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中国人の写真の撮り方は異常

10月13日 土曜日


イングランドから来てる女の子バックパッカーのイビキがうるさい。


そして朝方には他の部屋の男たちが起きて、大声で騒ぎながら支度をしている。


ゆうべも日付が変わったくらいにホステルに帰ってきた彼ら。
静まり返ったホステルの中に彼らのイヤッホーウ!!という叫び声が響き、ドカドカ歩く音が建物中に響き渡っていた。

いくら安宿とは言っても最低限のマナーはあるよな。
いや、ホステルなんてこんなもんなのかな。






「ゆうべの曲は覚えてる?」


台所で朝の紅茶を飲んでた俺にスキッピーがやってきて言った。

こうして1人旅をしていると、他の音楽に触れる機会がすくなくて、曲作りをしていてもどうしても自分のクセのコード進行やメロディから抜け出せない。

それがスキッピーの耳新しいチェコ音楽に触れてとても新鮮な刺激になった。
色んな国の、様々なメロディに触れて、吸収してやる。


スキッピーがもう一度、歌ってくれた。
遠く旅立つ俺に最高の餞別だよ。
ありがとう、スキッピー。

photo:01







町に向かって歩く。今日ももくもくと煙を吐く煙突が町をぼやけさせている。


お城の前の通りにはすでにたくさんの観光客で溢れかえっていた。

photo:02




昨日、土産物屋の中のおじさんが、土曜日はすごい人出だからきっと稼げるぜ、と言っていたんだけど、まさにその通り。まともに歩けないくらいの人ごみだ。

photo:03







そんな中で今日も路上開始。

ここから次の町、プラハまでヒッチハイクするつもりだけど、だいたい3時間くらいの距離らしい。
16時くらいからヒッチを始めれば、うまく乗ることが出来れば今夜中にはたどり着けるはず。
それまで稼いでやる。




今日も大撮影会。
中国人たちが遠慮なくカメラを向けてバシャバシャ写真を撮ってくる。

手にグローブをはめたプロカメラマンみたいな風体の中国人のオッサンたちにとりかこまれ、俺を題材に写真の講習会みたいなのが始まる。
この角度ではこう撮る、この日差しにはこういう絞りで、とベテラン風なおじさんがみんなを指導している。ふむふむと感心しているみなさん。


俺には何も言わないで(^-^)/



もちろんビデオを録るやつもいる。


あまりにもひどいからカメラ向けられたらわざと動き回ったり、そっぽ向いたり、思いっきりカメラ目線をしてみたりするけど、やっぱりシェーシェーどころか笑顔ひとつ見せないで去っていく。



よし、そんなに写真撮りたいんだったらもっと撮らせてやろうじゃねぇかと、デカイ一眼レフで俺を撮りまくってた中国人の女の人に、俺のiPhoneでも撮ってくれとお願いしてみた。


すると、水を得た魚のように、俺の周りを動き回り様々な角度から写真を撮っている彼女。


どれどれ、腕前拝見。




あんた上手ね(´Д` )

photo:04







彼女に免じて写真撮るの許可するよ。





photo:06



15時になっても人出は減るどころが一段と増えてきた。
しかしそろそろ出発しないと暗くなってはヒッチはできない。日本では夜ヒッチはいつもやっていたけど、外国で真っ暗な中、アジア人のバックパッカーを乗せる人なんていないだろう。俺も怖いし。

photo:05



荷物を片付け、慣れ親しんだ石のベンチで一服。
目の前にある3軒のお店。

観光客に人気の洋服屋さん、
アンバーのジュエリー屋さん、
ピザ屋さん、

3日間黙って歌わせてくれてありがとう。

橋の方へ行ってみる。何度見ても目を見張るほど美しいお城の塔。
歴史が漂う石畳の路地裏がのび、紅葉と落ち葉が彩りを添える。

ここは世界一美しい町、チェスキークルムロフ。

photo:07






お世話になったみんなに挨拶して回り、町の端っこにある門をくぐる。
するとそこには大きな幹線道路があり、たくさんの車が走っていた。
この門が夢の世界と現実世界の出入り口だったってわけか。

photo:08






さぁ!今日中にプラハまで行くぞ!

