2月5日 火曜日
【ヨルダン】 アンマーン
昨日までいた大学生たちは、みんな朝早くにエジプトやイスラエルに出発しており、宿には他の宿泊客がいなくなっていた。
2階の洗面所に、死海の泥が放置されたままになっており、歯を磨こうと思ったら洗面台のパイプが詰まって水が流れなくなっていた。
部屋にはゴミが大量に残っていたし、昨日俺が宿に戻ってきた時も5人ドミトリーに2人しか泊まっていないはずなのに、彼らが荷物を散らかしまくっていてどれが空いてるベッドなのかわからないような状態だった。
台所には使ったコップが洗わずに散乱していたし。
日本人は群れたり慣れたりすると、とたんに雑になる。最初はあんなに謙虚なのに。
日本人の謙虚さが他人の機嫌を伺うところから来ているものだと思われてしまったら、それこそ日本人の恥だ。
常に誇りからくる謙虚さでありたいものだな。
今日は路上はお休みして、ちょっと遅れている日記書きと、レパートリーの追加をすることに。
イスラム圏に入ってからなんだけど、なぜかホテルカリフォルニアのリクエストが異常に多い。
必ず毎日言われる。
あとイエスタディも言われる。
この2曲はきちんと出来るようになっとかないといけないな。
あとボブマーリーもセッション用に他に何曲か出来るようになっとかなきゃいけない。
練習練習。
お昼くらいにポツポツと新しい日本人がやってきた。
みんなが尋いてくる。
「ここ何日いるんですか?」
よ、4日も泊まってる(´Д` )
彼らからしたら軽く沈没しちゃってるダメ野郎みたいになっちゃってる(´Д` )
なので沈没者らしく、どっか美味しいご飯をありますか?と言う彼らと一緒にランチへ。
大好きなシシケバブ屋さんに連れていくと、とても喜んでくれました。
調子に乗った沈没者は、いいとこあるんだぜ!!と、さもこの町を知りつくりしているかのような顔で先日行った古着のマーケットに連れて行ってあげようと、移動のバスまであと3時間しかない彼らを先導し、道を間違え、ひたすら歩かせるだけ歩かせて結局マーケットは今日休みだったという重罪を犯してしまい、もう俺は死のうかなと思いました。
彼らはとてもいい奴らで、全然気にしないでいいっすよと言ってくれ、わずかな時間でお土産物屋さんを回って、いそいそとバスに乗って去って行きました。
あああああ!!!!!
なんてことをしてしまったんだぁ!!!
彼らの貴重なアンマーンでの滞在時間をー!!!
ゴメンね………ゆうし君(´Д` )
彼らは衣を買ったりしていました。
日本に持って帰って、ソファーのカバーにしたり床に敷いたりして使うそう。
なるほど。オシャレだな。
日本で本場のマットやカバーを買おうと思ったら数万円するのが、ここでは1000円~2000円で買えるわけだからな。
うーん、賢い。
そんな現地のお土産物ってまったく見てないなぁ。
あ、ダースベイダーの撮影に成功しました!!
最近、イスラムの女の子がエロく思えてきました。
エロいよね!?
歩いていると、道端でアラブ人に囲まれてるアジア人のバッグパッカーを見つけた。
道を尋ねているような雰囲気だけど、まぁダウンタウンのヨルダン人たちはまったく英語わからないくせに、俺が俺がと群がってくるからね。
意味もなく。
「どうしたんですか?」
「あ!ホテル探してるんです!!安いとこ!!」
というわけでマンスールホテルに連れて行ってあげました。
彼は韓国から来ている若者、ヒョンジェ。
甘いマスクのイケメン。
この夜はレセプションのルアイも含めて4人でひたすら下ネタの話をしてました。
「旅先でのチョメチョメはしなければいけないんだよ!!?日本人の旅人はみんなやってるよ!!彼氏がいるから、彼女がいるから、とかそんなのバレなきゃいいんだから!!女の子と仲良くなったら俺に言うんだぜ!!ちゃんと個室を用意するから!!」
ルアイ、なかなか話のわかる男。
まぁ俺は彼女がいるから何があっても紳士に断るけどね。
つ、つ、強がってないもん!!
アッラーは見てるからね!!
インシャアッラー!!!