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焼きそばと映画

2016年10月25日(火曜日)
【オーストリア】 ブレゲンツ





今日は朝から1日中、雨でした。



ボーデン湖は白く煙っていて、対岸も見えないです。



この辺りは観光するところもないので暇です。やることはないです。



なのでマクドナルドに行きました。



ちょっと作業したんですけど、マクドナルドのワイファイは弱いです。



メールくらいしかできません。



でもマクドナルドはすごいと思います。



トイレで生活用水の補給をしたのですが、お湯が出るので、これでシャンプーも暖かくすることができます。



嬉しかったです。









それから大好きな韓国料理屋さんのオキムスさんに行きました。



オキムスさんは平日ランチがあります。



ビビンパとか焼肉丼があります。



僕は今日は焼肉丼を食べるつもりです。



昨日からずっと決めていました。



オキムスに着きました。



閉まってました。



発狂しようかなと思いました。










近くにアジアン食品屋さんがあるのを調べていたので行ってみたら、めっちゃすごい品揃えで驚きました。



ブルドッグの中濃ソースとかあります。



キューピーマヨもあります。



サッポロ1番の味噌ラーメンがあって違う意味で発狂しそうになりました。



韓国や中国のインスタントラーメンがたくさんあってしこたま買いまくりました。



さすがにどん兵衛はありませんでした。



いろんな品物をものすごくたくさん買いました。



イングリッドおばちゃんたちへのお土産もここでゲットできました。



急須と湯飲みのお茶セットです。



さらに驚いたのが、ガスコンロです。



日本で鍋をするときに使うあの平べったいガスコンロをついに見つけてしまいました。



これまでヨーロッパでいくら探してもなかったのに、まさかのアジアン食品屋さんで発見です。



どうやらこの平べったいガスコンロはアジア独特のものなのかもしれません。



細長いガスもバッチリ購入しました。6本買いました。



今使ってるアウトドア用のミニキャンピングコンロも悪くはないです。



でも縦長なので安定が悪すぎて常に鍋を持っておかないと倒れてしまうし、ガスも弱いです。



ガスが少なくなってくると火の勢いが極端に落ちて、お湯を沸かすのに20分くらいかかってしまったりします。



それがこのコンロとガスなら大丈夫だと思います。



アジアン食品屋さんはとても楽しいと思いました。



ヨーロッパではスーパーでアジアン食品を売ってるところもありますが、ゲキ高いです。



それがアジアン食品専門店に行くと、かなり安いです。



これからも定期的にアジアングロッサリーに行きたいと思います。














焼きそばが死ぬほど美味しかったです。



雨の中、湖沿いを走り回って中西保志並みにびしょ濡れになりそうになるほどテンション上がりました。



超美味しいです。



焼きそばは昔から大好きです。



うちの両親は共働きなので、学校から早く帰った日は自分で何か食べるものを作らないといけませんでした。



そこでいつも家に買いだめされていたのが、どかのメーカーか忘れたけど、鉄板焼きそばっていう文字がデカデカと書かれた赤と黒のパッケージの袋焼きそばです。



それにキャベツと玉ねぎと豚バラを入れ、少し焦げ目をつけるくらいまで炒めて食べます。



すごく美味しいです。



最近では生麺の焼きそばが多いですけど、僕は今でも乾麺をお湯で戻すタイプの焼きそばが大好きです。



親父のVHSテープ棚に入ってる何百本もある映画コレクションの中からテキトーにタイトルで映画を選んで、親が仕事から帰ってくるまで昔の名作を見ながら焼きそばを食べるというのが、僕の小学校とか中学校のころの楽しみでした。



当時はチャールズブロンソンが好きでした。チャールズブロンソンだけで10本以上見てます。



そんな中、西部劇カッコいい!ってなってウェスタンファッションとかカントリーミュージックに興味を持ち出すようになりました。



映画の中のホーボーに憧れて、放浪が好きになったのかもしれません。



月の下、荒野の真ん中で火をおこし、ナイフで肉を切ってそのままナイフをフォークがわりにして食べる。



たどり着いた町で踊り子と恋に落ちて一緒に町を出る約束をするけど、でも旅人は約束の時間に現れずに1人で去っていく。



そんなカッコいい男たちに少なからず影響を受けていると思います。



あんな旅に今でも憧れています。



とにかく、乾麺の焼きそばを食べると、昔の思い出がよみがえりました。



懐かしいです。



お母さんの焼き飯が食べたいです。



でもカンちゃんの料理も美味しいです。



これから結婚すれば、人生のトータルではお母さんのよりもカンちゃんの料理のほうをたくさん食べることになるんだろうなぁと思います。



人間って狭い範囲で生きるものですね。



1人の女性に30年も40年もご飯作ってもらうってなんかすごいなぁと思いました。







雨は夜になってもずっと止まずに降り続けました。

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