2016年5月22日(日曜日)
【トルコ】 イスタンブール
最近アゴダで宿をとってくださるかたが増えて本当にありがたいです。
僕のブログの下にあるアゴダのリンクから宿を予約してくださったら僕にマージンが入るという仕組みなんですけど、これってだからといって宿代が高くなるなんてことは一切ありません。
この前1000ドルを超える予約が入った時は結構ビビりました。
1000ドル超えのホテルを、旅行代理店ではなく僕のブログから取ってくださるなんてツワモノ以外の何者でもないです。
僕らはいつも安宿の検索ばかりしてるもんで……………
というわけで1000ドル超えのホテルではなくて、1人800円の宿に移りましょう。
本当は今泊まっているゴールデンガラタで延泊したかったんだけど、すでに予約で埋まっており俺たちは出るしかない。
もうちょっと早くいいなよー、と言ってくれたお兄さん。
いい宿だったなぁ。
ちなみに延泊しようと思ったら、ネットで予約した時の割引の値段は適用されなくて通常料金になる。
ネット予約した時は1泊1人550円だったけど、通常料金だと700円だ。
やっぱり現代の旅はネットとクレジットカードがないとあらゆるものが割高になってしまう。
いやぁ、それにしてもアゴダの安宿の充実ぶりがすごいですよバッグパッカーのみなさん。
しかもセールでめっちゃ安い部屋がポンって出たりするから、すごいお得。
今日から泊まる宿もすぐ見つかった。
ただ週末なので安い部屋があんまりなくて、1泊1人800円のツインルームが1番良さそうだ。
イスタンブールは一般的なドミトリー系のゲストハウスよりも、アパートを利用した部屋貸しスタイルの宿が多い。
今日からの宿もそんな感じで、情報には1890年に建てられた建築物を改装したもので、調度品も豪華なアンティークもので飾られているそう。
写真で見る限り宮殿の王様の寝室みたいなゴージャスさだ。
マジでこんなとこに1人800円で泊まれるの!?なにこのベッドの手すりの装飾!?
イスタンブール半端じゃねぇな、と思いながらワクワクで宿移動。
の前にいつもの食堂で朝昼ごはん。
ヌポオォウウウウウウウ!!な、なんて美味いんだ信じられねぇ……………
おじさんたちもみんな本当にいい人で、宿がちょっと離れるから来る回数減るかもだけど、マジでお世話になりました!
またイスタンブール出る前に必ず来ます!!
イスタンブールは坂の町。
めちゃくちゃ急激な坂をキャリーバッグを引きずってハァハァ言いながら上っていき、タクシムの近くまでやってきた。
たくさんのオシャレカフェが軒を連ねており、スーパーも多くて中流のローカルエリアって感じだ。
新しい宿はこのあたりなんだけど、いくら探しても見当たらない。
そこらへんのお店の人に聞いてみてもみんなわからなくて、疲れてとりあえずそこらへんにあったカフェに入ってチャイを1杯。
たった2.5リラ、100円でオシャレカフェの一員になれるんだからトルコのカフェ文化はたまらない。
そしてそのどれもがワイファイを持ってるから楽だよなぁ。
すぐにグーグルマップで宿の正確な位置を確認して向かってみた。
路地裏の寂しい一角にようやくそれらしい建物を見つけたんだけど、ただのボロいアパートで看板も何もない。
マジでこれか?と外観の写真と見比べてみるんだけど、やはりこれのようだ。
さっき見たサイトのレビューでは、
「ワイファイがサクサクで最高!」
「オーナーの女性はパーフェクトウーマン!!」
なんていう絶賛の声が書いてあった。
本当かよって半信半疑でドアから中に呼びかけてみると、しばらくして階段からおばさんが降りてきた。
「ハーイ、あなたたちの部屋はここね。じゃあお金は90リラ。」
2日分で3200円を払い部屋を見てみた。
えーっと、
えーっと、
この写真載せたらダメだと思う……………
王様の部屋っていうか使用人の部屋やん……………
呆然やん……………
ま、まぁプライベートルームでワイファイさえあれば全然問題ないか!!
「ワイファイはないわ。でも近くのカフェでいくらでもワイファイはあるからそこでチャイがてら拾ってね。それじゃ。」
「うおおおおい!!ちょっと待てええいいい!!!ワイファイ有りってサイトに書いてましたよ!!」
出た。
ワイファイ有りと書いといて、行ってみたらないパターンのやつ。
マジでこれどうにかしてくれよ。
今さら移動して探すのも大変だし、ほとんどの人が諦めて泊まると思う。
それを計算してワイファイ有りって嘘を書いてるとしか思えんっていうか王様の部屋はどこにあるんですか?
カレンダーが2年前のままやし………………
「私いつもこの建物にはいないから、チェックアウトの時はそこらへんに鍵置いて勝手に出ていいからね。じゃあ。」
ふぅ……………まぁいいか。
「どうもー。え?部屋が王様の部屋じゃなくて使用人の部屋だったんですか?あははー、それは参っちゃいますね!」
荷物を置いて町のカフェで落ち合ったアユムさんがそう言いながら、爽やかな笑顔でトルキッシュコーヒーを飲んでいる。
ジムのあるホテルにはワイファイなんて余裕でありますよね…………
そんなアユムさんに見守られながら今日もいつものオシャレカフェエリアでギターを出して演奏開始。
日曜日ということもあり人通りも多く、順調にお金が入っていく。
みんな素敵な笑顔でサラッとお金をギターケースに置いて、飾ってないんだけどそれだけでカッコいいなぁ。
「あれ?え!どうしたのその服?」
ふと横を見ると、カンちゃんが何やらカッコいいダウンジャケットを着ていた。
そんな冬服持ってなかったよね!?
「隣の古着屋さんのおじさんがこっち来なって行って、お店の中の商品貸してくれたー。あったかいなー。トルコの人って本当優しいね!」
優しすぎる…………
イスタンブールは大都会だから他の地方都市に比べると冷たいところがあるけど、それでもこの優しさだもんなぁ。
おかげでのびのびと歌わせてもらって3時間であがりは180リラ。6600円。
路上を終えたらまたカフェでアユムさんに色々教えてもらいながら作業し、ネット作業に疲れ切ってみんなでバーへ移動。
「おお!ここドラフトビールがあるじゃないですか!あー!美味しい!!やっぱり瓶よりドラフトがいいですね!」
ネット作業って本当根気が必要だ。
俺だったら壁にぶち当たったらすぐに諦めてしまうけど、アユムさんはすぐにグーグルで調べて解決法を見つけてバンバン前に進んでいく。
その根気と問題解決能力が成功の秘訣でもあるんだろうなぁ。
それにしても贅沢しすぎ!!
あんま稼げてないのに!!
次の国のブルガリアって稼げてたかなぁ。
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ホーチミンの宿をアゴダでとってくださった方がいました!
そしてホイアンの宿をアゴダでとってくださった方がいました!
どちらもベトナムですね!
フォー食べまくって素敵なベトナム旅行を楽しんでください!
ありがとうございます!