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給食で地中海風パスタが出てた人いますか?

2016年5月10日(火曜日)
【インド】 ムンバイ






昼前に宿をチェックアウトした。


明日の早朝の飛行機で、インドを出る。













人の家の奥にある究極に分かりにくい宿、キングハウス。


インド人しか泊まってなくて、夜になったらマリファナの匂いが充満するどローカル宿だったけど、まぁまぁ楽しかったな。

誰にもオススメはしないけど。









これ宿ですか?

ただの廃墟の入り口にしか見えん…………








ちなみに一部屋の値段は550ルピー、900円。2人なので450円ずつだ。


安宿がほとんどないと言われるムンバイでは格安だったわけだけど、地元の若者たちに話したら、おいおい高いぜ!!と言われてしまった。




インド人のローカルたちはもっともっと安いところを知ってるんだろう。

一体どれくらい安い宿があるんだろ。



インドの物価は安いって外国人バッグパッカーは感じるけど、まだそれでもインドの安さの真髄には触れられてないんだろうな。



























大きな荷物を全部持っていつものバンドラにやってきた。

駅にはエスカレーターはないので担ぎ上げて階段を昇り降りする。



さらに道路には歩道がなく、あっても穴ぼこだらけの地震後みたいな地面をキャリーバッグを転がすのはかなり大変だ。


そしてオートリキシャーがクラクションを鳴らしながら洪水みたいに行き交っているので、気をつけていないとはね飛ばされてしまう。




でも、いつもそんな大混雑に拍車をかけるインド名物の牛がこのムンバイにはいなかった。

あの我が物顔で道路をノシノシ歩いている牛たちがこの町にはいない。少なくとも4日間滞在した限りでは見ていない。



大都市として規制してるのかな。


ちょっと物足りない気がしてる俺は3ヶ月でインドに慣れてきてしまっている。





















そうやって汗をかきながらいつものカフェコーヒーデイに到着。

すぐにiPhone4Sを起動して作業しているカンちゃん。



昨日なくしたiPhone6とは比べものにならないくらいスピードが遅いみたいだけど、まぁメールとかをする分には問題なさそうだ。


ただラインにログインするためにiPhone自体のバージョンをアップグレードしないといけないみたいで、それがうまくいかなくてイライラしている。


やはり古いiPhoneは時代の流れに完全に置いていかれてるみたいだ。

本体がついていかない。















その横で俺はとある人にメールを送る。

このインドに入る前、まだ確かシンガポールにいる時くらいにブログの読者さんからメールをいただいていた。


プネという、ムンバイから3時間ほど離れた町に在住されている日本人のかたで、もし良かったらお会いしましょうというお誘いをもらっていた。

加藤さんというかた。



加藤さんの一時帰国が重なってタイミングが合わずにプネでお会いすることは出来なかったんだけど、ちょうど今夜の便で加藤さんがムンバイに戻ってこられるということがわかった。


今夜俺たちも空港で朝まで過ごす予定だったので、それならばお会いできそうですねということになった。












加藤さんはご家族でインドに住んでおられるようで、今夜は空港近くのホテルに泊まるとのこと。

そのホテルのレストランで1杯飲みましょうと誘っていただいているんだけど、







なんとそのホテル、衝撃の5つ星。






今の俺たちの全財産、4万円。

5つ星ホテルでお酒とか身分が違いすぎる。

煮しめ食べたい。





ていうかホテルに入れてもらえるかもわからん。
こんなバッグパッカースタイルで。



加藤さんは、こちらからお誘いしましたのでお金のことは気にしないで下さいと言ってくださっているけど、申し訳なさすぎるのでせめてホテルに行く前にご飯は食べていこうねとカンちゃんと話した。











そしてもう1人、メールをもらってる人がいる。

齋藤さんというかたで、この男性もブログを読んでくださってるとのこと。

現在、半年かけて世界一周をしている最中らしく、今夜タイから飛行機でムンバイに着くということでお会いできませんか?という内容だった。


驚くことにこの齋藤さん、去年の世田谷でのライブに来てくださってたみたいで、こちらこそお会いしてお礼が言いたい。










どちらの読者さんもどんなかたか存じ上げないので、そこそこ緊張する。




めっちゃゲイとかだったらどうしよう…………

めっちゃ気難しい人だったら怖いなぁ…………



俺もちゃんと感じよくしないとな。




ていうか5つ星ホテルに入れるように1番綺麗な服を着ないと。

もう色々怖い!!






















