スポンサーリンク 明日久しぶりに旅人さんと会えるのが楽しみ!! 2016/10/20 2016/09/07~オーストリア②, ■彼女と世界二周目■ 2016年10月9日(日曜日)【オーストリア】 サンクトギルゲンものすごく、ものすごく久しぶりに青空が出た。展望台のパーキングで寝たんだけど、目の前には爽やかな湖の景色が広がっており、青色がとても鮮やかだ。天気がいいと気分も晴れる。そんな雄大な景色を眺めながら車を整理し、エンジンをかけた。近くにサンクトギルゲンという湖沿いの美しい町があって、前からずっと気になっていたので朝イチちょっと散策に行ってみた。町の入り口のところに大きなロープウェイがあり、そそり立つ山の上に向かっていくつものゴンドラが動いている。地図を見るとこのゴンドラの先に巨大なスキー場が広がっているようで、このサンクトギルゲンはもう少ししたらスキー客で溢れるんだろうな。このあたりはどこもそう。地図を見ると、無数のリフトが山々に張り巡らされており、このオーストリアの山間部がいかにスキーに適しているかを物語っている。まだ10月の初めだけど、すでに山の上は雪化粧だ。サンクトギルゲンはとても綺麗だった。大きいペンションがいくつも町の中にあり、それらの壁には歴史的な絵が描かれており、ベランダには花が咲き乱れている。湖沿いには気持ちのいい遊歩道がのびており、静かに広がる湖面を冷たい風が滑るように吹き渡っている。なんてことない田舎町なんだと思う。でもその何気なさがすごく心地いい。草原と散らばる民家。玄関先のキリスト像。整然と積み上げられた薪はまるでインテリア作品みたい。中心には教会があり、ゴーンゴーンとけたたましく鐘が鳴り響いており、中に入ってみるとたくさんの人が集まっていた。日曜ミサを告げる鐘なんだろうな。誰もが教会に吸い込まれ、膝を曲げ、席についていた。いい町だな、サンクトギルゲン。なにやらモーツァルトの博物館とか銅像があるところを見ると、モーツァルトにゆかりのある町なのかもしれない。ハルシュタットより全然いいわ。日曜の朝、ひんやりとした空気。静まる町の中をカンちゃんと寄り添って歩いた。お昼なに食べようかーと話していたんだけど、2人とも心はとっくに決まっていた。ここからわざわざ片道15キロ、往復30キロかけて食べに行ったのは、バードイシュルで見つけた激ウマハンバーガー屋さん!!!「ウッマ!!!なにこれウッマ!!!」「アハァァア!!美味しすぎるううう!!なくなっていくのが怖いよおおお!!」パラダイスってやつがオススメです。めっちゃお肉お肉してて、上にマッシュルームがどっさり乗ってる。今日はフライドポテトも頼んでみたんだけど、やめといたほうがいいです。ハンバーガーだけでかなりボリューミーなので食べきれないです。「ああああ、美味すぎたね。これはスガ先生にも食べてもらわないとなぁ…………」「ね…………ああぁ…………痩せないといけないのにもう食べたい………………」大満足で歩いていると、いつものバードイシュルのホコ天にさしかかり、今日もたくさんの人が歩いているのが見えた。今日は日曜。店はほとんど閉まっているので、みんな観光客だろう。本当バードイシュルは人気観光地だ。こうなると路上やろうかなってうずいてしまうけど、さすがにあんまり連チャンでやりすぎるのは良くない。バードイシュルはまた今度戻ってきたときにやろう。今の時期はよく道沿いにカボチャが売られている。とても綺麗で可愛らしい。この顔を描くのがお約束みたい。色んな形のものも。面白いなぁ。ヨーロッパの人はインテリアとかに置いてるのをよく見かける。こんなのも。今日はそれからいつものキャンプ場に移動した。優しいお姉さんが、あらー戻ってきたのね!と出迎えてくれ、可愛い看板犬がドアのところでデレーッと寝ている。前回23.5ユーロだったのに、なぜか今回は20ユーロにしてもらえてチェックイン。2300円。暖かいシャワーを浴び、ノンビリとネット作業をした。キャンプ場の芝生にはもうすっかり落ち葉が散らばっており、太陽に照らされて輝いている。その向こうにそびえる山々の雪化粧がとても鮮やかで、まるで絵画みたいに壮大だ。これからチロルのアルプス深くに突き進んでいけば、もっともっとすごい光景が待っているんだろうな。綺麗すぎる!!テンション上がりすぎてダッシュ!!でも、チロルに向かう前にひとつ約束があるのでヴェルスに戻る予定。そう、ようやく明日、楽しみにしていた旅人さんとお会いする日だ。あれは今年の1月だったかな。品川でライブをやったんだけど、そのときに北品川の商店街にあるゲストハウスで働いている方から連絡があり、良かったらウチのゲストハウスに泊まってくださいと言っていただけた。泊まる場所をどうしようと悩んでいたところに嬉しいお誘いだったので、そのお言葉に甘え、ゲストハウスを1泊おごっていただいた。アユムさんというお兄さんで、すごく気さくでフレンドリーなかた。ライブ後にはゲストハウスの中でギターを弾いたり、上毛かるたをやったり、すごく楽しい時間を過ごさせてもらったんだよな。あの日お世話になったアユムさんが現在世界一周に出ていて、どこかでお会いしましょうということになったのが1ヶ月くらい前。最初はザルツブルクで待ち合わせしましょうってことにしたんだけど、アユムさんが僕の路上を見てみたいとおっしゃってくれるので、ザルツブルクはあまり路上に向いていないということでパス。リンツに変更したんだけど、実際行ってみるとメインストリートが大きすぎてここもまた路上に向いてない。では残りはここしかないということでヴェルスにしましょう!とメールしたんだけど…………頼みの綱であるヴェルスもまた、実際行ってみると路上が微妙という………………まぁやれないことはないからいいんだけど、よりによって観光客なんか誰もこないようななんの特徴もない町を指定してしまった。シュタイアーかバードイシュルだったら完璧だったのになぁ……………ご飯も美味しいし。その何もない感を楽しんでくれたらいいんだけど。あのアユムさんとまた会える。しかも今度は旅人同士だ。最近旅人とまったくカスリもしていないので、久しぶりに旅話ができるかと思うと楽しみでしかたない。ていうか実は本当はもう1人、ここに加わる有名旅人さんがいたんだけど、あまりにも旅人としてのポテンシャルが高すぎてつい先日、またエグい武勇伝をひとつ刻んでしまい、参加することができなくなった。めっちゃ残念。でもまたどこかでお会いしましょう!!というわけで明日が楽しみ!!洗濯して綺麗になって会うぞ!!~~~~~~~~~~~~~~~~~~台湾のホテルをアゴダでとってくださったかたがいました!!あったいアジアが懐かしいです。オーストリア現在めっちゃさむい…………………どうもありがとうございます!!