2016年2月26日(金曜日)
【インド】 バラナシ
インドでは10年くらい前まで、薬が買えずに子供が死んでたなんてことは普通にあったんだそう。
就学率も30パーセントくらいしかなかったのが、今では70~80パーセントくらいまでに上がってるという。
この動かざること山のごとしのバラナシですら、10年で大きく変わったみたいだ。
これから10年間は一体どんな風に変わっていくんだろうな。
リキシャーとかなくなってるかもしれん。
まぁこのパイセンがいる限りインドはインドのまま安泰だよな。
これバラナシ以外にいたら即、精神病院行きです。
身体中に白いペイントをほどこし、っていうかまず町中で全裸っていう時点で逮捕です。
思わず、全裸ということをスルーしてしまいそうになりました。さすがはパイセン。
身体に白いペイント、髪の毛とヒゲは伸び放題のナチュラルドレッド、そして手にファイナルファンタジーみたいな武器を持っている。
どう見ても変態。
ていうか全裸なんだけど、チンチンがない!!
え!まさかおばさんなの!!??
と思ったら、なんとパイセン、
手に持った武器をお尻の後ろに回し、こともあろうに柄のところにチンチンをくくりつけて巻き込んでいたのだ。
中2しかやらない思春期の遊び。
それをドヤ顔で披露している。
日本にいたら犯罪史に残る変態になれる。
しかも!!!!
なんと!!!!
観衆の中の1人がこのパイセンの取り巻きに呼ばれ、前に出てきた。
どうみても旅行でやってきたアジア人の観光客だ。
なにが起きるんだ?と思ったらなんとパイセン、そのアジア人観光客をチンチンを巻き込んでいる武器の上に立たせたのだ。
つまりチンチンで人間1人を支えるという荒技をくりだした。
でもさすがにかなり痛いようで、顔を苦痛に歪ませている。
思いっきり両手で武器を支えているし。
アジア人観光客の次は欧米人の若者を乗せてあげており、取り巻きが、この驚異のパワーを持つババにドネーションをするべし~~!!と叫んでいる。
もうただの見世物だ。
その間も苦痛に顔を歪ませているパイセン。
友達いるのかな…………
宿に戻って荷物をまとめて下ろした。
今日でバラナシはバイバイ。
今回滞在してみて、ストリートチルドレンに音楽を教える場所はバラナシではないと思った。
このバラナシはあまりにも物乞いが多すぎるし、さっきみたいな常軌を逸したパイセンもおるし。
この町は根本が違う。
路上パフォーマンスで稼げるような場所ではない。
それに俺が歌って実際に稼げた町で教えたい。
だとしたらやっぱりコルカタだ。
コルカタに行こう。
と、ここまで調子よく書いてますが、もう無理だ。
ヤバいダメだ。
体調が悪くてこれ以上書けません。
ご期待通り下痢になってます。
ゲロも吐いてます。身体がきつくて動けません。
やっぱインドきついわ…………
へこたれそうだ。
明日からの日記はちゃんと書いてるので今日まで写真でご勘弁を。
★久美子ハウスはこんな遺跡みたいな建物。
★誰とでもすぐ仲良くなる天才写真家、ショータ君。
★髪の毛こんな感じ。
★牛すごい。
★初めてボート乗ってみた。船頭さんの年季が異次元レベルすぎてヤバい。
★川から見るバラナシはまるでこの世の果て。
★対岸は何もなく、広大な砂地が広がるのみ。別世界に来たみたいだ。
★ショータ君に写真うまいって褒められた。
★神様の遣いみたいだわ。
★バラナシでトップクラスに日本語がうまいインド人。名前はタカシ。
★ここでショータ君と別れて俺は1人で夜行列車に乗りコルカタへ向かった。
★こんなにリアルびんぼっちゃま初めて見た………………
あー、下痢ひどい……………
エネルギーが1ミリもないわ……………