やることやってメールも返信したらカフェを出て駅の方へ向かった。


3ヶ月滞在したインド最後の路上をやるぞ。







バンドラの駅周辺の道路の上を歩道橋が通っており、そこは歩行者専用の通路なので路上もやりやすいだろうと目をつけていた。


ただ、チャーチゲートや飲み屋街みたいにお金を持ってる人たちのエリアではないので稼げるかどうかはわからない。

暇人が集まってきて何してんだこいつ?って目でガン見されて終わりってパターンが目に浮かぶ。





それでもいい。


稼げなかろうが最後に歌わないとどこにも行きたくない。



















道路の上にあるのでクラクションがうるさくて相変わらず声がかき消されてしまうけど、それももう最後だ。

これからヨーロッパに向かえば静かな歩行者天国の通りで歌うことになる。





思いっきり声を振り絞って歌うと、ボロい歩道橋の上にちょこちょこと人だかりができ、少しずつチップが入っていく。


予想通り、暇人が前に集まってたむろしはじめたけど、今日はそんなの関係ない。


傾いた夕日が差し込み、カラスが街路樹に群がり、廃墟みたいな町を照らし出している。


下に見える民家の脇道の向こうで子供が駆け回り、袋を抱えたサリーのおばさんが見える。





ふと、胸がしめつけられる。


ああ、ここってインドなんだなぁ。


インドにいたんだなぁ。







「素晴らしい!一緒に写真を撮ってくれよ!!」



たくさんの人たちに囲まれ、みんなと写真を撮った。

この底抜けに優しくて、人懐こくて、壁のない人々とも、今日でバイバイなんだな。






あー、クラクションうるせぇなぁ。


本当、うるせぇ国だったなぁ。あらゆるものが。





1時間やってあがりは480ルピー。770円。

























荷物が多いので空港にどうやって行くか悩んだけど、ここは頑張って電車とオートリキシャーを乗り継いで行くことにした。


バンドラの駅で腕をプルプルさせながら荷物を持って階段を上がり、プラットホームへ。


仕事帰りの帰宅ラッシュ時間で、ホームはかなりの人で溢れていた。


こ、これは俺たち電車に乗れるか…………?











