スポンサーリンク





東京でCDを作り始めると見せかけてラーメン







リアルタイムの双子との日常はこちらから






栃木県の真岡にある大前神社にやってきた。




この大前神社で月1回行われている大骨董市。


掘り出し物の数日本一、なんていわれてる有名な骨董市なんだそうだ。





ドキドキしながら車を降りると、もうすでに人でごった返している。





150メートルほどある参道の両脇にズラリと並ぶ出店、出店、出店。


焼き物、着物、カメラやら昔の雑誌やら、お婆ちゃんちの物置をひっくり返したようなガラクタを並べた出店をひとつひとつ見て回った。



江戸時代の火消しが着てた防火服、ハサミや包丁なんかの金物、何に使うかわからない木の枝の束、とにかくすごい数だ。



やっとこさ境内までやってくると、目に飛び込んできたのは大前神社の名物、巨大エビスさん。






日本一の大きさっていうけど、そもそも大きなエビスさんなんて誰も作らんよな。



「おーい、今日なんか入っでるー?」



「んー、今日は全然ないっぺなぁ。」



おじさんたちが慣れた様子で骨董品の品定めをしている。


枯れた木々、白い息、みんな厚着して境内の中の古い物を手に取る。


これぞ蚤の市ってやつだ。



寒風に吹かれながら屋台のうどんを食べたら、次に今日のメインイベント、益子の共販センターに向かった。











アメリカは人種のるつぼだけど、この益子は陶器のるつぼと言われてるんだそう。


備前、瀬戸などの有名な焼き物の地には今も一子相伝の風習があり、よそ者はそうやすやすと看板を掲げることはできない。


そんな人たちがわらわらと集まってできてる益子の焼き物文化。


そのため益子では日本全国の焼き物を買うことができるとのこと。


窯元の数も恐ろしいほどあり、観光客の数も半端じゃない。




そんな益子の中にある共販センター。





大型の観光バスが絶え間なく出入りする建物で、クソデカいタヌキがお出迎えしてくれる。


数え切れないほどの器とギャラリーがひしめいていて、まさに焼き物の巣窟だ。





型抜きの大量生産の山をくぐり抜けて向かったのは有望作家個展場のスペース。


階段を上がって行く途中にも、植木の影なんかに茶碗が転がったりしてる。



「おおおー!来てくれましたかー!!徳利いくつか作っといたからゆっくり選んでってねー!!」



俺のことを覚えてくれていたのは足尾焼きの斉藤正三さん。


そう、先日の約束通り、徳利を買いに来たってわけだ。



この綺麗な紫色の釉薬がかかった作品たちは、無限にある陶器の中で一際洗練されたオーラを放ってる。


焼き物って窯元まで行って作家さんとお会いしてから買うとこんなにも違って見えるもんなんだなぁ。




超気に入った徳利を1800円で購入。

斉藤さんの作品、どれも安すぎ。






大満足でつくばの部屋に戻り美香と2人で料理を作り、ゆっくりと食べる。


足尾焼、斉藤正三さんの紫の酒器で、40℃人肌燗にした一人娘をいただく。


あー、最高すぎる。


日本っていいなぁ。
















バイト、北関東巡り、それなりに忙しく過ぎていく日々だったんだけど、この関東にいる間にもうひとつやらなければいけないことがある。



それは神奈川にいる友達の光ちゃんとCDを作ること。



せっかく関東にいるんだし、昔の音楽仲間の光ちゃんとCD作れたらいいねって話してたんだけど、アレをなんとか実現させたい。


というわけでバイトを終えて茨城から東京へ向かって6号線を車を走らせた。










なんとか六本木までやってきたんだけど、死ぬほど都会の東京に車で来るなんてめちゃくちゃ緊張する。


やっぱり東京を走ると、大阪ですら地方都市に感じるくらい建物がめちゃくちゃ多いしビル高いし、都市エリアがとてつもなく広い。


人間多すぎ。


開発しすぎ。




「なんじゃこりゃあああああああああ!!!!」



そんな東京の街の中にバビロンくらいヤバい建物がそびえ立っていた。






こ、これが六本木ヒルズか…………


光ちゃんと合流して、すぐご飯に行く予定だったけど、せっかくなので六本木ヒルズに突撃してみた。









