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最近アゴダでたくさん予約していただいてありがとうございます!

2016年5月5日(木曜日)
【インド】 ハンピ






朝起きてすぐに荷物を部屋から出した。

この宿のチェックアウトは9時と早い。



今日のムンバイ行きのバスは18時半だ。まだかなり時間がある。


それまで少し作業ができる。













大きな荷物は宿に置かせてもらって、村はずれにある丘の上の遺跡にやってきた。


石段があり、その先にギリシャの遺跡みたいな石柱の廃墟がある。


ここは人もほとんど来ないし、見晴らしがよくて風も吹くから涼しい。


町を見下ろすと、目の前に寺院へと繋がる一本道がのびており、かつての壮大な都市の形を想像することができた。


そんな滅びた町を見下ろしながらギターを弾いた。

















後ろでは、カンちゃんが買っていたブロックプリントの品物の写真撮影をしている。

この写真は販売用サイトにアップするための大事な写真だけど、カンちゃんは元ウェディングフォトグラファー。そのへんの技術はばっちりだ。


色々と角度や背景を変えながら試行錯誤して写真を撮っている。







いつもは灼熱のハンピだけど、まだ午前中の風は熱風にはなっておらず、汗をかかない程度の生ぬるいものだ。


こんなものすごい景色の中、丘の上の遺跡の廃墟でギターを弾けてることが嬉しくて、爪弾くコードも自然とそんなシチュエーションを反映した音になっていく。


寂しさや開放感が欲しくて、開放弦のコードを探して心のままに歌詞を乗せる。



今俺はどんな曲が作りたいんだろうな。


どんな曲を歌いたいんだろう。


















日差しが強くなってきてだんだん汗が流れてきたので、最後にちょっとだけこの壮大な遺跡をバックにしてのビデオを撮って丘を降りた。


とりあえず村のカフェに逃げ込んで冷たい飲み物を飲んでみるんだけど、エアコンなんてもちろんないのでカフェで座ってるだけで頭がぼんやりしてくる。


カンちゃんも赤い顔でしんどそうだ。


暑い国だとしても、すぐにエアコンの効いた建物に逃げ込めるんだったらいいけど、インドではマジで逃げ場所がない。


エアコンの効いてるところなんてあんまりなくて、食堂とかでもみんな汗だくでご飯を食べている。


どこにも涼しいところがないってこんなにもキツいことかと絶望的になってくる。











あああ!!もうダメだああああ!!!とカフェを飛び出し、次にやってきたのはいつものスダカフェ。

インド1冷たい飲み物を出してくれるこの店で頭が痛くなるほど冷たい水をガブ飲みした。


マジで1日で何リットル水分をとってるんだろう。
















今日のバスは夕方なのでそれまで時間がある。


あまりにも暑くて、とてもじゃないけど動き回る気になれなくてカフェで日記を書いたりしながら時間を潰していると、ゾロゾロと日本人のお客さんたちがやってきた。


このスダカフェの目の前には日本人宿があるので、いつもだいたい日本人のお客さんを見かけるんだけど、今日はまた一段と多かった。




茶髪にホットパンツをはいたイケイケのギャル、髭の生えた青年男子、ゴールデンウィークで1週間の旅行で来てるというサラリーマンのかたなど、10人以上が出たり入ったりしてる。

ハンピは日本人に大人気だなぁ。



みんな仲よさげに話してる横で人見知り全開の俺とカンちゃんは2人で聞き耳たてることしかできません。



なになにでさぁ~、なになになんだよねぇ~っていう東京弁を聞くとめっちゃ違和感を感じてしまう田舎者です。




















スダカフェの冷たいラッシーシェイクを2杯も飲んだおかげで体も冷えて元気が出てきた。

よし、そろそろ移動開始だ。


宿に荷物を取りに行き、頭上を猿が飛び交うハンピの村の中を歩いてバス停へ。



そこには毎回のように今にも発車しそうなバスが待ち構えており、急いで飛び乗った。


バスは巨石と廃墟の隙間を縫いながらゆっくりと走っていく。




ハンピ、いいとこだったな。

とにかく暑すぎたけど…………





















ホスペットの町に到着し、バスターミナルの近くにあるバス会社のオフィスの前にやってきた。

椅子が並んでおり、座っているとインド人旅行者がたくさん集まってきて、その中に欧米人の女の子たちもいた。


ニュージーランドから来てる子たちだった。

次はタジキスタンに行きたいって言っていた。

みんな荷物が少ないなぁ。


ドライヤー持ち歩いてる旅人って日本人以外でいるのかな。















30分ほど遅れて19時過ぎにやってきたバスに荷物を積み込んだ。

下の預け荷物。


インド人たちはみんな謎の巨大な袋とかをたくさん持って移動するので、一瞬でバスの荷台がパンパンになってしまう。


まだ何個も積み込み待ちの荷物がある上に、その横で棚を積もうとしてるオッさんがいる。



棚て…………どう考えても入らんやろ…………









ワーワー言いながら何度も出しては積んで、出しては積んでという不毛な時間を過ごし、やっとのことで荷物を入れ終えた。



そしてバスに乗り込むと、前回も乗ったスリーパーバスだ。

完全にフラットなシングルベッドになっており、カンちゃんとくっついて足を伸ばして横になれる。







あー、こいつはいいわーと思ったらベッドのところの電気が壊れててつかなかった。カーテンを閉めるので結構暗くなるから電気がつかないのはちょっと不便。


まぁインドのバスだからしょうがない。




するとバスのスタッフがやってきてこう言った。






「はい、あんたたちバッグ2つ積んだから40ルピーね。」






聞いてねぇ。



しかも金を要求されてるの俺たちとニュージーランド人の女の子たちだけ。


穀物袋とか棚とか積んでたインド人たちは何も言われていない。



もう…………外国人からむしるなぁ………





「なんで初めに有料って説明しないの?なんで終わってから言うの?ここの電気壊れててつきませんよ?なのにお金払わないといけないんですか?ライトがつきませんよ?壊れてますよね?」




おお……カンちゃん、結構言うね……………




「だって腹立つやーん。私たちにだけお金払えって言ってきてー。」




しぶしぶ40ルピー、70円を払うと、エアコン付きの涼しいバスはゆっくりと走り出した。

















死ぬほど暑い毎日なので、少々高くてもエアコンの中で移動できるなんて嬉しくてたまらない。


スリーパーの快適なベッドに横になり、涼しくてサラサラの肌でカンちゃんとくっつき、日記を書き、作業もはかどる。


ここ最近ずっと暑さで寝苦しく、熟睡できてなかったので、エアコンのおかげでウトウトしてきた。








目が覚めたらインド最後の町。ムンバイだ。









~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ミャンマーの宿をアゴダでとってくださったかたがいました!!


最近たくさんの方がこのブログから宿をとってくださっており、本当に嬉しいです。



このブログから宿をとってもらえると、僕に何パーセントかのマージンが入ります。

ホステルとかだったら100円、200円の話だけど、いいホテル数泊分とかとってもらった時はかなりでかいです。


ブルジュハイファのスウィートとか入ったらヤベェことになる!!!




ブルジュハイファのスウィートはアゴダで予約なんかできんか。わからんけど。






もちろん、ホステルでもリッツカールトンでも同じように感謝しております。





ミャンマーはまだ行ったことないので羨ましいです!

素敵な旅になることを願っております!!


どうもありがとうございます!!

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