気温は40°C近くまで上がるらしいけど、湿気が少ないことで過ごしやすいんだそうだ。



ヨーロッパ中、世界中からやってくる観光客。

夏用のサマーハウス、別荘を持ってる人たち。

お金持ちたちがクルーザーでアドリア海での釣りを楽しむ。



観光だけでなく、このアドリア海は様々な楽しみかたがあるマリンレジャーの聖地。


本当、ドブロブニクなんか夏に行ったらとんでもない大混雑なんだろうなぁ。



























美味しいコーヒーを飲み、そこからまた頑張って島を横断して帰ってきたんだけど、さすがに二日酔いで朝から10キロ歩いてバテバテになってしまった。



「さぁ!船が来るまでもう少しだからパンケーキを焼くわ!!」



クレアがパンケーキを焼いてくれ、それをみんなで食べていると部屋の窓から見える海に、遠くフェリーが見えた。


少しずつエンジン音が近づいてきて、おかげでクレアは時計がなくてもこの音で今何時かわかるという。

島らしい話だなぁ。




フェリーはゆっくりと港に入って岸壁に着き、俺たちも荷物をまとめて家を出た。

島民たちがゾロゾロとあつまってきてみんな船に乗り込んでいく。

これからドブロブニクにお買い物や商売に行ったりするんだろうな。






「また戻ってきてね。夏のアドリア海は素晴らしいわよ!!」



クレアに見送ってもらいながら船に乗り込んだ。

短い時間だったけど、こんな小さな島に来られ、アドリア海の船旅を楽しめて本当に楽しかった。



前回来たドブロブニク。
そしてせっかく2回目なんだからできることなら新しい経験をして、新しいものが見たい。


レアな体験させてもらったよ!!


クレア!!また会おうね!!ありがとう!!!!



















ドブロブニクの港に戻ってきたらその足でバスステーションにやってきた。

今から移動して向かうのはお隣、モンテネグロにある町、コトル。


バルカン半島を旅する人なら99パーセントの人が訪れるであろう世界遺産の町だ。


俺は前回、観光よりも生き抜くことに必死だったので行かなかったんだけど、今回はちゃんと見に行くぞ。



ドブロブニクのバスステーションからモンテネグロのコトルまでは1人121クーナ、1960円。

これに預け荷物代で1つ10クーナ、160円。



ていうかドブロブニクに着いた日に一応コトル行きの値段を聞いていたんだけど、愛想の悪いオバさんに146クーナって言われたのなんだったんだ?ボッタくろうとしてたのか?


情報よりかなり安くなったので助かったけど、窓口の人によって値段が変わるんだったら大変だなぁ。





ちなみに謎だったのはここの窓口、ユーロを受け付けてくれない。

それはまぁ仕方ないとしても、そのすぐ隣の窓口が外貨両替所になっており、そこでクーナに換金してからまたチケットを買うという二度手間が発生する。


クロアチアはユーロが強いのでそんなに換金負けしないんだけど、それでも多少減るのでなるべくバスチケット代は残しておきましょう。


あと、この時期は閑散期なのでチケットは前もって買わなくても当日買いで問題なし。


うーん、今この町にディカプリオがいるのかと思うとちょっと後ろ髪ひかれるなぁ。



















せっかくなのでバスステーションの近くのレストランでクロアチア最後にちょっと贅沢なものを食べてこれでクーナも使い切って出発の準備は完了。


11時のバスに乗り込み、眼下に広がる美しいアドリア海の至宝、ドブロブニクを眺めながらモンテネグロへと向けて走っていく。


このドライブがまた最高の景色だった。









勾配のきつい崖の中腹を走るので景色がどこまでもダイナミックで素晴らしく、ドブロブニクが見えなくなってもいくつもの美しい町が現れては消えていく。


ただの移動がすごくお得感のあるドライブだ。














そうしてしばらく走り、やがて高速道路の料金所みたいなゲートにさしかかり、ここでパスポートコントロール。

いつものようにバスの運転手さんがパスポートを回収してまとめてスタンプをもらってきてくるし、チェックポイントでは警察官がバスの中を巡回しにきてくれるので俺たちは待ってるだけでオーケー。


