長らく続いたラーメンブログもこれでしまいか………
いや!海外のラーメンもある!
クソまじい!なんだこれ?クソか?
って言ってやる!
さぁ、日本最後のラーメンはこれ!
鳥取県米子市
天心
野菜ラーメンが美味い。
うん!うまい!
懐かしい味!
なんでこんなローカルなお店にたどり着いたのか。
それは今朝の神ファミリーとの出会いにさかのぼる。
昨日の夜、ランクルのお兄さんに連れて来てもらった三次の町。
さあー、気合いで稼ぐぞー!って飲み屋街がねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
あばばばばばばびぼばばばばばはなびば(´Д` )(´Д` )(´Д` )(´Д` )(´Д` )
ロシアでの食べ物、
サッポロ一番に決定。
途方に暮れて三次の町を背に歩きだす。どこまでもどこまでも。
汗ばむ体。
足音と吐息。
たどり着いた山の中のボロボロのパーキング。
街灯もなく、ただあるのは静寂のみ。
たまに通るトラックに手をあげるが、こんな夜中の山奥で不審な男を乗せるドライバーなんていない。
悪戦苦闘ぶりは、ホームページの映像のとこにあげてます(´Д` )
くたびれ果てて、潰れた建物のコンクリートの上に寝転がった。
汗臭い体。
まだ体が野宿を抵抗している。
一度やってしまえばいつものようにタガが外れるだろうと、横になった。
眠れねえ。
あ、雨降ってきた。
よーしよーし、そういうつもりね。
うんうん、いーよ。いいんじゃない。
カンベンシテクダサイ(´Д` )
北海道の雪解けのようにゆっくりと明けていく夜の闇を見つめ、道路の白線がはっきり見えるようになってから立ち上がる。
ロシア行きのフェリーは今夜出港する。
なんとしてもつかまえないと。
雨の中カッパを着こんで道路脇に出た。
こんな雨の中、止まる車なんていない。どんどんノーブレーキで通り過ぎていく。
やばい。
車とともに時間が無情に走り去っていく。
やばい!やばいやばい!
これフェリーに乗れねーんじゃねえか?
そんな悪夢が頭をよぎる。
もう8時半。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!止まってくれーーーーーーーーーー止まったーーーーーーー!!!!!
兄さん
「境港?いいよ、ほんとは松江までじゃけど送ってくけ。」
神ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!
文武
「日本最後のヒッチハイクです!!みなさんのことYouTubeにあげてもいいですか!?」
奥さん
「ゆーちゅーぶってなぁに?」
最高に優しいファミリー。
100円ショップやドラッグストアーに寄ってくれ、俺の買い物に付き合ってくれる。
「ねぇねぇ!しりとりしよーよー!」
かわいい娘のいろはちゃんと手を繋いで歩く。
そしてそしての………
ラーメンでごさいました(^_^)
兄さん
「元気でな。」
奥さん
「元気でねー。」
いろはちゃん
「バイバイ!」
最後の人がこの人達で本当によかった。ありがとうございました。
そしてついに、ついに、来てしまった。
境港 国際旅客ターミナル。
あ!ロシア人がいる!
ロシア人ってわからんけど多分ロシアのかた!!
ロシアおじさん
「ピロシキピロシキマトリョーシカ。」
やべえちょーこええ。
恐る恐るターミナルの中に入ると、いきなり横に雑な受け付けがある。ん?受け付けじゃねえ。両替所だ。
両替おじさん
「円はなるべく円で持ってたほうがいいよ。ルーブルからユーロより、円からユーロの方がいいから。使う分だけルーブルにするのがいいね。」
優しい!
こんな優しい人ばっかりならいいのになぁ。
さて、17時になったら受け付け開始。
19時に出港。
海に出て日本の電波が切れたその瞬間から、このケータイはWi-Fi専用機と化す。
ドキドキが止まらない。
俺はうまくやれるかな。
雨はまだ降り続いている。
火照る体を冷ましてくれ。