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親とのバイバイ、そしてカンちゃんと再会

2016年11月15日(火曜日)
【オーストリア】 ザルツブルク





ザルツブルクの中央駅はたくさんの人が慌ただしく行き交っていた。


その人ごみの中で、さっきからずっとキョロキョロと周りを見ているが、カンちゃんの姿は見つけられない。



到着の時刻はすでに10分過ぎていた。




「電車に乗り遅れたんやないとか?」



「なかなか着かないわねぇ。カンちゃん大丈夫かしら?」




お父さんお母さんが心配そうに言う。

ヨーロッパの電車は結構遅れるのできっとそのうち着くはずだけど、それにしても遅い。


久しぶりの再会だというのに、こんなに焦らすのやめてもらいたいよ。










到着時刻を30分過ぎ、こりゃ本気で電車に乗り遅れたんじゃないか?と不安になってきた。

だとしたら何時になるんだ?と、人ごみの中で行き交う人たちを見つめる。


お父さんたちの電車の時間もあるのでこれ以上遅れるのはマズい。




その時、5番ホームの階段からたくさんの人がわらわらと降りてきて、その中に小さな女の子が見えた。


モモンガコートを着てテクテク歩いているアジア人の女の子。


あぁ、よかった、ちゃんと着いたな。




「ごめんー!電車が遅れてー!!」




人が行き交う通路の真ん中でカンちゃんを抱きしめた。

たった4日ぶりではあるけど、この数ヶ月間かたときも離れず一緒にいた俺たちにとっては長い長い4日間だった。


俺たちのことなんか気にもとめずに足早に歩いていくヨーロピアンたち。


数日前まで恋人だったのに、今はもう奥さんなんだよな。





「あらー、カンちゃんー、ウィーンは楽しかった?オペラを見に行ったんやろ?エッちゃんたちも喜んでたでしょう?」



「はいー!ウィーン楽しかったですー!お母さんと叔母ちゃんはオペラはずっと睡魔と戦ってました!」




俺だけじゃなく、カンちゃんに会えて嬉しそうなお父さんとお母さん。


今回の旅行でウチの親とカンちゃんの親も打ち解け、みんなお互いを愛称で呼び合うようになっているのが面白かった。

うちのお父さんお母さんも、なお坊とノブちゃんって呼ばれてるみたいだ。


これから末長いお付き合いになるのに、もし険悪な関係になってしまったら大変なこと。

みんなが仲良くなってくれて本当に良かった。




そしてよく、離婚の原因の上位に、姑の嫁いじりが挙げられたりするけど、うちのお母さんは全くもってそんな人ではないので安心だ。


フミ君のお兄さんの奥さんと比べられたらどうしよう………だらしない嫁って思われないかなぁっ言うカンちゃん。


全然気にしないでいいことだけど、きっとお嫁さんの立場からするとそういうところ気になるんだろうなぁ。

同じ女性としてしっかりしないと!って。




そりゃ長年家庭を守ってきたベテランお母さんたちからしたら、若いお嫁さんの至らない点が目についたりもするはず。

でもだからって息子が選んだ女性をいじめたりなんかしたらいけないよ。




ちょっと前にニュースで、嫁がカレー作ってたら姑が台所にやってきて、そのカレーをいきなり鍋ごとザバーって流しに捨てて、発狂した嫁が鍋で姑の頭を殴って嫁逮捕っていう事件があったけど、あれは悲惨だけど笑えてしまう…………