そうしてなにも緊張することなく楽チンでモンテネグロに入国した。













モンテネグロに入って思ったのは、クロアチアと遜色のない美しいアドリア海沿いの風景が続いていたこと。


4年前に来た時は内陸部を移動して首都のポドゴリツァにしか行ってないので、こうした海沿いを見ていなかった。

海原がきらめき、可愛らしい集落が散らばり、とても穏やかで美しい。


内陸は内陸で旧ユーゴスラビアらしいかなりヘビーなエピソードがあったけど、今回はこのモンテネグロでどんなものが見られるだろう。








やがて窓の外の風景がガラリと変わってきた。

山々がそそり立ち、さっきまで広がっていたアドリア海が湖のように狭くなった。


水辺を走っていることに変わりはないんだけど、これは不思議な形をした湾で、内陸部に深く深く差し込んだ海の一部だ。





そしてその静かな湾を、すさまじく巨大な岩山がどこまでも囲っている。

あまりにも切り立った断崖絶壁が湾を隠すようにそそり立ち、隔絶された秘境となっている。


そんな岩山と湾に挟まれた底に、ぱらぱらと散らばる可愛らしく、歴史のありそうな集落たち。

どの町もなんとも味がある。


こりゃコトル、かなり期待できそうだ。
















そうしてドブロブニクを出発して2時間半、バスはコトルのバスステーションに到着。

バスを降りてすぐに度肝を抜かれた。




見上げるほどにそそり立つ峻険な岩山の連なりがそびえ、空を狭めている。

まるで鍋の中にでもいるかのようだ。




そして海辺の道を歩き出してすぐに気づいたんだけど、そんな岩山になんと城壁、教会、お城がへばりついている。


あんな険しい岩山に城壁が同化している!!






「カンちゃんすげー!!コトルすごいね!!」



「うんー!!綺麗だねー!!」










クルーザー船が並ぶハーバーにはたくさんの船が停泊しており、対岸にまた別の町が見える。

そしてすぐにコトルの旧市街が見えてきたんだけど、見事までにグルリと城壁で囲まれており、外からでは中の様子は全然わからない。


後ろが険しい岩山で、全面が城壁に囲まれ、さらにお堀まで張られており、もう完全防御とはこのことだ。

秘境感ハンパじゃない!!



















そんな旧市街への入り口は城壁に2ヶ所しかなく、中に入ると一瞬にして中世にタイムスリップ。




古めかしい時計台が時を刻んでおり、周りの建物も全て年代物だ。

旧市街自体はとても小さな狭いエリアなんだけど、路地がものすごく複雑に入り組んで迷路みたい。




いやぁ本当、マジで漫画の中みたいだ。


路地裏から見上げる崖の上のお城があまりにも雰囲気がある。
























コトルでの宿はアパートメントドゥキチというところ。


旧市街の中にあって立地はバッチリ。

値段は個室で1泊23ユーロ、2700円。


あ、忘れてたけどモンテネグロの通貨はユーロだ。




結構階段を上がるので荷物が多いと大変だけど、この宿はなんせスタッフが死ぬほど優しかった。


個室の部屋にはシャワートイレはもちろん、冷蔵庫もレンジもキッチンもあり料理し放題だ。


コトルで泊まるならこの宿は本当にオススメ。













今日は朝から動きまくってさすがに疲れたので、早めにご飯を食べて休むことにした。

近くのスーパー、イデルでお買い物したんだけど、色々たくさん買ったので15ユーロくらいかなぁと思ったらなんと8ユーロ。


モンテネグロ、物価安い!!







そして宿に戻ってカンちゃんが作ってくれたのは、神田家名物、ツナ醤油レモンパスタ。


名前の通りの味付けなんだけど、これがめっちゃ美味い!!






「うめー!!なにこれ美味い!!」



「せやろー、簡単だけど美味しいの。これにネギと刻み海苔を散らすんやよー。」



「これツナと玉ねぎと醤油とレモンがあったらできるから世界中で作れるね!!」










新しい出会いは刺激的で勉強になって楽しいけど、やっぱりカンちゃんと2人は落ち着くなぁ。

落ち着きすぎて他になにもいらなくなってしまいそうになる。


ダメだ、ダメダメ。



守りに入るのはまだ早いよな。


もっともっと面白いことしなきゃ。












~~~~~~~~~~~~~~~~~~


インドのホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


もうダメです。
カレー食べたいです。終わった………もうインドが楽しみになってる自分がいる…………

インド怖いいい!!満員電車に荷物持って突っ込むとか無理!!!


どうもありがとうございます!!

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