心配しているところに電車がやってきたんだけど、案の定、開けっ放しのドアから乗客が溢れ出てスーパーマンみたいにハコ乗りしてるインド人たち。


まだかなりのスピードで走ってるのに電車からプラットホームに飛び降りるインド人。半端なく危ない。


そしてそんなスピードの電車にタイミングを見てブバッ!!と飛び乗るオッさん。危なすぎる。





みんな命の危険をおかしてでも電車が止まるのを待たない。







いや、待たないほうがいいかも。




だって電車のスピードが落ちてくると我先にとインド人たちが入り口に突進し、降りる人を待たずに中になだれ込む。


降りる人たちももちろん必死に電車から出ようとするので、狭い入り口で掴み合いの怒鳴り合いの蹴り飛ばし合いだ。


ひどすぎる。


誰もが椅子に座りたがっており、そのために降りる人のことなんて1ミリも考えない。

降りる人は悠長にしてたら電車が発車してしまうので必死につき飛ばさないといけない。




もう老人に席を譲りましょうなんて概念存在するわけない。


なんでこんなことしてんだろ。

インド人頭いいのに。











目の前で繰り広げられる醜い争いに呆然としていると、電車は人を乗せきらないうちに発車。

加速する電車にまだ飛び乗って外の壁にへばりつく人たち。


こんな荷物で乗れるわけねぇ…………














しかしここはインド。

あんな人ごみの中にチャイ売りのオッさんがヤカン片手に突進していく光景をどれほど見てきたか。


昨日もオッさんがいきなり満員電車の中で風船を膨らませはじめ、それを離すとピュー!!とすごい音を立てて風船は暴れまくりながら飛び回った。

な、なにしてんだ!このオッさん!!と思ったら、はい風船風船ー!!楽しいよー!!と手に持った風船を売り始めた。




満員電車の中で。



シャレにならない。いろんな意味で。





遠慮してたらなにもできない。

そしてインドはどんなことでも受け入れてくれるもんだ。













意を決して次にやってきた地獄の満員電車に荷物を持って突撃すると、優しいおじさんたちが荷物を掴んで乗り込むのを手伝ってくれた。


早く乗るんだ!!もっと奥に入れ!!と腕を掴んで中に押し込んでくれる。


カンちゃんはさすがに女の子なので、オッさんたちもみんな体が触れないように気遣ってくれる。


みんな優しいんだよなぁ。

でもスリには本当に気をつけないといけないけど。





















120ルピー、200円で2人のご飯。







食後に出てくる口臭消しの謎のやつ。これを口に入れて店を出るという流れがインドの食堂。ただの洗剤みたいな味で口の中が終わる。












アンダリーの駅に着き、混雑する駅前の食堂でご飯を食べたらオートリキシャーを捕まえることに。


ここから加藤さんとお会いする約束をしてる空港のホテルまでは4キロないくらい。

100ルピーしないで充分いける距離だろう。180円。


ていうかこの前乗ったメーター付きのタクシーだったら50ルピーくらいのはずだ。




「ハロー、空港のラリトムンバイまでいくらですか?」



「フレンド!!350ルピーだ!!カモン!!」



「さようなら。」



「よおおおしわかった!!250ルピーでどうだああああああああ……………」




うんうん、この前は現地人のルチちゃんがいたから普通の値段だったけど、やっぱり俺たちだけだといつものインド人だ。

好き勝手言ってくる。




だいたいどのドライバーも200ルピーあたりで強引に押してくるけど、その中に120ルピーでいいよというおじさんがいたのでお願いすることにした。

なかなか良心的だ。



と思ったら、普通にオートリキシャーにもメーターが付いていて、ホテルに到着するとメーターには4キロ走りました、50ルピーです、という表示が出ている。



でも最初に交渉で120ルピーと言っている。

目の前のメーターには50ルピー。





もう口論するのも面倒くさいので120ルピーを払った。






















「お客様、私どもにおまかせください。」



いきなりオートリキシャーにスーツを着たおじさんがやってきて、俺たちの荷物を降ろし始めた。


え?な、なに?

捨てるの?

俺のバッグがそんなにゴミに見えるの?


どういうこと?





そう、ここはもう5つ星ホテル、ラリトムンバイのゲート前。

ホテルマンがやってくるお客さんをこうして待ち構えているのだ!!




「え、ちょ、ていうか僕ら泊まらないんですけ…………」



「お客様、ここで少々お待ちください。お荷物をお運びいたしますので。」





なにか重大な勘違いをされているんじゃないでしょうか?と言い出すタイミングを失い、オドオドしているとなぜか車が走ってきた。


そしてその車に俺たちの荷物を積み込むホテルマン。








「お客様、どうぞお乗りください。ホテルまでお連れいたします。」



「え、いや、ちょ、だからその、俺たちいつも1泊300円くらいの宿にしか泊まらないっていうか、ゆうべまで泊まってたキングハウスっていう宿の写真見ますか?」




と言い出せないまま車に乗り込むと、エアコンの効いた車はゲートから走ってホテルの前に到着。

その距離50メートル。





歩けるし………………
















「サー、こちらで荷物チェックをお願いいたします。」



エントランスの前には空港とかにあるX線の荷物チェック機械が置いてあり、そこにバッグを通した。



「サー、マダム、こちらが荷物カードになります。チェックインが済みましたらお部屋のほうまで荷物をお持ちいたしますので、どうぞこのままお進みください。」





だから僕たち全財産4万でさっき食べた晩ご飯も2人で200円だったしこんなとこ泊まれるけないじゃないですか?