ここまでいくともうどうしようもないよな。

そんな風にならないよういい関係でいられるよう気をつけないと。























駅前のイタリアンレストランに入りパスタとピザを注文。

小皿をくださいと言ったら1枚70セントねと言われてそれウケるーってなってランチを済ませるとちょうどいい時間になった。



駅に向かい、すでに5番プラットホームに止まっていた電車に乗り込むお父さんとお母さん。


これから2人はドイツに向かい、ミュンヘンで2泊してからトルコ経由の飛行機で日本に帰る。


チケットはバイエルンチケットというのをさっき窓口で買ったけど、ここザルツブルクからミュンヘンまで2時間くらいの移動時間で、値段は1人15ユーロ。1700円。






電車の中から笑顔で手を振る2人を見てるとめっちゃ心配になる……………



ホテルも予約してあげてるし、ミュンヘンの見所もマップにメモしてあげている。


飛行機も、関空でのホテルも全部手配してあげているので、時間さえ守ってくれたらあとは楽しむだけだ。


でも大丈夫かなぁ。


そんなハラハラしたところも冒険として楽しんでくれたらいいけど。

2人で楽しく乗り越えてくれたらきっといい思い出になるはず。







あー、楽しかった。

楽しかったっていうか、2人の喜ぶ顔を見るのが嬉しかったな。


この4日間の、親と一緒のヨーロッパ旅行。

一生の思い出になったけど、でもまだまだこれから。


もっともっと楽しい思い出を一緒に作っていくぞ。


というわけで来年はタイね!!



本当ありがとうね!!

気をつけてミュンヘン観光楽しんで日本帰ってね!!!!



ていうかさっきの小皿1枚70セントってどういうことだコノヤロウ!!!!
そんな店、世界であそこだけだわ舐めんな!!!




















「はぁー、また2人きりになったねー。」



「そうだねー。これでまた元どおりだねー。」



2人でこの数日の慌ただしかった日々のことを思い出しながら駅を後にする。


6月にスロバキアでレンタカーを借りてからすぐに訪れたオーストリアのシュピッツ。


あの時はただ、前回の旅から4年間ずっと連絡をとっていたイングリッドおばちゃんに会いに行くためにシュピッツを訪れただけだった。

それが、シュピッツの丘の上でドナウを見渡しながら、こんな綺麗なところで結婚式なんかしたら素敵だねーってカンちゃんがポロっと言ったあの言葉から全てが始まった。




やっちゃおう!!大好きな美しい町で結婚式をやろうよ!!と決めてから5ヶ月。


本当に5ヶ月なんてあっという間だった。

今、俺たちはもう夫婦。



色んな準備をして、親たちの旅程の手配をし、友達に声をかけ、バタバタと忙しかった日々がこんなにも報われて、最高の結婚式をすることができた。






スバールバル諸島、そして今回の結婚式でヨーロッパ旅のハイライトは終わった。


長く滞在したオーストリアだったけど、さすがの二国間協定もそろそろ期限が切れる。




次の新天地へ行かないといけない。

まだ行ったことのない新しい国へ。

















久しぶりに2人きりになり、さぁいつもの旅に戻るぞ!!と気合いを入れて即座に動き始めたいところだけど、結婚式フィーバーも終わって肩の荷がどっと降り、俺もカンちゃんも結構疲れていた。


そんな俺たちのことを気遣ってお父さんお母さんが今夜は2人でゆっくりホテルで寝なさいと言ってくれており、1泊おごってもらった。

またいつもの車中泊旅に戻る前の最後の贅沢だ。


お父さんお母さんありがとうね。

今日はホテルで羽伸ばして寝たいって思ってた。










というわけでテキトーにネットでいい感じのホテルを取り、そこにチェックインを済ませたらカンちゃんと2人でのんびりザルツブルクの町を歩いた。




カンちゃんにとっては初めてのザルツブルク。

旧市街の中を散策し、お城の展望台に行き、大きな大聖堂を見て回った。


クリスマスマーケットの準備が進む広場では、それぞれの店舗の人たちがお店の飾りつけをやっている。


もうすぐ華やかなマーケットが開かれて町がクリスマス一色になるんだろうな。





















昨日も食べたお気に入りのタイ料理屋さんで、これも最後の贅沢ね!と美味しいご飯をお腹いっぱい食べ、早めにホテルに戻った。




結婚式の当日の夜は飲んだくれてほぼ記憶がないので、俺的には今夜が初夜みたいなものだ。



一緒にシャワーを浴び、一緒のベッドでくっついて眠る。

カンちゃんがいてくれて本当に安らぐ。これでやっと心からぐっすり眠れそうだ。








これから11月いっぱい、ラストスパートのオーストリア。

そしてその後、飛行機で新しい国へと向かう。


思い残すことのないよう、最後まで楽しみまくって次に進むぞ。





12月1日、ついにイギリス行きだ。

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