スキッピーの話では、バスならばこのクルムロフからプラハまで、わすが180クラウンで行けるとのことだった。

しかしどの国でも一度はヒッチハイクしたい。



町外れのバス停まで歩き、そこで親指を立てた。

チェコのみんな!
乗せて下さい!
出来れば優しい人!



うおーーー!!
わずか15分で止まったーー!!!

ボヘミアンマジック!!



運転手さんは刺青だらけの熊みたいなゴツイ兄さん。
たぶん同い年くらい。

彼の趣味は、オフロードを自転車で駆け抜ける危険なスポーツ。あれ名前なんていうのかな。


「チェコは確かに貧しいよ。でも生活には困らないし、俺は最高にハッピーな人生を送ってるぜ!!」


望み通りの優しい兄さん。
とてもピースフルな考えの持ち主。

photo:10







兄さん
「ほら、あそこにお城が見えるだろ?」


文武
「わー!すごい!チェコはお城だらけですね!」


兄さん
「そうさ、たくさんのお城とマクドナルド、それがチェコさ。」



そんなイカした兄さんにチェスキーヴジェヨビチェまで乗せてもらった。

彼の愛するビール、チェコバドワイザーの工場の前を通ってもらったりして、町外れの一本道まで送ってもらった。

photo:09




「この道を通る車はみんなプラハ行きだから!気をつけてな!!」


ありがとう、兄さん!!

よーし!!
この調子で一気にプラハまで行っちまうかー!!






それから1時間。

まったく止まらない。

とうとう日が落ちてあたりが夕闇に包まれはじめ、ヒッチを諦めた。

チクショー、行けると思ったんだけどなぁ。





19時にもなると、すでに真っ暗闇。
夜風が冷たすぎる。


明日、ダニエルが言っていたクリシュナのミーティングがプラハの寺院で行われる。
たくさんの人たちがマントラを歌い、踊り、そして祈りの後には懇親会みたいな感じで食事の振る舞いもあるという。
みんな素晴らしい人たちばかりだから!と言っていたダニエル。

時間も場所もわからないが、人にたずねまくればきっとたどり着けるはず。
そう期待してクルムロフを出たんだ。
ダニエルのように友達になれる人ときっと出会える。
そのためには明日一刻も早くプラハに行かなければいけない。

朝イチのバスに乗るためにヴジェヨビチェのセントラルへ向かって歩いた。





めちゃんこ歩いた。


めちゃんこ。




なんとなくで歩いて行ける距離じゃなかった。

そして自分がいる位置もまったくわからない。

完全に迷子(´Д` )


夜の郊外を、ただただ堂々めぐり。


クルムロフの感じで人に英語で道をたずねるが、みんな英語が喋れない。まったく。

そうだよ。クルムロフは観光地だったんだよな。
普通のチェコ人は英語が喋れないんだよ。



いい加減、疲れ果てたころに大きなスーパーマーケットを見つけて入ってみた。

なんでも売ってる大きなショッピングセンター。

奥の方では家電も売っていた。

photo:11




32型の液晶テレビが3万円しない。


めちゃ安い!



そしてつい先日ドイツ・オーストリアで買ったキャリーバッグやテントも売っていた。


めちゃくちゃ安い(´Д` )(´Д` )(´Д` )


チクショー、あと少し我慢してればどれも半額で手に入っていたじゃねぇか。

スロバキアやハンガリーに行けばさらに物価安いらしい。

まぁ仕方ないか。
タイミングなんて風まかせだ。




スーパーのレジの女の人や、その辺のお客さん、色んな人にセントラルの場所をたずねるが、みんな英語がわからない。Goもわからない。

かろうじて多少わかる女の人がいたので、ここはどこですか?とたずねた。


「ここはスーパーマーケットよ。」


んなこたわかってんだよ!!!!
よほど俺がアホ野郎に見えるのか?
それで、はい、わかりました、って言うような質問するわけねぇだろ。




途方に暮れつつ歩き続ける。

photo:12




ここはいったいどこだ?

夜風が冷たすぎる。指の感覚がなくなり、鼻が痛い。

もう10月もなかば。
これからさらにポーランドまで北上するつもりだけど、一体どれほど気温下がるんだろう。

さらに、この調子で進んでいたら、年内にイギリスなんて到底無理だ。

歩きながら、プランを考え直さないといけなさそうだなと思った。





今日のクルムロフでのあがり。

1560クラウン

24.6ユーロ

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