驚くほど貧しいんです。






いや、ちょっと待てよ。

実は5つ星ホテルと言いながら実はそこまでラグジュアリーじゃないんじゃないのか?


本当は一部屋2000円くらいで泊まれるんじゃないのか?

キングハウスとそんなに変わらなかったりして!!

































あの宿キングハウスとか言ったらダメだよ…………


これがキングハウスだよ…………







呼吸するのもはばかられるようなウルトラ超高級ホテルでフナムシみたいに縮こまって加藤さんを待つ。



トイレに行くと、おじさんがドアをサッと開けてくれた。



そしてオシッコをしている俺の後ろで待ち構えているおじさん。



オシッコを終えて手を洗おうとすると、洗面台の蛇口をサッとひねって水を出してくれるおじさん。


呆然とする俺に、ハンドソープを差し出してくるおじさん。


なんかごめんなさいって思いながら手を洗うと、水を止めてくれ、サッとナプキンを差し出してきた。






ごめんなさいいいいいいいいい!!!!!!

俺ここ泊まってないんですうううううう!!!

殴らないでえええええ!!!!!








「カンちゃん、ここ怖いよ…………」



「うん…………あのトイレ、確実にキングハウスの部屋より快適だね…………」













あまりの豪華さにビビっていると、23時を過ぎたくらいにまだヨチヨチ歩きくらいの子供を連れた日本人のご夫婦がやってきた。

あ、あれが加藤さんだ。





「あ、どうも金丸さん。遅くなりまして申し訳ありません。」



とても物腰の柔らかい加藤さんと奥さん、それにぷにぷにの可愛い子供さんという素敵なご家族にホッと一息。

いきなりブン殴られなくてよかった…………







プネに駐在してイチゴ栽培をしているという加藤さん。

すでに5年滞在しているというから驚く。


お子さんももう何年もインドに住んでるようで、ちょっとヒンドゥー語も分かってきてるんじゃないだろうか?ということらしい。


英語も覚えるだろうし、こんな小さな頃に海外で成長するのって本当にいいことだと思う。


インドの子育て環境について奥さんに聞くと、かなり楽なんだそう。

やっぱりインド人はみんな優しいので、何かと面倒を見てもらえるという。





海外青年協力隊でアフリカのウガンダに行ってる時に出会ったという加藤さんご夫婦。


今はインドの田舎でインド人たちにまみれながら仕事の指導をしたりしてるとのこと。

インド人に仕事教えるのって難しいだろうなぁ…………




「ムンバイとかだと結構駐在さんって多いんじゃないですか?」



「そうですね。日本食屋さんも多いですよ。まぁものすごく高いのでとても行けないですけどね。」




面白かったのが、駐在カーストという言葉。

日本から派遣されてくる駐在さんと現地採用では、同じ日本人でも天と地の差があるんだそうだ。


駐在カーストの上のほうは商社とか外務省とか。この辺の人になると、日本から定期的に日本食が送られてくるらしい。


んー、すごい。

神のような生活をしてるんだろうな。













奥さんとお子さんが早めに部屋に戻られ、加藤さんと俺とカンちゃんで3人で飲んだ。

飲み物はビールからインドのワインに変わり、チーズを食べながら赤ワインを傾ける。



ここがインドであることを忘れてしまいそうになるラグジュアリーさ。









ていうか、今からこのホテルにやってくる齋藤さん。

一体どんな格好でやってくるんだろう。


俺とカンちゃんは前もって5つ星ホテルとわかっていたので出来る限りの綺麗な服を着てきたけど、齋藤さんにはただ空港近くのホテルで待ち合わせしましょう、としか伝えていない。



