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昔とある画家さんに聞いた言葉


2017年1月17日(火曜日)
【スコットランド】 キルマーノック








美味しい朝ごはんを食べ、ゆっくり準備して町に向かい、今日も霧雨が降る中で路上に出た。







キルマーノックのショッピングストリートは屋根があるので雨の日でも路上ができるし、他にライバルパフォーマーがいないのですごくのびのびと演奏できる。

お金もコンスタントに入るし、内陸ヨーロッパでは当たり前だったストレスフリーに歌えることが、このイギリスでは本当にありがたいことだとしみじみ感じる。


こんなにやりやすい町、イギリスではなかなかない。






そんな路上の合間にポロポロとコードとメロディを探す。

なんか新しいテーマが、言葉が外に出たがっている。


そろそろ新しい曲ができるかもしれない。

今回の旅に出てまだ新曲はひとつもできていない。



でも焦ることはない。来週までに5曲作ってきてね、なんて言われるレーベルに所属しているわけじゃないんだ。

自分のタイミングで、言葉が外に出たがってる時に出してあげる感じでいい。



ふわふわと言葉が散らばってる。
メロディの中に閉じ込めようとしてもうまく掴めずに逃げてしまう。


この感覚。こうなってるうちは全然ダメ。


俺は数曲しか体験したことないけど、メロディと言葉が勝手にぴたりとはまる瞬間がある。

そういう曲はだいたい評価もいいもんだ。


余計なものは削って、核心だけついて、でも核心を浮かび上がらせる余計なものも実は必要で。










昔ある画家さんにこんな話を聞いた。

リンゴを描くとき、リンゴ自体を描くのではなく、リンゴの周りの風景を描いてリンゴを浮かび上がらせるって。


すげぇ!って思って以来、いろんなことにことに言葉を意識してやってきた。詩に関しては特に。



でもこれってすごく難しくて、どうしてもリンゴを描いてしまう。


リンゴじゃなくて、周りを描いて本当に言いたいことを浮かび上がらせないといけないんだけど、技術がないと核心ばっかり描いてダサい表現になってしまう。



表現は難しい。
踏み込めば踏み込むほど難しい。

この表現の牢獄に囚われてもう15年くらい。


きっと死ぬまで抜け出すことはできないんだろうなぁ。



今日のあがりは2時間で57ポンド。8000円。


このアゴの人、なんなんだろう…………













この日は特に何もなく、寝る前にパトカーが来て大丈夫ー?と声をかけてきたくらいでおだやかな1日だった。

少しでもこうして稼げると毎日に張り合いが出てくる。

やっぱり俺にとって旅と路上は切り離せない。どっちかが欠けてもダメだ。

ちゃんと歌っていないとな。







~~~~~~~~~~~~~~~~~~


インドのホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!


イギリスでのご飯のメインはマジでインドカレー。テストですごく安くルーとナンが売ってるので本当困らない。

でもやっぱりインドカレーはあのインドの雑然とした人いきれの中にあるボロボロの屋台で食べるのがいいような気もする俺はインドにおかされてるなぁ…………


どうもありがとうございます!!

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