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Fackin good night

8月1日 水曜日


公園のベンチで目を覚ます。
うぅ、寒い……
ゆうべの気温が10℃だったから朝は5℃くらいか。
でも眠れない気温ではない。
ここはロフォーテン諸島、スボルベル。

さて、朝飯どこにしようかなーと町中を散策。
町の真ん中に大きなスーパーマーケットが2つあるが、他にはないかなーと歩き回っていると、

ありました、ユーロスパー。

安いんだよねここ。
惣菜売り場でどれにしようかなーと品定めし、店員さんにラザニアともう一つなんかわからんけど美味しそうなやつを30クラウン分つめてくださいとお願いする。

大きなスプーンでごっそりパックに入れてくる店員さん。

え、あ、ちょっと、それ多すぎるんじゃないですか……?

ほら、やっぱり45クラウンもする。
俺の英語が下手すぎてたまに伝わらない時があるんだよな。


え?なに?これで30クラウンでいい?

これだからユーロスパー大好き!!

いつも飲んでるパックのコーヒーも持ってレジへ。
そしてついに、タバコを購入する時がきた。

ロシアで買ってきた名前わからんけど安いタバコがついに底をついたのだ。
1番安いのをお願いしますと言い、出てきたタバコの値段………

72クラウン。

940円。

高ぇにもほどがある。

しかしタバコは俺にとって必需品。
節約しながら吸うとしよう。

腹ごしらえをして、町で1番人が集まるであろう、港の広場へ。
フィヨルドクルージングなどの観光船が発着するこの港の広場には、たくさんの土産物の露店が並んでおり、周りのオープンカフェでは人々がのんびりくつろいでいる。
ウミネコの鳴くのどかな、でもワクワクするような旅の町。
目の前の海には切り立った断崖絶壁が黒々とそびえている。

こんないいステージ他にないぜとギターを鳴らした。

photo:01




しばらく歌っていると、目の前の露店のおばちゃんがこっちにきて話しかけてきた。
どうやら今日は息子の誕生日らしく、ハッピーバースデーを歌ってほしいとのこと。

「ほら、あそこ、あそこにいるのが息子よ。アレックっていう名前よ。」


よしきた、とハッピーバースデーを歌う。
すると、広場にいた人たちがなんだなんだと笑顔で振り向き、一緒に歌ってくれる。
昼下がりの青空の下、港の広場にハッピーバースデーの合唱が響いた。

photo:02





今日も5時間。
足元にはたくさんのクラウン。
それに混じっていろんな国の硬貨。
ユーロ、スウェーデンクラウン、ルーブル、デンマークのお金もある。
ユーロにかわったのっていつなのかな。たまにその国の古い硬貨が混じってたりして、スーパーで使えなかったりする。
それにしてもコインの模様はどこもそれぞれ個性があって面白い。
集めてみようかな。


荷物を片付けて帰ろうとしていると向かいのカフェの店員の女の子が走ってこっちにやってきた。

あなたすごいわ、よかったら食べて!

ブルーベリージャムとクリームの美味しそうなパンをもらった。
明日からコーヒーはあそこのカフェで決まりだ。


こうしていろんな町で歌ってると、よくローカル新聞の記者さんに取材をお願いされる。トロムソでも最後の日に取材を受けたんだが、発行されるときにはもうその町にいないから読めないんだよなー。

次に取材を受けたらその記事が発行されるまで滞在するとしよう。


今日は結構稼げたので、自分へのご褒美にビールを買った。
もちろん1番安いやつ!
500mlで24クラウン!
なんか消費税みたいなのをあわせて25クラウン!

330円なら日本とそんなにかわらない!
でも外で飲むには寒すぎる(´Д` )

昨日の公園の小屋で震えながら乾杯。

photo:04




ゆっくりとご飯を食べながらその日の稼ぎを計算する。
この時間がとても楽しい。
稼ぎが多ければ多いほど楽しい。
今日のあがりは1180クラウン。

photo:03




明日もこの町で歌うかな。
ロフォーテンは見所が満載。
どこがオススメがいろんな人から情報を仕入れて動こう。


今、夜の21時。
青空にウミネコの鳴き声。
さて、曲作りしようかな。




曲作りも終え、寝袋の中に潜り込んでから何時間かしただろうか。
外が騒がしい。
静まり返った町の中になにやら叫び声が聞こえる。
どっかの若者が酔っ払って大騒ぎしてるんだろうと、そのまま眠りにつこうと寝返りをうつ。

するとその叫び声がどんどん近づいてくる。
おいおい、頼むぞ、こっち来るんじゃねえぞ、と寝袋の中で祈り続けるが、願いもむなしく最悪なことにその叫び声の主が俺の眠ってる小屋の中に入ってきた。

寝袋の隙間からのぞいてみると、泥酔した女の子が目の前のベンチに座って大声で叫んでいる。
勘弁してくれよと寝たふりを決めこんでいたのだが、そんな酔っ払いが俺をほっとくわけがない。

ヘイ!ヘイ!
ウェイクアップ!
カモン!ギタープレイ!!


ゆすり起こされ、寝起きでビールを飲まされる。
1~2曲歌えば帰ってくれるかなと思い軽く歌ってあげたら、


オーーーーー!!!
アメイジーーーーーング!!!!



と町中に響き渡るような絶叫をあげて興奮し出し、彼女たちと飲んでた悪そうな男たちもやってきて、すげーめんどくさいことに。
酔っ払って興奮した彼らに、うちに来て眠ればいいから!!と言われ、気をつかってろくに眠れないことが目に見えているが断れずに彼らの家へ。

汚いアパートの一室。
ミルクやパンが散乱した床に寝転がってる男。
オジーオズボーンの女版みたいな女の子にキスをせがんでる男。
そんな中でタバコの浮いてるビールを飲む俺。

photo:05




ヘイ!ファッキンアメイジングジャパニーズマン!!
ファッキンシガレット?オア、ファッキンビアー?

すべての単語にファッキンがついてるのが面白くてしょうがない。


トイレを探してドアを開けたらそこには彼らのうちの誰かのお母さんが寝ていた。

とんでもねーとこに来てしまったと、まだ大騒ぎしている彼らをほうって、さっさとソファーに横になった。


Fackin good night……

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