いきなりどデカいガラスの回転扉にハサミ殺されそうになったので、田舎の野生でなんとかくぐり抜け、次に空港とかにある金属探知機。


至るところに立っている警備員。


確かにこの建物が吹っ飛んだら、すぐ下に位置する繁華街やウジャウジャいる人間たち、残らず瓦礫の下だな。




展望フロアーがある52階までわずか15秒くらいで上がるエレベーター。


マジ山形屋のエレベーターどうなってんだ?








展望台の夜景はヤバすぎた。





一面ガラス張りのフロアーから東京の夜景が一望できた。


隙間ない光の海が彼方まで広がり、その中に新宿の高層ビルやレインボーブリッジが見える。



一際目立っているのはやはり東京タワー。


赤い鉄塔の東京のシンボル。



東京タワーが建ったころはまだこの街も高い建物がほとんどないボロい風景だったんだろうなぁ。



それにしても空には星がない。


人間は夜空の星よりもたくさんの光を地上に作っている。










展望フロアーから観光客ルートを降りていくんだけど、六本木ヒルズの中は、まるで映画に出てくる近未来の空間そのもので、最先端のアート作品や高級なインテリアが展示されていた。


木造建造物くらいしかない田舎育ちからしたらマジタイムスリップだわ。


東京すげぇ。












六本木ヒルズを探検し終わったら光ちゃんのバイト先である南青山のハーデンタイテンっていう中華料理屋さんにご飯を食べに行った。



マジでぐるナイのゴチバトルに出てきそうなめっちゃ高級店。

オシャレすぎる。


油ベトベトの田舎の中華屋と同じ星ですか?ってくらい次元が違う空間で、すげー緊張する。



「光ちゃん、このピータン豆腐って700円のやつ。ご飯と味噌汁ついてるの?」



「それは前菜だよ…………」



もちろん全て異次元に美味しかった。


こんな高価なもん食べたのいつぶりだろ?



しかも支配人の大城さんが、サービスで和牛のサーロインを出してくれた。












さぁ、東京には観光に来たわけじゃない。


遊んでる暇はないので翌日からすぐにCD作りに取りかかった。



と見せかけて新横浜のラーメン博物館へ。




おい!!!CD!!!!!



300円の入場料を払って中に入り、カップラーメンの歴史、麺の歴史、ラーメンの歴史、屋台の模型とかを見て回る。



CDは!?!?



館内は昭和の街を完全に再現した空間になっており、石原裕次郎の映画ポスターや古びたネオン、駄菓子屋や電信柱といった感じで、めっちゃ懐かしい路地裏の風景。













そんな町の中の一軒一軒がラーメン屋さんになってるという趣向で、全国の有名なお店が散らばってる。


ていうか人おりすぎ!!!

行列すごすぎ!!!


有名なお店の行列なんかマジで裏の非常階段みたいなところまで続いてる。









そんな並んでまで食うか!!!



とてもじゃないが待てないのでラーメン博物館を出て、みなとみらいを少し周り、横浜中華街で同撥とかいう店に行ってご飯を食べた。



































そんで光ちゃんの家に帰ったらすでに21時。



ひょおおおおおおお!!!


CD作りに来たんですうううううううう!!!!





早く作業するぞ!!!!







早くうううううううう!!!!!








と言いながらさりげなくプレステ2の電源を入れて三国無双スタート。


キエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!


楽しいいいいいいいいいいいいいい!!!!





リアルタイムの双子との日常はこちらから





スポンサーリンク



ブログのランキングというやつをやっています。
よかったらクリックして下さい。
クリックが投票の代わりになります。

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ
にほんブログ村



世界中のホテルが予約できるサイトです。
家族旅行もバッグパッカーも、ここから予約してくれたら僕にアレがアレなのでよろしくお願いします! ↓↓