世界一周中でタイから飛んでくる齋藤さん。

これはマズい。


ズタボロのバッグパックを背負って汚れたザックカバーをかけ、ロン毛でなんならちょっとドレッドかましてて、ヒゲでターバンでタンクトップでタイパンツでサンダルで、バッグの横からテントの竿が飛び出してて、股間にティッシュがこびりついてたらどうしよう。


ものすごい勢いで知らんぷりをしてしまおうか。




「いやー、カンちゃん、ハンパない旅人丸出しな感じの人が来ちゃったらどうしようか?絶対このホテル見てビビるよね…………」



「それはありえそうやね……………ホテル見た瞬間、金丸さんバッグパッカーがやっていいことと悪いことがありますよ………って思われそうだね!」








加藤さんと3人でワクワクしながら血迷った男の到着を待ちわびていたら、向こうの方からバッグパックを背負った男性が歩いてきた。


背中に大きなバッグパック、前にサブバッグを持ち、シャツにハーフパンツという格好。




ぬぅ………つまらん!!なんて標準的なバッグパッカースタイルなんだ!!




もっとこう、バッグの下にくびり殺した鶏をぶら下げてて、え?これですか?明日の昼飯です、とか言うくらいの勇者を期待していたのに、いたって普通じゃないか。


ただの爽やかな男前の若者が旅で日焼けして、世界にもまれてたくましく成長しているその様子が眩しくてたまらなくてとりあえずカンチョーしていいですか?




「金丸さん!お会いできて嬉しいです!!いやー、すごいホテルですね!驚きました!」




ふふふ、そうだろうそうだろう。俺だってフナムシがタニシになるくらい驚いたんだ。

まだ大学生の齋藤さんはさぞかし度肝を抜かれたことだろうね。



多分青森の五所川原あたりの出身の齋藤さん。

世界で1番綺麗な建物は吉幾三のホワイトハウスだと思ってる彼からしたら相当なカルチャーショックだよね。わかるよ、俺だってこれだけ驚いたんだから恥ずかしがらなくていいよ。


立ちねぶたカッコいいよね!





「あ、僕東京生まれです。」



「え………?テレビもねぇラジオもねぇ村から来たんじゃないの………?」



「僕受験って1回しか受けたことないんです。子供の頃のお受験ってやつです。それで慶應の幼稚舎から大学までエスカレーターで来てるんです。」



「へ、へぇー!そうなんだ!なかなかやるジャン!!俺なんか子供の頃に宮崎市のボンベルタに行ってあまりにも田舎者だから興奮してエスカレーターを逆走して登ろうとしたらコケて膝がえぐれたことくらいしかないね!エスカレーターって怖いよね!」



「ずっとお坊ちゃん学校で、給食はホテルニューオータニのシェフが作ってました。」



「はぁあああ!?なにそれ馬鹿じゃないの!?釣具屋の大谷君のお母さんが作ってたんじゃないの!?」



「毎週、地中海風なになにパスタとかが出てました。同じパスタが出たことはありません。」





信じらんねぇ。



カースト。


なにその格差。

給食でパスタとか出たことねぇし。

焼きそばで限界やわ。


青森ではつゆ焼きそばが給食に出てるんだぞ!!嘘!!知りません!!






宮崎では銀の箱に入ったご飯をクルクル回してオニギリー!!とか言ってました。鼻水たらしながら。


かたや齋藤さんの世界は黒い車が学校までお迎えにくるやつ。




「じゃあミルメークとか知らないの!?」



「え?なんですかそれ?ミル…メー……ク?それってどんなものなんですか?」



「ウヒョオオオオ!!ミルメーク知らねええええええ!!!!カンちゃん!!この男ミルメークを知らないよ!!よし!カンチョウしてやる!!」



「え?なにそれ?私も知らんよ。」



「大阪もなの!!???大阪もミルメークないの!?!?まず給食で牛乳の瓶があるやろ?ミルメークってのは袋に入った粉末で、それを入れたら牛乳がコーヒー牛乳になるというすごいやつ!!休みのやつがいたらミルメークが余るから奪い合いになってたやん!!」



「金丸さん、牛乳の瓶ってなんですか?」



「キョオオオオオオオオオオオ!!!あれか慶應はあれか!!?上からか!?牛乳瓶のフタを乾燥させてメンコにして集めてたやろ!?コーヒー牛乳瓶のフタはちょっとプレミアやろ!?」



「わからないけど面白そうですね!!やってみたいです!!」






な、なんて爽やかな男なんだ………



そりゃこんなホテルなんて別になんてことないですか?そういうことですか。


ビビってるのは俺とカンちゃんだけですか。


中流階級には目の毒です。




加藤さん、お誘いいただいて本当に本当にありがとうございました。

今度プネに行く機会がありましたらイチゴの収穫手伝わせていただきます!!

今度はまたゆっくりお話させてください!!




















インド最後に、とてもインドとは思えないこの世の贅の限りを尽くしたような空間に迷い込み、だいぶ酔っ払ってしまった。



ここには牛はいない。


ウケ狙ってるとしか思えない格好をしたババもいない。



オートリキシャーもクラクションも、飢えも、ストリートチルドレンも、荒野を吹き渡る美しい孤独な熱風も、大樹の下の小さなシヴァの祠もない。


慣れ親しんだ金と、ウェスタンカルチャーと、資本主義の世界。




いつかきっと、あのインドの風が恋しくなるんだろうな。おそらく早い段階で。















ホテルを後にして齋藤さんと3人で空港に向かって歩く。

もうターミナルはすぐそこに見えているのに、オートリキシャーが隣にやってきて、ターミナル?!ターミナルまで100ルピーでいいぜ!!と言ってくる。


すぐそこなのに。

最後までインドだなぁ。



おいおい、ターミナルまで8キロあるんだぞ!?歩くのは無理だから早く乗りな!と言うオッさんに笑顔でバイバイして、そこから歩いて5分でターミナルに到着した。












荷物があまりにも重くて、預け荷物20キロ、持ち込み荷物7キロを2人とも軽くオーバーして焦りながら中身の入れ替えをして調整した。


合計5キロ以上オーバーしていたけど、ギリ見逃してもらえた。



見送りに来てくれた齋藤さん、これから3週間のインド滞在、楽しんでくださいね。

地中海風パスタもいいけど、ギードーサも結構美味しいですよ。



















荷物チェックを通り抜け、イミグレーションゲートへ。

相変わらずどこでもそこでも座り込むインド人たち。
順番抜かしも最後までバリバリだ。








出国はあっさりしたもので、バングラデシュに行ったことを質問されただけですぐにスタンプをもらえた。















搭乗ゲートまで行くと、そこにいるのはほとんどがムスリムの人たちだった。

みんなターバンをし、白いストンとした服を着ている。





そうだ、俺たちはこれから中東に入るんだ。


まさかまたあのアザーンの鳴り響くアラビアの世界に行くことになるなんて。




はっと胸が高鳴るのを感じる。


前回世界を回って、1番旅を感じられたのが中東だった。

あのアラビアの世界がこれまでの日本の生活から1番離れたところだと感じたからだ。



砂埃、アザーン、そこかしこで祈る人々。

モスク、ミナレット、合言葉はインシャアッラー。









ゲートの前で加藤さんにいただいた日本からのお土産を出した。


そこにはコンビニのオニギリと納豆巻きが入っていた。




懐かしい納豆の匂いがする海苔巻きにかじりつき、目の前のイスラム教徒たちを眺めた。


新しい国だ。





















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バンコクのホテルを予約してくださったかたがいました!

美味しいトムヤムクン楽しんでください!

どうもありがとうございます!!


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